思わず当時がよみがえる名・合唱曲

どんな人にも、小学校・中学校をかけ抜けた子ども時代があります。学校という場でみんなが必ず経験する、合唱。大人になって疲れ切っているあなたも、メロディをきけば、一瞬にして青春時代にタイムスリップすることができるかもしれません。ここではだれもが思わず「懐かしい!」と声をあげたくなる合唱曲の名曲をピックアップし、お届けしていきます。

合唱といえば、学校で必ずみんなが経験するもの。
当時は恥ずかしがったり、ひねくれたりしていた人もいたかもしれません。

しかし、今でも不思議とあの日歌った歌詞を覚えている…
そんな人も少なくないのではないでしょうか。

メロディをきけば、当時の自分、友達、学校の様子、
そんなもう戻らない青春時代の思いがよみがえってくるはずです。

意外と「メロディは聞いたことがあるけれどタイトルは何だっけ?」という曲があったり、
じつは知らなかった裏話などの、新たな発見もあるかもしれません。

BELIEVE

杉本竜一作詞・作曲の名曲です。今も昔も学校で歌われ、合唱曲のスタンダードの地位を確立しました。

実はもともとはNHKの「生きもの地球紀行」のエンディングテーマとして歌われていたものなんです。
今までにもドラマ『Dr.コト―診療所』のドラマ内の挿入歌で使われたり、
最近では井上あずみ、May.Jなどのアーティストらによってカバーされたりするなど、メディアでも絶えず名曲としての地位を確立しつづけています。

翼をください

作詞:山上路夫、作曲・編曲:村井邦彦
言わずと知れた名曲です。学校で歌ったことがない人でも、このメロディをきけば自然と歌詞を口にしてしまうでしょう。今では合唱曲として有名なこの曲ですが、じつは「赤い鳥」というフォークグループが1971年に発表したのが原点です。その後、やまがたすみこ、川村かすみをはじめとしたアーティストにカバーされ、教科書に載ったことで学校の合唱曲として有名になりました。今までにも小田和正、平原綾香など多数アーティストらによってカバーされ、歌い継がれる名曲のひとつです。

怪獣のバラード

「怪獣」というキーワード、歌詞と音楽のインパクトから当時の記憶に残っている人も多いのではないでしょうか?
NHK「ステージ101」という番組で発表されました。

テンポが速く、ピアノ伴奏も難易度が高いので、聴いている人を飽きさせない魅力があります。
今でも小学校の子どもたちに大人気の名曲ですね。

旅立ちの日に

作詞:小嶋登、作曲:坂本浩美
卒業式に合唱で歌われる定番曲となりました。
1991年に埼玉県秩父市立影森中学校の先生たちが子どもたちのために作曲した曲です。

作詞を行ったのは当時の校長先生、作曲は音楽教諭によって行われました。
子どもたちへの思いがいっぱいに詰まった歌詞とメロディが、全国の多くの先生・子どもたちの胸をうちました。
大人になった今でも、この曲にうるっときてしまう人は多いのではないでしょうか?

TOMORROW

作詞・作曲:杉本竜一
前奏のメロディをきいただけで多くの人が反応するかもしれません。
NHK「生きもの地球紀行」のエンディングテーマとして放送されました。
「明日へ」という純粋でひたむきなメッセージに、大人になった今も勇気づけられますね。

いかがでしたか?
ピアノの前奏を聞いただけで、懐かしい思い出がよみがえった人もいたかもしれませんね。
音楽は人と人を結び付け、そしてその人の過ごした時間をより濃いものにしてくれます。

ふと昔の自分に立ちもどりたくなった時、思い出の音楽に思い切り浸ってみてください。
大人になった今は忘れかけていた、大切な何かが思い出せるかもしれません。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents