龍が如く0 誓いの場所(Yakuza 0)のネタバレ解説まとめ

『龍が如く0 誓いの場所』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」シリーズの第6作目に相当する作品である。キャッチコピーは「日本中が狂喜乱舞していた時代。「龍」の伝説はここから始まった」。本作は初代「龍が如く」より過去の時系列の物語となっており、主人公の桐生一馬と、シリーズの顔役のひとりである真島吾朗がそれぞれ「堂島の龍」と「嶋野の狂犬」の異名で知られる極道になるまでの姿を描いている。

桐生の指導のもと、ついにあゆはSM女王としての第一歩を大きく踏み出すことができた。

しかしその時、自分に絡んできた通りすがりのチンピラたちを目の前で打ちのめし、強烈な脅しの言葉をかけて退散させた桐生に感服してしまったあゆは、なんと桐生に「私に……ののしる言葉を教えてくれませんか!?」と、申し出てきた。そんなあゆに困惑させられながらも、力になってやれることはしてあげたいと考えた桐生は、その申し出を引き受けたのだった。その後、桐生の指導でなんとか罵りの言葉、そしてSM女王としての心得を身につけたあゆは、客の要望通りに女王としての振る舞いをすることができた。別れ際にあゆは「桐生さん、次は客として来るのよ! あゆ様の鞭で気持ち良くさせてあげるからね!」と、SM女王としての挨拶を送り、桐生は鞭は正直考えさせて欲しいが、うまく力になってやれてよかったと胸の中で安堵したのだった。

蒼天堀の名物「オバタリアン」

ある日、屋台の行列に並ぼうとしていた真島の前に、ド派手な格好をしたこの中年女「オバタリアン」が現れる。

真島に横入りを注意されてもオバタリアンは横柄な態度で取り合わず、さらに痴漢騒ぎを起こして煙に巻いてくる。

そして次にまた会った日も、友人と一緒になって真島を煙に巻いてくる始末である。

とある屋台で食べ物を買おうと行列に並んでいた真島だが、そこにひとりの派手な服とパーマをした中年女が割り込んできた。「おい、オバハン。横入りすんなや」と、真島が注意をしようとしたところ、中年女は「あんた、まだちゃんと並んでなかったやないの」と、図々しく反論する。それに真島が自分はちゃんと並んでいたと反論し返すが、中年女は真島の言葉を最後まで受け付けず、さらに手でどかそうとすると真島を痴漢呼ばわりするという騒ぎまで引き起こす。それに真島が辟易させられた隙をついて、中年女は何食わぬ顔でどこかへ行ってしまった。この一幕を見ていた屋台の店主によると、その中年女は「オバタリアン」と呼ばれている巷で噂の名物おばちゃんで、彼女に関わるとロクなことにならないという。「関西のおばさん、舐めてると痛い目見るでぇ?」と、店主に揶揄混じりの忠告を投げかけられた真島は、「オバタリアンか……次会ったら覚えとけや」と、オバタリアンへの闘志を密かに燃やしたのだった。
その次の日、屋台の行列に並ぼうとしていた真島の前にオバタリアンが現れ、割り込みをかけてくる。何食わぬ顔で自分が先だと言うオバタリアンに、「ふざけんなや。今日は勝手なことはさせへんで」と、真島は真っ向から強気で反論する。しかしそこへ、オバタリアンの友人である別の中年女が現れ、オバタリアンと一緒になって真島を言葉巧みで自分たちのペースに引き込み、さらに通りすがりの警官にも助けを求める形で言い掛かりをつけてくる始末となった。そして、これに完全に辟易させられ、付き合いきれないとばかりに退散を余儀なくさせられた真島の後ろ姿に、「あれはもう、輩やな」と、オバタリアンはさらに言い掛かりをつけたのだった。

