【化物語】千石撫子の魅力と闇について解説・考察【物語シリーズ】

阿良々木暦を中心に、周囲の少女と怪異に関わる不思議な物語である、「物語シリーズ」。
作者西尾維新自身は書きたいことを書き連ね、楽しんで書いた作品であると語っている通り、主人公阿良々木暦が怪異を通して触れ合う彼女たちはとても魅力的です。
そんな大人気アニメの人気の妹キャラ千石撫子についてご紹介します!

阿良々木月火の小学生時代の友達で、「せんちゃん」と呼ばれていた。主人公、阿良々木暦を「暦お兄ちゃん」と呼び慕います。
上記の「お兄ちゃん」発言や物語中の上半身裸にブルマー姿やスク水姿にやられた人々は数知れません。

アニメでは、第9話と第10話にあたる、「なでこスネイク」。
またアニメセカンドシーズンでは、第12話~第15話「なでこメドゥーサ」、第21話~第26話の「ひたぎエンド」に登場します。

阿良々木暦の母校に通う中学2年生。
阿良々木月火の同級生にして友人。小学生の頃は暦ともよく遊んでいた、とても強力な妹キャラ。

人見知りで恥ずかしがり屋。常に帽子と前髪で目を隠している。
スカートを触られても動じないのに、前髪を触られたり、頭を撫でられたりすることを極端にまで嫌がる。
また、結構な笑い上戸でもあり、暦と神原の会話にはよく笑っていた。
レトロゲームマニアで、多くのレトロゲーム機を所持している。
暦との会話では、暦が突っ込みに説明をつけなければいけないほどのマニアックなネタを振ってくる。
靴下は嫌いなようで、素足に直接靴を履いている。

内気で人見知りが激しい性格。
暦曰く、『あたためますか?』と訊かれてそれに返事をするのも怖いから、コンビニでは温める系の食品を買うことができないくらいの、人見知り。
実際、羽川翼に初めて話しかけられたときには、声を裏返して脱兎の如く逃げ去った。対人恐怖症にもほどがある。
だが、その割にはなかなか会話のセンスが高く、暦の突っ込みが全開とまではいかなくとも、結構冴えわたる。

暦には「自分の周りにいる女の子の中で、一番おとなしい子」、と言われています。
しかし、高校前の正門で暦にブルマーとスクール水着を託すという常識では考えられない暴挙を行うあたり、普通の女の子ではありません。
また、暦に好意を抱いており、その身体を狙って色々アピールしているが、同級生から小学生まで様々な女の子に「好き」だの「結婚しよう」だの言っているはずの彼に、なぜか気づいてもらえない。
だが、それでもめげず、暦が気づいていないうちに次々と既成事実を作り上げ、少しずつ追い詰めていくあたり、やはりただの女の子ではない。

なでこスネイク概要

最初に言っておくと、彼女は一方的な被害者。
撫子のクラスメイトの女子が、とある男子のことを好きで、その男子が撫子に振られたのを知り、逆恨みでその頃彼女らの中学で流行っていた「おまじない」を撫子にかけました。
しかし、これだけではなにも起こらない代物だったのが、このことに気付いた撫子が素人判断で呪いを解こうとした上に(蛇をブツ切りにするというとんでもない解除方法)、儀式を行った神社跡が、街に来たキスショットに触発された「よくないもの」のたまり場となっていたことにより、その「よくないもの」の影響を受けて「蛇切縄」が発動してしまいました(ちなみに、蛇をブツ切りにするという行為自体は、正しい作法らしい)。
暦と再会したのはちょうどその解呪の儀式が終わった後、帰る途中にすれ違った時。

忍野メメの協力による正しい解呪の儀式で解決した…かに見えたが、実は撫子に振られた男子もまた「おまじない」をかけていたため、「二匹目の蛇切縄」により撫子は殺されそうになります。
暦の活躍と神原の機転により蛇をなんとか追い払うことができましたが、あくまでも「追い払った」だけで、その蛇は「おまじない」をした女子もしくは男子に戻っていったものと見られる。人を呪わば穴二つ。自業自得というもの…かな?

