何度見ても面白い!シチュエーションコメディの傑作シリーズ「やっぱり猫が好き」

「やっぱり猫が好き」は、80年代末から90年代の初めにかけてフジテレビ系列で放送されたコメディドラマシリーズです。
当初深夜枠でスタートしましたが、次第に人気が出てスペシャル番組が作られたりもしました。
とにかく面白い!結末がわかっていても、見るとまた笑っちゃう。それくらい面白くて楽しい「やっぱり猫が好き」の世界をしばらく覗いてみて下さい。

これをみるだけでも、当時の空気感や恩田3姉妹が醸し出すなんともいえぬおかしさを十分堪能していただけるとおもいます。

中でも特にこのシーン!
室井さん演じるレイちゃんが、真夜中にこの衣装で「ビーバ、ブラジール!」とサンバを踊り出すシーンはあらゆる意味でぶっとんでます。
レイちゃんだけでなく、太鼓をたたくきみちゃんもすごい。

この、ベランダで3人そろってあれこれおしゃべりするシーンは、シリーズ中何度となく登場します。
これを見ると何故だかほっこりするんですよね。

カンガルーのホリちゃん

これも名作です。
実際にカンガルーの赤ちゃんが登場していました。

1989/10/17放送。

ブジラVS恩田家三姉妹

マンガみたいなストーリー展開。
3人の卓越した演技力で、物語が一層面白くなっています。

1990/1/16放送。

プップッピ プップッピ プッピー プッピー 

なんとも言えない可笑しさのあるエピソード。
1990/1/16放送。

「クリスマス・スペシャル」(聖夜週特別)

そして個人的に、「クリスマス・スペシャル」というエピソードがとても強く印象に残っています。

1989年12月19日に放送されました。脚本三谷幸喜氏、演出岩川千秋氏。

当時はまだ新しかった「豆カラ」で松田聖子の「sweet memories」をすっごく上手なモノマネで歌うきみちゃん=小林さん。
社員旅行の途中で風邪をひき、急遽家に戻ってきたカーヤ=もたいまさこさんが、一刻も早く家に帰って寝たいのに、散々な目に遭ってなかなか家に帰れないおかしさ。
そして相変わらずわがまま好き勝手で、カーヤが留守なのをいいことに、無断で部屋をクリスマスを楽しみたいという家族のために貸し出してしまう(!)レイちゃん=室井さん!

最終的には3人仲良く夜の公園で遊んで、真夜中の部屋に戻る…そして3人でささやかなクリスマスパーティ。
ただ面白いだけじゃなくて、心にしみるシーンもあって大好きでした。

当時のファッション、流行っていたモノがよくわかる

このドラマをみると、当時若い女性たちがどんなファッションやメイクをしていたかがとてもよくわかって面白いです。
ちゃんと3人それぞれの個性にあったスタイリングがされていたのにも感心させられます。

まとめ

絶妙に肩の力が抜けた、3人のやりとり。
アドリブがこんなにも面白いのは、もたいさん、室井さん、小林さんの俳優としてのスキルとセンスの高さゆえだと思います。
機会があれば、「やっぱり猫が好き」のニューバージョンが見て見たいものです。

matsurika
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@matsurika

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