ZOC(ゾック)とは【徹底解説まとめ】

ZOCとは、藍染カレン・西井万理那・雅雀り子・巫まろ・鎮目のどか・共犯者 大森靖子による6名アイドルユニット。2018年から活動を開始しており、過去4名脱退・卒業している。
大森靖子によりプロデュースされているユニットだが、プロデューサーとアイドル達という上下関係ではなく、あくまでも共に活動する対等な意味を込めて共犯者と定義している。
大森靖子が社長を務める株式会社TOKYO PINKに所属しており、2021年1月よりavex traxよりメジャーデビュー開始。型破りの次世代アイドルだ。

割礼GIRL/BEGGiNG

1.割礼GIRL
2.BEGGiNG
3.family name
4.STUPiD

5作目のシングル。新メンバーの加入に合わせ、"ZOCの新生"をテーマとした作品。これまでにない強烈なメッセージ性とインパクトに溢れた意欲作である。

アルバム

PvP

収録曲
1. CO LOs NA(編曲:大沢伸一)
2. CUTTING FDGE(編曲:ミト クラムボン)
3. family name PvP版(編曲:鈴木大記)
4. DON'T TRUST TEENAGER PvP版(編曲:ヒダカトオル)
5. GIRL'S GIRLPvP版(編曲:鈴木大記)
6. LiBiDo FUSION (編曲:大久保薫)
7. 眼球にGO!(編曲:神前暁 MONACA)
8. 濃♡厚♡接♡触(編曲:大久保薫)
9. FLY IN THE DEEPRIVER(編曲:sugaebeans)
10. ①④才(編曲:ミト クラムボン)
11. A INNCENCE PvP版(編曲:鈴木大記)
12. AGE OF ZOC PvP版(編曲:鈴木大記)

初のフルアルバムである。日本武道館で行われた『NEVER TRUST ZOC FINAL』の様子や、個々のメンバーにフォーカスした映像特典、さらにはこれまでのZOCが発表した曲のほぼ全てが詰め込まれた豪華絢爛なもの。まさに2021年までのZOCの活動の集大成となった。
『NEVER TRUST ZOC FINAL』の公演後、ZOCの初期メンバーである香椎かてぃが脱退したこともあり、ある意味でZOCの1つの到達点にしてそれ以降の再生を象徴するアルバム。

ZOCの代表曲

「family name」

(Director 二宮ユーキ)

家庭内不和による元非行少女、地下アイドル、自称「自撮り詐欺のプロ」など個性的すぎるメンバーたち。
そんなZOCのデビューシングル『family name(家族の名前)』。
そこにはアイドルだけでなく「家族」という固定概念さえも覆す意味が込められているのだ。
『family name』とは姓名の名字を表す言葉。
つまり多くの日本人が大切にしたいと願う血の繋がりを表しているのだが、
一方でZOCが歌っているのは『family name』の呪縛からの解放である。
家族の絆はもちろん大切という固定観念がある中、虐待・家庭内暴力・ネグレクトなど世の中にはそんな綺麗ごとで通用しない問題があり、学校にも家庭にも居場所を持てない少年少女はどこに逃げればいいのだろうか。そんな日本が抱える問題を歌っている曲だ。

「ZOC実験室」

(Director 二宮ユーキ)

現代は何期目かの女性アイドル絶頂期と呼ばれており、そのことについて「女性が強くなった」と語られる文法に大森は違和感抱いている。
女性アイドルを裏でコントロールする男性社会の姿が垣間見えるのことへの違和感が「ZOC」の始動へと繋がったといわれている作品だ。
長らく男性プロデューサーと若い女性の絶対的な上下関係の中で爛熟してきた日本のアイドルカルチャーが、大きな岐路を迎えているのではないか。
コンセプトは「個の肯定」であり、「孤独を孤立させない」場所=「ZOC(支配領域)」。という想いがこめられている楽曲だ。

ZOCのミュージックビデオ(MV/PV)

「断捨離彼氏」

(Director 二宮ユーキ)

「今付き合っている彼氏がダメ男すぎるから別れたい…でも別れる勇気が出ない」そんな女性にオススメの曲だ。
本楽曲は、アジアンの雰囲気を感じられる独特な音階、チャイニーズサウンドを連想させるドラなどの楽器。中華風のテイストをふんだんに詰め込んだダンスチューンとなっている。
人気YouTuber東海オンエア"てつや"が、歌詞中で描かれている。世のダメ彼氏を演じ、彼女を好き勝手に振り回していくのだ。
MVの最後ではスカッとする意外な結末が描かれている。

「ヒアルロンリーガール」

(Director 二宮ユーキ)

「可愛い」自分でいる為の世界中の女の子たちを肯定する歌だ。
ニューメンバー・巫まろがお披露目となった1曲で、新たなメンバーを加え6人の新体制として活動が始まったことも話題となった。
MVのテーマは「お姫様」。
「可愛い」自分になる為に生きる。どんなに笑われようと、どんなに馬鹿にされようと、自分のことを知らない他人からの言葉に耳を傾け、傷つく必要はない。
「可愛くない」自分にも「可愛い」自分にも、責任を取れるのは自分自身だけ。
だから、胸を張って周囲の言葉に惑わされず、「可愛い」自分になる為の女の子の強さを描いたこの曲。
唯一無二の「可愛い」自分を追求し続ける、ZOCだからこそ歌える楽曲となっている。

「AGE OF ZOC」

(Director 番場秀一)

「ZOCの時代」というタイトルのとおり、新たなアイドル時代の幕開けを告げるZOCのテーマソングだ。
SNS時代のアイドルとしての姿勢、SNS批判に対する想いや嘘ばかりの世界で加工して可愛い姿を見せるよりも、自分たちのSOULをぶつけていきたいという心意気を歌っている。
冒頭および曲中には「ぷっちゃへんざ」というワードが登場し、英語の「put your hands up」をひらがなで表記した言葉だが、「手を挙げろ」「盛り上がれ」という意味がある。
主にヒップホップで使用されてきた言葉だが、ZOCはそれをあえてひらがなで可愛く「ぷっちゃへんざ」と曲の冒頭で繰り返した後に「炎上上等」と歌われていて、反骨精神を剥き出しにしている曲だ。

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