キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

「キラークイーン」とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4に登場する殺人鬼吉良吉影(きら よしかげ)のスタンドである。何でも爆弾に変え、好きな時に起爆する能力を持つキラークイーンは、平穏に生きたいという願望と強い殺人衝動を併せ持つ吉良の精神の具現化といえる。指定したものを無に帰す恐ろしい能力だが、無機質ながらもスタイリッシュなキャラデザインと後に得る無敵の能力「バイツァ・ダスト」も相まって、Part4のスタンドの中でも人気が高い。

キラークイーンのプロフィール・人物像

「キラークイーン」とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する殺人鬼吉良吉影(きら よしかげ)の「スタンド」である。スタンドとは、生まれつき、ないし宇宙由来の特殊な矢の鏃で傷を負うことで生じる一種の超能力で、適性があればその人物の精神エネルギーが具現化された固有の能力が目覚める。スタンドを持つ者を「スタンド使い」と呼び、スタンドを見る、触れることができるのはスタンド使いのみである。
キラークイーンの能力は対象を爆弾にして跡形もなく吹き飛ばすことである。高い能力と目立つことを嫌う性格、強い殺人衝動という相容れない吉良の性質が具現化されている。左手の甲に着脱可能な第2の爆弾「シアーハートアタック」を備え、熱に反応して爆破する。物語終盤では、吉良を追う者を爆破し、1時間分時間を遡り追跡者を爆殺する「バイツァ・ダスト」という能力が覚醒した。
『ダイヤモンドは砕けない』の事実上のラスボスにして異常殺人鬼である吉良吉影のスタンドだけあって、あらゆるものを容赦なく無に帰す恐ろしいスタンドといえる。それでいて、そのデザインは凶悪で無機質ながら、立ち姿がスタイリッシュでもあり一部のファンからは「カッコいい」と人気がある。

キラークイーンの来歴・活躍

スタンド能力を引き出す「矢」で誕生

キラークイーンの能力により、最初の殺人以外は発覚することすらなかった。

1966年吉良吉影(きら よしかげ)は吉良吉廣(きら よしひろ)とその妻の間に生まれた。吉良は両親を愛情を受けて成長する。高い能力を持っていたが、目立つことを好まず、競走、作文、バイオリンと多彩な大会やコンクールに出場しながら常に銅賞になるよう手を抜いていた。
そんな吉良に、ある性癖が芽生える。『モナリザ』の美しい手に感動と興奮を覚えた吉影は、その後女性の美しい手に執着するようになる。彼が17歳の時、それは殺人という形で発露してしまう。S市杜王町内の杉本家に侵入した吉良は、一人娘の杉本鈴美(すぎもと れいみ)とその両親、愛犬のアーノルドを惨殺する。
その後、父の吉廣がエジプトの老婆から特殊な矢を手に入れた。その矢には、「スタンド」と呼ばれる精神エネルギーを具現化させた特殊能力を引き出す力があった。矢に射抜かれた吉良は、何でも爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」に目覚める。吉良が21歳の時吉廣が死亡する。写真に入り、自らの写った写真の空間を支配するスタンド「シアーハート・アタック」を持つ吉廣は死後も幽霊となって息子を見守ることとなる。
キラークイーンは、単にモノを爆弾に変えるだけではなく、対象を跡形もなく爆破する能力を持っていた。その能力で標的の遺体を残すことなく消滅させることができる。覚醒から15年間、キラークイーンは吉良の衝動のままに証拠を残すことなく殺人を行ってきた。

