中世ファンタジー世界の現代戦 GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」(ゲート じえいたい かのちにて、かくたたかえり)は、柳内たくみによる日本のファンタジー小説。2010年にアルファポリスから単行本化。TVアニメは、2015年7月から9月まで第1クール、2016年1月から第2クールが放送。

あらすじ・ストーリー

20××年8月某日午前11時50分。
東京・銀座に、石造りの「門(ゲート)」が当然姿を現します。門からは異世界のモンスターや中世の騎士のような兵隊の軍勢が続々となだれ込み、多くの民間人が犠牲となりました。
事件発生から7日後、この事態を収束した自衛隊は、ゲートの向こう側の「特別地域」(特地)を現地調査するために進出。
第三偵察隊の隊長に任命されたオタク自衛官・伊丹二等陸尉もまた、先陣を切って異世界へと乗り込むことになります。

登場人物・キャラクター

伊丹耀司(いたみようじ)

本作の主人公。34歳。陸上自衛隊二等陸尉。第三偵察隊隊長。オタク趣味をもち、生活信条は「喰う寝る遊ぶ、その合間にほんのちょっと人生」。「趣味と仕事、どちらかを取れと言われれば迷わず趣味を取る」

テュカ・ルナ・マルソー

金のロングヘアと碧い眼、エルフ耳が特徴的なハイエルフの娘。見た目は若いのですが、年齢は166歳です。弓が得意。
コアンの森に父ホドリューと暮らしていましたが、村は炎龍により滅ぼされます。父の機転で井戸に放り込まれた彼女だけが生き残り、伊丹らによって救出されました。それ以降は
自衛隊と行動を共にし、アルヌス生活協同組合の幹部となります。また普段は自衛隊から提供された支給されたTシャツとジーンズを着用しています。

レレイ・ラ・レレーナ

コダ村の賢者カトーに師事する魔導師見習の少女。銀髪のショートカットの16歳。定住せずに大陸を流れ歩く「ルルド族」出身。
未知のものに対する好奇心が旺盛で、語学や乗り物、重火器の原理などを短期間でマスターします。
普段は無表情で冷静。病弱な母が死んだ後に、義父から「結婚は大損だった」と言われたことから、身内であってもギブアンドテイクの関係が必要なのだという考え方をもつようになり、他人に甘えたり甘やかしたりということができません。
アニメ版ではナレーションも担当します。

ロゥリィ・マーキュリー

死と狂気と戦争と断罪の神「エムロイ」に仕える亜神。人の肉体のまま神の力をもっており、不老不死。見た目は少女ですが962歳。
切りそろえた黒髪ロングヘアーに赤い瞳を持ち、いつも黒いゴスロリのようなエムロイ神官服を身にまとっています。巨大なハルバードを武器として戦、戦闘能力は登場人物の中でもトップクラスです。
伊丹ら部隊に興味をもちそのまま同行しますが、自分の仕える神の教えには忠実で、価値観や道徳観は人間とは大きく異なります。

旧OP・新OP

スタッフ

原作:柳内たくみ
監督:京極尚彦
シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督:中井準
ミリタリー監修:鈴木貴昭、金子賢一
銃器設定・銃器兵器作画監督:青木悠
アクション・エフェクト作画監督:松本顕吾
美術監督:高橋麻穂
音楽:藤澤慶昌
制作:A-1 Pictures

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