新劇場版最終作はよ!『エヴァ』シリーズ新旧使徒比較(ネタバレあり)

『序』『破』『Q』と来て急展開しましたね、新劇場版の『エヴァ』。もうあまり重要になってないかもしれませんが、新劇場版の使徒を旧作と比較、まとめてみました。

旧シャムシエル(第5使徒)

旧作:コアにナイフを指されて「死亡」後「死体」がほとんど原形をとどめて残っており、研究のためのサンプルとなった。

飛んだり立ったりします。

新劇場版:目(のような部位)が赤く、腹部には盛んに動く節足系の足(肋骨?)。死亡後「死体」は残らなかった。

ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ…。

デザインしたあさりよしとお氏曰く「蟹の味がしそう」で「鳥が近づかない」とか。あのキモ…やたら動く足は映像技術の進歩で実現したものだそうです。

旧ラミエル(第6使徒)

旧作:正八面体で、攻撃方法も前方(かは不明)に加粒子砲なるビームを発射。そして、先のとがったドリルで穴を掘るという、過激な攻撃方法の割に、地味な作業でアダムとの接触を図る。

「雷」の天使だそうです。

新劇場版:めまぐるしく変形し、攻撃方法、防御方法も異なる。攻撃時、一瞬だけコアが現れるとの説明あり。デコイ(擬態)のコアを破壊された程度では当然「死なない」が、本物のコアを打ち抜かれた際は血の雨となった。ドリルは旧作の、人工的なデザインのものではなく、体の一部を変形させたもの。

旧サハクイエル(第8使徒)

旧作:体の一部を爆弾のようにして飛ばし、攻撃。「練習」を繰り返すことで誤射修正をこなす学習型?最後は本体が落下。しかし、エヴァ三体によりA.T.フィールドを破られて目玉のような部分を刺されて「死亡」。

現代アート美術館にあっても違和感ないですね。

新劇場版:形状変化しまくる。当初は表面にめまぐるしく目玉模様が駆け巡る球体だったが、色彩から何から「派手」な「サハクイエル」の改訂版に変形。「中の人」が出てきたりする。おまけにコアはルーレット盤のボールのごとくぐるぐると回るため、容易に攻撃させない。アスカ曰く「往生際が悪い」。

何か「都会に行って垢ぬけた娘」を見る心境です。

旧バルディエル(第9使徒)

旧作:起動実験を控えていたエヴァ参号機に寄生。白い菌糸のようなものが寄生部分に発生、接触部から徐々に侵食する。菌糸のせいで参号機のエントリープラグ(パイロットが乗り込むコクピット)の強制射出ができず、パイロットを乗せたまま「使徒」として徹底的に破壊される。尚、参号機の破壊を行ったのはシンジではなく、初号機に搭載されたダミーシステム。(パイロットがいなくても起動するように設定されたシステム)参号機のエントリープラグは握り潰された。

漫画版ではパイロットのトウジが「怖い」というのに対し、「エヴァの中は絶対安全」と言い聞かせてました…。

新劇場版:同じく参号機に寄生。パイロットはテレビ版とは違い、アスカ。コクピット内部で何か恐ろしいものを見たようで、アスカの精神汚染が進んだ模様。同じくダミーシステムにより破壊される。エントリープラグにコアが確認されたため、かみ砕かれる。浸食部分は青。

ダミーシステムに切り替わるとパイロットは身動きが取れない何も見えない状態に…。

この後シンジは「エヴァでネルフを攻撃する」と言い出し、実際新劇場版では実行。ネルフ職員の説得は「君がやられていたんだ」「しかたなかった」というシンジの怒りを逆なでするようなもので、ネット上で「説得が下手」とのご意見が多数見受けられました。「参号機のパイロットを助けるなら、それだけ早く使徒を倒すべきであり、ネルフの職員もそういうべきだった」とのご意見もあります。ちなみに、TV版パイロットのトウジは片足切断(首から下が動かない、との説もあり。漫画版では死亡)の憂き目に遭い、アスカに至ってはこの起動実験で廃人になったとの説もあり、どうなったのかも不明です。

腕伸びなきゃカッコイイ。

旧ゼルエル(第10使徒)

旧作:弐号機の攻撃、零号機の捨て身の爆弾攻撃も受け付けず、コアをガードする装甲まで装備。カッター状の「腕」で、露出した初号機の「コア」を攻撃するが、「覚醒初号機」により食い殺される。

えどまち
えどまち
@edono78

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