灰原雄(呪術廻戦)とは【徹底解説・考察まとめ】

灰原雄(はいばら ゆう)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。人間の負の感情を元に生まれ出づる呪霊と呼ばれる化け物を祓う(倒す)力を持つ呪術師と呼ばれる人間の一人である。
五条悟らの学生時代を描いた過去編に登場。1級呪術師・七海建人のたった一人の同級生であった。常にポジティブ思考であり、前向きで元気な性格な少年。しかし呪術高専2年生の時に赴いた任務で死亡。彼の死は夏油傑の呪詛師への転変のきっかけの一つになり、また七海の心の傷にもなっている。

灰原雄のプロフィール・人物像

性別:男
所属:東京都立呪術専門高等学校2年(没時)
年齢:17歳(享年)
出身:非術師の家系
等級:不明
術式:不明
趣味・特技:大食い
好きな食べ物:米
苦手な食べ物:なし
ストレス:なし
好きな女の子のタイプ:沢山食べる子

最速!キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票:第26位(266票 / 97,860票)

CV:アニメ未登場

灰原雄(はいばら ゆう)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。人間の負の感情を元に生まれ出づる呪霊と呼ばれる化け物を祓う(倒す)力を持つ呪術師と呼ばれる人間の一人である。現代最強の呪術師・五条悟(ごじょう さとる)らの呪術高専在学中を描いた過去編に登場した。呪術高等専門学校(以下、呪術高専)の1年生、後に2年生に進級する。黒い髪、黒くて大きな目をしており、爽やかな印象を受ける少年。その見た目通り、明るく元気でハキハキとした性格をしており、人懐っこい笑顔をする。非術師の家系出身であり、呪いが見える妹がいる。しかし理由はわからないが妹には呪術高専に来ないようにと強く言い聞かせていたようだ。

基本的に人の良い部分しか見ていないようで、そのため周囲の人間をだいたい尊敬している。また人を見る目には自信があるようで、初対面の特級呪術師・九十九由基(つくも ゆき)のことを「悪い人ではない」と言い切っていた。そんな九十九からの「どんな女が好み(タイプ)かな?」という質問には、「沢山食べる子」が好きであると即答している。自身の好きなものも米であり、趣味・特技も大食いであるため、このような女性の趣味になったと考えられる。

五条、夏油傑(げとう すぐる)、家入硝子(いえいり しょうこ)の一つ下の後輩。過去編で絡みがあったのは夏油のみであり、その夏油のことを尊敬し、よく懐いていた。夏油のほうもまるで犬のように自分を慕ってくる灰原を可愛がっていた節がある。呪術高専東京校の休憩スペースで一緒になった夏油に「何か飲むか?」と問われた際、灰原は「えぇ!?悪いですよ。コーラで!!!」と返事をしており、その答えに夏油は思わず笑みを零している。この一連のやり取りから灰原の後輩力の高さもうかがえる。

1級呪術師の七海建人とは同級生であった。七海はクールで無愛想なので灰原とは真逆の性格であるが、同じ学年は灰原と七海だけだったということもあり、それなりに仲は良かった。二人の仲が良かったということは、作者の芥見下々が『呪術廻戦 公式ファンブック』でコメントしている。灰原の真っ直ぐで熱いところに、七海が呆れて言葉を返すような場面も見られたが、灰原は気にしておらず良いコンビだったことがわかる。

呪術高専2年生時に、「なんてことはない2級呪霊の討伐任務」に七海と赴くが、実際相手する呪霊が1級相当のものであったことが現地に行ってわかる。詳しい描写はされていないが、灰原はその1級呪霊に殺され死亡し、七海も重症を負って呪術高専に帰ってきた。2級呪霊討伐の任務を七海と2人で任されたことを考えると、呪術師等級は2~3級であったと考えられる。術式を習得していたのか、どのような戦闘スタイルを持っていたのか、詳細は不明。

理不尽とも言える灰原の突然の死は、同級生の七海の心に深い傷跡を残し、また灰原を可愛がっていた夏油の信念が揺らぐのを加速させた。

灰原雄の呪術・能力

灰原雄は非術師の家系出身であり、高専入学方法はスカウトだと思われる。呪いが見える体質の妹がおり、兄妹共に呪術師としての才能はあった。

呪いが見える体質であったが、術式/生得術式を持っていたかは不明。五条悟らの任務の補助で沖縄に赴いた時、同行した七海建人は武器らしき荷物を持っていたが、灰原は手ぶらであった。そのため戦闘スタイルは肉弾戦を主にしたものだと推察されている。

