MAO(マオ)のネタバレ解説・考察まとめ

『MAO』とは、高橋留美子によって2019年より『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載されている、現代に生きる少女と900年を生きる陰陽師達の冒険を描いたタイムスリップファンタジー漫画である。事故で両親を亡くした少女菜花(なのか)は、シャッター街に足を踏み入れた途端怪しげな世界に辿りつく。突如化け物に襲われる菜花。そこで出会ったのは一人の少年を連れた男摩緒だった。偶然出会った二人には意外な共通点が。スリル・陰謀・そして淡い恋心が魅力的なダークファンタジーだ。

『MAO』の概要

『MAO』とは、高橋留美子によって2019年より『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載が開始された、現代に生きる少女と900年を生きる陰陽師達の冒険を描いたタイムスリップファンタジー漫画である。『うる星やつら』『犬夜叉』等の作品でおなじみの高橋留美子が、前作『境界のRINNE』連載終了から約1年5か月の期間をおいて連載を開始した。
タイムスリップ、女子学生、妖怪、少女と少年の出会いなど、コンセプトや世界観は『犬夜叉』に近いものがあるが、ストーリー自体は関連性はない。またヒロインの黄葉菜花(きばなのか)が生活していたのは令和であり、スマートフォンやパソコンなど近代的なアイテムが多数登場している。

両親を陥没事故で無くし、自身も呼吸停止の大怪我を負った中学3年生の黄葉菜花は、祖父と住み込みの家政婦魚住と共に三人で暮らしていた。ある日菜花は同級生が「五行町のシャッター通り商店街に幽霊が出る」という噂をしているのを聞き、同級生数名と共に商店街に向かう。両親の死亡した陥没事故は、商店街のちょうど目の前で発生していた。
商店街はいたって普通で怪異の気配もなかったため同級生たちは飽きてしまったが、菜花はふと人がざわめくような物音を聞きつけ商店街に一歩足を踏み入れる。すると突然菜花の周囲の空間がゆがみ、古い恰好をした体が透けている人々が生活する奇妙な街に辿りついてしまうのだった。

『MAO』のあらすじ・ストーリー

摩緒との出会い

突如妖怪に襲われ逃げ惑う菜花(右)

小学生のころ突然の陥没事故に追って両親を亡くした中学三年生の黄葉菜花(きばなのか)は、活発そうな外見とは裏腹に運動が苦手で体の弱い少女だった。毎朝泥水の様にまずいスムージーを飲み干して学校に通っていた菜花は、ある日「幽霊が出る」とうわさ話をしていた同級生数名と共に五行町(ごぎょうちょう)のシャッター街を訪れる。菜花の両親はシャッター街の入り口正面で陥没事故に遭っており、幼い菜花は車外で呼吸停止の血塗れ状態で発見されたのだった。

幽霊の気配など微塵もない寂れたシャッター街に同級生たちは「帰ろうか」と相談し始めるが、菜花はふとざわざわとした話し声のような気配を感じシャッター街に一歩足を踏み入れる。その途端菜花の周囲の空間が歪み、気が付くと古い恰好をした半透明の人々が行き来する不思議な場所に立っていた。不気味に思った菜花は元の町へ帰ろうと踵を返すが、突如人間のふりをした巨大カマキリの妖怪に襲われる。
夢中で逃げ出した菜花がふと目をやると、一人の少年を連れた身体が透けていない男が立っていた。菜花は男に助けを求めるものの、男は「いや、譲ろう」と不可解な返答をし動こうとしない。追い詰められた菜花はカマキリに切りつけられるが、菜花の血を浴びたカマキリはたちまち体が溶け出し門の外へと脱走を図った。それまで傍観していた男だが、カマキリが逃げ切る前に刀で切りつけて退治する。
結果的に救われた菜花だが、初めは助けてくれなかったことに腹を立てて「なんで最初っから助けてくれなかったんですか!」と食って掛かった。しかし男は「大丈夫だと思った。どう見てもおまえの方が格上だった」と取り合わない。訳が分からない菜花がさらに抗議しようとしたその時、自分の腕が斬り飛ばされていることに気付き菜花は気を失ってしまうのだった。

次に菜花が目覚めたとき菜花は茣蓙を敷いた上に丁重に寝かされており、斬られたはずの腕は元通りになって痛みも消えていた。不思議がる菜花に対して男に付き従っていた少年が「摩緒(まお)さまが治療しました」と事情を明かす。摩緒と呼ばれた男は「お前妖(あやかし)だろう。この町はどうなっているんだ」と問いかけたが、不審に思った菜花は質問には答えず、食い下がる摩緒を残して門の向こうへ消えていった。

