B級映画の定番ジャンル!巨大生物の映画6選

B級映画の世界では、その王道ジャンルの一つとして「〇〇が巨大化して人々を襲う」といった設定で多くの映画が作られています。今回はそんな「巨大生物もの」の映画を出来の良いものから悪いものまで紹介していきます!

【虫注意!】クモが巨大化! 「スパイダー・パニック!」

2002年 アメリカ
タイトル通りです。スパイダーのパニックになります。
舞台はアメリカの田舎町。川に流れ出した有毒物質の影響で、町に住むクモマニアの飼う多種多様なクモがみんな巨大化してしまい住人達を襲います。
キモいクモが巨大化して大群で襲ってくるという鳥肌の立つ内容ですが、町の住人たちが変人揃いの呑気な人々なため、終始どこかゆるーい空気のまま話が進むコメディタッチのホラーです。
タイトルから内容までザ・B級映画なこの作品ですが、この手の映画としては異例といっていいほどよく出来ています。というのも、製作総指揮として「デイアフタートゥモロー」や「2012」「インデペンデンス・デイ」等で監督を務めたローランド・エメリッヒが関わっており、題材はB級でも作りは超まともになっているんです。
「巨大モンスター映画なんか見たことねえよB級くせえ!」という方に入門として観てほしい1本です。

クモが巨大化!その2 「メガ・スパイダー」

こちらもちょっとコメディ風味のモンスターパニック映画です。「メガ」ってつければでかそうな感じが出せるだろう、という超安直なタイトルです。
遺伝子改造で巨大化したクモに、害虫駆除業者と警官のおっさん2人が立ち向かうお話です。
先ほどの「スパイダー パニック!」よりはちゃっちいですが、これもまだB級モンスター映画としてはかなりまともな作りの映画です。
何といっても見どころはクモのデカさ。まるでキングコングのようにビルを登り、クモというよりもはや怪獣と言っていいほどの大きさです。

巨大ワニ! 「U.M.A レイク・プラシッド」

1999年 アメリカ
巨大なワニによる被害が発生した湖で、研究者や保安官がワニの捕獲に挑むお話しです。
やや古い映画ですが駄作も多いワニ映画の中では傑作扱いになっており、真面目なストーリーと次々に起こる危機で観ている人を飽きさせない良作パニック映画です。
ワニ版「ジョーズ」のようなものだと思ってください。

巨大ヘビ!! 「アナコンダ」

1997年 アメリカ
アマゾン川の調査隊が巨大ヘビに襲われます。
実際にアマゾンに生息し、人が丸呑みされた事例もあるヘビ「アナコンダ」が題材ですが、本物より更に巨大化して化け物サイズになったアナコンダが襲ってきます。
主演は有名歌手・女優のジェニファー・ロペスで、他の出演者もジョン・ヴォイトやアイス・キューブ、オーウェン・ウィルソンなど映画ファンにはよく知られる人ばかりです。豪華な出演者、アナコンダとの緊張感溢れる死闘と、モンスターパニック映画史に名前が残る傑作と言えます。
その人気の高さから「アナコンダ 4」まで続編もありますが、「3」から一気にB級低予算映画っぽくなってしまいました。

1作目の高クオリティが嘘のようにしょぼくなった「アナコンダ3」

ピラニアが巨大化!!? 「メガ・ピラニア」

ピラニアが巨大化して襲ってきます。
そのあまりの巨大化っぷりに軍が出動し、核爆弾まで出てきます。ピラニアで世界が滅びるレベルの騒ぎになります。
めちゃくちゃに進んでいくストーリー、しょぼいCG、まさにB級映画らしい作品です。

サメとタコが巨大化… 「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス 」

巨大化したサメとタコが死闘を繰り広げます。
もう映画を作った人たちもギャグでやってるんでしょう。どこまであり得ない映像を作るか突っ走った結果、潜水艦を食いちぎるサメと戦闘機を叩き落すタコが登場します。
こういう映画は観る方だけ真面目な気持ちで観ても仕方ないです。笑いながら、ツッコミを入れながら観るべき映画です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
誰でも楽しめる普通の作品から観る人を選ぶマニアックなものまで、クオリティも狙う客層も幅広い巨大生物映画の世界でした。
作品ごとにどう楽しむかを考えながら、手に取ってみてください!

keeper
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