ブラック・ジャック(BLACK JACK)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラック・ジャック(BLACK JACK)』とは、手塚治虫の代表的な漫画作品の1つで、天才無免許医師が法外な治療費と引き換えに多くの怪我や難病を治療していく人間ドラマ作品。1973年~1983年に『週刊少年チャンピオン』で連載され、連載終了後も読み切り作品が掲載された。さらに、他の漫画家の執筆による作品も数多くあり、医療漫画のパイオニアにして、金字塔と言われる。映画、OVA、実写のTVドラマ、アニメなど、さまざまな形で映像化されてきた。

デビィ

CV:保志総一朗

母子家庭育ちのテーラーで、心優しい好青年。金持ちの息子アクドの起こした事故現場に居合わせたことにより、不当な裁判を受けてアクドに肉体を提供する判決が下される。しかし、ブラック・ジャックは整形手術を施し、母と共に外国へ逃亡する。

アレクセイ・モロゾフ

CV:肝付兼太

世界的に高名なバイオリニストであり、自身のストラディバリウスを大切にしている。乗り合わせた飛行機が吹雪に遭ってしまい不時着し、極寒の地を歩くなかで自身のバイオリンを風にさらわれ、さらに凍傷によりバイオリニストの命である指が壊死、やむなく切断する。その3本の指はその地に埋められることになるが、のちに近隣の村人が雪の中からバイオリンを見つけ出し、彼らの判断で指とバイオリンは凍土の下でともに眠りにつくこととなる。その後、本人はバイオリンは弾けなくなったが、子供たちに指導するために教室を開いている。

杉並 井草(すぎなみ いぐさ)

手塚が当時住んでいた杉並区井草から名前がとられている。女優になるため上京し、ブラック・ジャックに整形手術を依頼して美貌を手にいれ、有名女優となる。井草は手術後、ブラック・ジャックを熱烈に愛するようになり、彼の家が見える場所に別荘を買う。ブラック・ジャックに振り向いてもらえなかった井草は、傷心の身で後女優を引退し、その後ブラジルに移住して、真実の幸せを見つけた。

ファスナー神父

エルサルバドルのサンメリーダという町に住む神父であると同時に、メキシコの医科大学を卒業した医師でもあるが、貧民たちに対する政府の差別と迫害に憤り、反政府組織に加わっていたことがある。その手術は、ブラック・ジャックは自分よりも上、世界一の技術と賞賛するほどのものだった。

ロミ

CV:本多知恵子(テレビアニメ)

医学雑誌に写真が掲載されたとき、ブラック・ジャックはその顔が気に入り、ピノコの顔をロミの顔と同じ顔にした。近くの工場が原因の公害によって肺を冒されており、死んでしまいった。ピノコのモデルということもあり、彼女を死に追いやった理不尽な工場と公害に対して、ブラック・ジャックは凄まじいまでの憎しみをこめた表情を見せていた。

友引警部(ともびきけいぶ)

CV:羽佐間道夫(OVA、高杉警部)、内海賢二(テレビアニメ)

ブラック・ジャックを無免許医として逮捕しようと追いかけている刑事。医師としての腕は買っているようで、時に無免許医として逮捕を免除するかわりに、非常に難しい手術を押しつける。自分の息子が奇病である獅子面病にかかった際はブラック・ジャックに手術をさせたこともある。

山手線の哲(やまのてせんのてつ)

CV:富田耕生(テレビアニメ)

伝説のスリとして山手線で多くのスリを犯して友引刑事に付きまとわれるが、暴力団の金を盗んだ際に両手の親指と人差し指を切られ、ブラック・ジャックに助けられる。配役は、手塚キャラクターの「ヒゲオヤジ」である。ヒゲオヤジは漫画キャラクターを映画の役者に見立てる「スターシステム」を代表するキャラクターで、本作には哲として登場している。

馮二斉(ひょうじさい)

CV:小林清志(劇場版)

ブラック・ジャックのメスと琵琶丸の針を手掛けた老鍛冶師。俗世を離れて山奥の湯治場の近くの庵に独りで住む。かなりの偏屈物で、2人から代金として受け取った大量の札束を「金はこうするに限る」と囲炉裏に入れて燃やした。また2人の道具を見て手掛けた患者数やミスの数まで言い当てた。2人の道具を鍛え終わった所で病に倒れ、ブラック・ジャックや琵琶丸の必死の治療の甲斐無く死去。死期を悟っていたらしく、2人にあてて人の生死に左右する医療の意味を問う遺文を遺していた。

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