再度気が付いた菜花は元のシャッター街に戻ってきていたが、身体は泥で汚れており腕には包帯が巻かれて治療を受けた跡が残っていた。突然菜花がボロボロの姿で現れたことに同級生達は驚くが、とりあえず解散して自宅へ戻る。入浴中に腕を確認してみても傷跡の一つもなかった為、菜花は「夢だったのかな」と考えて眠りについた。

陰陽師(おんみょうじ)

正体を現した妖を封じる摩緒(下段左)

翌日普段通り目覚めた菜花は、怪我の具合を心配する祖父に「大したこと無かったみたい」と答えて学校へ向かおうとする。そこへ住み込みの家政婦である魚住フナが現れて強引に激マズスムージーを勧められ、菜花は涙を流しながらスムージーを飲み干した。
一方そのころ摩緒は菜花が通り抜けた門を調べ、結界が施されていることに気付く。摩緒に付き従っていた少年は「あの女妖、結界を通って門の向こうに逃げたんですね」と納得し、ふと腕の治療の時に摩緒が菜花に飲ませていた丸薬の事を思い出した。摩緒は「腕がうまくつかなかったため解毒してみた。あの妖、何かで力を封じられているようだ」と分析していた。

自宅を出た菜花だが、自転車で急ぎ気味に学校へ向かう同級生を見かけて遅刻寸前であることに気付く。慌てて走り出す菜花だったが、昨日までの運動神経の鈍い菜花からは考えられないスピードを発揮して、あっという間に声を掛けてきた同級生を追い越した。更に車に轢かれそうになった菜花が思わずジャンプすると、たちまち高いビルの上に怪我一つなく着地する。追い越された同級生は呆然としながら「菜花じゃ…ないよね…」と呟くが、ビルの屋上の菜花は瞳孔が猫のように縦長になって牙を生やし、苦し気に息を吐いていた。
ふらつきながら自宅へ戻った菜花は祖父に「学校休みたい」と訴えて自室で横になっていたが、摩緒と出会ってから体に異変が起きたことに思い至り、シャッター街へと向かう。そして菜花がシャッター街に足を踏み入れると空間が歪み、またしても不思議な町へ辿りついたのだった。

辺りを見回していると摩緒に付き従っていた少年に出会い、乙弥(おとや)と名を教えられる。菜花も乙弥に名乗り返し「摩緒と話がしたいんだけど」と問いかけると、乙弥は「今この町の中を調べて回っています。この町変じゃないですか?手前どもも昨日着いたばかりでして」と答えた。
そのころ神社を探索していた摩緒は一人の巡査に声を掛けられる。しかし何か気配を感じ取った摩緒が札のようなものを巡査の顔に投げつけて剥がすと、みっしりとした毛が札に張り付いていた。巡査はたちまち熊のような姿に変化し摩緒に襲い掛かろうとするが、摩緒が剣で札を貫いたまま地面に刺すと妖は動きを封じられる。摩緒は睨みつけてくる妖を意にも介さず、この町の異常さと結界について訊ねていた。
菜花はその様子を乙弥と共に遠巻きに眺めていたが、乙弥から「摩緒さまは陰陽師ですので治療をしたり占いをしたり、時には妖と戦う事もあります」と説明される。陰陽師が実在するとは思っていなかった菜花は驚いていたが、一方の摩緒は淡々と質問を続けていた。
妖が何も知らないたまたまこの町に住み着いただけの存在だと理解した摩緒は、「最後に一つ。猫鬼(びょうき)を知っているか?」と妖に質問する。知らないと答えを聞いた摩緒は「もう行っていいよ」と刀を抜いて妖を自由にするが、妖は摩緒に噛みついてきた。しかし摩緒は顔色一つ変えずそのまま噛みつかせる。妖の黄葉が摩緒の身体に食い込んだとたん、妖は突然体が溶け出しあっという間に骨に変わってしまうのだった。

戦いを終え傷だらけになった摩緒は、器用に一人で包帯を巻き治療を進める。菜花は手伝いを申し出たが「戦いを見ていたんだろう?妖が私の血に触れればただでは済まないよ」と断った。自分は妖ではなく普通の人間だと主張する菜花は、逆に摩緒に「なんであんな術が使えるの?あんたこそ妖怪じゃないの?」と問い詰める。摩緒は「蟲毒(こどく)という呪術で生み出された妖怪の猫鬼に呪われている」と事情を明かした。蟲毒と聞いても何のことだかわからない様子の菜花に、乙弥は「蟲毒とは様々な主や妖怪を喰い合わせ、残った最後の一匹を使役して呪いを掛けたり呪殺したりする術の事です」と簡単に説明する。
摩緒は「誰が自分を呪ったのかわからない」と一人呟くと、菜花に戻って来た理由を尋ねる。菜花は「自分は確かに人間だけど、昨日この町に来てから訳のわからないことばかり起こっている」と摩緒に訴えた。そして話の途中で菜花は断片的に事故の記憶が蘇り、陥没事故がシャッター街の目の前で起こったこと、そして幼いころの自分が燃え盛る街で人間のような化け物を見たことを思い出した。

