デジモンアドベンチャー02(DIGIMON ADVENTURE 02)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デジモンアドベンチャー02』とは、フジテレビ系列で放送された前作『デジモンアドベンチャー』と世界観が同じ続編であり、冒険、バトルアクションが詰め込まれた少年向けアニメ。全50話。原作は本郷あきよし。デジタルワールドに現れた、新たな敵デジモンカイザーに、新旧の選ばれし子供たちとそのデジモンたちが挑んでいく。今作は前作と比べて進化方法の多彩さなどが魅力。さらに、前作からの登場人物たちの成長した姿を見ることができる。

CV:永野愛
個体は違うが、前作同様エンジェウーモンとビンタの応酬を繰り広げる。シルフィーモンによって倒される。

ナレーター

CV:平田広明
前作からずっとナレーションをしている。その正体は、大人になったタケル。

『デジモンアドベンチャー02』の用語

デジタルワールド、現実世界以外の世界

暗黒の海

デジタルワールドとは似て非なる世界。ダゴモンの海とも呼ばれる。ヒカリ、賢、及川がこの世界に連れてこられた。ヒカリは、この世界の神に捧げる花嫁として連れてこられた。賢は、及川にこの世界にメールで呼び出され、デジヴァイスを暗黒デジヴァイスに変えられ、デジモンカイザーとなった。及川は、ここでダークタワーなどの情報を得た。

異世界

物語の終盤にべリアルヴァンデモンと選ばれし子供たちが戦った場所。他の世界とは異なり、自らの願いが実体となって現れる。データだったヴァンデモンは、ここで及川の生命エネルギーや暗黒の種の力で力を増幅させてベリアルヴァンデモンとして復活した。子供たちは、アーマー体やジョグレス進化などの、今までに進化した進化体がほぼ全て実体化した。

アイテム

D-3

今作の選ばれし子供たちが手にしている新しいデジヴァイス。「DIGTAL(デジタルの)」・「DETECT(検波する」・「DISCOVER(発見する)」という3つの単語の頭文字を取ってD-3(ディースリー)と呼ばれている。
大輔、京、伊織が使う物は、勇気のデジメンタルから生み出された物で、タケルとヒカリは自分の持っていたデジヴァイスがD-3に変化した。
D-3のオリジナルは賢が持つ物であり、大輔たちが手にしたD-3はオリジナルを持つ賢の暴走に対抗する為に同じ形になった。
D-3は、デジヴァイスと比較して機能が追加、強化されている。デジタルワールドへのゲートを、パソコンがあれば任意に開くことができる。デジタルワールドに行くと服装が変わる。デジヴァイスやD-3、デジメンタルの位置を最初から探知することができる。オリジナルである賢のD-3は、デジモンの通常進化を抑制する、暗黒の世界へゲートを開くことができるなど、特別な力を持つ。

デジメンタル

古代種のデジモン、古代種のデータを持ったデジモンをアーマー体へ進化させることができるアイテム。ダークタワーによって通常進化ができなくなっている為、それに対抗する為に用意された措置。本編には、勇気、友情、愛情、純真、知識、誠実、希望、光、奇跡の9つが登場する。自身の所有していた紋章しか使えなかった前作と違い、専用のアイテムではない。普段はディーターミナルに保存されている。

紋章

前作では、選ばれし子供たちの最も優れていた特性を元に作成され、パートナーデジモンの完全体への超進化を補助する為に使われた。勇気、友情、愛情、純真、知識、誠実、希望、光の8つがある。今作では、物語の開始前にデジタルワールドの安定の為に使われており、消滅している。

ディーターミナル

実験的にお台場の子供達に配布された無線メール端末。デジメンタルを保存することができ、D-3を通して使用する。メール機能の他、光子郎や京の改良でさまざまな機能追加されている。

ホーリーリング

一部の聖なる力を持つデジモンが持つ聖なる力のリング。テイルモンも持っていたが、物語の冒頭でユニモンに奪われてしまった。デジモンカイザーの要塞で暗黒の力を制御する為に使われ、その後は、ゲンナイが回収してジョグレス進化の為のエネルギーとして使用されていた。

ホーリーストーン

デジタルワールドに7つ存在する聖なる力を持った石。壊されるとデジタルワールドに災いが起こると言われている。ブラックウォーグレイモンは強い者との戦いを望む過程で壊し回った。3つ目のホーリーストーンを壊した時、チンロンモンの幻影が見え、D-3をかざすとチンロンモンが姿を現した。

光の種

iwashin
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@iwashin

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