次作は一体誰になる!?これまでの歴代ジェームズボンドを振り返る!

ダニエル・グレイクのジェームズボンドシリーズが終了し、次作では一体誰が次のジェームズボンドに選ばれるのかと、映画界ではすでに話題となっています。これまでジェームズボンドに選ばれたイケメン俳優たちとその作品を振り返ります。

初代ジェームス・ボンド、バリーネルソン

007が映画化されるきっかけとなったテレビシリーズで初代ジェームズボンドを演じたのがアメリカの名優バリー・ネルソンです。007とはイアン・フレミングのスパイ原作小説であり、イギリスの秘密情報部の工作員が主役となる物語です。広く親しまれている007とはその彼のコードネームです。バリー・ネルソンが演じたのは最も古い1950年代の短編テレビシリーズです。

ショーン・コネリー

映画化した007でジェームスボンドを演じたのがショーン・コネリーです。1962年に公開された「007は殺しの番号」は大ヒットを記録し、ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーと言われるほどに007は彼のはまり役となりました。ショーン・コネリーは全6作の007シリーズに出演しています。

映画シリーズ第5作目「007は二度死ぬ」では、ジェームズ・ボンドの戦いは日本へと舞台を移します。原作であるフレミングの物語とは異なるものの、日本では爆発的にヒットし、親しみの沸く作品となっています。

ジョージ・レーゼンビー

映画での二代目ジェームズボンドを演じたのが当時まだ新人だったジョージ・レーゼンビーです。ジェームズボンドに抜擢される以前は、俳優ではなく売れっ子のファッションモデルであったという経歴の持ち主です。

ロジャー・ムーア

ショーン・コネリーの並び、7作に渡ってジェームスボンドを演じたロジャー・ムーア。ショーン・コネリーからの大抜擢を受け、三代目のジェームスボンドとなりました。またショーン・コネリーが演じるジェームスボンド像に演技を似せることなく、まったく違うジェームスボンドを目指したことで広く知られています。

ティモシー・ダルトン

若々しさに溢れ、活動的なボンドを演じたことで知られる4代目007「ティモシー・ダルトン」。出演作は2作だが、ティモシーが演じるボンドが最も原作のボンド像に近いと湛えるファンも多い。現代に知られるしなやかで、魅力的なボンド像が彼から始まったと言っても過言ではありません。

ピアース・ブロスナン

5代目ジェームスボンドを演じた「ピアーズ・ブロスナン」。彼が主演し、シリーズ17作目である「007ゴールデンアイ」は沈みかけていた007人気を再熱させる大きなきっかけとなりました。これまでに何人もの名優が演じたジェームスボンド像をしなやかに演じ、ショーンコネリー以来の最高のジェームスボンドだと言わしめました。

ダニエル・クレイグ

2005年に6代目ジェームスボンドに抜擢され、これまで4作で主演を務めたダニエル・クレイグ。これまでで初めての金髪のジェームスボンドです。しかし演技力は前ジェームスボンドであるピアース・ブロスナンも高評価であったのをさらに上回り、これまででショーン・コネリーに並び最高のジェームスボンドだと称されています。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

007/カジノ・ロワイヤル(2006年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

007/カジノ・ロワイヤル(2006年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007/カジノ・ロワイヤル』(原題: Casino Royale)とは、2006年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第21作目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じた最初の作品である。 マダガスカルで爆弾密造犯の監視をしていたボンドは、犯人の携帯電話に残されたメッセージから、黒幕の存在を知る。バハマに向かったボンドは、黒幕の武器商人・ディミトリオスらが企てる大型旅客機爆破テロを阻止すべく、奔走するのだった。

Read Article

007/慰めの報酬(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

007/慰めの報酬(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007/慰めの報酬』(原題: Quantum of Solace)とは、2008年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第22作品目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。興行収入は全世界で5億8900万ドルを記録した。 謎の組織の幹部、ミスター・ホワイトを捕えたボンドは、上司のMの元にホワイトを連行した。だが仲間内の裏切りに遭い、ホワイトを逃してしまう。新たな手掛かりをもとに、ボンドはハイチでのミッションに挑むのだった。