初のスタンド戦

初めて出会ったスタンド使いの重ちー(右)を爆破する。

他にスタンドを持った者と出会わないまま、吉良は自身の能力には見合わないほどの仕事も簡単な職場に就職した。表向きは印象のない人物として振舞いながら女性を殺してはその手首を持ち帰り、生きた恋人のように接するという異常な生活を続けていた。
吉良が初めて戦ったスタンド使いは、重ちーこと矢安宮重清(やんぐう しげきよ)という中学生だった。パン屋でサンドイッチを購入した重ちーは、吉良が手首を隠すのに使った同じ店の袋を、自分のものだと勘違いして持ち去ってしまう。取り返すタイミングを逸したまま、吉良は重ちーの中学校まで来る羽目になる。重ちーは飲み物の備蓄されている体育倉庫でサンドイッチを食べようとし、その上彼の友人である高校生の東方仗助(ひがしかた じょうすけ)と虹村億泰(にじむら おくやす)も飲み物をごちそうになろうと現れた。
跳び箱に隠れた吉良はどうにか手首入りの袋を回収し、校外に出る。袋がないことに気付いた重ちーは、自分のサンドイッチが誰かに盗まれたと考えて「ハーヴェスト」という群体型のスタンドを部屋中に放っており、吉良は既に目をつけられていた。袋の奪い合いの果てに手首が落下し、重ちーに目撃されてしまう。
吉良はキラークイーンを出した。キラークイーンは100円玉を爆弾に変え、それを重ちーに奪わせる。吉良から能力の説明を聞いた重ちーは慌てて100円玉を捨てさせるが、数体のハーヴェストが爆破された。
スタンドと本体は一心同体で、スタンドが傷を負えば本体もダメージを負う。群体型のハーヴェストは、数体潰した程度では大したダメージにならないようだった。仗助たちのいる高校に向かった重ちーだが、キラークイーンは先回りをしていた。キラークイーンには、対象を爆殺するだけではなくトラップのように標的が触れそうなものを爆弾にする能力もあった。重ちーが触れることを予想して仗助たちがいる部屋のドアノブを爆弾に変えていた。重ちーはドアノブに触れて仗助の名前を叫びながら爆殺される。ハーヴェストは吉良のスーツからちぎり取ったボタンを持ち、仗助たちの前で血を流しながら消えた。
重ちーと戦ったことのある仗助の「ハーヴェストに勝てる奴なんか考えられねえぜ」との言葉から、吉良がスタンド使いであることが断定された。尚、15年前に吉良が殺した鈴美とアーノルドはこの世とあの世の境目の小道に幽霊として住んでおり、一度小道に迷い込んだ漫画家の岸辺露伴(きしべ ろはん)、仗助の友人の広瀬康一(ひろせ こういち)と接触し殺人鬼のことを話していた。

第2の爆弾「シアーハートアタック」発動

康一(右)を攻撃するシアーハートアタック。

スーツのボタンが取れていることに気付いた吉良は、簡単な仕立て直しを行う「靴のムカデ屋」という店にスーツの修繕を依頼する。後日、その店にスタンド使いの空条承太郎(くうじょう じょうたろう)と康一が吉良捜査の為に現れた。
たまたまスーツを取りに来ていた吉良は、承太郎と康一の会話から彼らがスタンド使いであること、自分のことを探していることを悟る。承太郎と康一を始末するため、キラークイーンの左手の甲から着脱できる戦車のような第2の爆弾「シアーハートアタック」が放たれた。
熱を感知して標的と定めるシアーハートアタックは、熱い飲み物を飲んでいた店主を倒し、遺体を跡形もなく消し去った。次いで康一の体温に反応し、彼に向かっていくが、承太郎のスタンド「スター・プラチナ」によって弾き飛ばされる。凄まじいスピードとパワーを誇るスター・プラチナだが、シアーハートアタックにヒビ一つ入れられなかった。戦い慣れしている承太郎でも、シアーハートアタックほど頑丈なスタンドに会うのは初めてであった。
承太郎は、シアーハートアタックは「自動操縦型」に属するスタンドだと推測する。本体が近くにいなくとも、凄まじいパワーを発揮するのが自動操縦型スタンドの特徴であった。「君はエコーズで自分の身を守ることだけ考えていればいい。余計なことはするな」と承太郎に言われた康一は、その言葉に不満を持つ。既に何度かスタンド使いとの戦いを潜り抜け、スタンドを進化させてきた康一は、承太郎に侮られていると感じて自らのスタンド「エコーズ」を空中に飛ばして探した。その結果、本体の吉良が離れていくのが分かった。
本体から離れれば離れるほど力を失うのがスタンドの基本ルールである。しかし、吉良がどれだけ離れてもシアーハートアタックの攻撃力と耐久力は衰えず、承太郎が睨んだ通り自動操縦型のスタンドであることが確定する。

