【進撃の巨人】ライナー「俺がアイツで」ユミル「アイツが私で」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。クリスタと二人っきりになろうと画策するライナー。しかしそのせいでライナーとユミルの心が入れ替わってしまい…。二人は無事元に戻れるのでしょうか?

ライナー「俺がアイツで」ユミル「アイツが私で」

1 : 1 2013年10月03日 (木) 02:33:35 ID: QnSJWKUc

※ライクリ、ベルユミ予定
※キャラ崩壊、ネタバレあり
※ネタ被りあったらすみません

2 : 1 2013年10月03日 (木) 02:34:29 ID: QnSJWKUc

故郷に帰ろう。俺たちの故郷に。

俺と、お前と、アニと、三人で。

壁を壊して、飛び出そう。

皆で“うみ”とやらに行こう。

エレンやアルミンはきっと大はしゃぎするぞ。あんなに目を輝かせていたんだから。

クリスタと一緒に“うみ”を見たいな。そしてプロポーズをするんだ。

きっと楽しいぞ。

3 : 1 2013年10月03日 (木) 02:35:01 ID: QnSJWKUc

…あれ?俺何言ってるんだろうな?

故郷に帰ろう、ベルトルト。

そうだ、人類を滅ぼすんだった。

…あぁ、でも、少しくらい、クリスタと楽しく過ごしてぇな。

4 : 1 2013年10月03日 (木) 02:35:34 ID: QnSJWKUc

******

エレン「何見てるんだ?ライナー」

ライナー「お?あぁ、ちょっとな」

コニー「早く食わないとスープ冷めちまうぞ」

ライナー「それもそうだな」

ベルトルト「」モグモグ

いつもと変わらない夕食。

いつもと変わらない日常。

いつの間に俺は、こんなぬるま湯に浸ってしまっていたのだろうか。

あまりに心地が良すぎて出たくないと思えるほどに。

5 : 1 2013年10月03日 (木) 02:36:04 ID: QnSJWKUc

ライナーは冷めかけたスープを一口啜り、先ほどまで見ていた方向にチラリと目配せした。

目線の先には、いつでも変わらぬ愛らしさを持つ少女が友人たちと談笑している。

パンを齧り、スープを啜り、芋を食む。

自分や他の人間たちと同じ行動をとっているはずなのにどうしてこうも違うのか。

―――決まっている。彼女が女神だからだ。

彼女が微笑めばそれだけで周りに花が咲いたようになり、彼女が涙をすればまるでこの世が終わったかのよう。

大げさではない。少なくともライナーは真剣にそう思っている。

ライナー(クリスタ…今日もやっぱり可愛いな)

6 : 1 2013年10月03日 (木) 02:36:39 ID: QnSJWKUc

クリスタ・レンズ。

ライナーが密かに心を寄せている少女。

いつかはベルトルトとアニとクリスタと一緒に故郷に帰りたいものだ。

ベルトルト(ライナーったらまたクリスタ見てるよ)

ライナー「なぁベルトルト」

ベルトルト(うわ嫌な予感)

ベルトルト「何?」

ライナー「クリスタは女神だと思うか?それとも天使だと思うか?」

ベルトルト「…彼女は人間だと思うよ」

ライナー「馬鹿野郎あんなに純粋な人間がいるものか」

7 : 1 2013年10月03日 (木) 02:37:12 ID: QnSJWKUc

ベルトルト「お願いだから君の妄想に僕を巻き込まないでよ」

コニー「ベルトルトも大変だなぁ。毎朝毎朝」

ジャン「ったく…確かにクリスタも可愛いとは思うけどよぉ。やっぱり黒髪が一番だろ」

アルミン(ジャンの趣味は別に聞いてないんだけどね)モグモグ

エレン「朝っぱらからよく飽きないな」

アルミン「あはは、まぁいつものことと言えばいつものことだけどね」

ベルトルト「あはは……はぁ」

ライナー「お前らなぁ。俺は真剣に悩んでいるんだぞ」

ベルトルト(そんなこと悩むくらいならもっと別のこと悩めよ)

コニー「あ」

ライナー「ん?……あ」

8 : 1 2013年10月03日 (木) 02:37:42 ID: QnSJWKUc

クリスタ「ふぅ、ごちそうさ……きゃっ!」ビクゥッ

ユミル「クーリースーター…げへへ、また胸デカくなったんじゃねぇか?えぇ?おい」モミモミ

クリスタ「ちょっ、ちょっとユミル止めてってば…!ここ食堂だよっ!?」

ユミル「ほーう?じゃあ食堂じゃなきゃいいのかぁ?」モミモミモミモミ

クリスタ「もっもうユミルったら!くすぐったいよー!!」

サシャ「朝はパァン!パンパパァン!」パァン

ジャン「」

ライナー「」

ベルトルト「」

コニー「」

アルミン「…まぁ、これもいつものことだよね」

エレン「」モキュモキュ

9 : 1 2013年10月03日 (木) 02:38:20 ID: QnSJWKUc

ライナー「……羨ましい」ボソッ

ベルトルト「!?」

ベルトルト「ちょ、ちょっとライナー!いきなり何を言い出すんだ君は!」

ライナー「何故ユミルはいつもクリスタの側にいるんだ」

コニー「そりゃあアイツがクリスタにくっついてるからだろ」

ジャン「確かにあの2人いつも一緒にいるな」

アルミン「性格が正反対だから、むしろあってるのかもね」

ジャン「つーかちょっと異常だろ。…まさかデキてる、なんてな?」

エレン「ライナーとベルトルトみたいなもんか?」

ライナー「まぁ確かに俺とベルトルト仲は良いが…」

ベルトルト「君は喋らないで。これ以上誤解を招かないでよ」

ライナー「つまり俺が言いたいのはな!俺はクリスタと仲良くなりたいんだ」キリッ

10 : 1 2013年10月03日 (木) 02:39:03 ID: QnSJWKUc

アルミン(いきなり何を言い出すんだろう)

ベルトルト(君は青春しに訓練兵を志願したのか?違うよねいい加減にしてよ)

コニー「でもライナーってクリスタと結構話してないか?」

ジャン「男共の中じゃそうだろ」

エレン(気にしたことなかった)

ライナー「だが、俺はまだ一度もクリスタとちゃんと二人きりで話したことがないんだ」

アルミン「…あぁ」チラッ

11 : 1 2013年10月03日 (木) 02:39:36 ID: QnSJWKUc

クリスタ「今日の午後ってなんだったっけ?」

サシャ「えーっと、確か…」

ユミル「対人訓練だろ。ったくめんどくせー」

クリスタ「もうユミルったら。そんなこと言っちゃ駄目だよ」

ユミル「へーへー」

サシャ「今日こそコニーと決着を付けなくては!」

ジャン「サシャはともかく、いつもユミルがベッタリだからな」

エレン「仲いいよなー」

ライナー「ユミルがいない時に話しかけたこともあったが…すぐに妨害された」

ベルトルト(君の目的はなんだいこのゴリライナー)

アルミン(ベルトルトったらライナー見すぎなんだけど…)

12 : 1 2013年10月03日 (木) 02:40:29 ID: QnSJWKUc

コニー「……あ、俺いいこと思いついたぜ!」

ジャン「却下」

アルミン「ジャンに賛成」

コニー「何でだよ!せめて聞いてからにしてくれよな!」

ライナー「…分かったコニー。何を思いついたんだ?」

コニー「いやよ…要するに、ユミルが動けない状況を作り出せばいいんだよな?」ヒソヒソ

アルミン「そうだけど…でもユミルを足止めするなんて誰が出来るの?」

コニー「足止めするんじゃない。動けなくするんだ」

ベルトルト「? コニー、どういうこと?」

コニー「この作戦にはな…エレンの協力がいるんだ」

エレン「は?俺?」

13 : 1 2013年10月03日 (木) 02:41:11 ID: QnSJWKUc

ジャン「何でエレンがいるんだよ」

エレン「関係ないと思うんだけど…」

コニー「今日の午後って対人訓練だろ?その時にエレンがユミルと組むんだ」

アルミン「エレンにユミルを医務室送りにさせるつもり?それは…」

ジャン「いや、アイツが本気で訓練してる所なんか見たことねぇからそれは無理だろ」

ライナー「あぁ。かわされるのが関の山だ」

コニー「はっ、これだから凡人は…いいか?そしたらライナーは…ミカサと組むんだ」ニヤリ

ライナー「何だと?」

コニー「きっとミカサはエレンと組んでいるユミルにライナーを投げるはずだ!」

コニー「で、その時にライナーは上手くユミルにぶつかってアイツを気絶させる!」

コニー「これなら訓練ちゃんと受けてなくても医務室送りに出来るってことだ!」ドヤァ

14 : 1 2013年10月03日 (木) 02:41:52 ID: QnSJWKUc

ベルトルト(……えー)

アルミン(凡人っていうか…そんなアホな作戦思いつかないよ…)

ジャン(そんな作戦に誰が乗るかっつーの)

ライナー「その手があったか!」

アルミン「うわ馬鹿だ」

エレン「で、でもそれだとライナーも危ないんじゃないか?」

コニー「はっはっは!馬鹿だなぁエレン、ライナーは中間順位2位、ユミルは11位だ!」

コニ-「こんだけ実力差がありゃライナーだけ気絶しないなんて余裕に決まってんだろ!」

ジャン(順位の問題じゃねぇと思うんだけど)

