【進撃の巨人】エレン「ユミルと結婚する」ユミル「エレンを殺す」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。ユミルのことが好きになってしまったエレンと、そんなエレンがうっとおしくて仕方ないユミルのお話です。2人は同時に様々な人にアドバイスしてもらおうとしますが…。

エレン「ユミルと結婚する」ユミル「エレンを殺す」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 21:31:16 ID:DWfxWJBw

エレユミ「……には、どうすればいいと思う?」

ミカサ「……」

エレン「なあミカサ。オレ、ユミルと結婚したいんだけど」

ユミル「なあミカサ。私、エレンを殺したいんだけど」

エレユミ「どうすればいいと思う?」

ミカサ「……」

ミカサ「……なぜ、私に聞くの?」

エレン「だってミカサ以外の女にこういうこと聞きづらいし」

ユミル「エレンのことはお前が一番分かってるだろ」

ミカサ「……」

2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 21:45:50 ID:DWfxWJBw

ミカサ「……エレン、なぜユミルと結婚したいの?」

エレン「そりゃユミルはいい女だからだ。いい女と添い遂げたいと思うのは男として当然だろ?」

ミカサ「……ユミルのどういうところがいいの?」

エレン「え? 普通にユミルのこと見てたら感じると思うんだけどな。とはいえオレもそれに気付いたのは最近なんだけど」

エレン「ユミルって普段は無神経で女らしくないけどさ、よく見るとしっかり周りを気遣ってるんだよ」

エレン「一度そこに気付くと外見まで良く見えると言うか、格好良さと可愛さを兼ね備えてるよな、ユミルって」

エレン「……とまあ、そんな感じだ」

ミカサ「……」

エレン「どうだミカサ? ユミルと結婚するにはどうすればいい?」

ミカサ「……少し考える時間をちょうだい」

エレン「分かった」

3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 21:48:35 ID:DWfxWJBw

ミカサ「……ユミル、なぜエレンを殺したいの?」

ユミル「そりゃエレンがこんな調子で気色悪いことほざくからだ。初めは下らない冗談かと思ったが毎日しつこく迫られてな」

ユミル「何度てめぇに興味はないと突き放してもめげずに付きまとわれて、いい加減我慢ならなくなったんだ」

ユミル「だからいっそのこと殺してしまった方が手っ取り早いんじゃないかと」

ミカサ「……」

ユミル「どうだミカサ? エレンを殺すにはどうすればいい?」

ミカサ「……少し考える時間をちょうだい」

ユミル「できるだけ早くな」

ミカサ「……」

4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 21:53:59 ID:DWfxWJBw

ミカサ(……この状況はなに? 全く意味が分からない。意味不明過ぎていろいろ聞いてしまったけれど、それでも分からない)

ミカサ(まさかドッキリ? 確かに私にドッキリを仕掛けるならこのくらいでないと効き目はない)

ミカサ(けれど二人は本気のように思える。ユミルは確信できないけれど、エレンは間違いなく本気)

ミカサ(つまりエレンは本気で、ユミルと結婚したいと言っている……)

ミカサ(……)

ミカサ(……落ち着け私。落ち着けミカサ・アッカーマン)

ミカサ(エレンの言い分は、許し難いけれど理解はできる。ユミルが好きだから結婚したい、それだけ。許し難いけれど)

ミカサ(対してユミルの言い分は、途中から飛躍している。なぜ殺すという手段に出るのか。そもそもエレンを殺すなんて許されない)

ミカサ(……結局、二人とも説得するしかない)

ミカサ(まずは……)