さらに次の日、オバタリアンは極道風の男に痴漢と言いがかりをつけると、極道風の男の逆襲に遭った。

そこを通りがかった真島に助けられたのを機に、オバタリアンの態度が一変。熱烈なアタックを真島にかけてきた。

そしてオバタリアンのアタックを前に、さすがの真島も見事に撃沈してしまうのだった。

そしてまた次の日、真島が屋台のところへ行ってみると、オバタリアンとひとりの極道風の男がいた。「あぁ〜、痴漢! ここに痴漢おるでぇ〜!」と、何食わぬ顔で極道風の男にオバタリアンが言い掛かりをつけると、「誰が痴漢や! 調子に乗っとるんやないで、ババア……!」と、キレた極道風の男はドスを取り出し、オバタリアンに突きつけた。それにさすがのオバタリアンが恐れ戦くと、極道風の男はそのままドスを手にしてオバタリアンに襲いかかった。しかしその時、真島がその場に割って入って極道風の男を止めた。「いくら相手がムカつくオバハンでも……カタギに手ぇ出すんはあかんで」と、真島は冷静に諭そうとするが、オバタリアンの言い掛かりで完全に腹を立てた極道風の男は、真島に矛先を変えて襲いかかった。
その後、極道風の男を叩きのめして退散させた真島に、オバタリアンが「眼帯の兄ちゃん、あんたやるやないの!」と、表情を輝かせて近づいてきた。そして、結果的にオバタリアンを助けることになってしまったと舌打ちする真島だが、オバタリアンは真島の顔を見て「よく見ると、ええ男やなぁ……若い頃のダンナにそっくりやわ! 胸が高鳴るわ〜!」と、今までの横柄さを一変させて急に好意的な態度になる。それに真島が急に女見せるなとドン引きした瞬間、「すきすきすきすきすききすきすうううう!!!!」と、オバタリアンは猛然と真島にアタックをかけてきた。これにさらに驚き、ドン引きさせられながらも真島は抵抗を試みるが、予想以上のオバタリアンの力と勢いに押し負けられ、ディープキスをお見舞いさせられたのだった。その後、地面に大の字になってぶっ倒れた真島は、店主の忠告通り、オバタリアンにはもう関わらないことを密かに強く決意すると共に、この世で一番強いのは極道でも格闘家でもなく、関西のおばちゃんであると強く認識したのだった。

真島、宗教団体へ潜入

真島が街の一角で目撃した、言い争うひとりの女性と白装束の男女。この白装束の男女は、宗教団体「ムナンチョヘペトナス教」の教徒たちである。

そしていおりの母親は、ムナンチョヘペトナス教のせいで娘がおかしくなってしまったことを真島に打ち明け、真島にムナンチョヘペトナス教への潜入を依頼してきた。

そして真島は、本部前の教徒たちに入信したいと話をつけて、怪しまれずに潜入に成功する。

本部に入った矢先、何かにひどく怯えた男性教徒の姿を目の当たりにして、真島はどこか不穏な空気を感じた。

ある時、真島は街の一角でひとりの女性が白装束を着た男女と言い争っているのを目撃する。そこで白装束の男女が去っていってから、真島が女性に話を聞いてみると、女性はその白装束の男女が所属する宗教団体「ムナンチョヘペトナス教」に娘である女子大生のいおりをさらわれてしまったといった。その女性こといおりの母親の話によると、いおりは最近大学に行っていないらしく、大学からも連絡が来たので心配して、出かけていった彼女の後をつけてみたらそのムナンチョヘペトナス教の本部があるビルへと入っていったのを目撃した。そこで家に帰ってきたところを問い質したら、いおりは「お母さんも一緒に入信しようよ」と言ってきた。そう言ったいおりの目は虚ろで、さらに怪しげな像やお守りを高い金まで買わされているということまで判明したのだという。その次の日、いおりはムナンチョヘペトナス教の人間に無理矢理連れて行かれてしまい、それ以降は門前払いで会わせてもらえないそうだった。そして、いおりの母親は夫を亡くしてまだ間もない頃であり、その上で娘までいなくなったらどうしたらいいのかと悲観にくれていた。そんないおりの母親を真島が可哀想に思っていると、いおりの母親は真島に「その……よろしければ、あの宗教に入信していただけませんか?」と、頼み込んできた。それに仰天する真島だが、いおりの母親は娘の行方を確かめるには入信するしか方法がなく、自分はすでに顔が割れてしまっているから、顔が割れていない真島に頼むしかないと言ってきた。さすがに渋る真島だが、いおりに「帰ってきて」と伝えるだけでいいからという条件で懇願され、仕方なく了承する。
そして、いおりの母親から伝言と手作りのお守りを託され、早速ムナンチョヘペトナス教の本部へと潜入することになった真島。そこで本部のビル前にいた、いおりの母親と言い争っていた白装束の男女ことムナンチョヘペトナス教の教徒に「すんまへーん。俺、ムナンチョヘペトナス教に入りたいんやけど……」と、真島は話しかけてみると、「選ばれし子よ! 期待の新人が入ってきました! どうぞこちらへ!」と、教徒たちは真島を歓迎する。こうして潜入に成功した真島は、案内役の教徒にムナンチョヘペトナス教についての説明を受けていると、ひとりの男性が悲鳴をあげてその場に転がり込んできた。その後を追って現れた教徒のひとりによるとその男性は「違反者」らしく、教徒はすぐに男性に制裁を与えると言った。制裁を与えると聞いて異常に怯える男を見て、真島はよくわからないがやめてやれと助け舟を出そうとする。しかし、男性のように時々ああやって発作が出る教徒もいると案内役の教徒に流され、結局男性はどこかへと連れて行かれてしまった。