自動操縦型のスタンドは、本体が近くにいなくとも十分なパワーで戦えるものの大雑把な動きや単純な動作しかできない。今までの状況から、シアーハートアタックが熱に向かっていると判断した承太郎だが、予想外の威力の爆発で重傷を負ってしまう。
康一は、靴のムカデ屋のキッチンに承太郎を運び、コンロの火でシアーハートアタックをかく乱しようとした。しかし、そこのコンロは電気式で、温まるのに時間がかかる。吉良はシアーハートアタックを無敵の能力だと自負しているが、康一はその弱点に気付いた。
康一のスタンド「エコーズ act2」には、尾をオノマトペに変形させ、そのオノマトペ通りの現象を起こさせる能力があった。高熱を発する「ドジュウ」の文字を具現化してシアーハートアタックに貼り付けることで、シアーハートアタックが延々その文字を追う状態に持ち込む。
康一はそのまま仗助に連絡を入れるが、先ほどスイッチを入れたコンロの熱が上がってきた。「ドジュウ」の字よりも熱くなったため、シアーハートアタックはコンロの方に標的を切り替える。康一は、靴のムカデ屋にいることを仗助に伝え、承太郎を抱えて逃げようとするが尾を変形させたオノマトペを貼り付けたままだった。
シアーハートアタックが爆発を起こし、尾の文字が破壊されたことで康一もダメージを負う。見ると、エコーズact2が抜け殻になり、康一のスタンドは新たに「エコーズact3」として進化した。「(シアーハートアタックを)止めて身を守る」との康一の命令に従い、act3はシアーハートアタックに攻撃を仕掛ける。見る間にシアーハートアタックは地面にめり込み行動できなくなった。対象を重くするのがact3の能力だった。
攻撃を受けたシアーハートアタックに連動し、吉良の左手も重くなった。異変を感じた吉良は、戦闘の場に向かおうとしたが、チンピラに絡まれる。キラークイーンでチンピラの指を吹き飛ばすと、吉良は靴のムカデ屋へと向かった。

act3の射程距離は5mで、あまり離れるとシアーハートアタックは康一に飛びかかってくる。近づけば更に重くすることもできるとact3は言った。康一は「そのままでいい」と返し、仗助たちを待つ。そこに現れたのは、左手から血を流した吉良だった。
吉良からの宣戦布告を受け、目の前にいる人物が多くの人を殺してきた殺人鬼だと知った康一は怒り攻撃する。しかし、キラークイーンは爆破能力を使うまでもなくact3を簡単に弾き飛ばした。「スタンドは一人一体のはず」と驚く康一だが、元々シアーハートアタックはキラークイーンの体の一部だった。
射程距離から離れすぎたため、シアーハートアタックは重みから解放される。act3は、二つ同時に重くすることはできない。本体か、スタンドかどちらかを選べと言われた康一は「爆弾(シアーハートアタック)を止めろ」と言うが、シアーハートアタックを封じてもキラークイーンの攻撃からは逃れられなかった。
無敵と信じていた能力を破られたことに敗北感を覚えた吉良は、康一を痛めつける。それでも、康一は吉良の財布を抜き取り、運転免許に記されていた彼の名前を知った。「こんな僕にさえ名前が分かったんだ。あんたは大した奴じゃあないのさ」との康一の言葉に、吉良は更に敗北感を募らせる。
キラークイーンに康一の腹を貫通させてそのまま消し飛ばそうとした吉良だったが、ここで承太郎が意識を回復。康一を助ける為に、吉良に攻撃を仕掛ける。スター・プラチナのスピードの前では、キラークイーンは爆破能力を繰り出すこともできなかった。承太郎は康一の見せた気概を誉め、その場に倒れる。
仗助と億泰が現れたのはその時だった。他者の負った傷を癒すスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」で康一、承太郎の傷を治すと、仗助はその場に倒れていた血まみれの吉良にも声を掛ける。未だ康一と承太郎が目を覚ましておらず、吉良は「謎の爆発に巻き込まれた一般人」を装った。「治してやる」という仗助の言葉にすがるが、医者でもないただの高校生である自分に治療を求めてきたことから仗助は吉良がスタンド使いだと断定する。

吉良は自らの左手を切り落とすと、この場の始末をシアーハートアタックに任せて逃走した。仗助はクレイジー・ダイヤモンドでシアーハートアタックを殴る。それは破壊ではなく、吉良の傷を治し、彼の元迄シアーハートアタックを向かわせるためだった。

吉良は、「シンデレラ」というエステサロンに来ていた。街から連れてきた自分と似た背格好の男を殺し、エステティシャンで他者の肉体を作り替えるスタンド能力を持つ辻彩(つじ あや)に自分とその男の顔、並びに指紋を無理矢理入れ替えさせる。去り際、吉良は彩の腹を強く殴りつけ、キラークイーンで彼女を爆弾化する。
駆け付けた仗助たちに「背格好が似た男を私の目の前で殺した」「顔と指紋を入れ替えさせられた」と言い、吉良の詳細を語ろうとした途端彩は爆発した。
シアーハートアタック(吉良の左手)は本体である吉良に戻ったようだった。仗助たちが店の外に出ると、そこは会社帰りのサラリーマンが大勢おり、その中から吉良が成り代わった男を探すのは困難であった。

