現代社会を生きる若者へ贈る野坂御大のお言葉 「野坂説法」全文書き起こし(2分で読めるゾ)

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作家、作詞家、歌手、政治家、タレント、評論家等々、様々な顔を持つ知の巨人、野坂昭如。とあるパーティーの壇上で、そのパーティーの主役である故・大島渚に全力で右フックをかましたことはあまりにも有名。一方で、「火垂るの墓」の作者であり「おもちゃのチャチャチャ」を作詞した人物であることを知る者は意外に少ない。
今回はそんな野坂御大が若者に向けて贈った言葉「野坂説法」の全文をお送りします。

野坂昭如とは

野坂 昭如(のさか あきゆき、1930年(昭和5年)10月10日 - 2015年(平成27年)12月9日[1])は日本の作家、歌手、作詞家、タレント、政治家。
放送作家としての別名は「阿木 由紀夫」(あき ゆきお)、シャンソン歌手としての別名は「クロード 野坂」(クロード のさか)、落語家としての高座名は「立川 天皇」[2](たてかわ てんのう)、漫才師としての野末陳平とのコンビ名は「ワセダ中退・落第」(わせだちゅうたい・らくだい)。

出典: ja.wikipedia.org

代表作 『おもちゃのチャチャチャ』(作詞、吉岡治と共作)(1963年)
『アメリカひじき』(1967年)
『火垂るの墓』(1967年)
主な受賞歴 日本レコード大賞作詞賞(1963年)
直木三十五賞(1967年)
講談社エッセイ賞(1985年)
吉川英治文学賞(1997年)
泉鏡花文学賞(2002年)
安吾賞新潟市特別賞(2009年)
デビュー作 『エロ事師たち』(1963年)
(小説としての処女作)

出典: ja.wikipedia.org

まあ一言で言えば天才ですね。

ジジイは死にます!「野坂説法」全文

野坂説法とは、クレイジーケンバンドのライブに野坂昭如氏がゲスト参加した際、ライブハウスにいる観客に向けて語られたものです。
とかく「年上を敬え」だの「苦労は買ってでもしろ」となりがちな年寄りの説教ですが、野坂御大の御説法はそんなスケールの小さいものではなく、予想の遥か上を行くものでした。
以下、野坂説法全文です。

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終末なんてことを言うのは、深沢七郎さんという方がそういうことを仰ってたんだけど、人間誰でも死ぬわけだし、それはもう必ず地球がダメになることも決まっているわけです。それがあともう2~30年ぐらいのところに来ちゃってるわけなんで。そうするとちょうど皆さんが、あのー、もう2~30年生きりゃいいでしょ?ねえ。
だからもう諦めて、でー、本当に何遍も言うようですけど、今やりたいことをやっとかないと。先に良いことがあると思ったら大きな間違いで、もう美味しいものから食べておくと。それから美味しい、いい男がいたらすぐにもうとっ捕まえると。男の方も同じようなもんで。
なんか遠慮してたりなんかしてたら、これから弱肉強食の世の中で以って、これ事実そうなりますよ。それで、絶対あなた方は今こうやってずらっと見たところ、ジジイはいませんね。だからあえて言っておきますけど、ジジイは死にます。で、あなた方はそのジジイを殺してもいいんですよ。それはジジイの方があなた方を殺すような環境を作っちゃたんだから、これはもう仇討ってやつですよ。リベンジってやつですね。

だからそういうふうなことで、もうあなた方はどんどん、昔「若者よ、体を鍛えておけ」っていうような左翼の方の歌があったんだけれども、それは今度、今こそ僕は皆さんに申し上げておきますね。今のうちから体を鍛えて、それでいざとなった時の弱肉強食の時に、弱いやつをどんどんやっつけて、自分だけ生き残ると。5~60人は絶対生き残れる。じゃない、ここにいる200人以上のスパイラルにいらっしゃる方たちは、僕の言うことを聞けば絶対に生き残って、その、生き残っちゃったら勝ちですからね。モノいくらでもありますから。だからもうなんだって自分のモノになっちゃう。人間少ないほうがいいわけだから。1億2000万でいま暮らしてるわけでしょ?これがあなた10分の1になっちゃったら物凄く楽ですよ。だからそのなるべく10分の1になるように、これから僕が『終末のタンゴ』という歌を歌っておいて、それでどういう奴がダメになるかってことをハッキリ申し上げますから。よく耳をかっぽじって聞いといてください。『終末のタンゴ』です。
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そんな「野坂説法」は、こちらのアルバムに収録されています。

www.amazon.co.jp

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パキスタン人の中古車貿易商を歌った『シャリマール』も必聴。
こちらはクレイジーケンバンドの曲。

~シャリマールは良い男
シャリマールはお金もち

ラマダン開けたら連絡すると
一言残してそれっきり~

gorakuto
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@gorakuto

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