【森見登美彦作品】有頂天家族聖地巡礼

人気作家・森見登美彦さんの代表作「有頂天家族」に登場する京都の名所をまとめました。京都ならではのグルメ情報や観光情報もご紹介していますので、修学旅行や出張の際はぜひお立ち寄りください!

原作者・森見登美彦とは?

奈良県生駒市出身。ペンネームは本名の姓「森見」に、この地にゆかりの深い登美長髄彦を合わせたもの。奈良女子大学文学部附属中学校・高等学校(現:奈良女子大学附属中等教育学校)卒業。京都大学農学部生物機能科学学科応用生命科学コースを卒業、同大学院農学研究科修士課程修了。在学中は体育会のライフル射撃部に所属した。

出典: ja.wikipedia.org

2003年、在学中に執筆した『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、小説家デビューする。2006年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、本屋大賞(2位)などを受賞し注目を集め、国立国会図書館職員との兼業作家として執筆活動を続けていた。現在は退職し、専業作家である[3]。

出典: ja.wikipedia.org

京都大学に通われていたという事で、京都を舞台とした作品が多くあります。
独特の言い回しと幻想的な描写が特徴的な作風に人気がある作家さんです。
代表作は「有頂天家族」「太陽の塔」「四畳半神話大系」など。
有頂天家族と四畳半神話大系はアニメ化もされました。

「有頂天家族」聖地巡礼

それでは、さっそく有頂天家族の聖地をご紹介していきたいと思います。
本場京都から、オススメのお店や観光スポットもご紹介いたしますので、
もし近場に寄ることがありましたら、ぜひ行ってみてください。

京都南座周辺

京阪京都本線「祇園四条駅」近くです。
南座は四条川端の交差点南東にあります。

余談ですが、南座の北向かいに北座があります。
北座のすぐ近くに「キエフ」というロシア料理屋があり、そこのバラジャムが絶品です!

六角堂

四条烏丸交差点を北上、東側に少し入ったところにあります。
阪急や市営地下鉄でもアクセスしやすい立地です。

「へそ石」と呼ばれる礎石は作中で「へそ石様」という狸が長年化けているという設定になっています。

山とみ

京阪祇園四条駅を川端通り沿いに北上したところから、鴨川方面をみるとあります。
主人公が矢文を放ったのはこの辺りからでしょうか。

余談ですが、鴨川には「鴨川カップルの法則」と言うものがあります。
これは、鴨川に並んで座るカップル同士が一定の距離をあけて座ることからこの名が付けられました。
天気の良い日は、四条大橋からこの鴨川カップルの法則を見ることができます。

寺町通

作中に登場する商店街です。
場所は阪急河原町駅から四条通りを西に少し歩くと、北側にあります。
錦市場もすぐ近くにあるので、立ち寄った際はぜひ寄ってみてください。

kameq9
kameq9
@kameq9

Related Articles関連記事

有頂天家族2(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

有頂天家族2(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「有頂天家族2」とは、「森見登美彦」による小説作品「有頂天家族」シリーズ2作目をアニメ化した作品。2007年に小説「有頂天家族」が発売、2013年に第一期がアニメ化。2015年に小説「有頂天家族 二代目の帰朝」が発売、2017年に「有頂天家族2」としてアニメ化。主人公で狸の「下鴨矢三郎」は、天狗の息子「二代目」と出会う。二代目はヒロイン「弁天」と険悪な仲になり、矢三郎たち狸も巻き込まれていく。

Read Article

有頂天家族(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

有頂天家族(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2013年に放映されたアニメ。 原作は『四畳半神話大系』、『夜は短し歩けよ乙女』の森見登美彦。3部作となる予定の「たぬきシリーズ」である。キャラクターデザインは『さよなら絶望先生』の久米田康治。 2013年には漫画化、2014年には舞台化された。 豪華なキャストと丁寧な描写で根強いファンがついており、2017年4月9日より第2期である『有頂天家族2』が放送開始する。

Read Article

四畳半神話大系(小説・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

四畳半神話大系(小説・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『四畳半神話大系』とは、森見登美彦による日本小説、及びそれを原作として制作、放送されたアニメ作品。 小説は単行本では2005年に太田出版から、文庫本では2008年に角川書店から刊行されている。 アニメは2010年に放送された。 そして森見登美彦原作の「夜は短し歩けよ乙女」の映画化を受け、2017年1月から特別放送が開始された。

Read Article

ペンギン・ハイウェイ(小説・アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ペンギン・ハイウェイ(小説・アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ペンギン・ハイウェイ』とは、突如街に現れたペンギンの謎を突き止めようとする少年の恋と成長を描いた、森見登美彦のSF小説。2018年にアニメ映画化され、Netflixで公開された。 小学生のアオヤマの暮らす町に、突如大量のペンギンが現れる。淡い思いを寄せるお姉さんから「この謎を解いてごらん」と焚きつけられたアオヤマは、ペンギンについて独自に調査を開始する。アオヤマの研究は、やがて町の奥に眠っていた壮大な秘密と、お姉さん自身がその謎と深く結びついていることを明らかにしていく。

Read Article

さよなら絶望先生(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

さよなら絶望先生(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『さよなら絶望先生』とは2005年から2012年まで『週刊少年マガジン』で連載された久米田康治によるコメディ漫画及びアニメ作品である。教師・糸色望は期待あふれる始業式の日に首つり自殺を図る。そこへ通りがかったポジティブ少女、風浦可符香に出会い助けられる。その後、新しく担任となったクラスに行くと自分の命を助けた少女はそのクラスの生徒だった。ネガティブ思考の教師と問題児ばかりの集まった教室で繰り広げられる痛烈な風刺コメディ。

