MAO(マオ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『MAO』とは、高橋留美子によって2019年より『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載されている、現代に生きる少女と900年を生きる陰陽師達の冒険を描いたタイムスリップファンタジー漫画である。事故で両親を亡くした少女菜花(なのか)は、シャッター街に足を踏み入れた途端怪しげな世界に辿りつく。突如化け物に襲われる菜花。そこで出会ったのは一人の少年を連れた男摩緒だった。偶然出会った二人には意外な共通点が。スリル・陰謀・そして淡い恋心が魅力的なダークファンタジーだ。

大五(だいご)

摩緒と共に幼少期を過ごした兄貴分

大五(だいご)とは平安時代の優秀な土の陰陽術師である。幼少期を出自不明の子供たちが過ごす施設「捨童子の家(すてどうじのいえ)」で暮らしており、自身より少し後に摩緒が現れ共に暮らすこととなった。摩緒が妖を見ることができる体質だと判明した後は積極的に摩緒に術や御降家の存在を教え、数年後大五の取り計らいによって摩緒も御降家に入る。御降家で修業を始めた摩緒に対しても変わらず兄貴分として接していた。

御降家の主の娘である紗那から思いを寄せられており、二人は人目を忍んで度々逢瀬を重ねていた。しかし摩緒が御降家の後継者に選ばれたため、しきたりによって摩緒が紗那の夫となることが決定してしまう。摩緒は大五と紗那の幸せを思って御降家から身を引くことを申し出たが、大五から「お前を御降家に入れたのは間違いだった。すまない。昔御降家は極楽のようなところだと話したが逆だ」と思いがけない言葉を掛けられる。摩緒と言葉を交わした翌日大五は何者かによって殺害されており、紗那は悲しみや怒りの入り混じった表情で涙をこらえていた。

御降家(ごこうけ)の関係者

猫鬼(びょうき)

摩緒に身体を乗っ取られた為、頭だけの状態になっている。

猫鬼(びょうき)とは猫を使った蟲毒によって生み出された最強の妖であり、紗那の飼い猫であった灰丸が変じたものである。術に憧れていた館の下働きの男藻久不に、あるものが「術を教える代わりに紗那の飼い猫灰丸を連れ出し蟲毒の穴に放り込む」よう唆す。灰丸はすでに穴に入れられていた妖などをすべて喰らいつくし、最強の蟲毒猫鬼が誕生した。
宝物殿に現れた猫鬼は御降家の最高秘術とされる、寿命を操る「泰山府君(たいざんふくん)」の奥義書を食べて逃走する。現場に居合わせていた摩緒が追いかけるものの、館には火が放たれて師匠は命を落とし、摩緒自身も何者かに矢を射かけられるという惨状に陥った。
巨大な七股の尾を持つ化け猫に変じた猫鬼は退魔の札を貼った槍によって瀕死状態になり、同じく死にかけていた摩緒に「身体を差し出せ」と持ち掛ける。しかし摩緒は抵抗したため首を切られ、猫鬼は体は摩緒に融合したまま頭だけで逃げ去ったのだった。

その後猫鬼は長い間行方不明となるが、関東大震災によって要石の封印が解かれ再び姿を現す。摩緒と対峙して片目を切り付けられるも、身体が融合している為猫鬼と摩緒の争いは無益なものだった。その時偶然大正時代に引き寄せられていた幼い菜花を発見し、新たな器とすべく菜花に襲い掛かる。幼い菜花と瀬戸際に摩緒が放った式神と共に結界の門を通り抜けた猫鬼は、現代へと転移し姿を消した。
摩緒の式神であるフナによると、結界を超えた先で猫鬼は幼い菜花に噛みつき菜花は呼吸停止の状態に陥る。ところが通常では死んでしまうはずが菜花は生き延びたために猫鬼の器になりうる妖力を獲得し、猫鬼はそのまま姿をくらませた。

その後菜花が瀕死に陥った摩緒に血を分け与えて現代に戻った際、ついに菜花の前に姿を現す。現代での猫鬼は片目がない通常サイズの猫の姿をしていた。猫鬼は「菜花を傷つけるつもりはない」と語りかけて何もせず去っていくが、以降菜花が現代に戻った際に度々姿を見せ、紗那や御降家にまつわる話を聞かせている。