ベルトルト(というか訓練全部の手を抜いてその順位ってことの意味に気付きなよ)

コニー「そうすりゃクリスタと2人きりで話が出来るわけだ!」

15 : 1 2013年10月03日 (木) 02:42:38 ID: QnSJWKUc

アルミン(やっぱり馬鹿だった)

ジャン(んなもん上手く行くわけねぇし)

ベルトルト(ライナーがそんな作戦に乗るわけないだろ)

ライナー「ふむ…だがそれだと、その後のユミルの対応が問題になってくるな」

ジャン「…ユミルがどうにかなれば乗り気じゃねぇかこいつ」

アルミン「ベルトルトなんとかしてよ」

ベルトルト「ライナーは戦士だ。大丈夫大丈夫。僕はライナーを信じたい」

エレン「んー、じゃあクリスタを味方にすればいいんじゃないか?」

アルミン「予想外の所から案が出てきたどうしよう」

ライナー「どういうことだ?」

エレン「ユミルが気絶してる間に、クリスタに反省してるってとこを見せるんだよ」

16 : 1 2013年10月03日 (木) 02:43:30 ID: QnSJWKUc

コニー「そうか、女神クリスタのことだからきっとあのブスを抑えてくれる!」

ジャン「これが噂の三馬鹿か」

ベルトルト「もうやだ」

アルミン「大丈夫。大丈夫だよ、まだライナーが…」

ライナー「分かった、それで行こう!」

アルミン「うわ」

ジャン「ねぇわー」

ベルトルト「」

17 : 1 2013年10月03日 (木) 02:44:11 ID: QnSJWKUc

ライナー「エレン…危険な役目だが、協力してくれるか?」

エレン「あぁ、当然だ」

ライナー「エレン…!」

エレン「俺たち、仲間じゃねぇか」

ライナー「エレン!」ガシッ

エレン「ライナー!」ガシッ

コニー「へへっ…仲間っていいもんだな…」グスッ

ジャン「あーあ…どうなっても知らねぇぞ…」

アルミン「エレン…ここまでアホだったなんて…」

ベルトルト「あー今すぐ故郷帰りたーい」

18 : 1 2013年10月03日 (木) 02:44:44 ID: QnSJWKUc

******

午後・対人格闘訓練

ミカサ「エレン」

エレン「」ビクッ

エレン「ど、どうしたミカサ」

ミカサ「エレン、今日は私と組んでほしい」

エレン「あー…悪いミカサ。今日は違うヤツと組んでくれるか?」

ミカサ「何故?」

エレン「いや、今日はちょっと…あ、おーいユミルー!!」タタッ

ミカサ「え」

19 : 1 2013年10月03日 (木) 02:45:19 ID: QnSJWKUc

ジャン「エレンのヤツ…マジで行きやがった…」

クリスタ「あ!」

ユミル「あ?」

クリスタ「珍しいね、ユミルがエレンに呼ばれるの」

ユミル「なーんか嫌な予感がするんだが…」

ユミル「おう、何か用か」

エレン「ユミル、俺と組んでくれ!」

ミカサ「!?」

ユミル(ミカサがすげぇ勢いで睨んできやがった)

ユミル「…悪いなエレン。今日はクリスタと」

クリスタ「ベルトルトー!」タタタッ

ベルトルト「!?」

ベルトルト(何で僕の方に来るの!?)

20 : 1 2013年10月03日 (木) 02:45:55 ID: QnSJWKUc

クリスタ「あのね、今日ユミルはエレンと組むから、相手してもらってもいい?」

ベルトルト「べ、別にいいけど…」チラッ

ユミル「」

ライナー「」

ベルトルト(2人の視線が怖い)

エレン「頼むよユミル!」

ユミル「…チッ。仕方ねぇな。さっさとやるぞ」

21 : 1 2013年10月03日 (木) 02:46:28 ID: QnSJWKUc

コニー「よし、第一段階はオッケーだ!あとは…」チラッ

ミカサ「」ゴゴゴゴゴ

ライナー「な、なぁミカ」

ミカサ「ライナー」

ライナー「お、おう!」ビクゥ

ミカサ「ベルトルトがいない、ので、ライナーは1人」

ライナー「ああああ、ああ、1人だ」

ミカサ「私と組んで」

ライナー「あ、あぁ」

ライナー(作戦とはいえ、俺死ぬかもしれん)

22 : 1 2013年10月03日 (木) 02:46:59 ID: QnSJWKUc

コニー「よっしゃー!」

ジャン「おいおいマジかよ…」

アルミン「えー…」

アニ(…アイツがユミルに声をかけるなんて…)

ミーナ「? アニ、どうしたの?」

アニ「いや、何でもないよ」

ミーナ「あ、もしかしてエレンのこと見t」

アニ「隙あり」パシッ

ミーナ「ひゃんっ」バタン

23 : 1 2013年10月03日 (木) 02:47:39 ID: QnSJWKUc

ユミル「ふっ」パシッ

エレン「くっ」

ユミル「おい、エレン」ガシッ

エレン「うわ!」

ユミル「お前…どういうつもりだ?」ヒソ

エレン「え」

ユミル「今まで私と組んだことなんてなかっただろ」

エレン「た、たまにはな」

ユミル「私と組んでお前に利があるとは思えねぇ。いつもみたいにミカサやアニと組めばいいだろ?」ギリッ

24 : 1 2013年10月03日 (木) 02:48:18 ID: QnSJWKUc

エレン「ぐっ…」ギリギリ

エレン「ユ、ユミ、首」

ユミル「抜けれるもんなら抜けてみやがれ」

エレン「ぅ」

ユミル「おらもうギブしろよ。私はクリスタの所に行かなくちゃ」

エレン「! おらぁ!」グルンッ

ユミル「なっ…!?」

ライナ「」

ユミル「は!?ライ」

ゴチーーーン

25 : 1 2013年10月03日 (木) 02:48:48 ID: QnSJWKUc

ユミル「」バタン

ライナー「」キュウ

コニー「よっしゃ成功ー!!」

クリスタ「ユ、ユミルー!!」バタバタ

ミカサ「す、すまないユミル」アセ

ユミル「」

ベルトルト「ラ、ライナー!」ユサユサ

アルミン「ライナーも気を失っちゃってる…」

コニー「やっべ想定外」テヘペロ

ジャン「テヘペロじゃねぇよ!コニーてめぇどうすんだ!」

アルミン「と、とにかく医務室に運ぼう!」

エレン「ライナー、ユミル!しっかりしろ!」

26 : 1 2013年10月03日 (木) 02:49:33 ID: QnSJWKUc

******

なぁクリスタ。“うみ”ってどんな所だと思う?

アルミンが言うにはとても大きくて広いらしい。

いつか見に行きたいな。

そうだ、巨人を全て滅ぼしたら一緒に行こう。

はは、大丈夫。きっと行けるさ。

…あれ?俺は人間だったか?

27 : 1 2013年10月03日 (木) 02:50:08 ID: QnSJWKUc

******

「ん……」

天井がある。外じゃない。医務室か?

俺は気を失っていたのか?

…俺のベッドの横に、女神が座っている。

ユミルhどうした?アイツも気絶したのか?まだ目覚めていないのか?

クリスタ「!! 目を覚ましたわ!」

28 : 1 2013年10月03日 (木) 02:50:43 ID: QnSJWKUc

ベルトルト「良かった…!」

体…というか頭が痛ぇ。ユミルにぶつかった時か。

アイツ意外と石頭だな。ちくしょうズキズキする。

喉が渇いて上手く声が出せん。くそ、水飲みてぇな。

クリスタ「もう…!心配したんだから!」ギュゥッ

「!?」

ま、待て!何が起こっている!?