摩緒に「人間のような化け物知らない?」と尋ねるが「そんな妖はいくらでもいるからね」とにべもない。そうこうしているうちに乙弥は人力車を捕まえ、摩緒と乙弥は去って行ってしまう。このまま帰るわけにはいかない菜花は車夫も驚愕するほどの脚力を発揮し、摩緒の後をついていった。
追いついた先はレトロな町並みで人間が普通に生活しており、新聞売りが「首なし死体事件」の号外を配布していた。受け取った摩緒は興味深そうに記事を読んでいたが、横からのぞき込んでいた菜花は新聞に書かれていた日付を見て驚愕する。菜花が辿りついた町は大正時代だった。

破軍星の太刀(はぐんせいのたち)の秘密

傷を負いながらも猫鬼に立ち向かった摩緒

事態を飲み込めないままの菜花はとりあえず摩緒についていくと、摩緒は「ミルクホール」という名の喫茶店に入り、貂子(てんこ)という女性と「首なし死体事件」について話し始めた。貂子は小夜子(さよこ)という一人の少女を呼び出すと、小夜子が首なし死体事件についての詳細を語りだす。
小夜子が仕えている家の主人が体調を壊し、腫れ物ができたという理由で顔に包帯を巻くようになった。しかし使用人は一切寄せ付けず、奥方のみ手当を許される。ある時小夜子は夜な夜な外出するようになった主人の帰宅に鉢合わせ、身を隠したが主人の持つ鞄から血が滴り落ちているのを目撃した。翌日には血の跡は何事もなかったかのように拭き取られていたが、小夜子は主人を疑うようになり知り合いの貂子に相談を持ち掛けたのだった。

事情を聞いた摩緒は猫鬼が絡んでいるのではないかと考え、乙弥と菜花を連れて小夜子の案内の元屋敷を訪れる。小夜子は「裏の勝手口を開けておく」と言い残してその場を去り、摩緒たちは夜まで待機することとなった。
裏口を開けた小夜子は主人の部屋の前に包帯と消毒液を届けるが、普段なら人を寄せ付けないはずの主人が中に入るよう命じてくる。不審がりながらも小夜子が中に入ると、主人は「誰かと会っていただろう。わしの嫌いな臭いだ」と言いながら小夜子に迫った。
部屋から妖気を感じ取った摩緒は乙弥と菜花をその場に残し、二階の窓まで跳び上がって小夜子を救出する。続いて菜花と乙弥も部屋に入ったが、奥方は倒れており主人は逃亡を図っていた。摩緒は主人を追いかけて切りつけるも、全身から蜘蛛の糸が噴出してくる。その様子から本体は奥方の方だと気が付いた摩緒は急いで部屋に戻るが、部屋は一面大量の蜘蛛の糸で覆われており、蜘蛛に変化した奥方が菜花や乙弥を捕らえていた。

菜花は首を絞められていたが瞳が猫のように変化しており、摩緒がかろうじて刀で薙ぎ払えるほどの強度の糸を引き千切る。もう一息で脱出できるかと思われたが、菜花はギリギリで意識を失ってしまった。救出に向かおうとした摩緒も鉄砲で撃たれ出血し刀を奪われてしまうが、蜘蛛女の牙が摩緒に届く寸前突然蜘蛛女が後ろに引きずられる。糸を巻き付けられた菜花の首から流れてきた血が、蜘蛛の糸を溶かしたのであった。
逃げ惑う菜花を蜘蛛女が追いかけ始めた隙を見て摩緒は刀を取り戻そうとするが、手が届く前に蜘蛛女に再び刀を取り上げられる。しかし蜘蛛女が摩緒の首を噛み切ろうとした瞬間、菜花が摩緒の刀を振るって蜘蛛女をバラバラに切り裂いた。
菜花が刀を使ったことに驚愕した表情を浮かべながら、摩緒は「その刀は破軍星の太刀(はぐんせいのたち)と言って、私にしか扱えない刀だ。その刀もまた猫鬼に呪われており、刀を手にした瞬間猫鬼の血の毒によって全身から血を噴き出して死ぬ。時々刀を盗む者はいたが悉く死亡し、刀は結局私の元に戻ってくる」と説明した。
刀を扱うことが出来た事から菜花もまた猫鬼に呪われているのかも知れないと分かり深刻な雰囲気になるが、唐突に乙弥から「その話まだ続きますよね」と声がかかる。乙弥は菜花の振るった刀の巻き添えを喰らい、身体を真っ二つにされていた。
騒ぎが大きくなる前に、ひとまず摩緒は乙弥と菜花を連れて屋敷を後にする。乙弥は実は人間ではなく摩緒が形代(かたしろ)に霊力を籠めて生み出した式神であった。摩緒が乙弥の傷を治したことで乙弥は無事復活し、改めて摩緒は菜花に猫鬼と会ったことが無いのかと尋ねるものの、菜花は燃える街で化け物を見た後血だらけで発見されたこと以外覚えていなかった。

