路地裏バンチ(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『路地裏バンチ』とは、かばた松本が『少年ジャンプ+』で2017年から連載していたハートフルアクションストーリーである。路地裏で気ままに暮らすはみ出し者たちと無邪気な女の子が繰り広げる少年漫画。掃きだめのような路地裏に無邪気で怖いもの知らずのお嬢様キティが現れ、路地裏の住人を引っ掻き回していく。最強ジジィとお嬢様の交流が見どころ。コメディ要素とアクション要素を中心にした物語でありながら人情もあり優しい気持ちにもなれる作品である。

神出鬼没の傭兵部隊の名前。隊長はハト、隊員にはレディの他にもカラス、イヌワシ、ツバメなどがいた。暗殺でも殲滅でも完璧にこなす部隊として恐れられていた。

『路地裏バンチ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

キティ「あなた私のヒーローだもの!!」

警察に行けと言うハトに対してキティが言ったセリフ。助けて欲しいと言うキティにハトは「ホームレスなんぞに頼ってどうする…警察に行け」と言った。その言葉にキティは「あなた私のヒーローだもの!!」と言ったが暗い過去のあるハトは「おまえが思っているような人間じゃない」と言って立ち去ってしまう。キティにとって大切なのはどんな人間だったかよりも今日助けてくれたということだった。キティの純粋な気持ちが伝わるシーン。

ハト「待っている者がいるなら帰るべきだしそこが家だ」

ハトは家を捨て、路地裏に住もうとするキティに向かって「待っている者なら帰るべきだしそこが家だ」と言って簡単に家を捨てるべきではないと諭した。何もかを捨てて路地裏の住人になったハトだからこそ家がどれだけ大切なのかをわかっていた。ハトのキティには家を失って欲しくないという思いやりのこもった言葉である。

グリンチ「人に値段なんかねーよ」

借金の返済に充てるためキティを売れと言う取り立て屋に向かってグリンチは「人に値段なんかねーよ」と言って突っぱねた。碌な生き方をしてきていないグリンチだったが仲間を売るほど腐ってはいなかった。いつも飄々としているグリンチが実は仲間思いだったと分かるシーン。

キティ「あなたが誰でも私がハトさんを好きなことは変わらないもの」

キティがハトを好きになるよりずっと前からハト一筋だと言ったレディにキティは「あなたが誰でも私がハトさんを好きなことは変わらないもの」と言った。自分を真っすぐ持っているキティの一言。

死を待つのをやめたハト

スーツに殺されて人生を終えようとしていたハトだったが、キティのまっすぐな気持ちをぶつけられ続けたことで変わり始めていた。スーツに殺されなかったことで何をしたらいいかわからなくなっていたハトだったが、「生きるのは好きにしろ」とスーツに言われたことで、これからは生きていくと決めたシーン。

『路地裏バンチ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

少し昔のスミスとキティ

2018年4月16日のTwitterに投稿された「路地裏バンチおまけ」
スミスが仕事に着いたばかりの頃の一幕が描かれている。

路地裏の日常

8orin-shan
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