クリスタが俺に抱きついてヤバい柔らかいいい匂いがする結婚したいいやむしろ今すぐ新婚旅行に

ベルトルト「あ、こっちも目を覚ましグハッ」

29 : 1 2013年10月03日 (木) 02:51:23 ID: QnSJWKUc

ヤバいユミルが目を覚ました。

こんな光景見られたら俺は確実に死ぬあぁでもクリスタマジ女神

「てんめぇこのゴリラ!私のクリスタに何しやがんだ!」

クリスタ「え、えぇっ!?」///

ベルトルト「…やっぱり頭打っておかしくなったのかい?」

ライナー「は?…え、…何で、私が…?」

ユミル「お、俺が…そこにいる?」

30 : 1 2013年10月03日 (木) 02:51:54 ID: QnSJWKUc

俺の目の前に、俺がいる。

口をあんぐりと開けて、俺を指さしている。

ありえないと心で思いながら、俺は自分の手を見る。

毎日毎日見てきた男の手はそこになく―――女の手が、付いていた。

ユミル「はぁ!?一体どういうことだ!?」

ライナー「知るかそんなん!とりあえずクリスタから離れろ!!」

クリスタ「え、え、待って何が起こってるの!?」

ベルトルト「僕にも分からないよ!」

31 : 1 2013年10月03日 (木) 02:52:29 ID: QnSJWKUc

ユミル「ベルトルト、俺だ、ライナーだ!」

ベルトルト「何を言ってんだ君は!君はユミルだろう!?」

ライナー「クリスタ、とりあえずこっち来い!」

クリスタ「だ、だってユミルはこっちで…えぇ!?」

何が起こっている。理解が出来ない。

まさか俺は、俺たちは。

ユミル「入れ替わったっていうのか…!?」

32 : 1 2013年10月03日 (木) 02:53:08 ID: QnSJWKUc

そんな非現実的なことが起きるはずがない。

だがそれ以外に今のこの状況を説明出来るはずもない。

頭が割れそうに痛い。誰か、誰かなんとかしてくれ。

いや、今はとにかくこの状況を整理しなくてはいけない。

ライナー「くっ…そんなおとぎ話みたいなこと起きるわけねぇだろ…!」

ユミル「だが他にどう説明できる?」

ライナー「……くそっ!」

ベルトルト「…2人とも、からかうつもりならいい加減にしてくれ」

クリスタ「冗談でもひどいよっ!」

ライナー「クリスタ、落ち着いて聞いてくれ。…どうやら私とライナーの人格が入れ替わったらしい」

33 : 1 2013年10月03日 (木) 02:53:49 ID: QnSJWKUc

ベルトルト「ライナー!!」ガシッ

ライナー「!? お、おいベルトルさん…!!」

ベルトルト「いい加減にしてくれ!そんなことあり得るわけないだろう!!」

ユミル「…ベルトルト、俺だって信じられない。が、起こってしまったことだ」

クリスタ「ユミルまで!!」

ユミル「ベルトルト。…お前のおねしょ癖が治ったのは、8つの時くらいだったな」

ベルトルト「!?」

ユミル「夜中にこっそり隣の俺の家に来て、ライナーどうしようってグズッていたな」

ベルトルト「分かった君はライナーだ信じるからお願いだから止めて!!」

ライナー「…ほー」ニヤニヤ

クリスタ「お、おね…」カァァ

ベルトルト「」

34 : 1 2013年10月03日 (木) 02:54:41 ID: QnSJWKUc

ライナー「私だって…あ、そうだ。今日のクリスタのパンツは水色の水玉だ」

クリスタ「やっ、嫌ぁーーー!!」///

ユミル(み、水色の水玉…)ゴクリ

ベルトルト「ユミ…ライナー鼻血出てるよ」

ユミル「すまん」

ライナー「想像してんじゃねぇよ」

クリスタ「ユミルのせいでしょ!?」プンプン

ベルトルト「でも本当に入れ替わってるとしたら…どうしたら元に戻れるんだ?」

ライナー「もういっぺん頭ぶつけてみるか。おいゴリラ、デコ出せや」

クリスタ「駄目!ユミルの体なんだからこれ以上痛い思いさせたくない!」

ユミル「と、とは言ってもなクリスタ」」

35 : 1 2013年10月03日 (木) 02:55:21 ID: QnSJWKUc

ライナー「そうだぞクリスタ。このままって訳にはいかないだろ」

ベルトルト「試してみる価値はあると思うよ」

クリスタ「うぅ…」

ユミル「いくぞ、ユミル」

ライナー「ああ。……せー、のっ!!」

ゴチンッ

ライナー「~~~~~…ってぇぇぇぇ!!!」

ユミル「ひ、皮膚が薄いからかっ…ものすごく痛いぞこれ……!!」

ベルトルト「ラ、ライナー…?」

ユミル「……おう」

クリスタ「駄目だったみたいだね…」

37 : 1 2013年10月03日 (木) 02:56:23 ID: QnSJWKUc

ライナー「あー畜生どうすんだよこれ!!」

ベルトルト「と、とりあえず教官には伝えないとまずいよね…」

ユミル「いや、それはダメだベルトルト」

ベルトルト「何でだよ?」

ライナー「考えてもみろよ。いきなり人格が入れ替わりましたなんて言って信じてもらえると思うか?」

ユミル「仮に信じてもらえたとしても良くて開拓地送り。悪くて人体実験だ」

ユミル「そんなことになったらまずいって…お前だって分かっているだろう?」

ベルトルト「くっ…」

ベルトルト(確かにその選択肢は両方ともマズイ…)

38 : 1 2013年10月03日 (木) 02:57:22 ID: QnSJWKUc

ライナー「残念ながら私もまだ死にたくはないんでな」

クリスタ「じゃあどうするの?」

ベルトルト「…仕方ないけど、しばらくこのまま生活するしかないよね」

ユミル「ああ。しかも、誰にも気付かれないようにだ」

ライナー「誰の口から洩れるか分からねぇしな。とりあえずこのことを知ってるのは4人だけだ」

クリスタ「で、でもそれってつまり…」

クリスタ「…ユミルが男子寮で、ライナーが女子寮で過ごすってことだよね?」

ライナー「よーっしライナーもう一度頭突きすんぞ」

ベルトルト「ま、待ってダメだって!」

ユミル「お、俺だって好きでそうするわけじゃない!仕方ないだろう!」

ライナー「チッ…」

39 : 1 2013年10月03日 (木) 02:58:55 ID: QnSJWKUc

ライナー「クリスタ!」ガシッ

クリスタ「きゃっ!」ビクッ

ライナー「いいか、ライナーが何かしてきたらすぐに私に言うんだぞ!?」

クリスタ(中身はユミルだけどライナーにそう言われてると何かすごい複雑)

ユミル「ユミル、…不慣れだとは思うが、怪我だけはするなよ」

ライナー「はっ…てめぇもな。私の体に傷一つ付けてみろ。ケツの穴にブレードぶっ刺してやる」

ユミル(やめてそこ弱いから)

40 : 1 2013年10月03日 (木) 02:59:27 ID: QnSJWKUc

ライナー(怪我されて正体がバレる、なんて笑えねぇ)

ユミル(なんだかんだ慎重なユミルのことだ。大丈夫だとは思うが…)

ユミル「ベルトルト。フォローしてやってくれ」

ベルトルト「わ、分かった」

ライナー「クリスタ。…仕方ねぇが頼んだよ」

クリスタ「う、うん…任せて」

ベルトルト(でもこの2人)

クリスタ(いつまでこのままなんだろう……)

49 : 1 2013年10月03日 (木) 14:31:13 ID: jFlDEzB.

夕食・食堂前

ライナー(まずいことになっちまった)

ライナー(こんな馬鹿みたいなことが起こった上に、相手があのライナーだなんてな)

ライナー(それでなくともライナーはクリスタを狙ってる)

ライナー(2人きりにさせることになるなんて…クソッ)イライラ

ベルトルト「ユミル」ボソッ

ライナー「あ?何だよ?」

ベルトルト「眉間に皺、すごいよ」

ライナー「だからなんだよ」

ベルトルト「この状況でライナーはそんな表情しない。…気付かれたくないなら、ちゃんと演技してくれ」

50 : 1 2013年10月03日 (木) 14:31:56 ID: jFlDEzB.

ライナー「…あぁ、分かった」

ベルトルト「一人称、相手の呼び方。まぁ2人は似てる所があるから大丈夫だとは思うけど…」

ライナー「分かってるよ、ベルトルト」

クリスタ「ライナーも、俺なんて言っちゃダメだからね?」

ユミル「あ、あぁ。私だな。…意外と恥ずかしいなこれ」

クリスタ「我慢して、ね?」

ユミル(可愛い。結婚しよ)

ベルトルト「さ、行こう」ギィ

51 : 1 2013年10月03日 (木) 14:32:33 ID: jFlDEzB.

エレン「! ライナー!ユミル!」

アルミン「2人とも大丈夫!?」

ライナー「あ…あぁ。心配をかけたな」

ジャン「お前も災難だったな。おら、コニー」

ライナー「コニー?」

コニー「ライナー、その、悪かったよ。俺のせいで…」

ライナー(おいコニーのせいってどういうことだ)

ベルトルト(ヤバい説明し忘れてた)

ベルトルト「と、とにかく夕飯にしようよ」

コニー「俺ライナーの分の飯持ってきてやるよ!」タタッ

アルミン「僕も手伝うよ」タタッ

52 : 1 2013年10月03日 (木) 14:33:07 ID: jFlDEzB.

ライナー「……」

ジャン「…アイツなりに罪悪感持ってんだ。まぁ、許してやってくれよ」

ライナー「…俺は気にしていないからな」

ライナー(まぁ元に戻ったら覚えとけよチビが)ビキビキ

ベルトルト「」グリッ

ライナー「ってぇ!!」

エレン「ラ、ライナー?」

ライナー「い、いやすまん何でもないんだ…」

ライナー(テメェ見えねぇからって人の脇腹つねるんじゃねぇよ!!)ヒソヒソ

ベルトルト(君が青筋立ててるからだろ!?)ヒソヒソ

53 : 1 2013年10月03日 (木) 14:33:40 ID: jFlDEzB.

サシャ「ユミルも災難でしたねー」

ユミル「あ、あぁ。全くだ」

サシャ「見事におでこ真っ赤じゃないですか。たんこぶとか出来たんですか?」

ユミル「少しな」

ミカサ「ユミル」

クリスタ「あ、ミカサ…」

ミカサ「ユミル。その…すまない。ユミルにぶつけるつもりはなかった」

ユミル(俺を投げたことに対しては何もないのか…)

54 : 1 2013年10月03日 (木) 14:34:16 ID: jFlDEzB.

