【俳優紹介】『アメリカン・スナイパー』で主演だったブラッドリー・クーパーについて

第87回アカデミー賞を『セッション』や『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と争い、実話を基にした衝撃的な戦争映画として話題になった『アメリカン・スナイパー』。そんな映画で主演という重要な役割を果たしたブラッドリー・クーパーという俳優について紹介します。

ブラッドリー・クーパー

ブラッドリー・チャールズ・クーパー(Bradley Charles Cooper, 1975年1月5日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。
ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。
1998年にテレビシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』でデビュー[7]。2001年に『Wet Hot American Summer』で映画デビュー。テレビシリーズを中心に活動しており、『エイリアス』や『キッチン・コンフィデンシャル』で知られるようになる。
2009年公開の『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でブレイクする。また、同年公開の『ウルトラ I LOVE YOU!』ではサンドラ・ブロックと共にゴールデンラズベリー賞最低スクリーンカップル賞を受賞した。
2011年11月には米『ピープル』誌の「最もセクシーな男性」に選ばれた[11]。
2012年公開の『世界にひとつのプレイブック』で第85回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。それ以降、『アメリカン・ハッスル』、『アメリカン・スナイパー』と3年連続でアカデミー賞にノミネートされている。

出典: ja.wikipedia.org

その端正な顔立ちやセクシーな魅力からドラマやラブコメ映画で徐々に知名度を上げていったブラッドリー・クーパー。近年はアカデミー賞ノミネートが続くなど演技派としても評価されています。
ラブコメ、サスペンス、コメディと様々なジャンルで幅広い演技を見せる彼の出演作を見ていきましょう。

『ハングオーバー』シリーズ ブレイクのきっかけとなったコメディでのツッコミ役

友人のバチェラーパーティー(独身最後の夜にはめを外すどんちゃん騒ぎパーティー)の翌日、目が覚めたらとんでもない事態になっており、しかも何故そうなったかは全く覚えていない…という始まりからトラブルに巻き込まれるコメディシリーズです。
それまではそこそこの知名度だった彼を一気に大スターに押し上げるきっかけとなった映画です。おバカ&頼りない友人2人にツッコミをいれながら事態解決を図る主演という役柄で、かなり派手で下品なコメディでも器用に演技をこなしています。

リミットレス 緊張感溢れるサスペンスの主人公

脳を活性化させて天才的になれる薬を手に入れたことから陰謀に巻き込まれたり副作用に苦しめられたりと人生が狂っていく主人公を描くサスペンス映画です。
作りこまれたシナリオ、アクションなどしっかりとした作りの良作です。
この作品ではブラッドリー・クーパーは終始シリアスな演技を見せており、先ほど紹介した『ハングオーバー』とは大きく違った一面が見られます。また共演がロバート・デニーロと何気に豪華な映画です。

特攻野郎Aチーム THE MOVIE チャラ男!

昔の人気海外ドラマのリメイク映画版です。優秀だけどぶっ飛んだ特殊部隊のメンバーがやりたい放題暴れながら事件を解決していくアクション映画です。
ブラッドリー・クーパーはそのイケメンな容姿を活かして、ちょっとナルシストっぽい二枚目キャラを演じています。真面目なだけでなくチャラチャラしたキャラにもなれるブラッドリー・クーパー。
他の出演者も『96時間』シリーズのリーアム・ニーソンや『第9地区』『エリジウム』のシャールト・コプリーなどここ数年話題の俳優が並びます。

世界にひとつのプレイブック 挫折から人生を立て直していこうとする青年

出演したジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞を受賞したことで話題になったドラマ映画です。ブラッドリー・クーパーも主演男優賞にノミネートされています。
一度は精神を病んで仕事を失いながらも、再び前向きに人生を立て直し、取り戻そうとする主人公を演じました。同じように心に傷を負っているヒロイン、ジェニファー・ローレンスと徐々に惹かれあい、心を開いていく様子が緻密に描かれ、作品も非常に高い評価を受けました。
自分の心に正直に従って生きるという、中々できない生き方を歩む勇気をくれる。そんな映画です。

アメリカン・スナイパー 実在した兵士の葛藤を熱演

今年最も話題になった作品の1つでしょう。実在したアメリカ軍狙撃手を題材にしたノンフィクションの戦争映画です。
ブラッドリー・クーパー自らがモデルとなった人物と会話を重ね、役を作っていったそうです。
アメリカ本国で幸せな家庭を築く一方で、戦争で心を壊されていく兵士の苦悩を描きます。作品が見せるあまりにもリアルな戦場の現実、またその描き方が大きな議論を生んでいます。
映画の製作が進む最中に、モデルとなったクリス・カイル氏は戦争で精神を病んだ退役軍人の友人に殺害されるという最後を迎えました。

まとめ

シリアスな人物からコミカルなキャラまで幅広い役柄を演じ、その演技力や俳優としての魅力が大きく注目されているブラッドリー・クーパー。今後彼がどんな役を演じていくのか、どんな顔を見せて楽しませてくれるのか、期待が高まります。

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