ルパン三世VS複製人間のトリビアまとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。
1978年、初の映画作品として『ルパン三世 ルパンVS複製人間』が公開。テレビ版以上にダイナミックに展開するストーリーに、ファンは拍手と喝采を送った。本作のトリビアを紹介する。

▼ 神様VSルパンの世紀の戦い。本物と複製(クローン)、軍配はどちらにあがるのか?

日本テレビ系全国ネットで放送されていた『ルパン三世・TV第2シリーズ』(以下、『TV第2シリーズ』)の高視聴率を受け、製作費5億円をかけて製作された。ルパン三世と、自らを神と名乗る謎の人物マモーとの、賢者の石を巡る争奪戦を描く。「世界初の長編アニメビジョン」と宣伝で謳われ、作画においてビスタサイズを想定して通常より大判のセル画を用いている。

出典: ja.wikipedia.org

▼ ストーリー

一人の男が処刑された。その男がルパン三世であることは、鑑識の結果確実だったが、当然銭形が信じるはずがない。銭形はルパンが埋葬されているドラキュラ城へと赴き、そこでルパンの生存を確認する。銭形はルパンを捕まえようとするが逃げられてしまう。
ルパンはエジプトでピラミッドから「石」を盗み出した。それは不二子の依頼だったが、不二子もまたマモーなる人物に依頼されていた。その石は人間に永遠の生命を与えるとの言い伝えがある「賢者の石」と呼ばれるものだった。マモーはルパンを使って不老不死に関する品物を集めていた。しかし、ルパンは偽物を渡したため、マモーに狙われる。
不二子はマモーの手を逃れてルパンの前に現れ助けを乞うが、次元と五ェ門は不二子の密告によって痛い目に遭っていたため不二子を許さない。不二子をかばうルパンに愛想をつかした二人は、ルパンのもとを去ってしまう。ルパンと不二子は2人だけの一夜を過ごすことになったが、不二子はまたもルパンを欺き、麻酔薬で眠らせてマモーの部下に引き渡した。

出典: ja.wikipedia.org

捕らえられたルパンは、マモーの島でナポレオンやヒトラーなどの歴史に大きな影響を与えた人物らしき人々に出会う。彼らはマモーのクローン技術によって複製された人々だった。マモー自身も1万年前から自己を複製し続けてきた複製人間(クローン)、永遠の命を得た「神」だと自称するが、ルパンは信じない。そこに助けに来た次元の手によりマモーは射殺され、ルパンたちは逃げ出すことに成功する。
コロンビアの田舎町にあるホテルへやってきたルパン一行だったが、そこへ死んだはずのマモーが現れ不二子を連れ去り、直後ルパンの挑発に答えるかのごとく地震が発生する。ルパンはマモーの力に心が折れてしまった次元の制止を振り切り、単身マモーの本拠地に乗り込み、ついに「自称神」マモーとの決闘を迎える。

出典: ja.wikipedia.org

マモー

謎の怪人マモー

ルパン三世史上最凶との呼び声も高い自称・神。
1万年生きたと称するその身体からは様々な超常現象を引き起こす力を持っているとしていた。

出典: dic.nicovideo.jp

不二子に賢者の石を持ってくるように依頼した謎の怪人物。その正体はクローン技術によって1万年を生き、歴史を影から動かしてきたと自称する者。次元曰く「並みの人間では到底勝てねえ化物」。130代目になってからは巨大な脳が本体となり、念動力を送り込む事で、小型機械を埋め込まれた自分の分身となるクローンを操っていた。部下には科学者やフリンチの様な大男達、自分のクローンの不良品等がいる。
劇中に登場したマモーの一体目は次元の銃弾を額に撃ち込まれ、二体目は斬鉄剣の破片で反射されたレーザーの直撃で焼死。最後は自らの本体となる巨大脳をロケットに乗せ、宇宙の彼方の異文明に向かうことを図るが、ルパンの仕掛けた腕時計型の爆弾で大気圏離脱直後にロケットごと爆破された。爆破されたロケットから飛び出した脳はそのまま太陽へと飛んで行った。1万年の生涯を終えたのか何処かで生き永らえているのか、その行方は知れない。
表では世界一の謎の大富豪「ハワード・ロックウッド」として、鉄鉱、造船、運輸、報道によって世界の富の3分の1を支配しており、近年では考古学の発掘を手がけている。

出典: ja.wikipedia.org

▼ ルパンは夢を見ない!