ストレイ・キャットとの出会い

ストレイ・キャット(左)を吹き飛ばそうとするキラークイーン。

吉良は、その顔と指紋を奪った川尻浩作(かわじり こうさく)というサラリーマンに成り代わり生活していた。浩作には妻子がいたものの仲のいい家族ではなかった。妻しのぶの仲は冷え切っており、息子の早人(はやと)は何を考えているのか分からない少年だった。
吉良には、爪が合計して30センチ以上伸びる年があった。急激に伸びが早い時期は特に殺人衝動が強くなるのだが、承太郎たちに探られている以上目立ったことはできない。どうにか衝動を抑えての生活だった。

ある日、川尻家の大家が家賃の徴収に来た。金庫には一か月分の家賃もなく、暗証番号は浩作しか知らない。キラークイーンにより、大家のバッグを一部破壊して金を奪うと、吉良は先月分と今月分、そして2カ月先の家賃を払った。しのぶは、「夫」が大家の金を奪ったことを見抜いた。それでも「夫」の行動を軽蔑することなく彼に惹かれ始め、彼が別人であることなどは考えもしなかった。
そんな折、会社から帰るとしのぶが「怖いことがあった」と抱き着いてきた。地下室に潜り込んでいた野良猫を追い出そうとホウキを振り回した結果、棚が倒れてきたとしのぶは言う。吉良が様子を見に行くと猫は死んでいた。
見れば、猫の喉には奇妙な穴があったが、もしそれが矢による傷だとしてもスタンド使いになったかどうかまではもはやどうでもよかった。庭に猫を埋めたが、翌朝そこから猫とも植物ともつかない生物・猫草(ねこぐさ)が現れた。
猫草を観察していた吉良だが、しのぶに敵意を抱いていることを知りキラークイーンで吹き飛ばすことにする。近くにあった石を爆弾に変えるが、いくら起爆スイッチを押しても爆発しなかった。踏もうとしても、何かに邪魔されて踏めない。猫草から離れると、途端に石が爆発した。
猫草がスタンド使いであることは明らかで、その能力は空気を操作することのようだった。爆発が起こらないのは、周りに空気がない時だけであった。猫草は本能で自身の能力の使い方を理解し、空気を弾丸のようにして飛ばしてくる。
吉良の血管にも空気が入れられた。血管に一定以上の空気が入ると死んでしまう為、吉良はキラークイーンで自らの腕を小爆発させて空気を逃がす。猫草のことはゴルフボールにじゃれつかせることで一応敵意を逸らすことに成功した。
以降、猫草は「ストレイ・キャット」の名を与えられ、「何かの役に立つかもしれない」と踏んだ吉良にこっそり飼われることとなる。

早人と吉良の攻防

早人(奥)は、意を決して吉良(手前)の殺害に乗り出す。

しのぶが「夫」に対してそれまでにない愛情を抱くのに対し、早人は「父」にずっと違和感を持っていた。メカに詳しい早人は両親の寝室にカメラを仕掛けており、「父」がずっと自分の名前を書き続けていること、こっそり靴を違うサイズのものに変えていることを知る。土の入った大きな鉢を寝室に持ち込み、キャットフードまで持っていたこともある。
学校へ行くふりをして寝室から行ける屋根裏を探った結果、早人はストレイ・キャットの存在を知る。ストレイ・キャットが空気を操作することができる能力を実感から理解した早人は、一度空中に磔にされるがコンパスの針で空気を刺して逃れる。
一方の吉良は、早人と同じ学校の児童が帽子をかぶって登校している場面を見る。記憶によればその日の朝には帽子がコート掛けにかかったままだった。ここ数日早人の視線を感じていた吉良は、これらの点から早人がまだ登校しておらず、自分が家を出た後に何かをしている、つまり早人が自分を探っていると感じて家へと引き返す。吉良が屋根裏に入った時、そこにはキャットフードが散乱し、ストレイ・キャットの近くに袋が落ちていた。その様子から、ストレイ・キャットが空腹から空気操作でキャットフードを持ってこようとしたと判断した吉良は、「もし正体が知られたら、(早人を)始末しなくてはいけない所だった」と独り言ちる。早人はギリギリ吉良に知られることなく屋根裏にあった箱に入り込んでおり、吉良の呟きも聞いていた。