なでこスネイクのOP「恋愛サーキュレーション」。
物語シリーズの数ある歌の中でも大人気の曲。千石撫子から阿良々木暦に対する恋心を歌っている。

千石撫子の中にある「違和感」

ここまでの話で終わると彼女は本当に「かわいい妹キャラ」で終わるはずでした。
初めのシーズンの物語シリーズの彼女には少し違和感があると思いませんか?
人見知りで恥ずかしがり屋、な性格なはずなのに主人公阿良々木には大胆なまでに体を使って誘惑したり、内気な割に呪い解除のために蛇をブツ切りにしたり…。
もろもろと視聴者に「違和感」を与えつつもファーストシーズンは終了しました。
しかし、物語はセカンドシーズンに入り、彼女の奥深くのものまで取り出すことになります。

なでこメデューサでのOP。
前作のなでこスネイクのポップさはなくなり、撫子が内緒話をするような、また少しずつ侵食していくような怖さがあります。
この歌こそ彼女の本質をついているような気すらしてきます。

なでこメデューサ概要(ほとんどネタバレ)

10月31日、撫子は忍野メメの姪を自称する忍野扇と出会います。
その際、まだ出会っていないはずなのに、扇は撫子の顔や名前を知っているという、あからさまに怪しい素振りを見せます。
扇は撫子と短い会話を交わし、去っていくのですが、なぜかこのとき、
それほど話し込んでいないはずなのに結構時間が経過していました。

そして下駄箱へ行った撫子は、
下駄箱の中にいた白い蛇に触れたような感覚を味わいます。
さらに教室へ行き、鞄の中や筆箱の中、体操着袋の中、掃除用ロッカーの中からも白い蛇が現れて絡みつくのですが、どうやらそれは撫子にしか見えていないようでした。

ちなみにこのときのクラスは、貝木泥舟が流行らせたおまじないせいで、誰もが誰とも口をきかず無視し合うという、嫌なクラスになっていました。
撫子は阿良々木くんに公衆電話から相談し、改めて10時くらいに話し合う約束をします。
ところがその公衆電話から大量の白い蛇が現れ、「北白蛇神社に来な、撫子ちゃん」という声が聞こえました。

そして実際に北白蛇神社へ行った撫子は、「なでこスネイク」で、おまじないを解くために殺して刻んで磔にした蛇の幻覚を見させられます。
巨大な白い蛇のクチナワさんは蛇を殺したことに対する償いをするように撫子に言います。

クチナワさん。

クチナワさんは小さくなり、白いシュシュのふりをして撫子の左手首に巻きつくこととなりました。
撫子は10時の阿良々木くんとの電話で、何でもなかった、気のせいだった、と嘘をつき、北白蛇神社でかつて祀られていたクチナワさんのご神体を探し始めます。

その翌日、11月1日に学校へ行った撫子は、担任の笹藪先生から、
以前『クラスの雰囲気を何とかしろ』と頼んでいた件はどうなったのか、と尋ねられます。

撫子はクラスで唯一、貝木が流行らせたおまじないをやっていないから、という理由で学級委員に選ばれていました。
さらに、学級委員だから、という理由でそんな無茶な頼みごとを笹藪先生から頼まれていたのでした。

その日の夜、撫子はクチナワさんのダウジング機能を頼りに、御神体を探しに行き、公園の砂場を掘り返すのですが、結局ご神体は見つかりませんでした。
その代わり(?)深夜徘徊しているところを阿良々木くんに見つかってしまい、阿良々木家まで連れて行かれます。
実は撫子が家を抜け出したことに気付いた撫子の両親が、月火ちゃんに電話しており、その電話を聞いた阿良々木くんが、「馬鹿お前! 千石が絶滅したらどうするんだ!」と家を飛び出し、撫子を探してくれていたのでした。

月火ちゃんが、『うちに泊まっています』と嘘をついたこともあり、本当に撫子は阿良々木くんの家に泊めてもらうことになりました。
阿良々木くんは撫子を自分のベッドに寝かせることにし、自分も撫子と一緒に寝ようとします。
しかし忍が吸血鬼パンチで阿良々木くんを気絶させ、止めました。
そして忍は撫子のことを魔性の女だと言い、部屋を出ていくときに、「よかったの。たまたま可愛くて」と捨て台詞を吐いていきます。

翌朝、撫子の隣には月火ちゃんが寝ていました。
そして撫子は前日の忍のセリフを話題に出したことから月火ちゃんにキレられてしまい、前髪を切り落とされてしまいます。
そして前髪を失ったまま学校へ行った撫子は、
『ところで千石、この間頼んでいた件は、どうなった?』と、いつものように笹藪先生に尋ねられました。
いつもなら黙って俯いているだけで笹藪先生は呆れて立ち去ってくれるのですが、前髪がなくなったせいで、実はそんなに困っていないことがバレてしまい、今回は立ち去ってくれませんでした。