一度現代に戻って調べてくると言い残し門をくぐろうとした菜花を引き留めた摩緒は、「力が出ずに困ったことがあれば飲むように」と解毒剤を渡して菜花を見送る。菜花が現代に辿りつくと、朝に出発したはずが夜になっていた。家に帰ってみるとなんと一週間も行方不明になっていたことが判明する。時間の流れが読めずに困惑する菜花だが、フナが「体調を崩して入院していた」と学校に連絡していたため、何事もなかったかのように復帰することができた。
菜花はあまりにも事故の記憶が曖昧になっていることを不審に思い、同級生の白羽君に協力してもらいながら情報を集めるのだった。

鐘臨教(しょうりんきょう)

世界の終わりを予言する鐘呼(上段)と潜入した菜花(二段目右)

大正時代に戻った菜花は摩緒、乙弥と共に「人の寿命を操る」と噂されている宗教団体の教祖・鐘呼様を調査することとなった。猫鬼は寿命を操る秘術「泰山夫君」の巻物を食べていたため、鐘呼様と猫鬼が接触した可能性を考慮したのである。
菜花は大正時代の女学生に扮して宗教団体「鐘臨教(しょうりんきょう)」に潜入すると、一番前の席へ案内される。中ではあらゆる災厄を撥ね退ける「守り石」の販売を行っていたが、話の途中でぐったりとした少女を抱えた母親が乱入してきた。母親から「守り石をください。娘が不治の病なのです」と訴えられた鐘呼様が少女を抱きかかえると、途端に少女は光に包まれ目を開ける。「寿命がつながりました」と鐘呼様が宣言すると周囲からは守り石を求める声が殺到するが、菜花は「なんか芝居っぽいんだよな」と感じた。そしてふと横を見ると隣に座っていた一人の女性が震えている姿を目撃するのだった。
一方そのころ摩緒と乙弥は、鐘呼様から三日後の死亡宣告をされ実際に死亡した男の家を調査していた。近所の人に話を聞くと、一人娘の依子(よりこ)が鐘臨教に嵌ってしまい、娘を取り戻しに行った父親が鐘呼様を偽物呼ばわりしたことが原因で呪いをかけられたのではないかとの情報を得る。道場の門前を掘り返すと、そこには呪いの人形(ひとがた)が埋められていた。

鐘臨教では守り石を入手した人々が「これで寿命がつながった」とホッとした表情で話し合っていたが、菜花はやはりどこか胡散臭さを感じる。そして震えていた女性を見かけて声をかけるも、女性は「宋玄(そうげん)」と名乗る男に連れていかれてしまった。その様子を見ていた周囲の人々の噂話から女性が依子という名であること、依子の父親が鐘呼様によって呪い殺されたと噂になっているという情報を得る。いつの間にか菜花の隣には摩緒の命令でやってきた乙弥が立っていた。
そのころ乙弥に菜花のサポートを任せた摩緒は、殺された男の道場で発見した人形に儀式を行い鬼人を呼び出す。鬼人から「頼子の父親を呪い殺してなどいない」との情報を得た摩緒は、教団で暮らすことになった依子の元を訪れるが、摩緒の気配を察知した宋玄によって襲撃される。摩緒は依子を抱えて逃走しながら鬼神の分身体を乙弥に送り、呪いの居所を探らせた。乙弥と菜花は鬼神の気配を辿って地下室に辿りつくと、呪詛の方法を記した写本を発見する。すると突然鍾呼様が地下室の入り口を塞ぎ二人は閉じ込められてしまった。
扉は固く閉ざされてしまった為脱出ができず二人が地下室を探っていると、更に隠された地下への入り口を発見する。地下は異様な臭いが漂っており、乙弥が置き去りにされていたシャベルで地面を掘り返すと人間の頭蓋骨が発見された。