映画の中盤で、マモーが機械を使ってルパンの頭脳の中を覗くシーンがある。マモーは、ルパンの本質は下劣な人間にすぎない事を証明しようとしたのだ。そこでも“夢”という言葉が出てくる。ルパンの頭の中は、女の裸の事ばかりだった。だが、その深層意識には何もない。空間、虚無。なんという事だ。ルパンは夢を見ない。それは白痴の、あるいは神の意識にほかならない。マモーは驚き、おそらくは嫉妬し、ルパンを殺そうとする。これは非常に重要な描写だ。

出典: www.style.fm

ルパンの精神はひょっとしたら、神と同じものなのだ。本当に“神”に近い存在は自分ではなく、ルパンではないのか。その事実を許す事ができず、彼はその場でルパンを殺そうとした。

出典: www.style.fm

“夢”を持たない人間である事。すなわち“自分がルパン三世である”という事によって、彼の人生は充実したものだった。自分自身の存在が、彼の“夢”を実現したものだったのだ。失うまでは本人も、それを意識していなかったのかもしれない。だが、もしも自分がルパン三世のクローンにすぎないとしたら、そんなプライドは吹き飛んでしまう。自分の存在に対して疑いを抱いてしまったため、「俺は、夢、盗まれたからな」というセリフが出てくる。そして、自分がルパン三世である事を証明するために、マモーと対決する。そこで、ルパンとマモーは同じ位置に立ったわけだ。

出典: www.style.fm

▼「俺はコピーじゃない。本物だ!」

マモーは、自分が“神である事”を揺るがすルパンを許す事ができず、ルパンは自分が“ルパン三世である事”を否定するマモーと対決せずにはいられない。クライマックスの対決は、常識を越えた2人の人間が、それぞれの自分の存在を証明するための戦いだった。

出典: www.style.fm

孤高の存在であったマモーを、唯一理解したのがルパンであったのかもしれない。マモーもルパンの事を、ある程度理解していたのだろう。だから、クローンかもしれないという言葉がダメージを与えられると分かった。超越者の気持ちは、超越者にしか分からないのだ。

出典: www.style.fm

▼ 名セリフ

次元の「なげえ事、モンローとハンフリー・ボガードのファンだったが……」

出典: www.style.fm

「馬鹿を言え。ルパンを他人に殺させたくはない、それだけだ。」

出典: mralansmithee.blog.fc2.com

「またつまらんものを斬ったか」

出典: www.style.fm

最初に使われたのがこの『マモー編』だ。

「ルパン!理屈だ!てめぇの言ってることは何もかもだ!」

出典: mralansmithee.blog.fc2.com

「いいよ、信心深い奴には向かねぇ仕事だ。」

出典: mralansmithee.blog.fc2.com

次元「行くなぁ!ルパン!」

出典: mralansmithee.blog.fc2.com

れいれい0719
れいれい0719
@rei0719

Related Articles関連記事

【ルパン三世】ルパンが女を殺すシーンまとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 主人公のルパンは根っからの女好きで、特に美女ともなれば自分を裏切ろうと許してしまう。しかし、そんな彼でも“どうあっても許してはならない”、“世のためにならない”と判断した時は女性を手にかけることもある。

Read Article

【ルパン三世】次元が吸っているタバコまとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 日本のアニメ作品では非常に珍しく登場人物の大半が大人で、そのため飲酒や喫煙シーンが頻繁に登場する。中でもルパンの相棒の次元大介は愛煙家で、作中でも様々な銘柄のタバコを手にしている。その一覧を紹介する。

Read Article

『LUPIN the Third -峰不二子という女-』キャプチャ画像壁紙まとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 50年以上続く人気作品で、テレビアニメシリーズも断続的に製作されている。『LUPIN the Third -峰不二子という女-』は、本作のヒロインである峰不二子にクローズアップした作品で、彼女を中心とした悪党たちの様々な駆け引きが見所となっている。