そして撫子は、『――うっせえんだよ! 進展何かあるわけねーだろ、俺様にてめえの仕事を押し付けてんじゃねーぞ――ああん?』と笹藪先生に向かってキレてしまいます。
さらに撫子は教室へ行き、入り口の戸を蹴破り、クチナワさんの口調でキレたままクラスメートたちに説教します。

今までのイメージを壊した撫子。

いたたまれなくなり早退した撫子は、
実はご神体は阿良々木家にあったというクチナワさんの話を聞き、
真昼間から阿良々木くんの家に行きます。
当然、家の玄関には鍵がかかっているのですが、
クチナワさんに開けてもらい、撫子は不法侵入をしました。

そして阿良々木くんの秘蔵のエロ本を調べ、その中からクチナワさんのご神体である、
ウロボロスの画が描かれたお札を発見しました。
クチナワさんはお礼に撫子の願いを叶えてやると言い、
『大好きな暦お兄ちゃんと、両想いになりたいとか……そんなお願いでも、叶うのかな』
と言いますが、間髪入れずに
『そいつは敵わないな、千石』
と、いつの間にか背後にいた阿良々木の声に否定されました。
ちなみに、『かなう』の字が2人で違っている点が重要です。

阿良々木はそのお札を置くようにと言いますが、
撫子はあれやこれやと言い訳をし、はぐらかします。
それにイラついた忍が、
『クチナワさんなどという復活もしておらん神様にいつまでも
依存しておらんで――さっさとその札をこっちに寄越せ。
我があるじ様が臥煙伊豆湖から託された、その呪いの札を――』
と口を挟んでしまいます。

そして撫子が改めて右手首を見ると、そこに巻きついていたのは
クチナワさんなどではなく、ただの白いシュシュでした。

忍に刺激された撫子は、そのお札を食べてしまい、
撫子は物語の冒頭のメドゥーサ状態になってしまったのでした。
ちなみに蛇には毒があり、毒は吸血鬼にも有効なため、
撫子は北白蛇神社へ追いかけてきた阿良々木くんと忍を、あっさりと倒してしまいます。

ここでネタバラシ。

その後撫子と、この時点では撫子の妄想ではなく復活したクチナワさんとの会話で、この物語の真相が解説されます。

撫子は9月の初めに阿良々木くんが戦場ヶ原さんと付き合っているのを目撃してしまい、彼女に嫉妬しました。
撫子は北白蛇神社へ何度もお参りをし、神頼みをしました。
ところが実はその時点では神社には神様がいなくなっており、そのことを撫子は物語の初めに忍野扇から指摘されていたのでした。
ご神体は臥煙伊豆湖が阿良々木くんに預けているということも教えてもらい、お近づきの印に、と白いシュシュを撫子は扇からもらいました。

それをきっかけにして、撫子は物語の捏造を始めたのです。
蛇を殺した償いというもっともらしい言い訳をし、阿良々木くんの部屋に隠されているご神体を見つけ、神様を復活させるために。

阿良々木家の玄関の鍵をクチナワさんが開けたのも撫子の妄想であり、実際には撫子が合鍵を使って開けていただけでした。
撫子は阿良々木家の鍵を手に入れるために、わざと両親に見つかるように家を出て公園で時間を潰し、阿良々木家に泊めてもらったのでした。
そして昼間の留守中にゆっくりと時間をかけて捜索する予定だったのです。

そう、彼女はすべてをだましていたのです。
何もかも、視聴者さえも。

解説が終わった後、撫子は阿良々木くんと忍にとどめを刺そうとしますが、
そのとき阿良々木くんの携帯に戦場ヶ原さんから電話がかかってきました。
電話に出た撫子は、阿良々木くんと忍と戦場ヶ原さんを殺すのを、
卒業式が終わるまで待ってほしい、と戦場ヶ原さんにお願いされます。

そしてそのままこの囮物語は終わってしまい、
この話は恋物語に続くことになりました。

なでこの恐ろしさ。

ここで恐ろしいのは、撫子のすべて計算された動きです。
撫子が騙そうとしていたのは誰でしょうか?
親、先生、クラスメイト、阿良々木…そして自分。
何もかもを偽った物語を彼女は作りその目下自分の目的を遂行すべく完璧な行動に出ました。
今までの内気でおとなしい女の子はどこへやら狡猾で恐ろしい女の子へと変貌へと遂げたのです。
そしてとうとう、慕っていた阿良々木すらも殺そうとします。

そして物語は最終章、恋物語へと続くのです。

カミングスーン。神だけに。

ひたぎエンド

貝木泥舟(詐欺師)

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