摩緒は依子を貂子に預けると、鬼神から知らされた鐘臨教本部の地下室に急行した。ちょうどシャベルを使って扉を破壊し脱出してきた菜花らと合流すると、宗玄と鐘呼が現れる。宗玄はかつて盗み出した写本を使って呪法を学び、鬼神を使役していた。鍾子には寿命を操れるような能力などなく、教団を維持したい宗玄が鍾子を偽物呼ばわりする信者の親を呪殺していたのである。
摩緒は鬼人を呼び出すと呪い返しの呪法を使って宗玄を攻撃する。術にかかった宗玄は自らが殺した亡霊に追い縋られるという幻覚を見て、さらに呪殺に失敗したものには子供に毒を盛らせて殺害していたことを白状した。自らが呼びだした鬼神と亡霊におびえる姿を見た鐘呼は、宗玄に向かって「父様」と呼びかけ自首する。そして連行される刹那、「帝都から逃げなさい。まもなく巨大地震がこの地を襲う」と予言を残したのだった。

鐘呼の予言を聞いた菜花はそれが関東大震災のことだと思い当たり、現代に戻って関東大震災のことを調べ始める。そのころ摩緒と乙弥は釈放された依子とミルクホールで対面していた。依子は教団から薬を渡されて父親に飲ませており、毒薬だと判断して警察に自首していたのである。警察の調査と宗玄の証言により依子が飲ませた薬はただの眠り薬だということが判明し、鐘呼の治療も母子がグルになって行っていた狂言ということが決定的となって事件は幕を下ろしたのである。

謎の洋館

血の滴る教会に現れた謎の修道女(上段)

現代に戻って調査を続けていた菜花は魚住から飲まされたスムージーによって体調を崩していた。調べ物が得意な白羽君にも協力してもらいながら郷土史を読み始めると、菜花が滞在している大正時代の商店街は実際に存在しており、関東大震災によって一度消失していたことが判明する。さらに郷土史には煙の上から街を見下ろす巨大な猫の姿があったと書かれていた。
翌日菜花は白羽君から追加情報として、五行町に祀られていた要石が地震を境に消失していたと聞かされる。要石は地震を起こす生物と信じられていた巨大ナマズを封じたものであったが、五行町にも巨大な石が埋められていたのだ。そして震災の後巨大な石が消えた場所は大穴が残され、謎の吸血鬼事件が発生していたことがわかった。

そのころ大正時代では摩緒が妖の診察を行っていたが、途中で小規模な地震が起こる。妖は数日前にも地震によって山崩れが発生したため様子を見に行くと、要石の前に奇妙な洋館が建っていたとの情報を明かした。
調査に赴いた摩緒と乙弥は崩れた裏山で切れたしめ縄を発見し、それが結界であったことを見破る。そして結界が教会を封じたものであり、猫鬼を隠していたのではないかという考えに至ると教会に乗り込んだ。
教会の床からは大量の血が染み出してきており、突如現れた修道女から「アナタ、マオデスカ」と呼びかけられる。摩緒の名を知る修道女に警戒していると修道女はさらに「体を差し出せ」と猫鬼がかつて摩緒にかけた言葉を発した。その言葉を合図にさらに大量の修道女が姿を現し、ノミの妖に変化する。妖は摩緒に襲い掛かって血を吸い始めたが、普通の妖ならば死に至るはずの猫鬼の猛毒の効果が表れなかった。
ノミの妖が猫鬼の結界の守護者だと判断した摩緒は染み出す地に向かって刀を突きさしたが、結界によって外に弾き飛ばされてしまう。倒れた摩緒に向かって大量の妖が襲い掛かるが、ちょうどその時診療所で洋館の情報を明かした妖に案内された菜花が現れ、窮地を脱して診療所に戻ることができた。

妖の襲撃に備えて結界が施された診療所で、摩緒は自身を手当てすると蟲毒の汁を飲み干し眠りについた。驚く菜花に対して乙弥は「今回のような事件が起きなくても、たまに蟲毒の汁を飲んで栄養補給をしないとダメなんですよ」と事情を説明する。摩緒の体は900年の時を経て限界に近付いており、傷の治りも遅くなっていたのだった。最強の蟲毒によって呪われた摩緒は自身も蟲毒と同じような状態になっており、乙弥が作った蟲毒汁によって体力を回復してきたのである。
そんな時摩緒の血の気配を辿って追いかけて来たノミの妖が、診療所の窓をつつき始める。動揺する菜花の叫び声で目を覚ました摩緒は、菜花の顔に自身の血を塗り付け囮になるよう指示を出す。嫌がる菜花だが本体に翼をつけて飛べるようになった乙弥がサポートに入り、渋々ノミの妖を日暮れに教会へ誘導することになった。

