メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜(A13)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜(A13)』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームで『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜』の続編である。
辺境の小国アールズの姫メルルは、アーランド共和国から派遣された錬金術士の少女トトリに弟子入りする。親の反対を押し切り、錬金術を学んで王国の国益向上と開拓事業に奮闘するメルル。
アーランド共和国と完全合併する5年後までに、アールズを大きく成長させていく物語である。

武具の調合は武器屋で行う必要がある

本作ではパーティーメンバーが装備する武具は、武器屋に材料を持ち込んでキャラクター専用の武具を調合してもらうことで創り出す。
武具の材料はメルルが調合したアイテムで、属性やステータスの上下と言った効果や特性を武具に継承させることができる。料金は材料の種類と継承される特性によって変動し、材料の種類が上位のものになるほど、また継承された特性の価格補正が高い程、武具調合にかかる料金は高くなる。また、所持している武具を材料に戻すことも可能である。

採取(探索)

ワールドマップ

調合に必要な材料を採りに行ったり、未開拓の地を開拓する為に街の外へ行くこと。
街中では手に入れられない材料は街の外に出て現地調達する必要がある。採取先によって入手できるアイテムが異なるので、事前にほしいアイテムを絞って採取先を決める。採取の際にはモンスターと遭遇して戦闘となることがあるので、1人で外に出ず、冒険者を雇って安全に行く方が良い。1日に採取できるアイテムの種類と個数はランダムで決まる。採取できる個数には限界がある為、かごがいっぱいになっているとかごの中の不要なアイテムを使用するか捨てるかして減らす必要がある。
本作では採取できる場所が40ヵ所存在し、ワールドマップ上で選択して採取地を決める。採取地は課題をクリアしたりイベントを発生させることで増やすことができる。探索マップにはモンスターが出現するマップと出現しないマップがあり、特定のマップには通常より強力な凶悪モンスターやボスモンスターが出現することもある。

LP

冒険に出かける際にかかる行動力。
ワールドマップを移動する際にパーティーメンバーの全員が移動日数と同じLPを消費する。LPの値が少なくなり、疲労状態になると、戦闘時に攻撃力等のパラメータがダウンしてしまう。LPは村や街に戻ると全回復する。また、アイテムの中にはLPを回復させる効果を持つものがあるので、長期間の冒険時にはカゴに持ち歩くのがおすすめ。

エンカウント方法

メルルの右側にいるのが敵のシンボル

本作のエンカウント方法は探索地に敵シンボルがうろつき、これに触れると戦闘となるシンボルエンカウント。
敵シンボルに接触する際、□ボタンを押してメルルが杖で敵シンボルを叩いてから戦闘に突入すると、敵に対して先制攻撃が可能となり、戦闘開始直後にメルルが一番最初に行動できる。

時間の経過

冒険場所ではアイテムの採取か戦闘を行うと時間が経過し、タイムゲージが1本分なくなると1日経過したことになる。また、採取や戦闘を終えてワールドマップに出た際はタイムゲージの残量に関係なく必ず1日経過する。

エリアの開拓

最初は壊れた建物だったハルト砦

開拓により、立派な砦へと生まれ変わる

採取地には「モヨリの森」は「アールズ周辺」、「クエレの森」は「北東湿地帯」といった具合にそれぞれエリアが存在する。このエリアごとに様々な課題が用意されており、クリアすると開拓されて採取できるアイテムの種類や品質等が変化していく。
他にも一部の採取地では農園になったり、建造物が強化される等の発展を見せる場所もある。

ホム

ホムは調合と採取のどちらも手伝ってくれる

依頼

酒場の依頼はアイテムの納品やモンスター退治

街の酒場から依頼を受け、達成することで報酬を得ることができる。依頼内容は指定したアイテムの納品や特定モンスターの討伐等で、様々ある依頼の中から現時点で自分が達成できそうなクエストを選んで受けることになる。依頼達成時の評価次第で報酬が変化し、評価が高い場合は報酬額や人気、交友値が増える。
本作では、各キャラクターからの個人依頼も酒場に並ぶ。

開拓と課題

課題をクリアして開拓ポイントを貯めることによって国は発展していく

最初はただの森だった場所が開拓が進むにつれて農場へ変化し採取できるアイテムも変化する

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