ミカサ「」スッ

ユミル「え?」

ユミル(ミカサの掌が額に…冷たくて気持ちいいな…って俺は何を考えているんだ)

ユミル「ミ、ミカサ?」

ミカサ「まだ、痛い?」

ユミル「い、いや、大丈夫だ。気にすんなって」

ミカサ「そう…良かった」ホゥ

ユミル(てっきりエレンにしか興味ないと思っていたが…こんな表情もするんだな)シミジミ

サシャ「ユミルー、何ボーっとしてるんですか?」

ユミル「え!?な、何でもないぞ!」

クリスタ「ね、ねぇユミル!スープ冷めたちゃうから早く食べようっ」

ユミル「そ、そうだな!」

55 : 1 2013年10月03日 (木) 14:34:59 ID: jFlDEzB.

アニ「…でも、頭を打ったんだろ?大分派手な音がしたしね」

ミーナ「でも音が大きい方があんま大事にならないって言うよね!」

アニ「馬鹿。打ち所が悪ければ大変だろ」

ユミル「…アニ、心配してくれてるのか?」

アニ「別に。…アンタのことなんて心配してない」プイ

ユミル(冷たく見えて、アニは昔から優しい子だからな)

ユミル「アニ」

アニ「何だい?……え」ポン

ユミル「ありがとうな、心配してくれて」ナデナデ

アニ「!?」カァァ

56 : 1 2013年10月03日 (木) 14:35:29 ID: jFlDEzB.

クリスタ「!!」

ミーナ「ユ、ユミルがアニの頭撫でてる…」

サシャ「明日は大雨でしょうか…!?」

クリスタ「ラッ、ユミルっ!!」

ユミル「あっ!!」バッ

クリスタ「も、もうユミルったら!心配してくれたのがそんなに嬉しかったなんて!」

ユミル「あはは、ま、まぁな」

アニ「……っ、ほ、本当に頭打っておかしくなったのかい?」

ユミル「嫌だなアニ!どこもおかしくなんかなってねぇって!」アハハハ

ミーナ「ユミアニ……これは来る!!」

サシャ(まーたミーナが何か言っとるわ)モグモグ

57 : 1 2013年10月03日 (木) 14:36:07 ID: jFlDEzB.

ライナー(アイツ私の体で何してやがんだ!)

ジャン「おいおいライナー。復帰した途端にクリスタの方ばっか見てんじゃねぇって」

ライナー「え?」

コニー「作戦失敗しちまったからなぁ…また次の考えねぇと」

ライナー(作戦?次?どういうことだ?)

ベルトルト「…ライナーがクリスタと2人きりで話すための作戦だね」ハァ

ライナー「なんだと!?」ガタッ

アルミン「わっ、スープこぼれるよ!」

エレン「食事中に立つなんて行儀悪いぞライナー」

ライナー「…すまん」

58 : 1 2013年10月03日 (木) 14:36:50 ID: jFlDEzB.

コニー「上手く行ったと思ったんだけどなー」

ジャン「まさかユミルがエレンの誘いに乗るとは思わなかったぜ…」

アルミン「まぁあれはクリスタが気を使ったからだと思うけどね」

ライナー(なるほど、だからエレンは私に声をかけて来たのか…)

ライナー(元に戻ったらコイツらどうしてやるかな)ビキビキ

ベルトルト「ライナー」

ライナー「……」チッ

アルミン「でも、ユミルなら事情を話せばきっと分かってくれるよ」

コニー「あの暴力ブスが聞くわけねぇだろ!クリスタ命なんだからな!」

ライナー「その通りだ」

コニー「だろ?あー、駄目だ何も思いつかねー!!」

ジャン「もう諦めろって」

59 : 1 2013年10月03日 (木) 14:37:28 ID: jFlDEzB.

ライナー(全くコイツらは………っ!)

ライナー「……」

ベルトルト「…ライナー?どうかした?」

ライナー「……いや、何でもない……」

エレン「どうしたライナー?もしかしてぶつかった所が痛むのか?」

ライナー「いや、大丈夫だ…」

アルミン「でも眉間に皺すごいよ?」

ライナー「あー、今日はちょっと腹一杯でな」

ジャン「珍しいな。お前が飯残すなんて」

ライナー「まだ本調子じゃないのかもしれん。コニー、良ければ食うか?」

コニー「いいのか?全然食べてねぇじゃん」

60 : 1 2013年10月03日 (木) 14:38:13 ID: jFlDEzB.

ライナー「俺はこれ以上成長したくないからな」

コニー「お、俺チビじゃねぇから!」

エレン「ライナー…本当に大丈夫か?汗すごいぞ?」

ベルトルト「…?」

ライナー「あ、ははは、すまんが俺は先に部屋に戻っている」ガタッ

アルミン「あ、ライナー…」

ライナー「お先」バタン

エレン「……ライナーのヤツ、やっぱりまだ本調子じゃないのか」

ジャン「だろうな。なんか感じ違ったし」

ベルトルト(やばい)

コニー「なぁベルトルト。ライナーまだ調子悪いのか?」

ベルトルト「え、うん。まだ少し辛そうだったし……」

61 : 1 2013年10月03日 (木) 14:38:43 ID: jFlDEzB.

アルミン「付いていてあげなくていいの?」

ベルトルト「そうだね…ごめん、僕も先に失礼するよ」ガタ

ジャン「おー、ちゃんと面倒見てやれよー」

ベルトルト「あはは、じゃあ」バタン

クリスタ「……」チラッ

クリスタ(ユミル、どうしたんだろ…)

ユミル「……」グッ

ユミル(…く、これはまずいな…)

62 : 1 2013年10月03日 (木) 14:40:33 ID: jFlDEzB.

******

ベルトルト「ユ…ライナー!!」

ライナー「」ハーハー

ベルトルト「どうしたの!?やっぱりどこか痛いのか?」

ライナー「はっ…ベルトルさん……」

ベルトルト「しっかりして、とりあえず部屋まで戻ろう。肩貸すから」グッ

ライナー「っ、ゆ、揺らす、な……!」

ベルトルト「ユミル、しっかりして、どこが痛いの!?」

ライナー「……っ、ぇ」

ベルトルト「な、何?」

63 : 1 2013年10月03日 (木) 14:41:13 ID: jFlDEzB.

ライナー「……ィ、レ」

ベルトルト「聞こえないよ、どうしたの!?」

ライナー「ベルトルさ……ト、イレ、行きたい……」

ベルトルト「……え?」

ライナー「だからっ、…トイレだよ……もう限界っ……」プルプル

ベルトルト(僕より小さな身長の人が、僕を見上げて顔を真っ赤にしている)

ベルトルト(でも見た目はライナーだちくしょう)

ベルトルト(せめてユミルの見た目のままが良かった!)グウッ

ライナー「うぅぅ……」プルプル

ベルトルト「! ユミル、もう少し我慢できる?」

64 : 1 2013年10月03日 (木) 14:42:00 ID: jFlDEzB.

ライナー「ん…」コクコク

ベルトルト「とりあえずトイレに行こう」

ライナー「!? わ、私にライナーのちんこ見ろって言うのか!?」

ベルトルト「わーわー!女の子はそんな言葉言わないし知りません!!」

ベルトルト「じゃあ他にどうしろって言うんだよ!」

ライナー「っ……分かったから、トイレ……」

ベルトルト「うん」

ベルトルト(でも困ったな…男女で入れ替わってるから、こういう問題が起きるのか…)

ベルトルト(じゃあライナーの方もユミルの体で……)

ベルトルト(お風呂入ったりトイレ行ったり……)カァァ

65 : 1 2013年10月03日 (木) 14:42:38 ID: jFlDEzB.

ライナー「……おいベルトルさん……何考えてんだ?」

ベルトルト「なっ、何も考えてないよ!」

ベルトルト「ほ、ほら着いたよ」

ライナー「……っ」

ライナー「……やっぱり無理だ!」

ベルトルト「何でだよ!トイレくらいパパッと済ませちゃえばいいだろ!?」

ライナー「私だってなぁ!…私だって、一応女なんだよ……」モジモジ

ライナー「……男のヤツなんか、見たことねぇし……」ボソボソ

ベルトルト(何で見た目がゴリラなんだよ本当に!!)ギリッ

ベルトルト(ユミルのままで言われたら思春期男子には最高なのに!!)

66 : 1 2013年10月03日 (木) 14:43:19 ID: jFlDEzB.

ライナー「っぁ、漏れ…る……」

ベルトルト「…、分かった、とりあえず便器の前に立って、目を閉じて!」

ライナー「はぁっ!?どうするつもりだよ!」

ベルトルト「こうするんだ…よっ」カチャカチャ

ライナー「!? ば、馬鹿脱がすな!!」

ベルトルト「脱がさないでどうやって出す気だ!」ヂィィ

ライナー「ひっ」ボロン

ベルトルト(まさかライナーのちんこ触る日が来るなんて最悪だ!!)

ベルトルト「ユミル、僕も見てないから、出して」

ライナー「~~~~~~っ……」

67 : 1 2013年10月03日 (木) 14:43:58 ID: jFlDEzB.

******

ライナー「うぅぅ……」

ベルトルト「」バシャバシャ

ライナー「もう嫁に行けない…」

ベルトルト「僕だってこんな日が来るとは思ってなかったよ…」ゲッソリ

ライナー「最悪だ……」

ベルトルト「僕だって」

ライナー「…ベルトルさん」

ベルトルト「何だい」

ライナー「私たち、いつまでこのままなんだろうな」

ベルトルト「……」

68 : 1 2013年10月03日 (木) 14:44:35 ID: jFlDEzB.

ベルトルト(このままずっと2人が元に戻らなかったら、僕たちがしてきたことの意味がなくなってしまう)

ベルトルト(何とかして元に戻さないと)

ベルトルト(でも、どうすればいいんだ…)

ベルトルト「……ユミル」グッ

ライナー「!」

ベルトルト「大丈夫。きっと僕やクリスタが何とかしてみせる。だから、落ち込まないで」

ライナー「ベルトルさん…」

ベルトルト(頭をぶつけた以外に理由があるとしたら、それを見つけ出さないと)

ライナー「……ってこれさっきまでちんこ握ってた手じゃねぇか触んな馬鹿!!!」

ベルトルト「だっ、だから別に好き好んでライナーの触ったわけじゃないってば!!」

69 : 1 2013年10月03日 (木) 14:46:48 ID: jFlDEzB.

ガサッ

マルコ「」

ジャン「」

ベルトルト「」

ライナー「」

マルコ「え…あ、僕たち何も聞いてないから…」

ライナー「ど、どこからだ!?どこから聞いてた!?」

ジャン「ベルトルトがライナーの手握って、ライナーがちんこがどうのって言う所から」

ライナー(そこからで良かったぁぁぁ)

70 : 1 2013年10月03日 (木) 14:47:19 ID: jFlDEzB.

マルコ「ジャン、僕たちお邪魔みたいだから早く戻ろう」

ジャン「あぁ。…お前ら」

ベルトルト「な、何だい?」

ジャン「……やっぱ、デキてたんだな」クルッ

マルコ「じゃあね」

ベルトルト「」

ベルトルト「」

ライナー「あーあ」

ベルトルト「待ってくれ誤解だーー!!」

78 : 1 2013年10月03日 (木) 17:11:17 ID: m8hMyHdk

******

クリスタ「」ジトー

ユミル「…クリスタ、頼む、誤解だ」

クリスタ「…本当にユミルの…見てない、よね?」ジトー

ユミル「とっ、当然だ!

クリスタ(こういう問題が起きるなんて…ユミルのパンツとかライナーに見られちゃったらどうしよう)アセアセ

ユミル(女子は座って見えないからまだいいが…ユミルのヤツ、大変だろうな)

ユミル(さすがにこれに関してはベルトルトに助けを求めるわけにもいかないだろうし)

ユミル(…俺のを、ユミルが見る…)

ユミル(うげー)

79 : 1 2013年10月03日 (木) 17:11:47 ID: m8hMyHdk

クリスタ「…ちょっとライナー?」ジトー

ユミル「何でもないぞクリスタ!」

サシャ「あ、2人ともトイレの前で何してるんですか?」タタッ

クリスタ「!」

ユミル「サシャ…どうしたんだ?」

サシャ「どうしたもこうしたも…早く行きましょう」グイッ

ユミル「わっ、行くってどこにだ」

サシャ「決まってるじゃないですか。お風呂ですよお風呂」

80 : 1 2013年10月03日 (木) 17:12:21 ID: m8hMyHdk

ユミル「」

クリスタ「」

ユミル「」

クリスタ「サササ、サシャ!今日ユミル体調悪いから、体拭くだけにするって!」

サシャ「え?そうなんですか?」

ユミル「あー!言われてみればライナーにぶつけた頭が痛ぇなー!」

ユミル「こりゃちょっと今日は風呂は無理だなー!」

クリスタ「わ、私はユミルの体拭いてから入るよ!」

サシャ「そうですか?私もお付き合いしますよ」

81 : 1 2013年10月03日 (木) 17:12:52 ID: m8hMyHdk

ユミル「いや大丈夫だ!クリスタだけで大丈夫だからお前は風呂に行って来い!」

サシャ「どうしたんですかユミル。そんなに慌てて。…あ、もしかして」

クリスタ「」ギクッ

サシャ「2人とも私に内緒で何か美味しいものを食べようとしてるんじゃないですか!?」ハァハァ

クリスタ「やだなぁサシャ。そんなことあるわけないじゃない」

ユミル「そうだぞサシャ。食べるならお前も誘うに決まってるだろ」

サシャ「え?」

ユミル「え?」

82 : 1 2013年10月03日 (木) 17:13:25 ID: m8hMyHdk

サシャ(ユミルが優しい…何か変な感じがします)

クリスタ「さ、サシャは先に行ってて、ね?」

サシャ「うーん。分かりました。じゃあ先に行っていますね」テクテク

クリスタ「……ふー…」

ユミル「今は何とかなったが…明日からどうするかな…」

クリスタ「また誤魔化すしかないよ。…とりあえず、部屋に戻って体拭こう?」

ユミル「俺1人でも大丈」

クリスタ「駄目!!」

ユミル「」ビクッ

クリスタ「ユ、ユミルだって女の子なんだから!見ちゃ駄目!」

ユミル「お、おう…」

クリスタ「私が拭いてあげるから!」

ユミル「分かった…」

92 : 1 2013年10月04日 (金) 02:34:19 ID: SJRkoC5s

隣を歩く少女との距離が、いつもより近いような気がする。

俺の姿がユミルだからだろうか。頭の位置も普段より低いから、余計にそう感じる。

アイツはいつもこんな感じでクリスタを見ているのかと思えば、それが羨ましい。

人並みに恋をしてはいけない身だと分かっていても触れたくなる。

だが俺が触れたら、きっと少女は壊れてしまう。

文字通り、だ。

俺が一歩歩けば人々は逃げまどい、腕を一振りすれば命を落とす。

あの時もそうだった。俺やベルトルトがきっかけで、何千何万と死んだ。

だから触れられない。この神々しい少女に。

93 : 1 2013年10月04日 (金) 02:34:56 ID: SJRkoC5s

クリスタ「…そういえば、こんな風に話すの初めてだね」

ユミル「…あぁ、いつもユミルがいたからな」

クリスタ「ふふっ、ユミルの顔でそう言われるのって、なんか変な感じ」

クリスタ「…ユミルは大丈夫かなぁ」

ユミル「さぁな。だが、少なくともベルトルトが一緒だから最悪の事態にはならないだろう」

クリスタ「ライナーとベルトルトって、同じ出身だったよね?」

ユミル「あぁ。幼い時からずっと一緒だった」

クリスタ「そうなんだ」

94 : 1 2013年10月04日 (金) 02:35:32 ID: SJRkoC5s

ユミル「アイツはいつも俺の後ろにくっついててな。どこへ行くにも一緒だった」

ユミル「だがアイツは誰よりも強い意志を持っている。俺が断言する」

クリスタ「…2人は本当に仲がいいんだね。ちょっと羨ましい、かな」

ユミル「? クリスタだってユミルやサシャたちと仲がいいじゃないか」

クリスタ「…今はね」

ユミル「……?」

クリスタ「さ、着いたよ。ユミルのベッドは一番窓際の下だから、そこで待ってて」

ユミル「クリスタは?」

クリスタ「桶に水汲んでくるね」

ユミル「じゃあ一緒に…」

クリスタ「ううん、ゆっくりしてて。…色々あって、疲れてるでしょ?」

95 : 1 2013年10月04日 (金) 02:36:11 ID: SJRkoC5s

ユミル「…分かった、じゃあ、先に入ってる」

クリスタ「うん!すぐに戻るから!」タタッ

ユミル「……」

ユミル(どうしてクリスタは、こんなに優しいんだろうな)

ユミル(こんな俺にまで…)

ユミル「…よっし、入るか」ガチャ

ユミル「」キョロキョロ

ユミル(女子は皆風呂に行っているのか…誰もいなくて助かった)

ユミル(今日は何とかなったものの、明日は風呂に入らなくていけないだろう)

96 : 1 2013年10月04日 (金) 02:36:47 ID: SJRkoC5s

ユミル(…女風呂、か…)

ユミル(何を考えているんだライナー・ブラウン!お前は戦士だ!)

ユミル(邪念なんて持つな!今ここにいる理由を思い出せ!)