大量の妖に追いかけられた菜花は猫鬼の妖力を発揮して逃げ回り、その間に摩緒は教会で結界の準備をしていた。日暮れまで走り回った菜花が教会に近付くと、途端に妖は菜花を追い越し血だらけの服を着た摩緒に襲い掛かる。だがそれは摩緒が仕掛けた罠であり、妖たちは結界に閉じ込められた。陰陽師の衣装を着こんだ摩緒が巨大な亀の式神「水の顎(みずのあぎと)」を召還すると、妖たちは顎によって次々と食べられ消滅する。陰陽道では水・火・土・木・金の五大要素が互いに影響しあうと考えられており、火から生じたノミの妖は水の術式に弱かったため結界から逃げることができなかったのだった。
ノミの妖が全滅すると、封じられていた要石が姿を現す。摩緒は破軍星の太刀で要石に切りかかるが、結界によって阻まれ式神(玄武)の形代が真っ二つに割れてしまう。さらに町に戻ってみると教会が消失したことによって町を覆っていた結界が消えており、透けていた人々は元の姿に戻っていた。
菜花は町が元に戻ったことで結界の門が機能しなくなってしまうのではないかと懸念し、摩緒に「私は百年後の未来からやってきた。今後巨大な地震が起きてこの町が燃え、要石が消失する。本当に危険な地震だから逃げてほしい」と警告した後急ぎ結界の門をくぐっていった。

菜花の記憶

事故当日の記憶を取り戻した菜花

菜花は無事現代に戻ることができたが、時間が大幅にずれており何と一か月も経っていたことに驚愕する。祖父の身を案じて慌てて自宅へ帰ると家の中は真っ暗で、一人魚住が出迎えた。魚住は特に事情を問いただすことはなかったが、家が真っ暗になっている理由を「旦那様がお休みになっていらっしゃるので」と説明したのだった。
菜花は翌日起きてきた祖父と対面するが、一か月も行方不明になっていたのに警察に届けられていないこと、飲むたびに体調が悪くなるスムージーなどに違和感を抱く。スムージーを飲んだ後のだるさに耐えていた菜花だったが、ふと摩緒から解毒剤をもらっていたことを思い出し飲み込んだ。
解毒剤を飲んだとたん、今まで忘れていた陥没事故当日の記憶が蘇る。小学一年生だった菜花は迎えに来た母親に連れられて、父が運転する車に乗り五行町シャッター街の目の前で事故に遭っていたが、菜花達が向かっていたのは危篤状態に陥った祖父が入院する病院だった。

事故で両親が亡くなって以来危篤状態だったはずの祖父とずっと過ごしてきたことに気づいた菜花は、急ぎ摩緒の元へ走る。大正時代は雹が降っている妙な天気だったが、摩緒は不在だった。
あまりの心細さに菜花はその場でしゃがみ込んでしまったが、つとドアが開いて摩緒と乙弥が現れる。摩緒は菜花と別れたあと十日ほど眠り続け、体力を回復した後要石を見張っていたのだった。摩緒の顔を見て安心した菜花は涙ぐんでしまうが、祖父のことを口に出す前に巨大な地震が町を襲う。菜花が警告していた関東大震災は、ちょうど菜花が大正に戻った日に発生したのであった。
とっさに摩緒が庇ったことで菜花に怪我はなかったが、町は一瞬で壊滅状態に陥る。あちこちから悲鳴が聞こえる中要石のことを思い出した摩緒が外に飛び出ると、燃える生首の妖が一帯を飛び回っていた。
その途端菜花の体が急に熱くなり、瞳孔が猫の目のように縦長に変化する。燃え盛る煙の上には巨大な猫の姿があり、摩緒の瞳もまた菜花と同様に変化していた。

猫鬼(びょうき)の復活

封印を解かれた猫鬼と対峙する摩緒

結界を破って復活した猫鬼は頭だけの姿で、摩緒に「体を返せ」と迫る。900年前の猫鬼との戦いの際摩緒は矢を射かけられて瀕死の重傷を負っていたが、猫鬼もまた退魔の護符を張り付けられた槍に体を貫かれ死にかけていた。猫鬼は摩緒に「体を差し出せばお前は儂の中で器として生き永らえることができる」と持ち掛ける。それを断った摩緒は差し違える覚悟で首を切り落としたが、猫鬼が頭だけで逃げ去ったとたんに意識を失った。そして次に気が付いた時摩緒の手は血塗れになっており、無残に殺された館の人間たちの死体が転がっていたのである。その中には紗那という一人の女性の姿も混じっていた。

