河田ソウヤ/アングリー(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

河田ソウヤ(かわたそうや)/アングリーとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場する、東京卍會/東卍の肆番隊の副総長。隊長の河田ナホヤ(かわたなほや)/スマイリーとは双子で、肆番隊を盛り立てる。泣くとリミッターが外れ、鬼となる一面を持っている。
『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。

河田ソウヤ/アングリーの概要

河田ソウヤ/アングリーとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場する、東京卍會/東卍の肆番隊の副総長。肆番隊の隊長である、河田ナホヤ/スマイリーの双子の弟だ。水色のパンチパーマが特徴的で、普段から怒っている様な表情をしているため、通称”アングリー”と呼ばれている。しかし、実際は言葉づかいは非常に丁寧で気遣いも上手であることから、「ブチギレ顔のエンジェルハート」とも形容される。武道の中学時代からの、友人である、溝中5人衆が手傷を負った際にも、怒り顔をしながら「みんな!ちゃんと病院いってね!」と優しく声をかけている。このことからも、怒った表情とは裏腹に優しい性格ということがわかる。
また、スマイリーと横浜に拠点を置く天竺の四天王の1人である鶴蝶とのタイマン勝負を見ている際は、顔を両手で隠すようにして、指の間から見て心配している様子が窺える。
アングリーとスマイリーは武道が見間違える程、瓜二つの双子。見分けるポイントは普段から怒った顔しているアングリーと笑った顔のスマイリー。髪型もにているが、青がアングリーで、オレンジがスマイリーである。
河田兄弟は東卍に介入する前は”双悪/スゴアク”という暴走族チームで活動しており、東卍加入後は”目黒のツインデビル”と称されている。双悪時代には、望月莞爾(もちづきかんじ)/モッチーとやりあっている。後に東京卍會と天竺の抗争である関東事変で天竺の四天王の一人となっている望月は、天竺に加入する前に川崎を拠点とする呪華武/ジュゲムの総長を努めており、河田兄弟とは対立関係であった。当時はチーム同士で何度も抗争を繰り返していたが、お互いのチーム同士の抗争では決着がつかなかった為、河川敷で総長同士のタイマンで決着をつけることになった。その勝負では、望月が兄のスマイリーとアングリーをタイマンで一人ずつ圧倒し、スマイリーたちは敗北してしまった。

河田ソウヤ/アングリーのプロフィール・人物像

年齢:16歳(現代は28歳)
身長:170cm
体重:56kg
誕生日:1989年5月25日
血液型:B型
所属:東京卍會肆番隊副隊長

東卍の隊長は、参番隊までは創設メンバーが務めており、肆番隊の隊長である、スマイリーと副隊長であるアングリーは外部からの加入ということになる。東卍に加入するきっかけは本作で、描かれていないが、東卍加入前から別の暴走族に加入していた。”双悪”と書いて”スゴアク”という、暴走族を率いていたのが、スマイリーとアングリーの河田兄弟である。
関東事変が始まる前に、横浜に乗り込もうとした時、東卍の仲間を倒した望月莞爾(モチヅキカンジ)と対戦経験があったため、望月に負けた過去を河田兄弟は語る。当時、河田兄弟と抗争していた呪華武/ジュゲムという暴走族の総長をしていた望月。チーム同士の抗争では決着がつかなかったため、総長同士のタイマンとなり、河田兄弟は2人とも敗北している。松野千冬は武道と同い年で1番隊の副隊長であり、関東事変の前にはいきなり望月に殴り飛ばされ、恨みを持っていた。そのため、望月の話を楽しそうにする河田兄弟に対し、「くやしくないんスか?」と尋ねた。すると、アングリーは「オレら”勝てる喧嘩”はしないんだ」と答えた。そんな自分達の信念と重なったのか、その後すぐにスマイリーが「オマエと一緒だよ、タケミっち」と言っている。このことから、河田兄弟が自らよりも強者に立ち向かう武道のことを認めているとわかる。

河田ソウヤ/アングリーの来歴・活躍

双悪/スゴアク時代

望月との喧嘩に負けた河田兄弟

双悪(スゴアク)は河田兄弟が東卍に加入する前、スマイリーが総長でアングリーが副総長を努めていた暴走族チーム。その時の抗争相手が当時呪華武(ジュゲム)という暴走族の総長だった望月莞爾(もちづきかんじ)であった。彼は”S62世代”の一人。”S62世代”とは少年院で出会った6人を指す言葉で、全員が昭和62年生まれであり、それぞれがチームを率いることができる、猛者の集まりであった。
河田兄弟率いる双悪と望月莞爾率いる呪華武との抗争は総長同士のタイマン勝負に発展した。スマイリーは望月莞爾を追い込んだが、S62世代の中でも最も好戦的だと言われている望月莞爾に完敗。続いて、アングリーも望月莞爾にタイマンを挑んだが、返り討ちに遭っている。

関東事変

泣いて覚醒するアングリー

アングリーの戦闘シーンは多くないが、関東事変で描かれている。
武道がタイムリープ8回目、9回目で起きた関東事変は伍番隊隊長の武藤泰宏/ムーチョが東卍を裏切ったことで100人規模だった「東京卍會」は50人規模へと縮小する。その数日後スマイリーなどが襲撃に遭い、意識不明の重体に。さらに東卍の核といえるマイキー、ドラケンの両名がマイキーの異母妹エマが殺され戦意喪失し、東卍の戦力は大幅に低下する。