ユミル「あ、でもクリスタの裸…」

クリスタ「私がどうかしたの?」ガチャ

ユミル「ククククリスタ!!」

クリスタ「もしかしてユミルのベッド分からなかった?」

ユミル「い、いや大丈夫だ!予想外に帰ってくるのが早くてびっくりしただけだ!」

クリスタ「そうなんだ、ならいいんだけど」

97 : 1 2013年10月04日 (金) 02:37:38 ID: SJRkoC5s

クリスタ「じゃあこれ、着けてね」

ユミル「布…か?」

クリスタ「一応包帯なんだけど…ごめんね、こんな布で」

ユミル「気にするな。目隠しすればいいんだろ?」

クリスタ「うん。その…ごめんね?」

ユミル「いや、年頃の女だ。例えユミルでも俺に裸を見られるのは嫌だろう」シュルシュル

ユミル「」ギュッ

クリスタ「どう?」

ユミル「何も見えない、安心してくれ」

クリスタ「じゃあ、脱がすね」

98 : 1 2013年10月04日 (金) 02:38:21 ID: SJRkoC5s

ユミル「……」シュル

クリスタ「……」ゴソゴソ

ユミル(とても変な感じだ)

ユミル(クリスタが俺の服を脱がしている…いや、実際にはユミルのだが)

ユミル(まさかこんなことになるなんて考えてもみなかった)

クリスタ「拭くよ」

ユミル「あ、あぁ、頼む」

クリスタ「…なんか、ユミルの体をこんなまじまじと見たことなかったから、恥ずかしいね」

ユミル「そうなのか」

クリスタ「うん。ユミルってね、普段すごく口が悪いから誤解されちゃうんだけど」

クリスタ「本当はすごく優しいの」

ユミル「それはクリスタにだけじゃなくてか?」

クリスタ「うん。だから勿体ないなーって」

99 : 1 2013年10月04日 (金) 02:38:55 ID: SJRkoC5s

ユミル「……」

クリスタ「ライナーもきっと分かってくれると思うから」

ユミル「それは、どうだろうな」

ユミル(少なくとも俺がクリスタを好きだと思う限り、アイツとはライバルになりそうだ)

ユミル(にしても…)

クリスタ「かゆいところとかない?」

ユミル(クリスタの手、小さいな…考えてみれば俺と頭3つとか4つ違うのか)

ユミル(クリスタ1人くらい帰るのが増えても大丈夫だろうか)

クリスタ「ふぅ…後ろ終わり。前拭くよー」

ユミル「あ、あぁ」

100 : 1 2013年10月04日 (金) 02:39:25 ID: SJRkoC5s

クリスタ「よいしょっと」

ユミル「!!」

ユミル(待て待てクリスタの息が首に!!どんだけ近いんだ!?)

ユミル(ク、クリスタが至近距離いい匂いがするヤバいそこれは)

クリスタ「あ、あんまり動かないで…拭きにくいよぉ」

ユミル「すっ、すまん!」

ユミル(くっ…この状況…拷問すぎる!!)

101 : 1 2013年10月04日 (金) 02:40:26 ID: SJRkoC5s

******

ライナー(とりあえす今日は風呂は避けよう)

ライナー(最悪朝にでも体を拭けば、まぁなんとかなるしな)

ライナー(だが問題は…)チラリ

ベルトルト「…どうしたの?もう就寝時間だよ?」

ライナー「…なぁ、こんなに近いものなのか?」ヒソ

部屋の広さもベッドの広さも女子寮と対して変わりがないせいだろう。

体格の差もあって、いつもより隣との距離がないような気がする。

幸い壁際だったから、私の右隣にベルトルさんがいるだけではあるが…

ベルトルト「…いつもこんなもんだよ」

102 : 1 2013年10月04日 (金) 02:40:57 ID: SJRkoC5s

ライナー「そ、そうか」

ジャン「おい上2人うるせぇぞー。さっさと寝ろよ」

ベルトルト「ごめんね、ジャン。ほら寝よう」

ライナー(ね、寝ようっつったって)

ベルトルト「……」

ライナー(目の前にベルトルさんの顔がある…すっげぇ気まずい)

ライナー(いや、寝てしまえ!明日のことは明日考えろ!)グッ

ベルトルト「……」チラ

ベルトルト(一応ユミルも女の子だしなぁ…そりゃ居心地悪いよね)

ベルトルト(ライナーは大丈夫かな。上手くやっていればいいけど…)

ベルトルト(もしこのまま戻らなかったら、どうしたらいいんだろう)

ベルトルト(入れ替わっている状況で巨人化はするのだろうか?もしそうだとしたら…)

ベルトルト(僕はユミルを…)

103 : 1 2013年10月04日 (金) 02:41:50 ID: SJRkoC5s

******

ユミル「」

ユミル「」

クリスタ「ん……」ゴロン

ユミル(助けてくれベルトルト、女神が目の前にいる)

ユミル(寝て体力を回復させなくてはならない。それは分かっている。だが)チラリ

クリスタ「すー…」

ユミル(こんな状況でむしろ何故クリスタは寝ていられるんだ)

ユミル(…俺は男として意識されていないのだろうか…)

104 : 1 2013年10月04日 (金) 02:42:21 ID: SJRkoC5s

クリスタ「んっ…」ギュッ

ユミル「!!」

ユミル(クリスタが俺にしがみついてきた…!!)

クリスタ「ユミル…」

ユミル(……)

ユミル(…すまないクリスタ。俺が変な計画を実行しなければ、こんなことにはならなかったのに…)

ユミル(なんとしてでも元に戻らなくては)

ユミル(ベルトルトやアニの…クリスタのためにも)

ユミル「…すまない」

112 : 1 2013年10月05日 (土) 03:31:53 ID: 1NsCw28.

******

朝・食堂

ライナー「」

ベルトルト「」

ユミル「」

クリスタ(皆クマすごいなぁ)

ベルトルト(色々考えてたらあまり眠れなかった)

ユミル(クリスタがあまりに可愛すぎて眠れなかった)

ライナー(ベルトルさんの寝相があまりに悪すぎて蹴り起こされた)

アルミン「あれ、この4人が一緒にいるなんて珍しいね」

クリスタ「おはよ、アルミン」

エレン「しかもお前ら何だよ死にそうな顔しやがって」

113 : 1 2013年10月05日 (土) 03:32:26 ID: 1NsCw28.

ライナー「放っておいてくれ…」

ミカサ「ユミル、まだ痛い?」

ユミル「いいや痛くない大丈夫だ」

サシャ「あ、おはようございます!…ん?」クンクン

ライナー「うわっ、何だサシャ」

サシャ「…ライナー、昨日お風呂入りましたか?臭いますよ」

ライナー「うっ…いや、昨日は疲れていてすぐに寝てしまったんだ…」

エレン「汚ねぇなライナー。訓練で汗かいてんだから、せめて体ぐらい拭いとけよ」

ライナー「あぁ、すまない…」

ユミル(俺の体だからっていい加減すぎるだろユミル)

クリスタ(ユ、ユミルもやっぱり恥ずかしいのかな…私がやってあげるべきかな…うぅ、でもライナーの体だし…)

114 : 1 2013年10月05日 (土) 03:33:12 ID: 1NsCw28.

ベルトルト「…とりあえずライナーは、朝ごはん食べたら体拭きなよ?」

ライナー「わ、分かった」

ライナー(初めて見る男の裸がよりにもよってライナーか…泣きたくなるぜ)

ベルトルト「……」

ベルトルト「…今日の訓練は、午後からの立体機動だよね?」

エレン「あぁ。午前は来週の雪山訓練の班の発表と計画の話し合いだ」

ベルトルト「そっか。じゃあ僕ちょっとライナー連れて少し水浴びしてくるよ」

ライナー「!? い、いやベルトル…ト。お前まで付き合う必要はないんだぞ」

ベルトルト「駄目だよ。昨日の今日なんだから。何かあったら大変だろう?」

ミカサ「ベルトルトは本当にライナーといつも一緒にいる」

エレン(たまにデキてるんじゃないかって思うよなぁ)

ジャン(まぁデキてるしな)

マルコ(デキてるしね)

ユミル(これが俺がホモと言われる原因か…)

115 : 1 2013年10月05日 (土) 03:33:53 ID: 1NsCw28.

ベルトルト「班の貼り出しまでには戻ってくるから」

クリスタ「今年はどうなるのかな…」

ユミル「去年クリスタは誰と同じだったんだ?」

ライナー「!」

アルミン「去年って…やだなユミル。君がクリスタと一緒だったじゃないか」

ユミル「え…!?」

コニー「ど忘れしちまったのか?ブスな上ババァとか最悪だぜー?」

ライナー(畜生このチビ言わせておけば)

ベルトルト「コニー。あまり人の悪口言っちゃダメだよ」

ベルトルト「ユミルはブスでもおばあさんでもないんだから」

ライナー「ベルトルト…」

ジャン(待て何でお前がここで顔を赤らめる)

116 : 1 2013年10月05日 (土) 03:34:43 ID: 1NsCw28.

コニー「チッ…悪かったよ、ユミル」

ユミル「気にしてないから大丈夫だ。わ、私もすっかり勘違いしちまったからな」

ミカサ「…去年のユミルはすごかったと聞く」

エレン「ぶっ倒れたダズを連れて帰って来たんだろ?」

ユミル「ま、まぁな」

クリスタ(結局ユミルがどうやってダズを助けたのかは謎のままなんだよね)

クリスタ(いつか分かる日が来るのかな)

ベルトルト「…ふぅ、ごちそうさま」

ライナー「ごちそうさん」

クリスタ「あ、ベルトルト行くの?私も一緒に行こうか?」

ユミル(!? クリスタが俺の裸を見たいと言うのか!?)

ベルトルト「僕だけで大丈夫。嫌かな?ライナー」

ライナー「…別に構わん」

117 : 1 2013年10月05日 (土) 03:35:26 ID: 1NsCw28.