再び大正時代で相まみえた摩緒に対して猫鬼は「お前は千年に一人の器だ。体を差し出せ」と繰り返す。摩緒は「私が貴様を探し続けたのは完全に貴様を滅し呪いを断ち切るためだ」と断言した。
摩緒の言葉を聞くと猫鬼は「では貴様も知らんのか。あの時本当に何が起きたのか。貴様も儂もはめられたのさ」と謎の言葉を発する。摩緒は動揺した様子で切りかかったが、結界によって弾き飛ばされてしまった。慌てて乙弥と菜花が摩緒に近寄ろうとした瞬間、猫鬼は菜花の存在に気が付き「小娘、貴様何者だ。なぜ摩緒と同じく儂の血を宿している」と問いかける。「貴様もまた儂の器にふさわしい」と続けた猫鬼が菜花に襲い掛かってくるが、その時弾き飛ばされた摩緒の体に変化が起こっていた。

菜花を庇うように飛び出た摩緒は、七股の尾を持つ巨大な獣に姿を変えていた。摩緒の変化した姿を見て、菜花は幼いころ自分が見た獣の姿は摩緒だったことを思い出す。そして摩緒は猫鬼にとびかかり片目を奪っていた。
あの巨大な獣が本当に摩緒なのか信じがたい菜花だったが、乙弥は猫鬼に器にされそうになった時かろうじて首は落としたものの、体は融合してしまったという事情を説明する。猫鬼と渡り合う摩緒だが、猫鬼は「お前と儂が傷つけあったところで何も変わらぬ」という言葉を残して上空へ逃げ去った。

猫鬼が姿を消した途端、変化が解けた摩緒は裸のまま意識を失う。駆け付けた妖達によってお堂に運ばれた摩緒は、意識を取り戻すと菜花に守護の式神を飛ばしたことを説明したがひどく落ち込んでいた。乙弥は獣の姿に変化している間の摩緒には意識がほとんどなく、後で自分が何をしたのかいろいろ不安になることを説明する。摩緒は不安そうに式神の形代を見つめていたが、やがて菜花にこれからどうするのかと問いかけた。
菜花はこの先のことを考える余裕がなかったが、両親を失って以来ずっと一緒に生活していた祖父が当時危篤だったことを説明する。すると摩緒は死にかけていた者の寿命がつながったことによって猫鬼が絡んでいると推測し、怖かったら現代に戻らず自分の元で暮らせと提案した。突然の提案に一瞬うろたえた菜花だがやはり祖父のことが気にかかり、邪悪なものをはじき返して身を護る意思をもらって現代へと戻った。

菜花と乙弥は火の勢いが強まってきたことで避難しようとした時、子供の声を聞きつける。炎の中に現れたのは大正時代に引きずり込まれた幼い菜花の姿だった。菜花に向かって飛んで行った生首の妖を、危ういところで摩緒が退治する。そして戻ってきた猫鬼は「摩緒の代わりに新しい器を手に入れる」と宣言すると、現在の姿の菜花に襲い掛かった。
摩緒が間に入ったことで現代の菜花は守られたが、代わりに猫鬼は幼い姿の菜花に目をつける。幼い菜花に嚙みついたまま猫鬼は結界の門をくぐって現代へと逃れたが、摩緒は猫鬼と菜花が姿を消す刹那守護の式神を解き放っていた。

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『半妖の夜叉姫』とは、高橋留美子の漫画作品『犬夜叉』の十数年後の世界を描いたアニメ作品。 普通の女子中学生日暮かごめと、半妖の少年犬夜叉が、現代と戦国時代を行き来しながら繰り広げた大冒険から十数年。2人の姪であるとわは、幼い頃に生き別れた双子の妹せつなと再会するが、彼女は夢の胡蝶という妖怪によって眠りを奪われ、過去の記憶も失っていた。かごめと犬夜叉の娘であるもろはも加わり、かつて彼女たちの親がそうしていたように、3人は現代と戦国時代を行き来しながら大妖怪麒麟丸を追う冒険を繰り広げる。

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半妖の夜叉姫 弐の章(犬夜叉続編アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『半妖の夜叉姫 弐の章』とは、現代と戦国時代を舞台にした、人と妖怪の混血の少女たちの冒険譚『半妖の夜叉姫』の続編である。高橋留美子原作の『犬夜叉』とは世界観と一部キャラクターを共有しており、同作が本作の前日譚となっている。 時を行き来する力を持つ時代樹の精から、世を滅ぼさんと画策しているという大妖怪・麒麟丸の討伐を請け負った、それぞれに妖怪の血を引く日暮とわ、その妹のせつな、賞金稼ぎのもろは。麒麟丸を倒す力を求めて新たな旅を始めたとわたちの前に、その麒麟丸の娘だという少女・りおんが現れる。

