12年前の曲がリバイバルヒット! ASIAN KUNG-FU GENERATIONの人気曲ランキング

4人組ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONの2004年に発表したアルバム「ソルファ」の収録曲「Re:Re:」がアニメ「僕だけがいない街」のOPに起用されリバイバルヒットしています。
ここでバンドの人気曲を紹介します。
今年結成20周年!

ASIAN KUNG-FU GENERATION 写真左から
Gt&Vo 喜多建介
Ba&Vo 山田貴洋
Vo&Gt 後藤正文
Dr 伊地知潔
ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)は1996年の4月に神奈川県の大学の音楽サークルで結成されました。
結成から2000年までは歌詞が英語でしたが翌年に自主制作でリリースしたCDに日本語の曲を初めて収録しました。
2002年に正式な音源となるミニアルバム「崩壊アンプリファー」をリリースしたところ、収録曲である「遥か彼方」がアニメ「NARUTO-ナルト-」のOPに起用され注目を集めます。
このことがきっかけで現在の所属レーベルであるキューンミュージックから同ミニアルバムを再リリースします。
2004年にリリースしたシングル「リライト」がスマッシュヒットを記録しました。
アニメタイアップとなったことにより、アジカンの名前が世界へ知れ渡るようにもなります。
その後もアニメや映画の主題歌を多く手掛けるようになります。
今年結成20周年を迎え、第一弾シングルとして発表した「Right Now」はNEWSの加藤シゲアキさんの小説が原作の映画「ピンクとグレー」の主題歌に起用され、さらには実写映画化も決まっているミステリーコミックのアニメ版「僕だけがいない街」のOPには2004年に発表したアルバム「ソルファ」の収録曲「Re:Re:」のセルフカバーバージョンが起用されるなどアニバーサリーイヤーを盛り上げています。
現在「ソルファ」の全曲セルフカバーアルバムの制作中だそうです。
バンドはアジカンの愛称で親しまれていますが、時には「AKG」、「AKFG」という愛称も使われることがあります。
「AKG」に関してはベスト盤のタイトルに使われています。
ボーカルの後藤は「Gotch」名義でソロ活動も行っており、ソロではシングルとアルバムを1枚ずつリリースしています。
ここからはアジカンの人気曲を5曲ランキング形式で紹介していきます。
第5位 君という花
2003年10月リリースの2ndシングルの表題曲です。
自分らしく生きるというメッセージが込められた楽曲ですね。
この曲はシングルバージョンではフェードアウトで曲が終了していますが、この曲が収録されたアルバム「君繋ファイブエム」と「BEST HIT AKG」では完奏で終了しています。
第4位 ループ&ループ
2004年5月リリースの4thシングルの表題曲です。
自分たちが学んできたことを受け継いでいくという歌詞の内容とループ&ループという曲名がリンクしていますね。
第3位 Re:Re:
2004年10月リリースの2ndアルバム「ソルファ」の収録曲であり、2016年3月に22ndシングルとしてリレコーディングされてリリースされました。
アニメ「僕だけがいない街」のOPに起用されました。
記憶は永遠に残らないという感情など様々な感情が入り乱れる曲ですね。
シングルバージョンは前奏が長くなっており、1分40秒から歌い始めます。
第2位 ソラニン
2010年3月リリースの14thシングルの表題曲です。
同名映画の主題歌に起用されました。
今はいない人との思い出や後悔の念などが伝わる楽曲ですね。
アジカンの楽曲は基本は後藤の作詞ですがこの曲のみ後藤が作詞しておらず、映画「ソラニン」の原作者である漫画家の浅野いにお先生が作詞を手掛けています。
第1位 リライト
2004年8月リリースの5thシングルの表題曲です。
アニメ「鋼の錬金術師」のOPに起用されました。
つまらない世の中をリライト(新たに書き換えて)していくという現状打破といってもいい楽曲ですね。
この曲は自身最大のヒットであり、ライブでも盛り上がるナンバーです。
まとめ
いかがでしたか?
アジカンの楽曲は疾走感のある楽曲の中に文学性の高い歌詞が混ざるからこそ人気を博してきたんだと思います。
フロントマンである後藤は今年はセルフカバーにこだわっていきたいと語っているのでファンの思い出をよみがえらせる作品が多く出ると思います。
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