Read Article

ルパン三世にまつわる都市伝説・豆知識まとめ

狙った獲物は逃がさない天下の大泥棒ルパン三世とその仲間たち、そしてルパン逮捕にすべてを掛ける銭形警部とのドタバタ劇を描いた大人気作品『ルパン三世』。コミックス以外にも多くのアニメ作品や映画作品が創られている。そんなルパン三世にまつわる都市伝説や、ちょっとした豆知識をまとめてご紹介する。

Read Article

ルパン三世の名言・名セリフまとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 少年少女の活躍を描くことが多い日本のサブカル作品の中では非常に珍しく、登場人物のほとんどが大人である。それだけに彼らが口にするセリフは大人としての魅力や含蓄に溢れたものが多く、多くのファンを魅了している。その一部を紹介する。

Read Article

【ルパン三世】ルパンと峰不二子の画像まとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 そんなルパンが熱を上げているのが、ヒロインの峰不二子である。策略と姦計を用いて、時にルパンすら欺いて宝を横からかっさらう油断ならない美女だが、それも含めてルパンは彼女に惚れ込んでいる。駆け引きか本心か、そんなルパンと不二子の仲睦まじい姿を紹介する。

Read Article

『ルパン三世 カリオストロの城』を100倍楽しむ方法まとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。1971年にアニメの放送が開始して以来、断続的に新作が作られ続けている。 『ルパン三世 カリオストロの城』は、そんな『ルパンシリーズ』の中でも傑作として名高い劇場用映画。宮崎駿が初めて監督を務めた作品でもあり、世界的にも評価されている。そんな『ルパン三世 カリオストロの城』をさらに楽しむ方法を紹介する。

Read Article

【ルパン三世】峰不二子のコスプレ画像まとめその1

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 峰不二子は作品を通してのヒロインで、策略と姦計を用いて、時にルパンすら欺いて財宝をかっさらうしたたかな美女。味方とも敵とも言い切れないそのユニークな人物像に魅了された者は多く、非常に人気の高いキャラクターである。

Read Article

【大人のルパン】LUPIN the Third -峰不二子という女-の感想まとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 断続的にアニメが製作されている長寿作品であり、『LUPIN the Third -峰不二子という女-』はヒロインである峰不二子にクローズアップしたシリーズ。姦計と駆け引きを用いて悪党を出し抜く不二子の活躍が描かれている。

Read Article

【ルパン三世】銭形突撃隊コスプレへの反応まとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 『コミックマーケット87』にて、『ルパン三世 カリオストロの城』に登場する銭形刑事とその部下たち、通称“銭形突撃隊”のコスプレイヤーが登場。名作として世界的に知られる『カリオストロの城』のワンシーンの再現に、ファンは様々な反応を見せた。

Read Article

『ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜』のキャラクターデザインへの反応まとめ

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 1971年にアニメの放送が始まって以来、断続的に新作が作られ続けている人気作品。2013年には『ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜』が公開されるも、そのキャラクターデザインがネットで話題となった。当時の反応を紹介する。

Read Article

映画評論家・町山智浩の語る「ルパン三世に影響を与えた映画」まとめ

途中で降板されるまで、『ルパン三世』第1期シリーズの演出を手掛けた大隅正秋(おおすみ まさあき)。時にダークで時にセクシー、スタイリッシュで荒唐無稽な大人の世界という、それまでの日本のアニメには存在しなかったものを『ルパン三世』という作品に持ち込んだ人物である。 そんな彼に影響を与え、後のルパンシリーズの流れを決定づけていった映画作品を、映画評論家の町山智浩さんが推測。「大人の世界を描いてもいい」という、日本アニメ界に大きな影響を与えた作品群を紹介する。

Read Article

【ルパン三世】峰不二子のコスプレ画像まとめその2

『ルパン三世』とは、大泥棒ルパン三世の奇想天外な活躍を描いた、モンキー・パンチ原作の漫画作品。 峰不二子は作品を通してのヒロインで、策略と姦計を用いて、時にルパンすら欺いて財宝をかっさらうしたたかな美女。味方とも敵とも言い切れないそのユニークな人物像に魅了された者は多く、非常に人気の高いキャラクターである。

Read Article

目次 - Contents