後日。相変わらず速い速度で伸び続ける爪と殺人衝動を持て余していた吉良は、電車でイチャモンをつけてきたカップルの後をつけ、キラークイーンで二人を殺害する。キラークイーンは、女性の方の片手だけを残して残りは消滅させた。久しぶりに清々しい気分になった吉良だが、その殺人現場は早人が目撃し、ビデオに収めてもいた。
早人をカップルのアパートの外で見かけた吉良は、目撃されていた可能性から風呂場で探りを入れる。早人の反応から目撃されていたと悟り、キラークイーンで早人の紙を一本爆弾に変えた。そのまま起爆をしたところで、風呂場で滑って転んだよくある事故として処理されるはずだった。
しかし、早人は「僕も殺すのかい?今だって撮っているのに」と言った。見れば、浴室内にもカメラが仕掛けられていた。早人はカップルの殺害現場だけではなく、ストレイ・キャットやサインの練習をしていたところも取った、自分を殺せば誰かがビデオテープを見つけるだろうと言い、自分と母の安全を守るように言った。
吉良はその場で早人を殺してしまう。幽霊となっていた父の吉廣と合流し、彼から「スタンド使いたちが、川尻浩作を調べ始めている」旨を聞き、吉良は追い詰められたと感じる。それでも高いプライド故に杜王町から逃げることは吉良の選択肢になかった。父にその旨を伝えた吉良の腕に、スタンドを引き出す矢が刺さる。キラークイーンに新たな能力「バイツァ・ダスト」が目覚めた。

翌朝。吉良は上機嫌で朝の身支度をしていた。殺されたはずの早人は生きており、殺人現場を見られた事実も変わっていない。しかし、吉良は余裕の態度を崩さなかった。キラークイーンに目覚めた新たな能力バイツァ・ダストとは、吉良の正体を知る非スタンド使いを爆弾とし、吉良の正体を追う者を爆殺して1時間分時を遡るというものだった。
非スタンド使いで吉良の正体を知る早人は爆弾となり、「父」が吉良吉影という殺人鬼であることを誰にも伝えることはできなくなっていた。筆記、口述、いかなる手段でも「吉良吉影が川尻浩作に化けている」ことを伝えれば、相手が爆死させられる。バイツァ・ダスト発動中に起きた出来事は運命として固定化されるため、新たな時間でその人物に接触せずとも時間が来れば爆死する。
何度か同じ朝を繰り返す中で、早人は吉良を追う露伴、承太郎、仗助、億泰、康一を爆死させてしまう。自殺しようにも、小型化したキラークイーンが自動的に爆弾となった早人を守る為、それも叶わなかった。
吉良はバイツァ・ダストの能力を誇らしげに語る。早人自身には何の害もないのだから、平穏に過ごせばいいとまで言った。皆を爆死の運命から救うには、吉良自身が死ぬか、バイツァ・ダストを解除するかしかなかった。
11歳の少年ながら、早人は殺人を決意する。ストレイ・キャットを使って吉良を殺そうとしたが、失敗に終わった。
吉良は「運命は自分に、この吉良吉影に味方している」と口にした。早人は、「僕は喋っちゃいない。最初からあんたのことは、一度だって喋っちゃいない!喋ったのはあんたなんだ!」と言う。吉良が自ら名乗った名前を聞いた者が他にもいた。
何度か同じ朝を繰り返した結果、スタンド使いたちとの待ち合わせの為この場所にやってくることを早人が知っていた人物、吉良を追う仗助であった。巻き戻される前の時間で仗助が寝坊してきたことを知っていた早人は、朝東方家の電話番号を調べてコールし、彼を起こしていたのだ。

街中での最終戦

キラークイーンの腹部に収納されたストレイ・キャット。

仗助は「同姓同名の別人なら治せる」からと吉良を殴りつける。バイツァ・ダストが発動している間、吉良は自身のスタンドを使えない無防備状態にある。クレイジー・ダイヤモンドから身を守るにはバイツァ・ダストを解除するしかなかった。キラークイーンが戻り、スタンド使いたちは爆死の運命から解放された。
吉良は、「今まで正体を隠していたのは無用な争いが自分の求める平穏な生活とかけ離れているから」「逃げていたわけじゃない」と言い訳がましいことを口にする。友人を殺された仗助、億泰からすれば身勝手な言い分だった。
クレイジー・ダイヤモンドとキラークイーンによるラッシュの応酬が始まるが、特殊能力抜きでの殴り合いではクレイジー・ダイヤモンドの方が勝っていた。早人にはスタンドは見えないが、凄まじい力で吉良が吹っ飛んだことから、彼らが見えない力で戦っていることは分かった。
触れた物を爆弾化するキラークイーンの能力の特性から、億泰は何でも削り取る自身のスタンド「ザ・ハンド」で攻撃をしようとした。その途端、億泰の近くで爆発が起きる。億泰には、空気が火を噴いたように見えた。早人が持ち出したストレイ・キャットがキラークイーンの腹部に収められていた。億泰を吹き飛ばしたのは、ストレイ・キャットの出した空気弾を爆弾化したものだった。
吉良は、空気を操作するストレイ・キャットの能力が自分の役に立つと思い、今まで飼育していたのだった。目に見えない空気と防げない爆発という二つの能力は相性が良く、キラークイーンはそれまでにない強力な力を得た。
仗助は億泰を治そうとしたが、またも空気爆弾が放たれる。クレイジー・ダイヤモンドには、壊れた物を修復する能力もあった。石畳を破壊し、再構築することで壁を作る。空気爆弾は石畳の壁に触れてその場で爆発した。