5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 22:03:00 ID:DWfxWJBw

ミカサ「ユミル。考えがまとまった。聞いて欲しい」

ユミル「お、なかなか早かったじゃねぇか」

エレン「オレは後回しかよ」

ユミル「で、エレンを殺すにはどうすればいい?」

ミカサ「まずそれが間違っている。殺すだなんて極端な手段を用いる必要はない。何度求婚されても断り続ければいい」

ミカサ「その方が私にとっても好都合」

ユミル「だからそれはやったって。毎日毎日付きまとわれて辟易してんだよ、こっちは。ストーカーかっての」

ミカサ「確かに大変かもしれないけれど、たとえ相手がストーカーでも殺していいわけではない」

ミカサ「そんなことをすれば処罰されるのはもちろん……クリスタも悲しむのでは?」

6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 22:14:59 ID:DWfxWJBw

ユミル「だから、私がやったと分からないようにエレンを殺すにはどうすればいいかを聞いてるんだよ」

ミカサ「ユミル」

ユミル「あん?」

ミカサ「あなたは一つ重大なことを忘れている。できれば指摘しないままでいたかったけれど、もう我慢の限界」

ユミル「なんだよ?」

ミカサ「もしあなたがエレンを殺せば、今度は私があなたを殺す」

ユミル「……」

ミカサ「それを知った上でなお、私に相談を続ける?」

7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 22:23:06 ID:DWfxWJBw

ユミル「……は、ははは。冗談だ冗談。本当に殺すわけないだろ、なに真に受けてんだ」

ミカサ「……」

ユミル「……いや、悪かった。エレンがうざ過ぎてどうかしていた。確かに殺しはよくないよな、うん」

ミカサ「分かってくれて私も嬉しい」

ユミル「だが困っているのは本当だ。エレンを殺さずにどうにかするにはどうすればいい?」

ミカサ「……私がエレンを説得する」

ユミル「できるのか?」

ミカサ「がんばる」

9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 22:26:17 ID:DWfxWJBw

ミカサ「エレン。考えがまとまった。聞いて欲しい」

エレン「ようやくか……で、ユミルと結婚するにはどうすればいい?」

ミカサ「まずはその考えを改める必要がある。あなたがユミルの魅力に気付いたのは最近のこと。それで結婚決めてしまうのは尚早」

ミカサ「結婚は人生の一大事。簡単に決めてはいけない。悩んで、考えて、ちゃんと段階を踏むべき」

エレン「……それは確かに」

ミカサ「でしょう? 今のエレンは少し舞い上がってしまっているだけ。冷静に考えればユミルよりも結婚に相応しい相手がいることに」

エレン「婚約指輪が必要だな!」

ミカサ「……は?」

10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 22:29:26 ID:DWfxWJBw

エレン「その存在を忘れていた。言葉だけじゃなく婚約指輪でオレの気持ちを伝えないとな!」

ミカサ「そ、そうではなくて」

エレン「でも訓練兵の身分じゃ婚約指輪を買う金なんてないし……どうすればいいと思う?」

ミカサ「……」

ユミル「全っ然ダメじゃねぇか!」

ミカサ「……エレンは舞い上がっているだけ。舞い上がっているだけ。舞い上がっているだけ。舞い上がって……」

ユミル「ダメだこりゃ」

エレン「おい、どうしたミカサ? 婚約指輪を用意するにはどうすればいいか聞きたいんだが」

ミカサ「ぶつぶつぶつぶつ」

エレン「おかしくなっちまった……仕方ない、違う奴に聞きに行くか」

ユミル「ミカサはもう役に立たねぇな。他に相談できそうな相手っていうと……」

12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 23:13:06 ID:DWfxWJBw

エレン「婚約指輪を用意する」

ユミル「エレンを殺さずにどうにかする」

エレユミ「……には、どうすればいいと思う?」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

エレン「なあライナー、ベルトルト」

ユミル「なあライナー、ベルトルさん」

エレユミ「どうすればいいと思う?」

ライナー「……いきなりなんだ。意味分からんぞ、お前たち」

ベルトルト「いったいどうしたんだ?」

エレン「だからだな」

ユミル「一から説明すると……」

13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 23:18:37 ID:DWfxWJBw

エレユミ「……と、こういうわけだ」

エレユミ「どうすればいいと思う?」

ライナー「……つまり要約すると、エレンはユミルへの求婚のために婚約指輪が欲しい」

ベルトルト「ユミルはその求婚が不愉快で、どうにかしたい」

ライナー「……あまり付き合いたくない話題だが、二人とも真剣なようだし、無下にはできんな」

ベルトルト「じゃあ僕はユミルを。ライナーはエレンの相手を頼む」

ライナー「分かった……」

14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 23:22:50 ID:DWfxWJBw

ライナー「エレン。婚約指輪を用意したいということだが……」

エレン「おう。なんかいい考えあったか?」

ライナー「現実的に考えて俺たち訓練兵には無理だ。おもちゃの指輪ならともかく、な」

エレン「やっぱりそうだよな……さすがにおもちゃじゃ本気とは思ってくれないだろうし」

ライナー「だから婚約指輪は諦めて、他のものにすればいいんじゃないか?」

エレン「他のもの?」

ライナー「ああ。事情を説明すれば相手も分かってくれるだろ……例えば、花とかなら俺たちでも買うことができる」

エレン「そうか、オレが買えるぎりぎりの値段で思いが伝わりそうなものを渡した方がいいな。指輪はオレがしっかり稼げるようになってからで」

ライナー「それがいいと思うぞ」

15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 23:36:00 ID:DWfxWJBw

エレン「でも代わりに花か……花はしばらくしたら枯れちまうよな。やっぱり一生残るものにしたいんだが、何かないか?」

ライナー「うーん……俺も考えたことないからな。すぐには」

エレン「だよな。でも助かった。ライナーに相談して良かったよ」

ライナー「少しは役に立てたようだな」

エレン「ああ……指輪の代わりは他の人に当たってみる」

ライナー「あてがあるのか?」

エレン「女子に聞いてみる。ミカサ以外には聞きづらいとか言ってられねぇし」

ライナー「なるほど。女子に直接どういうものがいいか聞くわけか」

エレン「そういうことだ」

16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/19(土) 23:37:33 ID:DWfxWJBw

ベルトルト「ユミル。エレンを殺さずにどうにかしたいということだけど……」

ユミル「ああ。なにかいい考えでもあったか?」

ベルトルト「殺さず相手を無力化するのは難しいが、ユミルの実力があれば強制的に黙らせることができると思う」

ユミル「私の実力?」

ベルトルト「実力行使で黙らせるんだ。殺さなければ問題ない……例えば、エレンの口を手で塞いで喋れなくするとか」

ユミル「アホか。一日中あいつの口塞いでろってのか? それに黙らせても気色悪いことが解消されてねぇだろ」

ベルトルト「うーん……相手を殺さずに無力化する術を聞くなら僕よりも他に適任がいると思う」

ユミル「……確かにな。あんたに聞くのは間違いだったか」

ベルトルト「力になれなかったようだね。でもその適任なら僕に心当たりがある。彼女なら……」

ユミル「……なるほど。あいつならいろいろ知ってそうだ。助かったぜ」

ベルトルト「いや、大したことはしてないよ」

24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 20:56:29 ID:DuBU8KjM

エレン「婚約指輪に代わるものを探してるんだが」

ユミル「エレンを強制的に無力化する方法を探してるんだが」

エレユミ「どうすればいいと思う?」

アニ「……」

エレン「なあアニ。女性にとって婚約指輪の代わりになりそうなものって」

ユミル「なあアニ。エレンを殺さずに黙らせる方法って」

エレユミ「どんなのがある?」

アニ「……その前になんでその問いを私に投げかけるのか、聞いてもいい?」

エレン「ああそっか」

ユミル「つまりだな……」

25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:02:58 ID:DuBU8KjM

アニ「……また下らない話だね。私には何の関係もない」

エレン「下らないとか言うなよ。オレは真剣なんだぞ。頼む」

ユミル「私も真剣に困ってるんだ。それにお前がこの疑問に答えるのに最適だと判断したから聞きに来たんだぞ」

アニ「……はあ、じゃあ順番ね。まずはユミルから」

ユミル「ああ」

エレン「また後回しか」

アニ「それで、無力化させる方法か……確かにいくつかある。一撃で気絶させる技、とか」

ユミル「お、本当かよ」

26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:12:51 ID:DuBU8KjM

アニ「まあね。上手く扱うためにはそれなりの練習が必要だけど、あんた身体能力自体は高そうだし、いけるかな」

アニ「対人格闘の訓練ではいつも怠けてるけど私から見れば丸分かり。お相手のクリスタは全力のようだけど」

ユミル「よく見てやがるな、お前……それで、その技を私に教えてくれるのか?」

アニ「面倒だしできればやりたくないけど……それに、あんたが技を習得したとして、まだ問題が残ってる」

ユミル「あ? その技でエレンをぶちのめせば済む話だろ?」

アニ「あいつが気絶させられたとして、その程度で諦めると思う?」

ユミル「……」

アニ「今までに何度拒否しても諦めなかったんでしょ、あいつ。多少の痛みくらいでそれが変わるとは思えない」

アニ「もう少し、やり方を変えてみたら?」

ユミル「……と言うと?」

27 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:22:52 ID:DuBU8KjM

アニ「殺すとか無力化するとかさ、無理矢理引き離そうとしてもあいつは諦めないと思う」

アニ「だからそんな物騒なやり方じゃなく、もっと平和的にやった方があいつも納得するんじゃない?」

ユミル「……へえー」

アニ「……なに?」

ユミル「いんや、本当によく見てるなと思ってさ、誰かさんのこと」

アニ「なにが言いたいわけ?」

ユミル「べつにー……お前の意見はなかなか良かったなと思っただけだ。だからその平和的に解決する方法を」

アニ「悪いけどそれは別の奴に聞いて。次はエレンの番」

ユミル「おいおい……ま、礼は言っとく」

アニ「そりゃどうも」

28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:29:56 ID:DuBU8KjM

アニ「エレン。婚約指輪の代わりのことだけど」

エレン「お、ようやくか……それで、アニは婚約指輪の代わりには何がいいと思う?」

アニ「その前に確認したいことがある」

エレン「なんだ?」

アニ「あんたはさ、ユミルと付き合ってるの?」

エレン「え?」

アニ「さっきの説明だと、ユミルを好きになってすぐ求婚を始めたみたいだけど、それならあんたたちは付き合ってないんじゃないかって」

エレン「……ああ、そうだな。その通りだ」

29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:31:20 ID:DuBU8KjM

アニ「やっぱりか……呆れた。求婚や婚約指輪の前にもっとやることがあるでしょ」

アニ「そんなんじゃユミルに相手されなくて当然。好きな人ができたからって舞い上がってないでちゃんと段階を踏みな」

エレン「それ、ミカサにも言われた」

アニ「ったく……」

エレン「婚約指輪はまだ先の話なのか……じゃあその段階ってのは具体的に何のことなんだ?」

アニ「少しは自分で考えたら? さっき付き合ってるのかって聞いたでしょ」

アニ「付き合ってもいないのに結婚しようだなんてバカがすること。あんたのことだエレン」

エレン「お、おう。そうだよな……じゃあユミルと付き合えるように頑張るよ。ありがとなアニ」

アニ「もうこんな厄介事持ち込まないでよね」

???「……」

30 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:35:53 ID:DuBU8KjM

エレン「ユミルと付き合いたいんだが」

ユミル「エレンを平和的にどうにかしたいんだが」

エレン「サシャ」

ユミル「コニー」

エレユミ「どうすればいいと思う?」

サシャ「もぐもぐむしゃむしゃばくばく」

コニー「汚ねぇな! もっと落ち着いて食え!」

エレユミ「……おい」

31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:41:41 ID:DuBU8KjM

サシャ「んぐっ……そうはいきません。早く食べないと料理がなくなってしまいます」

コニー「料理をなくしてるのはお前だよ」

エレユミ「……聞けよ!」

サシャ「ん? ユミルにエレン?」

コニー「なんだお前ら、いたのか」

ユミル「さっきからいたっての。全く聞いてねぇんだからお前は」

エレン「もう面倒くさいからこっちから説明するぞ」

32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:48:12 ID:DuBU8KjM

エレユミ「……どうすればいいと思う?」

サシャ「はあ……ユミルと付き合いたい、ですか」

コニー「エレンを平和的にどうにかする、か」

エレン「サシャってユミルとそこそこ付き合いあるだろ? 何か知ってそうだなと考えたわけだ」

ユミル「コニーってバカだろ? 何か閃かないかと考えたわけだ」

サシャ「そう言われましても……私だって異性と付き合ったことなんてないですし、ましてやユミルのことなんて」

コニー「バカじゃなくて天才の間違いだろ。でも確かにオレの閃きはすげぇからな、少し考えてやる。えーと……」

33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:53:11 ID:DuBU8KjM

エレン「ちょっとしたことでもいいんだ。ユミルと付き合うにはどうすればいいと思う?」

ユミル「ちょっとしたことでいいからな。エレンを平和的にどうにかするにはどうすればいいと思う?」

サシャ「そうですね……ユミルと、というよりも一般的な答えになってしまいますが」

コニー「……あ、閃いた」

エレユミ「なんだなんだ?」

サシャ「付き合うということはつまりお互いに好き合っているということですから、やはりお互いのことをよく知っていないとダメなはずです」

コニー「ユミルはエレンの求婚を拒絶してたみたいだけどさ、どうせその拒絶の仕方って興味ないとか気色悪いとか、そんな素っ気ない感じだろ」

エレユミ「……確かに」

34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:54:39 ID:DuBU8KjM

サシャ「ですから人と付き合うためには、自分のことを知って貰って、同時に相手のことを知らなければなりません」

サシャ「そうすることで相手の知らなかった一面を見ることがあるかもしれませんし、逆に今までの自分にない一面が出てくるかもしれません」

サシャ「そういうところも込みで好き合えるのなら、付き合うという関係になるんじゃないですかね」

コニー「そうやって一方的にあしらってるだけだからちゃんと伝わらねぇんじゃないか?」

コニー「いくらエレンをどうにかする方法を探したって、お前がそんな態度だと状況はずっと変わらないぞ」

コニー「エレンがうざいのも分けるけどよ、真剣に向き合ってやめてくれって言えばあいつだってやめると思うしさ」

エレユミ「……なるほど」

エレン「まずはユミルとお互いのことを知り合えってことだな!」

ユミル「まずは私もエレンに対して真剣に向き合えってことか」

35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 21:58:55 ID:DuBU8KjM

エレン「ありがとな、サシャ」

ユミル「ありがとよ、コニー」

サシャ「いえいえ、どういたしまして」

コニー「相談事の一つや二つ、オレは気にしないぜ」

エレユミ「でも……まさかお前からこんな良い答えが聞けるとは思ってなかったけどな」

サシャ「失礼な!」

コニー「やっぱバカにしてんだろ!」

エレユミ「ははは」

???「……」

37 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 23:06:10 ID:DuBU8KjM

エレン「確かに今までは一方的なアプローチばかりだったな……自分のことしか考えてなかった」

ユミル「確かに今までは適当に拒絶するだけだったな……少しはエレンのことも考えてやるべきだったか」

エレン「でも実際やってみると難しそうだよな……ユミルはオレと知り合おうとしてくれるのか?」

ユミル「でもエレンと付き合うつもりはないしな……向き合ってみればその考えも変わるのか?」

エレユミ「うーん……」

ジャン「……」

マルコ「……」

エレユミ「うーん……」

ジャン「……あれ!? 素通り!?」

マルコ「今までの流れなら僕たちにも相談に来たはずなのにね……」

???「……」

38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 23:11:21 ID:DuBU8KjM

エレユミ「……というわけで」

エレン「ユミルと知り合いたいんだが」

ユミル「エレンと向き合いたいんだが」

エレユミ「どうすればいいと思う?」

クリスタ「……そんなの簡単だよ」

エレユミ「簡単?」

クリスタ「二人きりで、話してみればいいじゃない。知り合うのも、向き合うのも、まずは会話から始まるはずだから」

エレユミ「……あ、そっか」

クリスタ「がんばって!」

???「……」

39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 23:15:15 ID:DuBU8KjM

エレン「ユミルと」

ユミル「エレンと」

エレユミ「二人きりで話す」

エレユミ「……には、どうすればいいと思う?」

???「……」

エレユミ「なあ、アルミン」

アルミン「……」

40 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 23:21:54 ID:DuBU8KjM

アルミン「……もう好きにしたらいいんじゃないかな」

アルミン「実はミカサに頼まれて、二人がアニに相談するあたりから尾行させて貰ったんだけど、もう見てられなかったよ」

エレン「全然気付かなかった」

ユミル「なんとなく人の気配は感じていたが、お前だったのか」

アルミン「まったく……君たちは人に相談しないと話すこともできないの?」

アルミン「なかなか二人きりになれないとかなら分かるけどさ、今日ずっと一緒だったじゃないか」

アルミン「二人はバラバラに相談相手を探していたはずなのに行く先々で鉢合わせするとか何の偶然だよ」

アルミン「他にも今日だけで二十回以上ハモってるしさ、どれだけ息合ってるんだ」

エレユミ「え、そんなに?」

41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 23:26:07 ID:DuBU8KjM

アルミン「また一回増えたね……つまり僕に相談するまでもなくいくらでも機会があっただろ、ってこと」

エレユミ「……そう言えば」

アルミン「わざとじゃなかったのか……あと、もうカウントしないから」

アルミン「だからさ、今から思う存分二人きりで話せばいいよ。邪魔が入らないように僕が何とかしておくから」

エレン「悪いな、アルミン」

ユミル「助かる」

アルミン「そう思うなら二人ともがちゃんと納得できるような会話をするんだよ……わざわざ相談に乗ってくれた皆のためにも、ね」

アルミン「じゃあまた、後で」

42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 23:32:37 ID:DuBU8KjM

エレン「……」

ユミル「……」

エレユミ「……」

エレユミ「……あの」

エレユミ「……」

エレン「……ユミル、先言えよ」

ユミル「……お前こそ、先に言え」

43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 23:34:25 ID:DuBU8KjM

エレユミ「……」

エレン「……試しに、同時に言ってみるか?」

ユミル「……そうだな。アルミン曰く、何度もハモってたみたいだし」

エレン「二人して全く同じことを言いそうな気がするんだが」

ユミル「奇遇だな。私もだ」

エレン「……それじゃあ」

ユミル「せーの……」

44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/21(月) 23:35:18 ID:DuBU8KjM

エレン「オレと」

ユミル「私と」

エレユミ「――二人きりで話してくれ!」

おわり

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ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。

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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。

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エレン・クルーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・クルーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。九つの巨人の一つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。

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アニ・レオンハート(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アニ・レオンハート(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。

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フロック・フォルスター(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フロック・フォルスター(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

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エレン・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

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ファルコ・グライス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ファルコ・グライス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

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キース・シャーディス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

キース・シャーディス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

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ロッド・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッド・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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