マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(マギレコ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』とは、2011年に放送されたテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝作品にあたる同名スマートフォン向けゲームアプリを原作としたテレビアニメ作品である。本作は主人公の魔法少女・環いろはが行方不明になった妹・環ういを探しに訪れた神浜市にて七海やちよをはじめとする多くの魔法少女と出会い、彼女らと力を合わせて神浜市で起きる数々の事件に挑んでいく物語を描いている。

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

原典『まどか☆マギカ』の7つの都市伝説

本作及び原作『マギレコ』の原典となった『まどか☆マギカ』には、多くの謎や隠された設定があるとされ、現在もなおファンから考察されている。そして以下の7つが、ファンたちによって都市伝説として語り継がれている。

その1:『まどか☆マギカ』を語る上で欠かせない言葉「マミる」

本作はもちろん、アニメ版『まどか☆マギカ』を観ていない多くのファンの間でも、ネット上で有名になった言葉をきっかけに作品の内容を知ることはある。そのネット上で有名になった言葉のひとつが「マミる」であり、これはマミが首から上を食べられて胴体を切り離されるという凄絶かつ悲惨な死に方をするシーンが由来となっている。そしてこの「マミる」は現在でもネット上で語り継がれており、汎用性が高いらしく様々な使われ方をしている。

その2:アニメ版『まどか☆マギカ』のオープニングテーマ曲「コネクト」

アニメ版『まどか☆マギカ』のオープニングテーマ曲『コネクト』は、魔法少女ものらしい明るいメロディに反して切ない歌詞が不思議な印象を与えることで有名となっている。この曲も含めた『魔法少女まどか☆マギカ』の他の歌曲は主人公のまどかの状況や心情を伝えるものになりがちだと多くのファンの間で実しやかに囁かれている。
しかし、この『コネクト』はほむらの心情を歌ったものではないかと噂するファンもいて、その理由として歌詞がまどかを救うため時間のループを繰り返しながら生き続けるほむらの強い願いを現したものとなっており、多くのファンの心に深い印象を残している。

その3:アニメ版『まどか☆マギカ』と地震の関係性

『まどか☆マギカ』のアニメの再放送時には大きな地震が重なって起こったことがあり、当初多くのファンの間で大きな話題を呼んだ。最初に放送時の第10話当日は東日本大震災が起こった3月11日であり、その次に映画『反逆の物語』公開日にも地震が発生しており、何かあるのではないかとファンたちが噂している。そして再放送が決定すると、地震や台風などの災害が発生するのではないかと懸念する声がツイッター上でも多く上がっている。

その4:『ミンキーモモ』と『まどか☆マギカ』の関係性

かつて一世を風靡した魔法少女アニメ『ミンキーモモ』があり、この作品の主人公もまどかと同じくラストがほろ苦いものとなっている。魔法少女ものといえば少女の成長物語で明るい作品であるという印象は両者を見比べてみれば覆され、「マミる」シーンなど強烈な印象を残した『まどか☆マギカ』は、ファンたちの間では魔法少女アニメ史上に刻まれる作品となると囁かれている。
また、ミンキーモモも最終話の放送時に大きな地震が起きたという噂が流れており、この両者には間違いなく共通点があるともファンたちは実しやかに囁き続けている。

その5:第1話に登場したまどかの後ろの謎の少女

『まどか☆マギカ』ファンの間で語り継がれる謎のひとつに、アニメ版第1話「夢の中で会った、ような……」の教室の描写で、ほんの短い時間にまどかの後ろの席の少女が一瞬別人になっているという件がある。よく気づいたと言われるレベルの細かなこの変化については、作画ミスか伏線かと物議が醸された。
しかし、この直後にほむらが転校してくるシーンが入っているといることもあり、タイムループを繰り返している都合上でそうなったのだろうと言うファンたちも多い。

その6:『鏡の国のアリス』と『まどか☆マギカ』

本作も含めた『まどか☆マギカ』シリーズに登場する魔法少女たちの名前は、名字も名前も女性名として通じているものがあるとファンたちの間で噂されている。さらに登場するモチーフが似ていることなどからも、『鏡の国のアリス』がモチーフになっているのではないかと考察するファンもいた。その根拠の具体例として、以下のようなファンの考察がある。

1
まどかはQB(キュウベエ)によって、魔法の世界へ誘われますが、
アリスも赤の女王によって、チェス盤の世界へほうり込まれますね。

2
QBはほむらと対立していますが、
赤の女王は赤ですから、構図的には白の女王の敵です。

3
第三話でマミが死んでしまい、(鹿目)まどかは怖じ気づきますが、
アリスでも人間に恐れをなして逃げ去っていく鹿が登場します。

4
さやかと杏子は共に他人のために契約した似た者同士ですが決闘をします。
アリスには決闘する双子が登場しますね。

5
その決闘はほむらが止めに来ます。
アリスでは大きなカラスがやってきて決闘は止み、その後カラスの起こした風が原因で白の女王が登場します。ちなみにこの白い女王は時間を逆さにして生きているようです。例えば、先に痛みが来て、その後に痛みの原因がやってくる。

6
ソウルジェムがかけがえのない大事なものだと発覚しましたが、
アリスにも登場するハンプティ・ダンプティを連想しなくはない。

出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

この考察にまとめられた6つのポイントに多くのファンが注目しており、『まどか☆マギカ』は「鏡の国のアリス」と似ているという言葉が多く出ている。ちなみに、美樹さやかが魔法少女になった経緯と、彼女が魔女化した姿は『人魚姫』が元になっているとされていたり、グリム童話など有名作品の要素が散りばめられていることも『まどか☆マギカ』シリーズの人気の秘密かもしれないと考えるファンもいる。

その7:『ファウスト』と『まどか☆マギカ』

ヴォルフガング・ゲーテの名作である詩劇『ファウスト』と、『魔法少女まどか☆マギカ』を重ねるファンも多数存在する。悪魔・メフィストフェレスとの契約がファウストには出てくるが、その契約を主人公のファウストが結ぶかどうか迷うそれと同じように、キュゥべえとの契約に葛藤する魔法少女たちが深く描かれているところが『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの人気のポイントとなっている。

多くのファンが注目した第1期1話の看板のシーン

9hyusoka0124
9hyusoka0124
@9hyusoka0124

Related Articles関連記事

ディズニー ツイステッドワンダーランド(ツイステ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ディズニー ツイステッドワンダーランド(ツイステ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ディズニー ツイステッドワンダーランド』とは、ウォルト・ディズニー・ジャパンとアニプレックスによる共同制作スマートフォンゲーム。 ヴィランズと呼ばれるディズニー作品の中で悪役として登場するキャラクターに焦点を当て、魔法士養成学校を舞台に物語が展開する。7つある寮はディズニー作品からインスパイアを受けている。 ヴィランズがメインになるゲームというのもありリリース当初から多くの注目を集めていた。また、JR京葉線連絡通路に広告を掲載、枢やながキャラクターデザインを担当するなど、話題性も高い。

Read Article

【あつ森】アニメ・漫画キャラの制服を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

【あつ森】アニメ・漫画キャラの制服を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】

大人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」のニンテンドーSwitch専用ソフト『あつまれ どうぶつの森』では、服やタイルを自由にデザインして作る「マイデザイン」という機能があり、人気を博している。特に人気漫画などに出てくる服を再現したマイデザインはたびたびネット上で大きな話題になっている。Switchオンラインで公開されているマイデザインは自由に使うことができるので、大好きなあのキャラになりきることも可能だ。ここでは様々な人気アニメ、漫画の制服を再現したマイデザインを紹介する。

Read Article

マギレコの全魔法少女の画像・変身動画まとめ【マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝】

マギレコの全魔法少女の画像・変身動画まとめ【マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝】

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』は『魔法少女まどか☆マギカ』を原作とするスマートフォン向けゲームアプリである。作中には原作や外伝作品の魔法少女の他、ゲームオリジナルのキャラクターも登場する。 ここでは『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の全魔法少女の画像・変身シーンの動画をまとめた。

Read Article

ディズニーファンのツイステ不穏発言で炎上!SNSも大荒れでまさに「戦国時代」に!

ディズニーファンのツイステ不穏発言で炎上!SNSも大荒れでまさに「戦国時代」に!

とあるディズニーファンが、ディズニー公式の乙女ゲーム『ツイステッドワンダーランド(通称ツイステ)』に対する不穏発言をブログで公開し、大炎上してしまいました。この発言はTwitterなどのSNSでも取り上げられ、賛否分かれる大荒れとなりました。ツイステからディズニーを好きになるのは「アニメやゲームから戦国武将にハマるようなもの」としても、納得はできないようです。

Read Article

目次 - Contents