不死身の新人類 亜人

「亜人」(あじん)は、桜井画門による漫画作品。「good!アフタヌーン」(講談社)において2012年7月から連載。2015年11月からは3部作の劇場アニメが上映、2016年1月からはTVアニメが放送されています。

亜人(あじん)とは

「決して死なない」未知なる生物のことです。
1990年代のアフリカの戦場で、神の兵と呼ばれた不死身の兵士が、米軍によって拿捕されました。これが世界で初めて「亜人」の存在が確認された瞬間でした。その特徴は、外見や思考、痛覚は普通の人間と同じですが、死に至れば即座に完全な状態で蘇るという驚異的な再生能力でした。その後、亜人は世界では46体、日本では2体が確認されましたが、「死ななければ、分からない」という性質上発見が難しく、世界にはより多くの亜人が存在すると推測されました。その不死身の生命体の利用価値は無限に考えられ、世界各国が競い合って亜人の捕獲を企んでいます。

あらすじ・ストーリー

舞台は現代の日本。
高校生の永井圭は、ある日の下校中にトラックに轢かれて死亡。しかしその直後に生き返り、国内3例目の人ならざる存在・亜人であることが判明します。彼は警察や亜人管理委員会、さらには1億円の懸賞金を狙うすべての人間から追われる身となってしまいますが、幼なじみの海斗の協力を得て、人里を離れた山の中へと逃走します。

登場人物・キャラクター

永井圭(ながいけい)

本作の主人公。17歳の高校生。医者を目指し勉学に励む秀才で、記憶力に優れています。
交通事故で死亡するも蘇生することで、亜人であることが発覚します。幼いころから亜人のもつ特殊能力である「黒い幽霊」を発現することができましたが、うまく操ることができません。

海斗(かいと)

圭の幼なじみであり唯一の協力者。圭とは別の北高校に通っています。逆立てた金髪がトレードマーク。運動能力が高く、体は頑丈。またポジティブな性格で、圭が亜人であったということが発覚した後も、態度を一切変えることなく彼の逃走に協力しました。

戸崎優(とさきゆう)

厚生労働省亜人担当の責任者。亜人の捕獲と研究を指揮しています。
意識不明の重体の婚約者がおり、彼女を救うためならば、世界中の人間を犠牲にしてでも「佐藤」を倒すと心に誓っています。また彼女に「タバコをやめろ」と言われてから、ミントのタブレットをタバコ代わりに常に持ち歩いています。

佐藤

ハンチング帽をかぶった糸目の中年男。佐藤は自称のようで、本名は不明。戸崎などの政府関係者からは「帽子」と呼ばれています。様々な手段を用いて亜人の仲間を集め、人類に復讐しようとしています。

TV版PV 劇場版予告

スタッフ

原作:桜井画門
総監督:瀬下寛之
監督:安藤裕章
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイナー:森山佑樹
造形監督:片塰満則
美術監督:滝口比呂志
演出:りょーちも/鹿住朗生/井手恵介
CGスーパーバイザー:岩田健志/菅井進/上本雅之/溝口結城
音楽:菅野祐悟
音楽制作:スターチャイルドレコード
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
製作:亜人管理委員会

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