ハルカミライ(バンド)とは【徹底解説まとめ】

ハルカミライとは、Vo.橋本学を中心に2012年に結成され、2016年からTHE NINTH APOLLOに所属する、日本の八王子出身4人組ロックバンドである。2019年1月にメジャーデビューを果たし、同年12月には最大キャパ数の幕張メッセワンマンライブを行った。本物のロックバンドという言葉が似合う4人が作り出す音楽は、日常の悩みや葛藤など等身大で表現した歌詞が多く、そんな悩みも吹き飛ばしてしまうような力強い歌声と演奏が魅力の新世代青春ロックバンドである。

繊細かつ優しいメロウなラブソング。
好き、愛しているなどありふれた恋愛表現の言葉は一切使わず「君より早く死なないから、僕より早く死なないでね」に込められた最大級の愛の言葉がハルカミライらしくて魅力的な一曲。ライブでは歌うことが少ない為レア曲とも言われている。

星世界航行曲

この楽曲ができたきっかけは、当時ベースの須藤が付き合っていた彼女と別れ落ち込んでボーカル橋本学に電話をし、その話を聞いた橋本が須藤の為にその晩歌詞を書いてできたという裏話もある、友達の失恋を優しく受け止めるなんとも友達思いの優しい楽曲である。「携帯の電波じゃ君を探さない」という歌詞が儚く切ない気持ちを表現している。

ファイト!!

ライブでの定番曲でありハルカミライの持っている熱量を存分に感じる曲。「あいつのことなら俺がぶっ飛ばしといてやるから」という荒々しく力強い歌詞と疾走感のあるメロディーは、日々の生活の悩みや葛藤も吹き飛ばしてくれるような力がある。自分の悩みがちっぽけなことだと思えるような、この曲を聴くと自然と力が湧いてくる。

ハルカミライの名言・発言

橋本学「ベース俊、ギター大地、ドラム小松、歌俺とお前」

センターマイクに4人が集まりシンガロングして始まるのがライブで定番の曲「世界を終わらせて」。この時よくMCでVo.橋本学が言うのがこの言葉。文字通り、ハルカミライの曲は橋本学の声だけでなく、会場にいる人々の声も合わせた大合唱が有名であり、「歌、俺とお前」の“お前”は会場にいる人々のことを意味している。メンバーだけでなく、リスナーのことも自分達の曲の一員として思っていてくれる橋本学の優しさがこの言葉に表れている。

橋本学「化け物なんかじゃない、本物なだけなんだ」

2019年12月に幕張メッセで行われた最大キャパ数のワンマンライブでVo.橋本学が放った一言。「最近ハルカミライを知ってくれる人が増えて、色んな人から化け物みたいなバンドだなって言われるけど、そうじゃないんだ、俺達化け物なんかじゃないんだよ。ただ本物なだけなんだ」。そう呟き、4人のシンガロングで始まった「PEAK'D YELLOW」の「ただ僕は正体を、確実を、知りたいんだ」という歌詞に会場にいた人々や多くのリスナーは心を揺さぶられ魅力された。

橋本学「中指立てるパンクより、抱きしめるほうがパンクだと思います」

2018年12月のZeppTokyoでのワンマンライブのMCや2019年2月発売の音楽雑誌MUSICAでも記載されているVo.橋本学の言葉。

「パンクロックがステージで中指立てたりツバ吐いたり、果たしてそれはパンクなのかってことを考えると俺は違うんじゃないかと思ってて。俺は中指を立ててFUCKってやるより、抱きしめるほうがパンクだと思ってます。」

ハルカミライの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ハルカミライの名前の由来はUNLIMITSのCD

バンド名は女性ツインボーカルが特徴的なバンド「UNLIMITS」のハルカカナタに由来する。Ba.須藤がUNLIMITSの『ハルカカナタ』というCDを持っており、その時に「カタカナでハルカカナタって文字感、かっこいい」という言葉から文字を変えてハルカミライとなったという。

「Tough to be a Hugh」のHugh(ヒュー)は須藤の愛犬の名前

ハルカミライのライブ中で何度も登場する一曲「Tough to be a Hugh」。
このHugh(ヒュー)とは実はBa.須藤の実家で飼っている愛犬の名前からきておりライブ中に本人が証言している。いつもなかなか会えないHughのことを思って出来た愛の溢れる一曲であり、それを知ってから聴くとまた歌詞が違って聞こえてくる。

歌詞の星や宇宙は青春の象徴

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