ブラック・ジャック(BLACK JACK)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラック・ジャック(BLACK JACK)』とは、手塚治虫の代表的な漫画作品の1つで、天才無免許医師が法外な治療費と引き換えに多くの怪我や難病を治療していく人間ドラマ作品。1973年~1983年に『週刊少年チャンピオン』で連載され、連載終了後も読み切り作品が掲載された。さらに、他の漫画家の執筆による作品も数多くあり、医療漫画のパイオニアにして、金字塔と言われる。映画、OVA、実写のTVドラマ、アニメなど、さまざまな形で映像化されてきた。

ニューヨークのスラム街。銃を持った警官たちに追われ、逃走する少年はビルの非常階段へ逃げ込み7階へと追い詰められる。観念した少年はそのまま投身自殺を図るが、脳死状態ながら一命を取り留めた。その容疑は父親殺しというスラムでは珍しくないものだったが、駆けつけたニューヨーク警察のハリー警部は「少年なので生かして逮捕したい」と蘇生措置を要請する。
偶然、ニューヨークに滞在していたブラック・ジャックの元へ手術の依頼が来るものの、彼は関わりを避け断る。次に世界的な外科手術の権威である大学教授「ゲーブル」に白羽の矢が立ち、一旦は断った彼もアメリカ中のメディアが注目しているという言葉を聞き、引き受ける。ホテルのロビーで偶然、顔を合わせた2人の医師。ゲーブルはブラック・ジャックを自身が最も軽蔑する人種として、辛辣な言葉を投げた。
そして手術は始まったが、少年の心臓は脳波とともに停止してしまう。打つ手の無くなったゲーブルは苦悩の末、いいなりの礼金を払うので内密にという条件付きで、恥をしのんでブラック・ジャックに手術代行を依頼した。それは自身の名誉に傷を付けたくないという一心からであった。
ブラック・ジャックの手術は無事成功し、少年は裁判所へ出廷できるまでに回復した。しかし、陪審員たちが下した判決は有罪、裁判官は少年に死刑を宣告。泣き崩れる少年を前に、傍聴席からブラック・ジャックは「なぜあのまま死なせてやれなかった!?」と叫び、退廷を促されてしまう。
死刑執行の直前、少年は神父に「裁判のときにどなった人は誰ですか?」と尋ね、ブラック・ジャックの名を知らされる。そして、最期の言葉としてブラック・ジャックへの感謝の念を伝えるのであった。

ときには真珠のように

肩を落とすブラック・ジャックに本間が生命の神秘を語りかける

ある日ブラック・ジャックの元に1本のメスが届けられた。 それは硬い鞘のような物に包まれていたが、送り主の名はなくただ「J.H」と書かれていた。 誰から送られてきた物か悩むが、それが子供の頃に瀕死の重傷だったブラック・ジャックを救った名医「本間丈太郎」であるとやっと気付く。
早速ブラック・ジャックはメスの謎を解くため本間を訪ねるが、本間は床に臥していた。死にかけの本間はブラック・ジャックに懺悔する。そのメスは以前ブラック・ジャックを手術した時に体内に忘れてきた物だというのだ。 その事を気に病んでいた本間は7年後の再手術で取り出したが、とうとう本人に話せなかったという。 しかも、体内に取り残されたメスがカルシウムの鞘に包まれて、身体を傷つけるのを守っていたといい、どんな医学も生命の神秘にはかなわないと、生命の不思議さを説く。 その直後、本間は意識を失う。 ブラック・ジャックは急ぎ病院に運び自らメスを執って完璧な手術をするが、本間は再び息を吹き返す事はなかった。
苦悩するブラック・ジャックに本間の言葉がよみがえる。「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね………」
肩を落とすブラック・ジャックに、先生の最後の言葉が重くのしかかるのであった。

えらばれたマスク

包帯を取ると、そこには母親の顔があった。

ある日ブラック・ジャックの元に電話がかかってきた。「黒男か?」と話す相手に、ブラック・ジャックは電話を切ろうとするが、それが父であり、1度治療してもらいたい人がいるので会いたいと告げる。指定の場所に向かうと、待っていたのは幼い頃に、爆発に巻き込まれた母とブラック・ジャックを捨ててマカオに逃げた父だった。父が依頼した患者というのは彼の現在の妻で、「ハンセン氏病」にかかっていて、顔を美容整形してほしいというのが父の希望だった。
整形する顔の注文は、「世界一の美女にしてほしい」というもの。ブラック・ジャックは7000万で受諾する。世界一の美女にするという父の希望を承諾したブラック・ジャックだが、手術前に「いまでもおかあさんをすこしは愛していますか?」と父に問いかけると、父は「今は愛していない。愛しているのは今の家内だ。」と答える。
手術は成功し、いざ包帯を取る日になってその顔を見た父は驚愕する。何とブラック・ジャックは、父の現在の妻の顔を自分の母の顔に整形していたのである。約束が違うと問い詰める父に対し、ブラック・ジャックは「私はおかあさんこそ世界一美しい人だったと信じていますのでね。これから一生あなたはいやでもお母さんの顔と向かい合って暮らすんです」と、母への愛と、父への復讐を果たすのであった。

人生という名のSL

ピノコと歩き出すブラック・ジャック

ブラック・ジャックは、ガタゴトと揺れる蒸気機関車に乗っている。車掌が近づいてきて、乗車券を改める。切符を求められたブラック・ジャックは切符を探すが、どうしても見つからない。「ひょっとして切符を忘れたのではないか 」と自信なさげに呟いた時、車掌は何とも言えない複雑な表情をして、ある片道切符を一枚差し出す。それはブラック・ジャックの名前が記された切符、彼専用の切符だった。
それから、ぼんやりとして車窓や車内を眺める彼の目に懐かしい故郷の景色や懐かしい人々の姿が映る。と、人々の中から殺し屋キリコが飛び出す。キリコが指差すのは182歳の老人。命を繋ぎ留めるために何回もお金をかけて手術をして、生き延びた老人は惨めに老いさらばえ、幼児同様の哀れな存在に過ぎない。キリコはこの老人の為に「殺した」方が幸せだと言うのに対して、ブラック・ジャックは必死で「殺すなあ」と叫び続けるが、キリコは彼を無視して安楽な死への道へ老人を導いていく。
ふと、彼が寵愛するピノコが登場する。ピノコはおずおずと彼に尋ねる。「先生、私の事お嫌い?」ブラック・ジャックは、その言葉が聞こえないふりをして、「お前は俺の奥さんじゃないか」と言うと、ピノコの顔は喜びに輝く。そしてそれから二人は歩き始めた。
そこで、ブラック・ジャックは眠りから覚めた。人生の旅の夢から覚めた彼は、これから何処へ行くのか、又誰に会うのか、それは誰にもわからない。それがその人の運命なのかも知れないという事を示唆した描写となっている。本作連載時の最終回であり、ブラック・ジャックが自身の内面に向き合い、己の生きる意味を見いだす内容が、漫画同業者・読者の双方から事実上の最終話と見なされている。

ブラック・ジャックを取り巻く主要人物

『ブラック・ジャック』の登場人物・キャラクター

ブラック・ジャック

CV:伊武雅之『100万年地球の旅 バンダーブック』(1978年)『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』(1980年)/ 野沢那智『海底超特急マリンエクスプレス』(1979年)、『鉄腕アトム』(第2作)(1981年)『ブレーメン4 地獄の中の天使たち』(1981年)/ 大塚明夫 - 1993年以降のOVA版以降のアニメ作品 / 間黒男時代-関智一(高校時代) - 2005年のテレビアニメ版 / 百々麻子(幼少時代) - 2005年のテレビアニメ版、2005年の劇場アニメ『ふたりの黒い医者』、2006年のテレビアニメ版『21』/ 梅原裕一郎(大学時代) - 2015年の『ヤング ブラック・ジャック』/ 岸田森 - 1977年のラジオドラマ『ブラック・ジャック』/ 時任三郎 - 1993年のラジオドラマ『ブラック・ジャック』/ 神谷浩史 - 2017年のゲーム『アトム:時空の果て』/ 東山奈央 - 2019年のゲーム『絵師神の絆』
演:宍戸錠 - 1977年の映画『瞳の中の訪問者』/ 加山雄三 - 1981年のテレビドラマ『加山雄三のブラック・ジャック / 隆大介 - 1996年のオリジナルビデオ版/ 本木雅弘 -2000年・2001年のTBSスペシャルドラマ版 / 岡田将生 -2011年の日本テレビスペシャルドラマ版