キラークイーンの空気爆弾は、接触弾と着弾点火弾とに使い分けることができる。石畳でガードされないよう、着弾点火弾を作り、それで仗助にダメージを負わせることに成功する。次いで接触弾が放たれたが、仗助はその爆弾に向かっていった。いかにキラークイーンの本体とはいえ、爆発に巻き込まれては吉良も無事では済まない。自分に近づいてきた仗助を爆破すれば自分が危ないため、接触弾でもある程度の距離がないと使えなかった。
億泰を治そうとした仗助だが、億泰が爆弾化されている可能性を早人に指摘される。一度爆弾化したものを爆発させない限り、次の爆弾を作ることはできない。吉良は「君(仗助)が億泰に触ればわかる。億泰君が爆弾になっていなければ爆発はしないし、爆弾化していたとしても親友の傷は治せる」と挑発した。
早人は、「次の爆弾を撃って来ないのは、一度に一発しか撃てないから」だと億泰が爆弾化されている可能性を口にする。億泰を救うには、仗助が自身のスタンドで彼に触れなくてはならない。しかし、もし億泰が爆弾化されていれば仗助自身も共倒れで吹き飛ばされ、吉良に逃走の機会を与えることとなる。葛藤する仗助に対し「億泰さんを救う方法ならある」と言い、早人は自ら億泰に触れた。億泰はやはり爆弾化されており、彼に触れた早人は吹き飛ばされる。
しかし、早人の行動を理解した仗助は早人の命があるうちに彼の肉体をクレイジー・ダイヤモンドで治す。早人の無謀ともいえる勇敢な行為に、仗助は驚きつつ「マジに小学生かよ小僧!」と感嘆する。スタンドが見えないながら、早人は既に吉良と仗助が目に見えない力で戦っており、仗助に傷を治す力があることが理解できていた。クレイジー・ダイヤモンドの能力を信じていたからこそ爆弾化しているかもしれない億泰に触れられたと早人は言う。
吉良は仗助の能力が厄介だと認識し、見えにくい着弾点火弾を放った。傷を治されたはずの億泰は目を覚まさない。吉良は自分の腕を使って相手との距離を測り、点火スイッチを押す。仗助は、自らの血を超高圧で飛ばし、空気爆弾を切断した。
空気そのものは切断できたが、爆弾化されている為、着弾するや仗助に大きなダメージを与えた。仗助は億泰を抱えたまま、民家に入る。早人は億泰を置いていくように言ったが、友人を置いていくこと、何より彼が死んだと認めることは仗助にはできなかった。

仗助たちが入った家は、吉良によって電話回線が切られていた。どこからともなく空気爆弾が入ってくる。しかも、窓はなくカーテンも閉まっており、吉良からは見えていないはずなのに、正確に仗助の位置を把握し持ってきた。
自動追尾型のスタンドではないかと早人は言うが、空気爆弾を見えやすくするために煙草に火をつけ煙を出したがそちらに向かってはこないことから、熱源探知式の能力であるのシアーハートアタックではないと仗助は断言する。仗助は、自身の血を閉じ込めたガラスの塊を窓の外に投げる。そこには吉良がいたが、キラークイーンがガラスの塊を弾き飛ばした。ガラスの塊はヤケでの攻撃ではなかった。中に入っていた仗助の血は体の外に出たためもう仗助の物ではない。仗助は、ガラスの塊(室内にあった花瓶を破壊し、再構築したもの)に自分の血を入れて先の戦闘の際吉良のスーツに着いた返り血に向かって飛んでいくように仕向けたのだ。少しでも吉良にダメージを与える為で、その目論見は成功した。

