龍が如く0 誓いの場所(Yakuza 0)のネタバレ解説まとめ

『龍が如く0 誓いの場所』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」シリーズの第6作目に相当する作品である。キャッチコピーは「日本中が狂喜乱舞していた時代。「龍」の伝説はここから始まった」。本作は初代「龍が如く」より過去の時系列の物語となっており、主人公の桐生一馬と、シリーズの顔役のひとりである真島吾朗がそれぞれ「堂島の龍」と「嶋野の狂犬」の異名で知られる極道になるまでの姿を描いている。

カラの一坪(からのひとつぼ)

本作の重要なキーワードで、ミレニアムタワー建設予定地にある、所有者が不明となっている一坪の空き地。この場所を押さえない限りは神室町21世紀再開発計画を実行できないため、不明となっている所有者を探し、権利をもらうことが計画実行の大きな鍵となると言われている。

立華不動産(たちばなふどうさん)

立華鉄が社長を務める神室町の不動産会社。堅気の会社であるにも関わらずカラの一坪を狙っていて、後に東城会と水面下での利権争いに参加し、さらに桐生に大きく関わってくる。

グランド

蒼天堀にあるキャバレーで、佐川がオーナーを務めており、東城会を追われることになった真島に支配人を任せる形で営業している。本作の後のストーリーとなる「龍が如く2」にも登場している。

『龍が如く0 誓いの場所』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

本作の見所はメインストーリーだけではなく、その総数が100種類を超える大ボリュームとなるサブストーリーにもある。その種類は笑いあり、涙ありとバラエティに富んでおり、本作の時代背景をしっかり押さえたイベントや、個性的なキャラクターも多数用意されていて、本作をプレイするにあたってぜひとも目にしておきたいこと間違いないだろう。

シリーズお馴染みのキャラクターたちの若き頃

堂島大吾:「若様」と呼ばれた少年

これが本作で登場する大吾。後に東城会6代目会長というシリーズのメインキャラのひとりに上り詰める彼だが、この時点では12歳の子供である。

ゲームセンターでの大吾。クレーンゲームに張り切って挑戦する姿は普通の子供と同じだが、すぐ後に思うように取れなかったことから店に対して大声で難癖をつける。

さらにカラオケスナックでは、女や酒の出し方に対してこのように威丈高に難癖をつける始末である。

龍が如くシリーズの主役のひとりで、後の東城会6代目会長となる堂島大吾は、本作では12歳の少年として登場し、組長である堂島の息子ということか、組員たちから「若様」と呼ばれている。そしてその組長の息子であることを笠に着て、組員たちや桐生も含めた年上に対しても横柄な態度を取るが、その一方で同世代の子供と仲良くなれないことに悩みを抱えるなどの子供らしさも持ち合わせている。
この少年時代の大吾と出会えるのは桐生編のサブストーリーは、ガラの悪いひとりの男が桐生の前に突然現れて、「バッティングセンターで桐生を待っている人がいる」という伝言を届けるところから始まる。半信半疑になりながらも桐生がバッティングセンターへ向かうと、「こっちだよ、桐生君。伝言聞いてくれた?」と、声をかけてきたひとりの少年がいた。その少年が大吾だった。そして桐生は、堂島組を脱退する前に大吾とも会っていて、遊び相手をしていたことから、大吾との思わぬ再会に驚いた。その後大吾は、桐生に前のように遊び相手として付き合えと言い、ゲームセンターやカラオケスナックといった場所に桐生を連れまわして色々と振り回すが、その途中でマスクを被った怪しい男たちにさらわれ、人気のない路地で袋叩きにされかかる。そこへ駆けつけてきた桐生が男たちを叩き伏せて止めに入ると、大吾は自分に危害を加えたこの男たちにとどめをさせと叫ぶ。桐生はこの男たちはもうこれ以上大吾に手出しはできないはずだと宥めるが、それでも大吾は組長の息子という立場を笠に着て考えを変えようとしない。

大吾を襲ったマスクの男たちは、桐生が呼び出された先のバッティングセンターで出会った彼の取り巻きたち。彼らは大吾の威丈高の振る舞いに我慢できなくなり、腹いせにマスクで顔を隠して大吾を袋叩きにしようとした。

