楽器だけで魅せる表現力……日本のおすすめインストロックバンド

Jロックなど普段私たちが耳にしているロック音楽と違い、ボーカルなしで楽器だけで曲を構成するロック音楽=インストゥルメンタル・ロックというジャンルがあります。歌無しでも楽器の音色や展開力・演奏力で高い人気を誇る日本のインストロックバンドを紹介します。

toe

最初に紹介するのはこのバンド。日本を代表する、海外でも人気のインストロックバンドです。音が絡み合うように展開していく曲、圧倒的な表現力のドラムが特徴です。ドラム担当の柏倉さんは木村カエラや黒木渚のサポートを務めていることでも知られています。

彼らの魅力が発揮されるのは何といってもライブでしょう。CD音源に全く劣らず、かつ熱量や臨場感のあるライブが見られます。

会社経営などメンバー全員がミュージシャン以外の肩書も持っていることでも有名です。

te'

te'は先ほどのtoeとは違ったアプローチを見せるバンドです。ポストハードコアとジャンル付けされる楽曲には、轟音のギターに包まれるような激しさがあります。「残響レコード」という日本の名門インディーズレーベル所属で、ギターのkonoさんがレーベルの代表を務めています。

音楽性だけでなく、その曲名やアルバム名のタイトルの長さも個性として知られています。

LITE

次に紹介するのはこのLITEというバンドです。2003年の結成から早い段階でヨーロッパを中心に海外で注目されました。国内では広くは知られていない彼らですが、今でも国外で高い人気を誇り、様々な国を周るツアーも何度も成功させています。

各パートが安定してレベルが高く、CD音源でもライブでもその高い技術に裏打ちされたテクニカルな楽曲を楽しめます。

Marmalade butcher

最後に紹介するのは新進気鋭の若手インストバンド、Marmalade butcherです。曲からも分かるように、ギターの超絶技巧がウリで今風のハイテンポなロックを繰り広げます。

彼ら自身も「モテるインスト」を活動コンセプトに掲げており、その楽曲は「かっこいい」の一言に尽きます。キャッチーなメロディが展開されるので、インストロックに馴染みのない方でも聴きやすいのではないでしょうか。

現在ライブや音源発表を精力的に行いながら知名度をアップさせ続けている、今後が期待のバンドです。

まとめ

いかがでしたか?

ボーカルレスということでとっつきにくさを感じる方も多いインストロックですが、ギターが歌うようにメロディアスに鳴るバンドも多く、キャッチーで聴きやすい楽曲もたくさんあります。そのような曲から入って行けば、このジャンルを好きになることができる方も多いと思われます。是非皆さんもインストロックに触れ、その魅力を感じてみてください。

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