窓から見ると、吉良が携帯電話を手にしている。その電話の相手に、仗助は心当たりがあった。電話の相手は吉廣だった。一度吉良の家で吉廣と交戦した経験のある仗助は吉廣が自分たちを監視し、電話で息子に指示を与えていたと見破る。早人の上着に火をつけると、ポケットから吉廣が飛び出してきた。吉廣から電話を奪った仗助は、吉廣の声色を真似て空気爆弾が彼に当たるように指示する。吉廣は消滅した。
自分が爆破したのが仗助ではなく、父の吉廣であることを知った吉良は愕然とする。しかし、今まで乗り越えられなかったトラブルはないと考え直し、改めて仗助と戦う。またも殴り合いが始まるが、重傷を負っているはずの仗助に競り負けそうになる。
クレイジー・ダイヤモンドのラッシュを受け止めたのは、ストレイ・キャットの空気のクッションだった。キラークイーンへの攻撃を自分に対するものと思い込み、ストレイ・キャットが防御したのだ。ストレイ・キャットの吐き出した空気弾を、キラークイーンが爆弾に変える。触れるだけで吹っ飛ぶ至近距離で、接触弾を交わす余力は仗助にはなかった。

仗助のピンチを救ったのは、死んだと思われていた億泰だった。ザ・ハンドは空間も削り取ることができる。削られた空間が元に戻る際、反対側の物体は強制的に引き寄せられる。この性質を利用して空間を削り取ることで仗助に近づいていた空気爆弾を引き寄せ、次いで空気爆弾そのものを削ることで消滅させる。吉良は、もう一度空気爆弾を撃とうとしたが、億泰に空間を削られてストレイ・キャットを奪われた。
大きな物音に承太郎たちも、消防車や救急車も集まってきた。大怪我をしている仗助、そして川尻浩作を見て承太郎たちは川尻浩作が吉良だと断定する。

決着

吉良とキラークイーンを「安心なんかないところ」へ連れ去る無数の手。

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手。 感情は表に出さず冷たく見えるが、実は仲間思いであり正義感あふれる人物。頭脳明晰で強靭な精神力を持つが、一度怒ると手がつけられなくなる事もある。 第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで何らかの形で再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。

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ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディオ・ブランドー/DIOとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、吸血鬼にして時間を数秒間止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。 歴代主人公であるジョースター一族の血統と、一世紀以上にも渡り因縁の宿敵となる、シリーズ最大の敵役にして悪のカリスマ。 第1部で吸血鬼となり、主人公ジョナサンと敵対する。第3部ではスタンド能力を身につけるが、主人公である空条承太郎に敗死する。死亡後も何らかの形で間接的にストーリーに関わってくる、最重要キャラクターである。

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岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』に登場するスタンド使いにして人気漫画家である。自己中心的かつ尊大な一面が目立つが、プライドが高い分決して他者に媚びない強さもある。漫画に対する真摯な姿勢や、自分が認めた人物への敬意など、傲慢なだけの人物ではない描写も多い。高いプライドに見合う実力やクセの強さが独特の魅力となり、読者からも「露伴先生」と呼ばれ親しまれている。作者も気に入っているキャラクターである。

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広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

広瀬康一(ひろせこういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びPart5『黄金の風』冒頭に登場するスタンド使いにして主人公の東方仗助の友人であり、語り部でもある。気弱な面もあるが、成長するスタンド「エコーズ」が目覚めてからは勇気を振り絞って敵に立ち向かうようになる。その姿勢は、戦い慣れしている空条承太郎にも一目置かれるものであった。普段は優しい性格で、読者を含めて共感を得やすいキャラクター。そのためか作中では癖の強い人物にも好かれる傾向にある。

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吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵キャラクターで、スタンド使いである。高い知能を持つが、目立つことを嫌いひっそりと生きてきた。その一方で強い殺人衝動を持ち、特に美しい手を持つ女性を殺すことに異常な執着を見せる。触れたものを爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持ち、15年前から誰にもバレずに殺人を続けてきた。異常殺人鬼ではあるが、性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という吉良の人生観に共感する読者も少なくない。

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東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ひがしかた じょうすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、スタンド使いである。怪我を治し、壊れた物を直す「クレイジー・ダイヤモンド」という能力を持つ。基本的にはお調子者かつ温厚で優しい性格だが、憧れの人を真似た自身の髪形を貶されると激怒する直情型でもある。ズルをすることもあるが根は強い正義感を持っており、自分の怪我を治せないのを承知で友のために体を張る。仗助は、スタンド使いの仲間と共に街に潜む殺人鬼と戦うこととなる。

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虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

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川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻早人(かわじり はやと)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、杜王町に住む川尻家の長男で、11歳の小学生。 父親の浩作を殺人鬼である吉良吉影に殺害され、なりすまされた事にビデオカメラ撮影による観察を重ねて見抜くが、吉良吉影のスタンド能力「バイツァ・ダスト」により過酷な運命に巻き込まれていく。 スタンド能力を持たない非力な一般人であるが、実は家族想いで芯が強い性格。母親を殺人鬼から守ろうと孤軍奮闘し、最終的には運命に打ち勝つ事になる。

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噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