暫く姿を消していたが菜花の両親が死亡したきっかけの陥没事故が再び令和で発生したことをきっかけに、大正時代に戻る。誰かの右手を御降家の五色堂地下で眠る男に差し出し、男を蘇らせた。

お師匠様

摩緒や百火などが過ごしていた御降家の主。常に顔の半分を隠している。

師匠とは摩緒たち陰陽師が修行を積む御降家の主で、紗那の父親でもある。「捨童子の家」出身の摩緒に目をかけており、摩緒を付き従わせて様々な術者の修行場に連れて歩いていた。その後摩緒を御降家の後継者に任命し、後継者の証として「破軍星の太刀」を授ける。しかし摩緒を後継者に選んでから数日後、数名の優秀な術者五名を屋敷のはずれにある五色堂に呼び出し、「摩緒は儀式の為の生贄である。摩緒を殺し最後に生き残っていたものが真の後継者である」と告げた。
師匠の顔の右半分は常に面で覆われていたため摩緒は素顔を知らなかったが、五色堂に呼ばれた百火によると顔の半分を妖に蝕まれた状態であった。師匠もまた後継者争いを勝ち抜いてきたものであり、修行日数の最も浅い摩緒が選ばれたことによる嫉妬などの負の感情も、必要なものであったことが師匠の口より語られている。

御降家は呪殺によって繫栄してきた館であり、呪殺の依頼があった夜は眠っている紗那の枕元に立って、紗那の口から吐き出される黒い邪気を巻物に収めていた。また館にやってくる妖を受け入れる器である幽羅子の名付け親であり、幽羅子の全身に刺青を彫る等後ろ暗い一面ものぞかせている。
猫鬼が「泰山夫君」の秘伝書を食べた日、師匠は何者かによって殺害された。

紗那(さな)

誰にでも優しく平等に接し、常に猫の灰丸を抱いていた

紗那(さな)とは摩緒たちが修行を行っている御降家の主である師匠の娘で、しきたりにより後継者に選ばれた摩緒と夫婦になる予定であった。師匠の娘という事情もあって高い地位にいたが、驕ることはなく誰にでも優しく平等に声をかけて丁寧に接していた。そのため紗那を恋い慕うものは多く、摩緒も紗那に一目惚れをしている。だが紗那は摩緒の兄貴分である大五を想っており、人目を忍んでは大五との逢瀬を繰り返していた。大五が呪殺された際には悔しさや怒りが入り混じった表情で涙をこらえていた。

平安時代においては非常に珍しかった猫の灰丸を飼っていたが、灰丸は紗那と摩緒以外の人物に懐くことはなかった。猫鬼が「泰山夫君」の秘術書を食べた日、摩緒が騒動の犯人であると騒ぎ立てる館の者たちを涙ながらに見つめ、夏野に「どうしよう。摩緒は何もしていないのに」と摩緒の無実を訴える。紗那に対して安全な場所に逃げるよう夏野が声をかけた一瞬後、禍々しい黒い邪気を感じた夏野が後ろを振りむくと、紗那は邪気に心臓を掴みだされて絶命していた。

紗那自身が気が付いていたかは定かではないが、紗那が寝ている間に口から黒い邪気を吐き出しており、父親である師匠が邪気を巻物に写し取って呪殺に利用している。

百火の告白により、宝物殿に火をつけたのは紗那の指示だったことが明かされた。殺されて倒れている父親の手から青白い光の玉を逃がして涙を流した後、紗那は百火に逃げるように促す。その後紗那と同じ顔をした幽羅子の放つ邪気によって心臓を掴みだされ死亡したというのが真相だった。

幽羅子(ゆらこ)

紗那と同じ顔を持つが、黒い強力な邪気を纏う

幽羅子(ゆらこ)とは館に放たれた妖を受け入れる役目を負った女性で、壁一面に呪符が張られた暗い岩の中で生活していた。訪ねてくるのは館の主のみで、彼女を幽羅子となずける。そして幽羅子の成長に合わせて少しずつ入れ墨を全身に刻み付けている。幽羅子自身はその環境しか知らなかったため当然のことだと受け止めていたが、ある日目覚めると扉が開いていたことから始めて外に出る。顔の半分は妖によって蝕まれていたが、偶然通りかかった御降家の館に入る前の摩緒に「大丈夫?」と声を掛けてもらい、今までになかった感情が芽生える。幽羅子はすぐに元の場所に連れ戻されてしまったが、妖を操って外の様子を覗き見ることを覚え、自分に優しい言葉を掛けてくれた摩緒の存在だけを拠り所に生活してきた。