そんな中、ついに天竺との全面的な抗争が勃発。アングリーは柴八戒と「末っ子同盟」を組んで、S62世代である灰谷兄弟と戦う。しかしチームワークで勝る灰谷兄弟に圧倒され、灰谷兄弟の弟の竜胆が関節技でアングリーの右腕と左足を折り、「末っ子同盟」は窮地に陥る。そして、攻撃の的を柴八戒に絞ると、竜胆が十字固めを決め、そこを兄の蘭が警棒で顔面をボコボコに殴る。凄惨なリンチを受けている八戒の惨状を目の当たりにしたアングリーは突如、号泣してしまう。それを見た灰谷兄弟がドン引きするほどのものであったが、泣くことでアングリーは青鬼と称されるものに覚醒していく。アングリーは泣くことでリミッターが外れ、鬼となる一面を持っているのだ。
完全にリミッター外れたアングリーは、腕や足を折られた痛みも意に介さず、涙を流しながら無表情で灰谷兄弟を一撃で倒す。そして双悪時代には完敗した望月莞爾も一撃で沈め、裏切った武藤のこともあっさりと倒した。この活躍により、劣勢であった東卍のメンバーを息を吹き返したが、アングリーはその後、鶴蝶に倒されてしまう。

現代ではラーメン屋を経営している

河田兄弟が経営するラーメン屋

関東事変が終結した後の現代では、アングリーとスマイリーの2人で、ラーメン屋を経営している。店名は、東卍に加入する前、河田兄弟が組んでいたチーム名の”双悪(すごあく)”である。暖簾に描かれた、般若の面はアングリー、笑顔の面はスマイリーで2人の特徴をそれぞれ表している。ラーメンの名前も、見た目が優しいのに、激辛な白トンコツのアングリー。見た目は黒いが優しい味がする、黒トンコツのスマイリー。
武道とひなも現代で、双悪のラーメンを食べているが、ひなはアングリーの白トンコツがお気に入り。

またアングリーはスマイリーと共に参番隊隊長だった林田の結婚式にも参加していた。

河田ソウヤ/アングリーの強さ

アングリーはスマイリーから、”泣いた青鬼”と称されており、「オレの100倍は強ぇ!!」と言われる程。そのきっかけはスマイリーが小学生4年生の頃、中学生十数人に囲まれ、集団リンチにあった時。スマイリーが傷つけられたのを見て、アングリーが泣き出し、気がついたら、相手全員を病院送りにしていた。この件以来、スマイリーはアングリーに「もう二度と泣くんじゃねぇぞ。次泣いたら人殺しになっちまう」と釘を刺した。
そして、関東事変では八戒が灰谷兄弟に追い詰められた時、”泣いた青鬼”が発動した。竜胆に十字固めを決められ、その状態で蘭に警棒で顔面を殴られ続けいている八戒(東卍弐番隊の副総長)を見たアングリーは、灰谷兄弟が引くほど大泣きする。灰谷兄弟は天竺に加入する前は、六本木を仕切っており、天竺四天王の1人である。覚醒したアングリーは、右腕と左足を折られているにも関わらず灰谷兄弟に向かって歩き出す。竜胆がアングリーに向かってタックルするがびくともしない。そして、アングリーの左ストレートが竜胆の顔面にヒットし、そのまま倒れ込む。蘭に対しては、素早く背後に周り、こめかみに左フックが入れて沈める。実力者の灰谷兄弟が瞬殺されたことで、天竺の抗争員も唖然とする。双悪時代からの宿敵である、望月莞爾も右の頬を殴り、地面に叩きつける。続け様に、元東卍の伍番隊隊長の武藤泰宏はアングリーを背負投しようとした。しかし、アングリーは咄嗟に体勢を変え、膝で首を抑え込み、地面に後頭部から叩きつける。一瞬にして、天竺の主力メンバーを倒してしまい、東卍の士気を上げる。
アングリーの強さは、自分の大切な人のピンチに泣くことで上昇する。優しい心を持っているアングリーだからこその能力と言える。

河田ソウヤ/アングリーの関連人物・キャラクター

河田ナホヤ(かわたなほや)/スマイリー

河田ナホヤ/スマイリーは河田ソウヤ/アングリーの双子の兄で、東卍の肆番隊隊長である。オレンジ色の髪の毛でボリュームのあるヘアスタイルが特徴。アングリーとスマイリーは見た目は非常に似ているが、表情や性格が正反対。”スマイリー”の名の如く、普段から笑みを浮かべているのが、一番の特徴。しかし、心の中は鬼のように冷徹であり、武道達にも当たりは強い。
血のハロウィンの終結後の現代では、東京卍會の幹部の一人となっており、ストレートの髪型になっている。
関東事変の終結後の現代では、アングリーと双悪/スゴアクという、ラーメン店を経営しており、頭頂部で髪の毛をまとめたヘアスタイルをしている。
スマイリーの戦闘シーンは多くないが、天竺四天王の一人である、鶴蝶との戦闘シーンが描かれている。お互いに譲らない状況だが、最後はアングリーのドロップキックで勝利となる。鶴蝶は武道と小学生時代からの知り合いで、この時は、武道と話すためにわざと負けている。

花垣武道(はながきたけみち)

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