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トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する料理人で、スタンド使いである。イタリア出身のトニオはあらゆる国の料理を学び、修行の果てに食べられることで体の悪い所を内側から治すスタンド「パール・ジャム」を開花させた。料理人としての高い能力と強い信念を持ち、治療効果も相まって彼の料理を食べたがるファンは多い。本編での登場回数は数える程度だが、温厚で紳士的な態度から人気は高く、『岸辺露伴は動かない』を始めとするスピンオフ作品に多数登場している。

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虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。 本人も自ら言及しているが、几帳面な性格。父親がDIOの手先となり、DIOの死後、「肉の芽」が暴走して不死身の怪物と化してしまった。そんな父を殺すため形兆は、杜王町の住人を次々と「弓と矢」によってスタンド使いにする。 東方仗助との戦いに敗れた後、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に「弓と矢」を奪われて死亡。

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杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(すぎもと れいみ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、吉良吉影の最初の犠牲者となった女性であり幽霊。享年16歳。 杜王町の住人であり、15年前交流のあった当時4歳の岸辺露伴を逃がし、愛犬のアーノルドと共に吉良吉影に殺される。以来「決して振り返ってはいけない小道」で幽霊として過ごす。 杜王町を誇りに思う正義感の強い性格で、露伴や康一に殺人鬼から杜王町を守るよう涙ながらに懇願する。最後には仗助らに追い詰められ死亡した吉良吉影を裁き、成仏する。

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吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(きらよしひろ)とは、荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターで、ラスボス吉良吉影の父親。元々は息子である吉影を溺愛する子煩悩な父親だったようだが、吉影が殺人に手を染めるようになると、その行為を黙認するどころか、息子の身の安全のため自ら隠蔽を手伝うようになった。スタンド使いを発現させる矢を持っており、吉影の素性を調べあげていく東方仗助達を抹殺するための刺客を送り出していく。

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音石明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

音石明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

音石明(おといし あきら)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、電気を操り、電気と同化するスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手である。自身の能力を悪用し、5億円相当の窃盗に手を染めた。平気で悪事を行う一方臆病で小心者の面もある。それでも追い詰められて凄まじいパワーを発揮するなど、侮れない精神性もまた持っている。ギタリストを目指しており、その情熱と腕前は本物である。

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山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。

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ジョジョの奇妙な冒険(第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

ジョジョの奇妙な冒険(第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

荒木飛呂彦の作品である「ジョジョの奇妙な冒険」の7部は「スティール・ボール・ラン」という、乗馬でのレースの名称を冠した作品である。アメリカ大陸を馬だけで横断すると言う過酷なレースに、主人公「ジャイロ」と「ジョニィ・ジョースター」が挑む。そのレースの最中、彼ら二人を妨害する大量のスタンド使いが現れる。二人は力を合わせて妨害者のスタンド使いを倒し、ゴールへと向かう。そんな大量のスタンド使いとスタンドを紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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炎炎ノ消防隊(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

炎炎ノ消防隊(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『炎炎ノ消防隊』とは、2015年9月より『週刊少年マガジン』にて連載しているダーク・ファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。突如発生した人体発火現象によって体を炎に包まれた「焔ビト」と呼ばれる存在が人々の脅威となっている世界を舞台に、第8特殊消防隊の消防官・森羅日下部が焔ビトの発生原因とその裏側にある真実を追求していく物語を描く。単行本は世界累計発行部数1300万部を記録しており、漫画を原作としたアニメ作品・舞台作品など様々なメディア上で人気を集めている。

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炎炎ノ消防隊の特殊消防隊まとめ

炎炎ノ消防隊の特殊消防隊まとめ

『炎炎ノ消防隊』とは、『少年週刊マガジン』にて連載されている大久保篤による漫画作品である。 世界中で人体が発火し、「焔ビト」と呼ばれる怪物と化す事件が相次ぐようになって数十年。東京皇国は、専門の対策班である「特殊消防隊」を結成して焔ビトによる大規模火災に対応していた。かつて火災によって母と弟を失った少年「森羅 日下部」は、自身がヒーローとなって焔ビトから人々を守ることを志して消防士になる。幾多の現場で焔ビトと相対する中、森羅は弟が生きていることを知り、それを追う過程で世界の謎にも迫っていく。

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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

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『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

資生堂といえば日本が誇る化粧品メーカー。ところが資生堂が“本気”を出した「ジョジョ」のコスプレ(?)を、それも18人にも及ぶキャラクターを披露していた事実をご存知でしょうか? その本気クオリティたるや「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」レベルなうえに、実はコスプレをしたモデルやスタッフなどにも大きな秘密があったのです。

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名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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