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めぞん一刻(高橋留美子)のネタバレ解説・考察まとめ

『めぞん一刻』とは、高橋留美子によるラブコメディ漫画。小学館『ビックコミックスピリッツ』で連載された。アニメ、実写映画、実写ドラマ、ゲーム、パチンコ・パチスロなどにもメディアミックスされた大人気作品。 時計坂にあるおんぼろアパート一刻館に住む世渡り下手な浪人・五代裕作と突然管理人としてやってきた美貌の未亡人・音無響子が織り成す恋愛模様を描く。1980年代の恋愛漫画の金字塔として名高い作品。 高橋留美子独自のリズミカルでコミカルな展開が小気味いい作品である。

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犬夜叉(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『犬夜叉』は高橋留美子による少年漫画。1996年から2008年まで週刊少年サンデーで連載された。2000年から2004年にかけてよみうりテレビ、サンライズ制作でアニメ化。現代において受験を控えた女子中学生・かごめが、実家にある曰くつきの井戸から戦国時代にタイムスリップ!妖怪と人間のハーフである半妖の少年・犬夜叉と共に、どんな願いも叶えるといわれる四魂の玉を巡った争いに身を投じる。

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犬夜叉 天下覇道の剣(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『犬夜叉 天下覇道の剣』とは高橋留美子による『週刊少年サンデー』で1996年から2008年まで連載された、戦国時代を舞台にした半妖・犬夜叉と女子中学生かごめのタイムスリップ漫画『犬夜叉』を原作とする2003年に公開された3作目の映画作品である。 かつて西国を支配していた犬の大妖怪がいた。そしてその血を引く息子、兄・殺生丸と弟・犬夜叉。父から譲り受けた剣「鉄砕牙」と「天生牙」の他にもう一つ「叢雲牙(そううんが)」という3本目の剣が存在した。

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【着物好き必見!】和服イラスト・キャラが魅力的な漫画について

豪華な装飾が施された洋風ドレスなんかもうっとりするほど素敵ですが、見ていて心が落ち着くのはやはり昔ながらの日本を感じさせるイラストです。今回は主に着物を羽織っているキャラクターのイラストをまとめてみました。尚、筆者の好みによる偏りがあるのでそのへんはご了承ください。

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今年で30周年の1986年のアニメ作品10本

今年2016年は、「聖闘士星矢」「ドラゴンボール」などの作品の、30周年にあたる。アニメも含め少年ジャンプの黄金時代と言えるだろう。一方で、リアルロボットアニメを中心としたアニメブームは終わり、オリジナル作品は衰え、「ジ・アニメ」「マイアニメ」といったアニメ誌が廃刊していくという時代でもあった。そんな時代を代表する、10本の作品を選んでみた。

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【あつ森】アニメ・漫画キャラの制服を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

大人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」のニンテンドーSwitch専用ソフト『あつまれ どうぶつの森』では、服やタイルを自由にデザインして作る「マイデザイン」という機能があり、人気を博している。特に人気漫画などに出てくる服を再現したマイデザインはたびたびネット上で大きな話題になっている。Switchオンラインで公開されているマイデザインは自由に使うことができるので、大好きなあのキャラになりきることも可能だ。ここでは様々な人気アニメ、漫画の制服を再現したマイデザインを紹介する。

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殺生丸の妻の考察まとめ【半妖の夜叉姫】

『半妖の夜叉姫』は高橋留美子原作のアニメ『犬夜叉』の続編にあたるアニメ作品である。『犬夜叉』から15年以上が経過した時代を舞台に描かれるとのことで、犬夜叉の異母兄にあたる殺生丸の娘が登場する。『犬夜叉』では殺生丸が誰かと結婚したなどという描写はなく、娘の登場で殺生丸は誰を妻にしたのか大きな話題を呼んだ。

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半妖の夜叉姫・ドラゴン、家を買うなどアニメ化に対する反応まとめ

『半妖の夜叉姫』は高橋留美子原作のアニメ『犬夜叉』の続編にあたるアニメ作品である。『犬夜叉』から15年以上が経過した時代を舞台に描かれる作品で、大きな話題を呼んだ。その他『ドラゴン、家を買う』『スーパーカブ』『俺だけ入れる隠しダンジョン』といった話題のアニメ化作品に対する反応をまとめた。

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