灰原雄の来歴・活躍

過去編

過去編とは現代最強の呪術師と謳われる五条悟や呪詛師に転変した夏油傑らの青春時代、呪術高専在学中のできごとを描いたストーリーである。まだ幼さ残る五条、夏油、その他家入硝子や冥冥、庵歌姫なども登場する。灰原雄は五条達の一つ下の後輩として、七海建人と共に登場した。

五条悟と夏油傑の任務

五条と夏油は担任である夜蛾正道(やが まさみち)から任務を言い渡された。それは星漿体・天内理子(せいしょうたい・あまない りこ)の護衛と、抹消を見届けるというものであった。

星漿体とは、呪術界の要、不死の術式を持ち、結界術の使い手である天元と同化できる素質のある人間のことである。天元は不死の術式で死ぬことはないが、不老というわけではない。体が老いすぎると術式が肉体を創り変えようと働きかけ人ではなくなり、天元の意志も消失してしまう。呪術高専を覆う結界や日本の要所を守る結界は天元の力でその強度を底上げしており、天元が意志を失えばその力添えも消え、日本の呪術的な防衛がままならなくなる。500年に一度の天元と星漿体の同化は必須事案であった。

しかし天元と星漿体の同化を良しとしない組織も存在する。天元の暴走による呪術界の転覆を目論む呪詛師集団「Q(きゅー)」、そして天元を信仰、崇拝し、その体に不純物である星漿体が同化するのに反対をする宗教団体「盤星教・時の器の会(ばんせいきょう・ときのうつわのかい/以下盤星教)」。これらの組織は星漿体である天内が邪魔であるため、その生命を狙う。五条と夏油は天内を守り、天内が無事に天元と同化し、天内という存在が抹消するのを見届けるのが任務だった。

星漿体である天内は普通の女子中学生だ。平日はもちろん学校に通っている。天内はあと数日でこの世から消えることを嘆き悲しみ蹲るようなおとなしい性格ではないが、しかしあと数日しかない自分の人生を友達と共に学校で過ごしたいという願望はあった。それでは護衛がしづらいので五条達は最初天内が学校に行くのに反対だったが、天内の世話係である黒井美里(くろい みさと)からのお願いもあって天内が学校に通うのを了承した。

しかし天内には賞金がかけられており、その賞金を狙って呪詛師達が天内の通う学校に乗り込んできた。五条と夏油はそれぞれその呪詛師達を撃退。危機は去ったと思われたが、黒井が「盤星教」の人間に捕まってしまう。黒井を拉致した人間達は、黒井を返す取引の場所に沖縄を指定してきた。五条は天内は呪術高専に置き、家入を影武者に使って交渉の場に赴くことを提案。しかしここでまた天内が交渉の場に自分も行くとワガママを言い出した。それは長年お世話になった黒井に同化前の最後の別れが言えなかったらという不安から来るものだった。五条は仕方なくといった様子でそれを了承し、五条、天内、夏油の3人は沖縄へ向かった。

初登場・第70話「懐玉ー陸ー」

沖縄に到着すると五条達は「盤星教」の人間を捕縛し、黒井を救出することに成功する。そして捕まえた人間の尋問が終了するとそのあま海水浴へと洒落込んだ。五条と天内がお気楽モードで遊んでいる中、夏油と黒井は拉致犯が何故交渉場所に沖縄を指定してきたかが引っかかっていた。「盤星教」の狙いは空港を占拠して五条達を沖縄に留め、天内が天元との同化の日に間に合わないようにするのが目的なのでは、と黒井は心配をしたが、対する夏油は余裕の笑みを浮かべていた。

那覇空港には呪術高専の制服に身を包んだ2人の男子学生がいた。呪術高専1年生の灰原と七海だ。二人は先輩である五条達に助っ人として呼ばれて沖縄までやってきたのだ。七海は言い渡された任務(具体的に何をしろと言われたのかは明らかになっていない)が1年生に務まるようなものではないとボヤくが、その隣では灰原がやる気に満ち満ちていた。夏油にいいところを見せたいから燃えているという灰原と、今すぐにでも帰りたいというような表情を浮かべる七海は対照的である。リアリストである七海は「台風が来て空港が閉鎖されたら頑張り損でしょう。」と呟いた。しかしそんな七海の言葉をよそに、灰原の携帯には滞在を一日伸ばすという先輩の連絡が入るのだった。