Read Article

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』とは、シリーズ第25作目にあたる2021年のスパイ・アクション映画。主演のダニエル・クレイグは、本作を以てジェームズ・ボンド役を引退した。テロなどを陰で操る秘密組織・スペクターとの闘いを終え、00エージェントを退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで平穏な日々を過ごしていた。ある日、CIAの旧友フィリックス・ライターから助けを求められ、誘拐された科学者の救出任務を引き受ける事になる。凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うボンドに、最大の危機が迫る。

Read Article

007 スカイフォール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

007 スカイフォール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007/スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)とは、2012年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。全世界での興行収入は約11億ドル。 ボンドはトルコでのミッション中に、女性エージェントの誤射により渓谷に落下し、行方不明となっていた。数か月後、MI6本部が何者かに爆破された。その一報を目にしたボンドはロンドンに戻り、007への復帰テストに臨むのだった。

Read Article

007 スペクター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

007 スペクター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007 スペクター』(原題: 『Spectre』)とは2015年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作品目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。全世界での興行収入は約8億8000万ドル。前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)に次ぐシリーズ2位の興行成績を収めた。ボンドはメキシコで、ある組織の殺し屋スキアラを追っていた。ボンドの出生の秘密と極秘組織の正体に迫る、シリーズの中でも異彩を放つ名作だ。

Read Article

歴代の美女が勢ぞろい!007シリーズの「ボンドガール」名鑑!

歴代の美女が勢ぞろい!007シリーズの「ボンドガール」名鑑!

英国秘密情報部のエージェント「ジェームズ・ボンド」の活躍を描いた長寿映画『007』シリーズ。各国スパイによる手に汗握る情報戦に加えて、毎回入れ替わる形で表れてはジェームズのパートナーとして活躍するヒロイン、通称「ボンドガール」の存在も見所である。 ここでは、歴代の007シリーズに登場したボンドガールたちを紹介する。

Read Article

【007シリーズ】シブすぎる!歴代ジェームズ・ボンドを演じた俳優まとめ【ショーン・コネリー】

【007シリーズ】シブすぎる!歴代ジェームズ・ボンドを演じた俳優まとめ【ショーン・コネリー】

日本では「007シリーズ」として知られる『ジェームズ・ボンド』の作品群。1962年に第1作が公開されて以来、2022年までに25作品が生み出されてきました。最初の公開から四半世紀以上という年月を経ているわけですから、映画のキャスト陣も当然変わります。この記事では、歴代ジェームズ・ボンドを務めた俳優についてまとめました。どの方もシブすぎて、溜息が出るほどカッコイイですね!

Read Article

『007シリーズ』の雑学・トリビア・都市伝説まとめ!ボンドには結婚歴があった!

『007シリーズ』の雑学・トリビア・都市伝説まとめ!ボンドには結婚歴があった!

『007』シリーズにまつわる都市伝説や豆知識、裏設定などをまとめました。シリーズ第1作目のイギリス初公開日にちなみ、10月5日はジェームズ・ボンドの日に制定されているというトリビアや、ボンドには結婚歴があったという設定、名監督のスティーブン・スピルバーグやクエンティン・タランティーノが映画を撮りたがっていたという噂を載せています。読み始めたら止まらない、興味深い情報が満載です。

Read Article

2015年冬公開の熱すぎるオススメ映画まとめ!「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」や「母と暮らせば」など

2015年冬公開の熱すぎるオススメ映画まとめ!「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」や「母と暮らせば」など

2015年の冬は、10年ぶりのシリーズ新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開された年でした。また『MOZU』や『グラスホッパー』などの大作映画から、『スヌーピー』や『リトルプリンス』といったファミリー向けの映画まで、充実したラインナップです!洋画だけでなく邦画も大豊作だった2015年冬の盛り上がりをご堪能ください。

Read Article

目次 - Contents