館の崩壊後どのように生活してきたのか明らかになっていないが、幽羅子は大正時代に紗那と同じ顔を持って現れ不知火や白眉など野望を持つ者に協力している。呪い屋の娘である宝生かがりを使い女学校に菜花を呼び出して、自身の生い立ちを語った。幽羅子は菜花に何も手を出さず姿を消すが、菜花はひどい目に遭ってきた幽羅子に同情して自身の存在に引け目を感じてしまう。肝心なことを聞き出すことができなかった菜花の様子を見た華紋は菜花だけを呼び出し、菜花が摩緒に抱いている好意を利用して呪いをかけたことを推測していた。

幽羅子は何者かによって外の世界へ出された日、師匠の命によって自分を捕らえに来た白眉と顔を合わせたことがあった。

灰丸(はいまる)

御降家で飼われていた猫で、摩緒と紗那にしか懐かなかった

灰丸(はいまる)とは紗那が常に抱きかかえていた、御降家で飼われていた猫である。紗那と摩緒にしか懐かず、他の者が触ろうとすると常を立てて攻撃していた。館の下働きをしていた陰陽術に憧れる男藻久不(もくず)は、とある者に「灰丸を連れ出して蟲毒の穴に投げ込めば、代わりに陰陽術を教える」と唆され、灰丸を連れ出して蟲毒の穴に落としたと独白している。だが話を聞いた摩緒は「紗那さまと自分以外に懐かなかった灰丸が、おとなしく連れ出されたことに違和感がある」と述べており、藻久不に連れ出される前から灰丸はすでに猫鬼だったのではないだろうかと推察していた。
常に紗那の側についていたことから館の裏の部分も見ており、現代に戻った菜花に度々御降家の闇について情報を明かしている。

なお平安時代には猫という者は大変貴重な動物であり、猫を見たことが無いという者も大勢存在していた。白眉や百火、摩緒なども御降家に入って初めて猫を見ており、猫は陰陽道において五行から外れた存在だとされている。その為猫鬼には陰陽術が効かず、猫鬼の身体に変化した際の摩緒にも陰陽術は効かない。白眉は御降家に猫がいるという状況から、師匠が灰丸を使って最強の蟲毒たる猫鬼を使役しようとしていたのではないかと推測している。

藻久不(もくず)

御降家に仕える下働きの男性

藻久不(もくず)とは御降家に仕えていた下働きの男であり、陰陽術に憧れる普通の人間であった。陰陽術師の中では一番の末席である摩緒に対しても「摩緒さま」と呼びかけており、自ら摩緒の水くみの仕事を変わることを申し出ていた。術に憧れていた藻久不は摩緒や百火、その他の陰陽術師に術を教えてくれるようせがんでいたが、師匠から強く禁じられていた為術を教わることはかなわなかった。紗那も藻久不に対して不信感を抱いており、藻久不に関わらないほうがいいと警告している。
しかしとあるものが藻久不に「術を教える代わりに灰丸を連れ出し、灰丸を蟲毒の穴に投げ入れろ」と唆す。藻久不は大正時代に再会した摩緒に対して「灰丸を猫鬼にしたのは自分です」と明かしているが、摩緒は灰丸が紗那と自分にしか懐かなかったことから懐疑的に見ている。

不知火の命を受けた藻久不は、摩緒及びその場に居合わせた百火を都へ運ぶため、水と魚でできた体内に閉じ込める。水の術に弱い百火は絶命してしまうが、摩緒は猫鬼の妖力を解放して体内からの脱出に成功した。しかし藻久不本人はすでに死亡していたため、術が敗れた後骨に代わり崩れ落ちた。なお藻久不は五行堂に呼び出された術師ではなく利用されていただけだったため、百火は息を吹き返している。

大正時代の人物

鐘呼(しょうこ)

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