夏油傑と九十九由基と

五条と夏油は星漿体・天内理子の護衛と末梢に任務に失敗した。「術師殺し」の異名を持つ伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)/禪院甚爾(ぜんいん とうじ)が介入し、五条を殺し、天内の頭を銃で撃ち抜き射殺したのだ。夏油は目の前で天内が死んでしまったこと、五条が殺されたことに激昂し、甚爾に挑むが敗戦する。なお、直接の描写はなかったが、甚爾が黒井も殺したとうかがえる発言をしている。甚爾は夏油も殺そうとしたが、夏油の術式「呪霊操術」を警戒してトドメを刺さなかった。術式「呪霊操術」は呪霊をその体内に取り込み、取り込んだ呪霊を使役するというものだ。この時の夏油の体にも呪霊が多数取り込まれており、術者であり宿主である夏油が死ねばその内に宿る呪霊達がどのような行動に出るかがわからなかった。そういった経緯で五条、天内、黒井が死に、夏油だけが生き残ることになる。

甚爾は天内の遺体を持って、自分を雇った「盤星教」の代表役員・園田茂(そのだ しげる)の元を訪れた。園田は天内の遺体を見て満足し、甚爾に報酬を上乗せして支払う約束をする。イイ仕事だったと甚爾が機嫌よく、「盤星教」の施設を後にしようとした時だった。甚爾の目の前に殺したはずの五条が立っていたのだ。確実に殺したはずの五条を見て、甚爾が驚きを隠せずにいると、五条は饒舌に語りだす。甚爾の攻撃を受けた際に治癒の術式である反転術式を使うことに全神経を集中させたこと、死の間際になって呪力の核心に触れたこと。その結果五条は覚醒し、人類最強の呪術師に生まれ変わったのだ。

学生時代は不発に終わりがちだった五条家相伝の術式「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」の技「術式反転(赫/あか)」も難なく出せる。そしてその先にある五条家の中でもごく一部の人間しか知らない技「虚式(茈/むらさき)」も。五条は「虚式(茈)」を放ち、上半身の左半分を失った甚爾は絶命した。

しかし天内理子は死亡。五条と夏油の任務は失敗に終わった。

星漿体・天内理子の死から時が経ち、五条、夏油は3年生に、灰原と七海は2年生に進級した。最強となった五条は単独での任務が増え、夏油と一緒にいることが少なくなった。夏油は天内の死から自分の中にある術師としての責任や術師としてどうあるべきか、という信念がブレ始める。少しずつ歯車が狂い始めた。

ある日、灰原は休憩スペースのベンチに腰掛けている夏油を見つける。「あ!!夏油さん!!」と人懐っこい笑顔を浮かべて自分に挨拶してくる灰原に夏油はフッと笑う。自分の中で何かが崩れていくこと、その崩壊を抑えることに疲れている夏油に気づいているのか気づいていないのか、灰原は夏油に買ってもらったコーラを片手にその隣の席で明日自分が行くという任務の話をした。遠出の任務に行くのが初めてなのかは不明だが、任務が楽しみであるというような表情を浮かべる灰原。「お土産頼むよ」という夏油の言葉にも灰原は快く頷き返事をした。

しかしそんな明るい灰原を見て、ふと夏油は疑問を抱き灰原に投げかけた。「呪術師やっていけそうか?辛くないか?」と。灰原は夏油の言葉にしばし考え込むが、そもそも灰原は物事を深く考えるタイプではない。灰原が夏油に言った答えは「自分にできることを精一杯頑張るのは気持ちがいいです」だった。夏油はその言葉に驚いたように目を見開き、「そうか、そうだな」とだけ返した。

そこへ突然一人の女性が現れた。スラッとした長髪を持つ美しい女性は、夏油に突然「君が夏油君?どんな女が好み(タイプ)かな?」と問う。面識のない女性からのいきなりの質問に夏油は警戒したが、その隣で灰原は「自分は沢山食べる子が好きです!!」と元気よく答えた。あまりの警戒心のなさに夏油は「灰原…」と名前を呼ぶことしかできない。だが灰原はなおも笑顔で「大丈夫ですよ、悪い人じゃないです」と続け、「人を見る目には自信があります」と言った。夏油はその言葉に皮肉を込めて「…私の隣に座っておいてか?」と言ったが、灰原はその意味がわかっていないようだった。