Read Article

かくしごと(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

かくしごと(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『かくしごと』とは久米田康治による漫画作品で『月刊少年マガジン』(講談社)にて連載された。本作は、姫10歳編のコミカルな日常、姫18歳編のシリアスな未来の話、大きく分けて二部構成が取られている複雑なストーリーとなっている。 『さよなら絶望先生』といった非日常作品が多い久米田の作品には珍しく、日常色強めの作品になっている。 地元熊本県にある美術館で「久米田康治のかくしごと展」が開催され、2020年にはアニメ化された。

Read Article

じょしらく(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

じょしらく(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『じょしらく』とは、『別冊少年マガジン(講談社)』で連載されたギャグ漫画作品。原作・原案は久米田康治、作画はヤスが担当した。女性落語家の楽屋での会話を中心とした日常コメディであり、アニメ化もしている。作者は原作・原案は久米田康治で作画はヤスである。落語家の防波亭 手寅が主人公であるが、落語をしているシーンはあまり無く楽屋での会話がほとんどとなっている。日常のどうでもいいことから、ネタを広げながら話を展開させていく所が『じょしらく』の見どころである。

Read Article

かくしごとの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

かくしごとの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『かくしごと』とは、漫画家の父親と小学生の娘の騒々しくも優しく温かい日常を題材とした、久米田康治による漫画作品。タイトルは「隠し事」と「書く仕事」の2つの意味が込められている。2016年から『月刊少年マガジン』で連載され、2020年にはアニメ化された。 下品な作風で知られる漫画家の後藤可久士は、失望されたくない一心で、娘の姫には自分の職業を隠している。親子愛が感じられる温かい言葉や、周囲のキャラクター達のクスっと笑える一言など、『かくしごと』には印象に残る名(迷)言が多く登場する。

Read Article

森見登美彦の小説ランキング14選!あなたはこの独特の世界観から抜け出せるか!?

森見登美彦の小説ランキング14選!あなたはこの独特の世界観から抜け出せるか!?

ファンタジーものや青春ものなど多彩なジャンルで独特の世界観を築いてきた、森見登美彦。その畳みかけるような言葉の洪水とみずみずしい感性は、一度触れると病みつきになること間違いなしである。 ここでは森見登美彦がこれまで発表してきた小説作品を、1位から14位までランキングにしてまとめている。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。

Read Article

【森見登美彦】「太陽の塔」の魅力とは?アンチ・クリスマス派に捧げる一冊!【日本ファンタジー大賞受賞作】

【森見登美彦】「太陽の塔」の魅力とは?アンチ・クリスマス派に捧げる一冊!【日本ファンタジー大賞受賞作】

世の中がクリスマスムードに染まる中で、リア充への妬みを胸に抱く人たちにおすすめしたいのが、森見登美彦のデビュー作「太陽の塔」です。京都を舞台に、ぶっ飛んだ登場人物やキャラクターが奇想天外なストーリーを繰り広げる彼の作品。ここではあらすじや愛読者によるおすすめポイントの解説を紹介しています。

Read Article

【四畳半神話大系】絶対に観たい10のおすすめ名作アニメ【電脳コイル など】

【四畳半神話大系】絶対に観たい10のおすすめ名作アニメ【電脳コイル など】

世界に誇れる文化なのに、アニメというだけで敬遠するのは勿体無い!!大人が楽しめる考え抜かれたストーリー展開を軸に、死ぬまでに観ておきたい良質のアニメを厳選して紹介。質の高さは折り紙つき。四畳半神話大系や電脳コイルなど、名作だらけですのでぜひ最後までご覧ください!

Read Article

隠れた名作アニメをまとめて紹介!もっと評価されるべき傑作揃い!

隠れた名作アニメをまとめて紹介!もっと評価されるべき傑作揃い!

人気作ほど名が知られてはいないものの、名作と呼ぶにふさわしいアニメ作品をまとめてみました。『四畳半神話大系』や『妄想代理人』など、作画が良く独特な世界観に惹き込まれる作品を多く紹介しています。気になった作品は、レンタルや配信サービスなどでぜひ視聴してみてください。

Read Article

気楽に観られるほのぼの&ギャグアニメまとめ!『じょしらく』や『WORKING!!』などで癒されよう!

気楽に観られるほのぼの&ギャグアニメまとめ!『じょしらく』や『WORKING!!』などで癒されよう!

ここでは、数あるアニメ作品の中でも特に「ほのぼの」「ギャグ要素あり」の作品に絞り、画像付きで紹介している。 まとめている作品の中には、ガールズ落語漫画が原作の『じょしらく』や、北海道某所にある架空のファミレスを舞台にした『WORKING!!』、美水かがみによる4コマ漫画が原作の『らき☆すた』などがある。どれも「ストーリーが複雑な作品はちょっと…」と思っている人にぴったりな、気楽に観ることのできるアニメばかりである。

Read Article

気楽に読めるオススメ漫画まとめ!『じょしらく』や『よつばと!』などほのぼの系やギャグ漫画を紹介!

気楽に読めるオススメ漫画まとめ!『じょしらく』や『よつばと!』などほのぼの系やギャグ漫画を紹介!

ここではほのぼの系やギャグ漫画、1話完結ものなどスキマ時間でも楽しめる漫画をまとめている。長編や深いストーリーではないものが多いので、気楽に読むことができるものばかりだ。 紹介している作品の中には、アニメ化もされたガールズ落語漫画『じょしらく!』や、とある町に引っ越してきた元気な少女「よつば」の日常を描いたコメディ漫画『よつばと!』などがある。

Read Article

目次 - Contents