ライナー(本当ならクリスタにも付いてきてほしい所だが、さすがに怪しまれる)

ライナー(こんな長い間クリスタと離れるのは初めてだ…)

ライナー「はぁ…」

ユミル(クリスタと一緒にいる時間が増えたことは嬉しい)

ユミル(だが、こんな夢みたいな話にいつまでも付き合っているわけにはいかん)

ユミル(俺は戦士だ)

ユミル「クリスタ。…私たちも一旦部屋に戻らないか?」

クリスタ「え?」

ユミル「まだ時間はあるからな。少し、話をしよう」

クリスタ「…うん、分かった」

サシャ「皆さん今日は食べるの早いですね」

コニー「なんか変だぞお前ら」

クリスタ「そ、そうかな?そんなことないよ」

ジャン「ほっとけほっとけ。俺たちもとっとと食っちまおうぜ」

118 : 1 2013年10月05日 (土) 03:37:23 ID: 1NsCw28.

マルコ「喋るのもいいけど、少し行儀が悪いからね」

アルミン「そうだね」

ベルトルト「じゃあお先。…行こう、ライナー」

ライナー「あぁ」バタン

ユミル「クリスタ。私たちも行くぞ」

クリスタ「うん。じゃあ皆、また後でね」バタン

アルミン「……」

ジャン「……」

119 : 1 2013年10月05日 (土) 03:37:54 ID: 1NsCw28.

ジャン「なぁアルミン。やっぱりアイツら、なんかおかしいよな」

アルミン「僕もそう思ったよ。昨日の夜から態度が変なんだ」

エレン「どうかしたのか?」

アルミン「ううん、こっちの話」

ミカサ「エレン。口の横にパンが付いている」ヒョイパク

エレン「あ!俺のパン食うんじゃねぇよ!」

ジャン(畜生この野郎)

アルミン(原因が分かるまでは黙ってた方がいいよね)

120 : 1 2013年10月05日 (土) 03:38:25 ID: 1NsCw28.

******

女子寮

ユミル「ふぅ…」バタン

クリスタ「ライナー、話って…今の状況のこと?」

ユミル「あぁ。なぁクリスタ。俺たちは何故入れ替わったんだと思う?」

クリスタ「え?…えっと、2人が頭をぶつけた、から?」

ユミル「きっかけはそれで間違いはないと思う。だが、そこに至るまでの経緯だ」

ユミル「頭をぶつけたから入れ替わったなんて単純なことなら、昨日試した時点で戻っている」

ユミル「きっと他に何か原因があるはずだ」

クリスタ「うーん…、単純に誰かと入れ替わってみたかったとか)

ユミル「それはない」

クリスタ「そんなはっきり言わなくても」

ユミル「俺は俺であることを後悔したことなど、ない」

121 : 1 2013年10月05日 (土) 03:39:19 ID: 1NsCw28.

ユミル(俺が俺を否定して後悔することなど、許されない)

クリスタ「そっか…そうだよね、それはユミルにも言えることだと思うし…」

ユミル「アイツにも?」

クリスタ「前に言ってたの。ユミルとして生まれたことを否定したら負けだって…」

クリスタ「だから余計に分からないの。どうして2人がこんなことになってしまったのか」

クリスタ「…分からないの…」グスッ

ユミル「クリスタ…」

クリスタ「ご、ごめんね。私が泣いたらライナーもっと困っちゃうよねっ」

ユミル「……」

クリスタ「ごめん、ごめんなさい…」ヒック

ユミル「……クリスタ」グッ

122 : 1 2013年10月05日 (土) 03:39:52 ID: 1NsCw28.

クリスタ「きゃっ…ラ、ライナー…」

ユミル「大丈夫だ。俺たちは必ず元に戻ってみせる。お前に悲しい思いをこれ以上させない」

ユミル「だから泣かないでくれ、クリスタ。…頼む」

クリスタ「…っ、うん……」

クリスタ「私も、出来る限り協力するから…」

ユミル「あぁ、女神がいてくれたら百人力だ」

クリスタ「ふふっ、なんだかユミルみたい」クスクス

ユミル「あははっ、今の俺はユミルだからな」

123 : 1 2013年10月05日 (土) 03:41:32 ID: 1NsCw28.

クリスタ「…ありがとう、ライナー」

ユミル「さ、泣き止んだら行こうか」

ユミル「班分け、一緒だといいな」

クリスタ「それは今のライナーと?それとも、元のライナーと?」

ユミル「あ……さ、さぁな」

クリスタ「もう、ライナーずるいよ」

ユミル「ずるくなんてないぞ!ほら行くぞ、クリスタ」

クリスタ「…うん!」

128 : 1 2013年10月06日 (日) 04:10:44 ID: vuIEwuy6

差し出された手を握りかえし、はたと気づく。

この手はユミルの手なのだろうか、それともライナーの手なのだろうか。

ライナーの意志を持って差し出された手なのだから、きっとライナーのものなのだろう。

おかしな話だと思う。自分の手より大きくて指が長いユミルの手が、今は違うだなんて。

違うと分かっているはずなのに、自然と手に触れてしまう。

ライナーが差し出したこの手にどんな意味があるのか。

そう考えた瞬間、顔が熱くなった。

思わず手を離してしまい、きょとんとした表情のユミルと目が合う。

ユミル―――正確にはライナーだが、彼もその意図に気付いたようで顔を赤く染めた。

普段のままならユミルのそんな表情を見ることはないので、新鮮だとちょっと考える。

私は照れ隠しに一つ咳払いをして、彼に向き合った。

129 : 1 2013年10月06日 (日) 04:11:28 ID: vuIEwuy6

ユミル「すまんクリスタ、つい…」

クリスタ「ううん、違うのライナー。嫌だったとかじゃないの」

クリスタ「ちょっと恥ずかしかっただけ。ね?」

ユミル「そうか、ならいいんだが…」

クリスタ「行こうライナー。ユミルとベルトルトが戻ってきてるかもしれないし」

ユミル「そうだな」

ユミル(しかし、ベルトルトのヤツ…たかが水浴びくらいで付き添わなくてもいいと思うのだが)

ユミル(だから俺がホモだのゲイだの言われるんだ全く)

130 : 1 2013年10月06日 (日) 04:12:03 ID: vuIEwuy6

******

ベルトルト「脱いで」

ライナー「お、おいベルトルさん…目が怖ぇ」

ベルトルト「いいから早く。時間ないんだから」

ライナー「わ、分かったからあっち向いててくれ」

ベルトルト「なんで?」

ライナー「なんでって…女が服脱ごうとしてんだぞ?見ないくらいの配慮できねぇのか」

ベルトルト「今の君はライナーの体じゃないか。ライナーの裸なんて見たって何とも思わないよ」

ライナー「…へーへーそうですか」ヌギッ

131 : 1 2013年10月06日 (日) 04:13:06 ID: vuIEwuy6

ライナー(何で私がこんな目に合わなくちゃいけないんだ…)

ライナー(大体何で私とライナーが入れ替わった?何が原因だ?まさか私が巨人っていうのに関係があるのか…?)

ライナー(この場合私は巨人になれるのか?それとも私の肉体を持つライナーがなるのか?)

ライナー(なれない…可能性もあるが…)

ベルトルト「ユミル?何を考えているの?

ライナー「別に。私の可愛いクリスタは泣いてねぇかなって思ったんだよ」

ベルトルト「…あぁ、ライナーはクリスタを気に入ってるみたいだからね」

ライナー「そうだな。あんだけ露骨な態度を取ってるのに気付かないのはクリスタくらいだ」

ライナー「まぁそれも可愛いんだけどな」チャポン

ベルトルト「…ねぇユミル」

ライナー「何だベルトルさん」

132 : 1 2013年10月06日 (日) 04:14:14 ID: vuIEwuy6

ベルトルト「目を閉じていたら危ないと思うんだけど」

ライナー「うるせぇよ。私だって見たくねぇものの一つは二つあるんだ」

ベルトルト「体洗いにくいでしょ」

ライナー「そのくらい目ぇつむってても余裕に決まってんだろ」

ベルトルト「……」ヌギッ

ベルトルト「」チャポン

ライナー「は?ベルトルさん?何してんだよ」

ベルトルト「目閉じてるなら僕が洗う」

ライナー「はぁ!?アンタ本当にホモか!?何でそうなるんだよ!?」

ベルトルト「ライナーの体に何かあったら困るんだよ。…元に戻るまで、君はライナーの体を守る責任がある」

ベルトルト「傷一つでも付けたら許さない」ゴシゴシ

133 : 1 2013年10月06日 (日) 04:14:55 ID: vuIEwuy6

ライナー「っ…くすぐってぇ」

ベルトルト「少しくらい我慢しなよ」

ライナー「…なぁベルトルさん。アンタは何でこんな状況になったんだと思う?」

ベルトルト「分かってたら苦労しない。君も同じだろ?」

ライナー「まぁな。…一つ聞いてもいいか?」

ベルトルト「どうぞ」ゴシゴシ

ライナー「ライナーが今の現実に対して何か不安があったとかはないか?」

ベルトルト「」ピタ

ライナー「アイツが何かから目を背けたがって逃げたがっていたら…」

ベルトルト「……」

ライナー「ライナーであることを否定したいと心のどこかで思っていたら、それは可能性の一つなんじゃないか?」

ベルトルト「…誰にでも否定したいことや逃げたいことが、あるんじゃないかな?」

ライナー「そりゃそうだ。人間なんだからな」

134 : 1 2013年10月06日 (日) 04:15:43 ID: vuIEwuy6

ライナー(……人間、か)

ベルトルト(僕たちがこの現実を苦しんでいるのは、僕たちが人間だから?)