ブラック・ジャックはあだ名であり、本名は間 黒男という。医師として天才的な技術を持ち、どんな困難な症例も鮮やかに手術をするが、報酬が高い無免許外科医。専門は外科であるが、一般外科だけでなく、心臓外科や脳外科、さらに、内科、眼科、薬学など外科以外の専門領域にも造詣が深く、幅広く対応できる。世界的に有名で、医師たちにも広く名を知られている。高い報酬を要求したり、人体実験すれすれの治療を行うため、一部の医師たちは彼を敵視しているが、患者を救いたいという意志は誰よりも強い。トレードマークは黒いコートに顔を斜めに走る傷跡。幼いころに、母親といっしょに不発弾による事故に巻き込まれ、自身は死線をさまようほどの大怪我を負い、母親は亡くなってしまったが、本間丈太郎医師による大手術でブラック・ジャックの命は奇跡的に助かった。そのときについた手術跡によってつぎはぎの顔になり、体中に傷跡が残っている。
どこに行くにも黒いコートやスーツを着ており、コートの内側にはメスや鉗子など医療器具を携帯し、医薬品も収納している。襲われたときなどにメスを投げて使用する。冷徹な反面、義理堅い一面もあり、世話になった人物、恩人、その肉親、ピノコと親しい人物などに対しては無償あるいは低額で治療する。

ピノコ

CV:堀絢子:『鉄腕アトム』(第2作)/ 冨永みーな:『海底超特急マリンエクスプレス』/ 水谷優子:OVA版・テレビアニメ版/宇多田ヒカル:インターネットアニメ版
演:木島桂子/ 今井里恵 (1981年の加山雄三版)/ 田島穂奈美 (1996年の隆大介版)/ 中山紗央里・中山詩央里 (2000年の本木雅弘版)

双子の姉の体内の畸形嚢腫に取り込まれて、その中でばらばらのパーツのまま生きて来た。ブラック・ジャックのところへ運び込まれ、畸形嚢腫摘出に成功した後、その中にあるパーツを使用して、また足りないパーツは合成繊維でできた皮膚を使って補って女児として組み立てられた少女である。18歳の女性の体内に取り込まれていたため、生まれたときの年齢は18歳と自称するが、幼い女の子の姿をしている。また、発声が上手にできないため、舌足らずなしゃべり方で話す。ブラック・ジャックに助けられた後は、そのまま居候することになり、自称妻となって、また助手としても活躍する。怒ったときや驚いたとき、感動したときなどに叫ぶ「アッチョンブリケ」が有名。

本間 丈太郎(ほんま じょうたろう)

CV:阪脩 2004年10月 - 2006年3月の『ブラック・ジャック』、2006年4月 - 2006年9月の『ブラック・ジャック21』/ 青野武 2001年のインターネットアニメ版『ブラック・ジャック』
演:藤岡弘 1996年の『オリジナルビデオ』/ 市村正親 2011年の『ヤング ブラック・ジャック』

大きな鼻が特徴の東亜大学出身の医師。幼少期に不発弾によって体がバラバラになったブラック・ジャックの治療を担当した外科医で、生存困難と見られたブラック・ジャックを救った。ブラック・ジャックは彼を恩師と慕って医師になることを目指しており、心の師匠でもある。

ドクター・キリコ

CV:山路和弘(OVA版)/ 鹿賀丈史(劇場版)/ 若本規夫(劇場版予告)/ 速水奨(テレビアニメ)/ 田中秀幸(インターネットアニメ)/ 清水綋治(ラジオドラマ)/ 諏訪部順一(ヤング ブラック・ジャック)
演:草刈正雄 / 森本レオ

「死神」と呼ばれ、安楽死を専門とする長い銀髪に眼帯をした長身痩躯の医師。ブラック・ジャックとは治療方法でぶつかり、ブラック・ジャックはすぐに患者を殺してしまうキリコに反発し、たびたび衝突している。もともとは軍医で、戦場では次から次へと瀕死の重傷を負った兵士が運ばれてくる中、医療品が不足し、目の前で治療もできずにただ苦しんでいる兵士に何もできない。そんな中、ドクター・キリコは悩んだ末に、瀕死の兵士に安らかな死を与え、苦しみを取り除くことを選択した。
満足な治療の見込みもなく苦しむ負傷兵たちを安楽死させたことで、人間は死ぬべき時に死ぬことも大切なのでは、と考えるようになって安楽死に賛成する信念を持つようになり、死に神の化身の異名を取りながら法律にふれないように、特殊な薬品や機器を用いての安楽死を請け負うようになる。

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