その会話が終わった後、灰原は女性と夏油が話をするようだったのでその場を去る。残された夏油と女性、特級呪術師・九十九由基はそのまま話をするのだった。

なんてことはない級呪霊討伐任務

灰原は七海と共に任務に向かった。それは「なんてことはない2級呪霊の討伐任務」のはずだった。しかしその見立ては誤りであり、実際は1級に相当する案件だったのだ。灰原と七海の実力を遥かに超える呪霊が相手にし、七海は重症、灰原はこの任務で死亡した。

灰原・七海と呪霊の戦いがどのようなものであったか、詳しい描写は過去編では描かれていない。しかし七海の体や灰原の遺体に残る無数の傷跡がその戦闘の激しさを物語っている。灰原を殺したこの呪霊の討伐は五条が引き継いで行うことになった。しかしそれを聞いた七海は「……もうあの人一人で良くないですか?」と悲しみや悔しさがないまぜになった言葉を零す。灰原が死に、七海も傷を負って帰ってきた1級案件を五条は一人で任される。その現実に七海は打ちのめされた。そして夏油も灰原の死を目の当たりにして自身の中に燻る呪術師というものに対する不信感という炎の勢いが増していくのを感じた。

灰原の死は七海に深い心の傷を残し、七海に呪術師の道を歩くことを諦めさせた一つの要因になり、また夏油が呪詛師へと転変するきっかけの一つにもなったのだった。

七海建人の今際の際にて

時は物語時間軸の現在に戻る。2018年10月31日、渋谷駅周辺に帳が降り、ハロウィンを楽しむために集っていたたくさんの非術師が閉じ込められた。これに関連する渋谷駅周辺での事件を渋谷事変という。夏油傑の体を乗っ取った偽夏油(にせげとう)/加茂憲倫(かも のりとし)/羂索(けんじゃく)が、自身の野望遂行のに邪魔な存在である五条を封印するため、特級呪霊の徒党と組んで起こした呪術テロである。「五条悟を連れて来い」という首謀者側からの要求を飲み、また呪術界の被害を最小限に抑えつつ事態を平定するために、呪術界上層部は五条を単独で渋谷駅中枢に向かわせた。五条は特級呪霊・花御(はなみ)を祓い、渋谷駅構内に放たれた改造人間(特級呪霊・真人の術式「無為転変」で無理やり体を異形に変えられた人間)約1,000体を鏖殺。その直後、疲労の色を浮かべる五条はわずかな隙をつかれて、特級呪物「獄門彊(ごくもんきょう)」に封印されてしまうのだった。

最強の呪術師である五条がいなくなれば、呪術界のパワーバランスが壊れる。封印された五条を救うべく、多くの呪術師達が渋谷駅の中枢へと向かう。灰原と同級生だった七海もその一人だった。灰原が死に、呪術高専卒業後は、呪術師というものに失望、絶望して、一度はその道を捨てた七海。しかし自身がやり甲斐や生き甲斐、人に必要とされることを望んでいたことに気づき、再び呪術師の道を歩み始めたのだ。そしてこの日渋谷事変の事態収束のためにやってきていた七海は一級呪術師にまで上り詰めていた。

七海は御三家の一つ、禪院家の当主・禪院直毘人(ぜんいん なおびと)、そして呪術高専東京校2年生の禪院真希(ぜんいん まき)と共に五条奪還を目指す。しかし道中特級呪霊・陀艮(だごん)と会敵。陀艮の領域にて死闘を繰り広げ無事脱出できたものの、左目を失う重症を負った。そしてその直後、今度は特級呪霊・漏瑚(じょうご)に遭遇し、その上半身を焼かれて一度は倒れる。

立ち上がった七海は一人渋谷駅を彷徨っていた。朦朧とした意識の中でも足は五条がいるであろう地下5階を目指す。道すがら自分はもう充分役割を果たしたと自身を褒め、もう膝を折ってもいいだろうという気持ちに陥るが、本能なのか、武器である鉈を振り改造人間を倒し続けた。その前後不覚の状態で現れたのは真人。真人は掌で触れた相手の魂の形を変え異形へと変形させる術式「無為転変」を使う。七海はその真人の掌を胸に押し当てられて死を覚悟した。