ライナー「で、そんな考えの時に偶然強い衝撃を受けた」

ライナー「私にぶつかるっていうな」

ベルトルト「ありえない」

ライナー「何故?」

ベルトルト「…ライナーは、強い人だ。どんなに苦しんでも、彼が現実から逃げたいなんて、思うはずがない」

ベルトルト(僕たちは逃げられないって、分かっているのだから)

ライナー「それはベルトルさんが持つ理想のライナーってヤツだろ」

ライナー「理想と現実は違うんだ」

ベルトルト「…そんなの」

ベルトルト(そんなの、分かってる)

140 : 1 2013年10月07日 (月) 01:29:35 ID: FpGNwn76

ベルトルト「え!?あ、ごめん…」

ベルトルト「…僕はね、ユミル。ライナーにはライナーのままでいてほしかったんだ」

ライナー「? そりゃ誰もこんなことになるなんて思わないだろうしな」

ベルトルト「あはは、そうだね」ゴシゴシ

目を瞑っているライナーの姿は、ベルトルトのよく知っているライナーの姿そのもの。

だが精神はライナーではない。ユミルだ。

…ライナーの精神とは、一体何なのだろうか。

戦士と兵士を曖昧に行き来している今のライナーは、入れ替わりがなかったとしてもライナーのままなのだろうか。

141 : 1 2013年10月07日 (月) 01:30:22 ID: FpGNwn76
>>140 初っ端からミスりました

ライナー「…ベルトルさん、ちょっと痛い」

ベルトルト「え!?あ、ごめん…」

ベルトルト「…僕はね、ユミル。ライナーにはライナーのままでいてほしかったんだ」

ライナー「? そりゃ誰もこんなことになるなんて思わないだろうしな」

ベルトルト「あはは、そうだね」ゴシゴシ

目を瞑っているライナーの姿は、ベルトルトのよく知っているライナーの姿そのもの。

だが精神はライナーではない。ユミルだ。

…ライナーの精神とは、一体何なのだろうか。

戦士と兵士を曖昧に行き来している今のライナーは、入れ替わりがなかったとしてもライナーのままなのだろうか。

142 : 1 2013年10月07日 (月) 01:31:12 ID: FpGNwn76

ベルトルト(僕はライナーに、一体何を求めているんだ)

ライナー「っ、ぅひゃん!」

ベルトルト「!?」

ライナー「ばっ、馬鹿くすぐったいっつーの!もういいから止めろよ!」

ベルトルト(……本当、なんでライナーの姿なんだろ。ひゃんとかユミルの姿で言ってほしかった)
143 : 1 2013年10月07日 (月) 01:31:47 ID: FpGNwn76

******

訓練舎・午前

ユミル「あー…」

ベルトルト「…まぁ、そんな気はしてたよね」

クリスタ「ちょっとびっくりしたけど」

ライナー「まぁ好都合と言えばそうだが」

ジャン「そのチームの力配分おかしいだろ。なんで中間2位と3位が一緒なんだよ」

マルコ「教官方が決めたことだから、僕たちがとやかく言うことないよジャン」

ミカサ「納得が行かない。何故エレンとアルミンの班に私がいないのか」

エレン「悔しいがお前は別格だから、だろ」

144 : 1 2013年10月07日 (月) 01:32:39 ID: FpGNwn76

サシャ「そうですよミカサ!私とコニーでは嫌なんですか!?」

ミカサ「そんなことはない。エレンがいないことが不満」

アルミン「ミカサったら…」

ユミル(何の偶然かは知らんが、ベルトルトとクリスタ、ユミルと同じ班なのは運がいい)

ユミル(もしそれまでに戻らなかったとしても対策が練れる)

ユミル(…戻らなかったとしても、か)

145 : 1 2013年10月07日 (月) 01:33:15 ID: FpGNwn76

******

立体機動訓練・午後

ライナー「納得が行かない」

ユミル「俺だって好きでこうなったわけじゃない」

クリスタ「ラ、ライナー口調」ボソッ

ユミル「す、すまん。…ごめん」

ライナー「止めろその顔で素直に謝るな!!」

ベルトルト「君もだよ」

ライナー「くぅっ」

クリスタ「でも私がユミルと組むのって結構多いじゃない」

ライナー「それはそうなんだが…俺の相手は…」チラッ

ミカサ「」

ライナー「…まぁ前回決めたことだからな、仕方がない」

146 : 1 2013年10月07日 (月) 01:33:48 ID: FpGNwn76

ベルトルト「僕はマルコとだからとても平和だよ」

マルコ「よろしくね、ベルトルト」

ベルトルト「こちらこそ。…ライナー、くれぐれも無茶はしないように」

ライナー「当然だ」

ベルトルト「違う」

ライナー「紛らわしいんだよ!!」

マルコ「クリスタ、どういうこと?」

クリスタ「うーん…内緒かなっ」アセ

ミカサ「…ライナー、ユミル。聞きたいことがある」

ライナー・ユミル「」ギクッ

ユミル「な、何だミカサ」

147 : 1 2013年10月07日 (月) 01:34:49 ID: FpGNwn76

ミカサ「…何故2人の装置が逆になっているの?」

ライナー「あ、やべ」

ユミル「ま、間違えたんだ!いやぁすまないなライナー!」カチャカチャ

ライナー「い、いや俺も気付かなくてすまなかった!さぁ交換しようか!」カチャカチャ

マルコ「2人とも昨日から変だよ?どうかしたのかい?」

ライナー「何にもないから大丈夫だ!心配するな!」

クリスタ(2人とも、自分の装置使えなくて大丈夫かな…)

ベルトルト(まさかミカサに気付かれるなんて…ちょっと意外だった)

ライナー(くそ、私の立体機動装置は微妙にクセが強いからな…)

ユミル(使い慣れていない他人のとは…普段以上に気を付けないと)

******

148 : 1 2013年10月07日 (月) 01:35:23 ID: FpGNwn76

ミカサ「ライナー、左に傾いている」パシュッ

ライナー「分かっている!」ヒュンッ

ライナー(畜生…想像以上にやり難い…!!)

ベルトルト(ユミル、結構辛そうだね…仕方ないことだけど)

マルコ「ベルトルト!左に一つ!」パシュッ

ベルトルト「あぁ」ザクッ

ユミル「クリスタ!左から旋回してうなじを狙え!」ギュルルル

クリスタ「う、うん!」

クリスタ(こんな状況でも、やっぱりライナーはすごいな…)

149 : 1 2013年10月07日 (月) 01:36:01 ID: FpGNwn76

ユミル「よし、俺はこっちから…」グンッ

ユミル「!?」ガクッ

ユミル(何だ!?予想より発射角が厳しい!)

ライナー「!! まずい!」ギュンッ

ユミル(くそッ、アンカーの刺さりが甘い!落ち…っ)ガクン

マルコ「! ユミル!」

ユミル「―――!!!」ヒュウゥゥ

クリスタ「ライナー!!!」

ライナー「畜生っ、間に合わね―――」ヒュン

ベルトルト「クッ…!!」

ライナー「ベルトル…!?」

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

コニー・スプリンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。坊主頭が特徴で、小柄な体格を生かした小回りの利く機動を得意としている。バランス感覚にも優れ104期訓練兵団を8番の成績で卒業したが、少々頭の回転が鈍く同期達からはバカ扱いされている。同期のサシャ・ブラウスとはバカ同士気が合うようで、よく訓練中に2人でふざけていた。当初は憲兵団を志望していたが、主人公のエレン・イェーガーに感化され調査兵団に入団を決めた。入団後はムードメーカーとして活躍する。

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テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

テオ・マガトとは『進撃の巨人』の登場人物でマーレ軍エルディア人戦士隊隊長。後にマーレ上層部が全滅すると元帥に就任した。ジーク・イェーガーやライナー・ブラウンら「マーレの戦士」達を選抜し育て上げた人物でもある。性格は厳格で戦士候補生に対する態度も威圧的だが、大多数のマーレ人とは異なりエルディア人に対する差別感情は薄く、部下たちを1人の人間として尊重している。現状認識能力に優れ、始祖奪還作戦を数人の子供に託すマーレ軍上昇部の正気を疑っていた。

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サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウスとは「進撃の巨人」シリーズの登場人物であり、主人公エレン・イェーガーと同じ調査兵団に所属している女性。頭はあまり良くないが、並外れた身体能力と勘の良さは周囲からも認められている。狩猟を生業とする村の出身であるため、食べ物には目がなく食料庫からよく盗みを働いていた。方言で話すことに抵抗があるため他人には敬語で話す。天真爛漫で非常にマイペースな性格の持ち主である。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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ドット・ピクシス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ドット・ピクシス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ドット・ピクシスとは『進撃の巨人』の登場人物で駐屯兵団の司令官。スキンヘッドと口ひげが特徴の年配の男性。巨人との戦いの最前線である南側領土の最高責任者として、果断な指揮を振るい人類を守り抜いてきた。人類の勝利のためなら成功率の低い作戦でも取り入れる柔軟な判断力の持ち主だが、飄々とした言動や戦場でも酒を持ち歩く姿勢から「生来の変人」としても知られている。トロスト区攻防戦では巨人化したエレン・イェーガーによる穴の封鎖作戦を採用し、人類の勝利に貢献。兵団によるクーデターの際も大きな役割を果たした。

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