集会室と思しき部屋に案内された真島。そこで彼は、奇妙なダンスのような修練「シュレピッピ」をやっている教徒たちの姿を目の当たりにする。

そこで目的の女性・いおりを発見する真島だが、いおりはムナンチョヘペトナス教によって記憶を消されて、母親のことが思い出せない状態にさせられていた。

この髭面の男がムナンチョヘペトナス教の教祖、ムナンチョ・鈴木。シュレピッピに励んでいる教徒たちを激励しにやってきた。

教祖と教徒たちが「ムナンチョ」と挨拶をしあった後、場の流れに合わせるべく、真島も教徒たちと同じく「ムナンチョ」と、挨拶をした。

その後、集会室と思しき広い部屋に案内された真島は、「シュレピッピ! シュレピッピ!」と、呪文のような奇妙な言葉を唱えながらダンスをしている教徒たちの姿を目撃する。案内役の教徒によると、この部屋は「シュレピッピ」と呼ばれる修練を最近入団した教徒たちにやらせている場所で、ここでシュレピッピを行って「ク・リパース」という徳のようなものを溜め、神であるムナンチョヘペトナスから幸福を授けてもらえるようにするということだった。目の前の奇妙な光景、そして奇妙な用語の連発に真島が考えるのが面倒くさくなってきた時、案内役の教徒がひとりの女性教徒にこう話しかけた。「おや? いおりさん、体の揺らぎが足りないですよ」そう話しかけられたその女性教徒は「は、はい! ご指導、ヘペトナス(日本語で「ありがとう」の意味)!」と、慌てた様子で反応した。それを聞いた真島は、案内役の教徒が、他の教徒たちの指導に向かうからしばらく自由に見学するよう言い残して去っていったのを機に、早速、その女性教徒がいおりであるかどうか確かめるべく、行動に出るのだった。
真島はまず普通に話しかけてみたが、シュレピッピに集中したいのか、女性教徒に無視されてしまう。そこでカマをかけようと思いついた真島は、「あんた、いおりちゃんやろ」と、言ってみると、女性教徒は驚いて振り返った。「あなた……なぜ私の名前を?」と、返事する女性教徒を見て、彼女がいおりで間違い無いと確信した真島は、母親からの伝言を伝えた。すると突然、「オカアサンオカアサンオカアサンオカアサンオカアサン……オカアサンオカアサンオカアサンオカアサンオカアサン……」と、いおりが突然苦しみ出し、真島が困惑する。その時、この様子を見て慌てて案内役の教徒が飛んできて、シュレピッピの邪魔をするなと真島に注意する。さらに案内役の教徒によると、いおりの中から家族や友人の記憶は消してあり、彼女のように修練の邪魔にならないように記憶を消す処置を施した教徒も何人かいるということだった。それに真島が絶句していると、ムナンチョヘペトナス教の教祖であるムナンチョ・鈴木が現れた。「みなさん。ムナンチョ」と、ムナンチョ・鈴木が奇妙なポーズを取って挨拶すると、教徒たちも同じポーズをとって挨拶する。案内役の教徒はムナンチョとは挨拶の言葉であり、別れの言葉はムナンチョッチョだと説明し、真島にも同じ挨拶をするようにと言った。真島も同じポーズで挨拶した後、ムナンチョ・鈴木は教徒たちにどのくらいの「フセリンチョ(お布施)」をしたのかどうか聞き始めた。案内役の教徒曰く1リンチョで10万円という単位であり、教徒たちは5リンチョ(50万円)や8リンチョ(80万円)と結構な額を注ぎ込んでいることに、真島はさらに絶句する。そして案内役の教徒がこのフセリンチョの意味について「お金の概念に縛られているうちは幸せになれない」と真島に説明するが、真島はこんなのは完全に詐欺だと胸の内でぼやいた。

お布施の工面ができないことに思い悩むいおりに、ムナンチョ・鈴木が「特別なシュレピッピ」を持ちかける。

しかしその「特別なシュレピッピ」という名の性犯罪からいおりを守るべく、真島がもう一度いおりに呼びかける。

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