そして大吾の振る舞いについに耐えかねた桐生が、容赦ない一喝を浴びせる。

桐生の一喝で目を覚ました大吾は、改めて自分自身を変えるために生きていくことを決意した。

それに我慢の限界を迎えた桐生が「……いい加減にしろ、このガキが」と、ついに態度を豹変させた。驚きを隠せない大吾に、組長の息子として好き勝手にやるのは認めるが、何の抵抗もできない相手を絶対安全な立場からいたぶるのは男の道に外れた野郎のすることだと桐生は言い放つ。そして、これ以上男の道に外れたことをするなら大吾でも許さないともさらに脅しをかけてくる桐生に、大吾は立場を盾にしてさらに反抗するが、「知ったことか。俺は、こんな状態のお前を黙って見過ごすような男じゃねぇんだ……大吾、たっぷり教育してやるぜ」と、桐生は鬼気迫る形相で言い放つ。これに完全に気圧された大吾は、ついに泣き出して全面降伏したのだった。
その後、男たちを見逃してから、大吾は桐生に自分を叱ってくれたことが嬉しかったと言った。自分が組長の息子であるため、今まで自分をちゃんと心配し、叱ってくれたりする人間がいなかったことが寂しかったとも告白する大吾に、桐生はこう言った。「お前は親父が極道だ。そんなガキと向き合うには、相手にもそれなりの器量がいる。人間と人間が対等のダチになって向き合うには、時間がかかるんだ……その時間を惜しむな、大吾」その桐生の言葉に心を動かされた大吾は今まで組長の息子という立場で好き勝手してきたことを反省し、改めて自分自身を変えるために生きていくことを誓った。そして「今日はいろいろお世話になりました。今度会う時、また一杯おごらせてもらえませんか……?“桐生の兄貴”」と、去り際に大吾が申し出ると、「……ああ。楽しみにしてるぜ」と、桐生は快く頷いたのだった。

田中シンジ:極道を憎む暴走族

これが本作で登場するシンジ。この時点での彼は16歳だが、高校には行っていなく暴走族に身を置いている。

極道の取り立てによって家族をバラバラにされた恨みから、シンジは闇討ちという形で極道への復讐をしていた。

そして、シンジに闇討ちを仕掛けられ続けた極道たちが、ついに彼を捕らえ、その魔の手を桐生に伸ばしてくる。

初代「龍が如く」に登場した桐生の初の弟分である田中シンジは、本作では16歳の暴走族として登場する。そして本作では、極道による借金の取り立てで家庭を崩壊させられたという過去が判明し、シンジはその過去からくる極道に対して強い憎しみを抱いており、極道を対象とした闇討ちによる強盗を働いていた。そして、すでに脱退したとはいえ堂島組の極道である桐生に対しても闇討ちを仕掛けるが、逆に返り討ちにされた。闇討ちをかけてきた男が16歳の少年であることに驚きながらも、桐生はなぜ自分を狙ってきたとシンジに尋ねると、シンジは「……ヤクザが死ぬほど嫌いなんだよ、俺は。俺んちはヤクザに無茶苦茶にされたんですよ」と、言った後、自分の過去を語った。その過去に桐生は同情しながらも、極道相手にこのようなことをしているからシンジは危ない橋を渡っていると警告するが、シンジは聞き入れようとしなかった。
その後、シンジと別れた桐生は、街中でシンジに闇討ちされたという極道たちと出会う。極道たちはシンジにやられたことを深く根に持っており、そこでシンジを捕まえ、彼を拷問することで桐生が自分に極道狩りをさせた黒幕だと白状させたという。その報復に桐生を痛め付けようとした極道たちだが、逆に彼らも桐生に返り討ちにされ、逆に桐生にシンジの元へ案内させられれることになった。案内された先の極道たちのアジトで、桐生はシンジと再会する。アジトにいた極道たちはシンジの極道狩りの黒幕かと桐生に尋ねるが、桐生は「そんなヒマなことやるわけねえだろ。全部そこのシンジがついた嘘っぱちだ」と否定する。だがアジトにいた極道たちは、桐生が堂島組に追われている身であると知るや否や、極道狩りの黒幕かどうかはもうどうでもいいと言い放ち、堂島組への手土産として桐生の首を手に入れるべく、襲いかかってきた。

捕らえられた先の極道のアジトで、シンジは報復にかけられていた。

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