思い切った幕末ドラマ『竜馬におまかせ』

坂本竜馬が主人公のドラマ数あれど、ここまでぶっ飛んだ設定、展開の作品はあまりないんじゃないでしょうか。従来の竜馬像、幕末当時の偉人に対するイメージに捕らわれない、実験的な内容。しかし単なるドタバタコメディではない作品でした。「思い切った」感はあるけれど、それが実に痛快。この記事内では作品のタイトルに合わせて「竜馬」と表記します。

千葉さな(緒川たまき)

千葉道場の長女で重太郎の妹。真面目な性格で竜馬たちを厄介者扱いする一方、以蔵に思いを寄せているような素振りを見せていました。料理は苦手で、おにぎりさえまともに作れず。竜馬たちには失敗作を、以蔵には成功作を差し入れしてました。最終回前竜馬にキスされたことで彼を思慕するように。「絶対に戻ってきて」と抱きつき「大好き」と一言。

近藤勇(阿南健治)

まだ新選組を組織する前の近藤氏。道場を開いていたものの門下生が集まらず。武士としての誇りを持ち、幕府にも忠実ですが「顔が怖い」ことを悩んでいる節も。リズム感に優れており、幕末の人間とは思えぬステップとダンスを披露。バンドではバックダンサーを担当(はじめはトランペットだったんですが音感がないという理由でダンス担当に)。一行が江戸城でのバンド演奏を決行した際は幕臣を部屋に近づけない、門番としての役目になりましたが、ダンスと融合した殺陣は「見事」の一言。

沖田総司(梶原善)

よく「美少年剣士」と言われますが、劇中では美男子とは言いがたいのにモテてました。というか史実でもあまり「美形」ではなかった模様。近藤と行動を共にしていました。本人はあまり女性に興味を持ってなかったんですが、バンドでバイオリンを担当した時は以蔵の「ウッドベースを回す」という派手な演出に取り巻きの女性をすべて持っていかれて焦ってました。史実通り結核を患っていたようですが、咳止めドロップを口に入れていれば戦えるようです。

左が近藤、中央が沖田です。

清河八郎(西村雅彦)

幕末のペテン師だそうで、「欠点を書いた紙を放り投げれば欠点はなくなる」という啓蒙所を開いたり、色々と胡散臭いことこの上ない人物です。イギリス公使館焼き討ちの際もこっそり幕府に通報したり、バンド活動の時も西洋音楽に否定的な開国論者を通じて攘夷派を呼び寄せたり。しかし皆が「いい奴」だからとして結局は味方に。北辰一刀流の免許皆伝。バンドではクラリネット担当。どこで覚えたのか『クラリネット壊しちゃった』を試しで演奏。何かを企む際竜馬曰く「悪い顔」になるそうな。

黒駒の勝蔵(相島一之)

「次郎長一家」とかかわり深い極道、のはずなんですが明朗な印象で相模屋で働いてました。「修羅場くぐってますから」が口癖で「魂が抜かれる」などと噂されていた写真撮影にも気軽に応じるなど好人物。よく竜馬たちに協力してくれます。一度一人で次郎長一家と戦うことになったのですが、竜馬含む上記メンバーが助太刀に。「写真に写ったら3日で死ぬ」の噂を逆手にとった写真屋により事なきを得ました。バンドではバンジョーを担当。何でか『禁じられた遊び』を試しで演奏していました。

高杉晋作(寺脇康文)

イギリス公使館焼き討ちの回で登場。何だかキザったらしい印象ですが、幕府の役人が来るや、「仲間」を見捨てて逃げようとするような人物でした。「あいつらは何も分かってない。俺は日本を変える。お前もだ」と竜馬に言うなど、それなりに人を見る目はある模様。「また会おう!」とくどいほど言っていたら再会が叶いました。竜馬曰く「会いたくない奴には、会うもんやな」。明治が来る前に結核で死亡は史実通りですが、イギリス公使館で沖田に移された模様。

西郷吉之助(小倉久寛)

一話限りのゲストキャラにして、後の西郷隆盛。さなの見合いに来ましたが出会ってすぐ断られて泣いてました。既にその名前は通っていたようで、バンドのライブ活動の際薩摩勢が包囲したというハッタリと西郷の名、威勢のいい怒鳴り声で追い返しました。攘夷派が去った後で「怖かった…」と泣きながら腰を抜かしますが。「いい返事はもらえなかったけど、代わりにいいものを聞かせてもらった」と西洋音楽を気に入ったようです。サックスをもらったのはいいんですが、攘夷論者の多い薩摩藩で「西洋の楽器」を吹いてしまい、島流しにあいます。(史実でも島流しにはされましたが、サックスが原因じゃありません、念のため)

吉田松陰(小林隆)

松下村塾を作り、後の大人物を世に送り出すきっかけとなった人物。安政の大獄で斬首されましたが、遺体は生首共々富士山にて冷凍保存されていた模様。「死者をよみがえらせる」実験で蘇生。高杉は喜びますが、生前の記憶はぼんやり程度、言動もどこかおかしい(食事をこぼす、「僕は何をしたらいいのかな」と言うなど。高杉のことも覚えていない)所がありました。幕末の志士たちも吉田松陰の死をバネに頑張っていたため、「余計なことをしやがって!」と怒りを見せます。最終的には同じく蘇生した大柄の外国人男性共々船で渡米。

荒木三太夫(桑野信義)

バンドマスター、略して「バンマス」として海舟が連れてきた人物。西洋音楽の基礎を厳しく指導したため、清河を始め皆から反感を買っていました。ボーカルの竜馬には「下手くそ!」の一言のみ。「お前、できるのか?」との言葉に海舟が代わりに過去を語ります。コルネット奏者として申し分ない腕を持つものの、攘夷派に妻を暗殺されて以降吹かなくなったことなど。事実その演奏は皆を感動させるほどのものでした。攘夷派からキリシタンの踏み絵の要領で「楽譜を踏んでみろ」と言われた際は躊躇なく踏みましたが、これは「楽譜なんかに頼ってるようじゃ駄目だ」との持論から。攘夷派の不意打ちで狙撃され死亡直前竜馬に「お前には皆を引っ張る力がある」とバンマスを託し、「下手くそ」と呟いて、笑って息を引き取りました。竜馬に国を変える決意をさせた人物でもあります。

最終話

竜馬が千葉道場を去った後『ふぉげらばり』をBGMに広川太一郎氏のナレーションで皆のその後が描かれます。史実通り、それぞれの信念に基づいて行動。しかしかつてのバンド仲間の大半は処刑か暗殺で若くして命を散らすことに。一部、三谷氏らしい笑いも含まれていましたが。(黒駒の勝蔵処刑シーン、カメラ目線で「じゃあね」など)竜馬暗殺シーンはセリフが一切なく、刀をとろうとしたら斬られて…と思いきや生きていたというオチ。血はケチャップ、傷自体も貞吉の発明品を身に着けていたため軽傷でした。「ホンマすんません」のセリフで終劇。

えどまち
えどまち
@edono78

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