死の間際、七海は心の中で「灰原。私は結局何をしたっかんだろうな」と今は亡き友に語りかける。「逃げて、逃げたくせにやり甲斐なんて曖昧な理由で戻ってきて。」と七海が顔を上げると、そこには灰原が立っていた。灰原はそっと左腕を上げて一点を指差す。その方向に現れたのは、主人公の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)だった。

虎杖は五条に頼まれて七海が面倒を見てやった呪術高専1年生。呪いの王・両面宿儺(りょうめんすくな)という化け物をその内に宿す虎杖を、七海も最初は呪術師として認めていなかった。しかし虎杖の成長、心意気、善性を目の当たりにし、やがて七海は虎杖を呪術師として認める。そんな虎杖に言葉を遺せと言うように灰原は虎杖を指差すのだった。「駄目だ、灰原。それは違う。言ってはいけない。それは彼にとって ” 呪い " となる。」と七海は戸惑う。しかし最期に「虎杖君。後は頼みます。」と言い残した後、上半身をふっとばされて死亡した。

何故七海の死に際に灰原が登場したのか、詳しい説明はされていない。しかし灰原が七海にとってとても大切な友人であったことだけは読み取れる。以降、灰原も七海も『呪術廻戦』本編には登場していない。

灰原雄の関連人物・キャラクター

七海建人(ななみ けんと)

過去編に登場した呪術高専1年生の時に七海建人。

1級呪術師。享年28歳。五条悟らの1つ下の後輩。五条によって主人公・虎杖悠仁に引き合わされ、その際は「脱サラ呪術師」と紹介されている。その後虎杖によって「ナナミン」というあだ名を付けられた。

灰原雄の同級生であり、共に過去編に登場した。クールな性格は学生時代から顕在で、灰原とは真逆の性格といえる。しかし同学年は灰原と七海の二人だけだったこともありわりと仲は良かった。
呪術高専2年生時に灰原と一緒に任務に赴いたが呪霊等級の見積もりに誤りがあったため、実力以上の呪霊と対峙することになり灰原を亡くした。その死を目の当たりにし、また自分達が為す術なく撤退を余儀なくされた任務を五条が一人で引き継いだことで自分の実力不足突きつけられたりし、呪術師という職業や呪術界そのものに絶望する。呪術高専卒業後は逃げるように一般企業に就職した。
しかしとあるきっかけで自分が人生にやり甲斐や生き甲斐、人に必要とされることを望んでいることを自覚し、再び呪術界に舞い戻る。以後研鑽を積み、1級呪術師に上り詰めた。

渋谷事変で封印された五条の解放に向けて動く中、御三家の一つ禪院家の当主・禪院直毘人と呪術高専2年生の禪院真希と共に渋谷駅の地下5階を目指す。その途中で遭遇した特級呪霊・陀艮との戦いで左目を失う重症を負う。さらにその戦闘後、満身創痍の状態で特級呪霊・漏瑚と会敵。漏瑚に上半身を焼かれ、さらに傷を負った。その後意識が朦朧とする中で呪霊を祓い続けながら渋谷駅地下街を徘徊。因縁ある特級呪霊・真人の一触必殺の術式「無為転変」をその身に受ける。発動までのわずかな時間の中、意識下で灰原と再会し、彼の指差す方向に現れた虎杖に「後は頼みます」と願いのような呪いのような最期の言葉を残し死亡した。

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呪術廻戦の御三家・加茂家まとめ

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加茂家(かもけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。平安時代に華々しく活躍した”陰陽師”と呼ばれる呪術師を祖先に持ち、伝統と格式、血統と名を重んじる家柄である。呪力で強化した血液を操る相伝の術式「赤血操術」を代々受け継いできた。 『呪術廻戦』本編では次期当主として呪術高専京都校3年生・加茂憲紀が登場している他、歴史上最悪の術師として悪名高い、加茂憲倫が登場している。

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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。

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呪術廻戦の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

呪術廻戦の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『呪術廻戦』とは、日本の漫画家・芥見下々によるダークファンタジー・バトル漫画である。集英社の『週刊少年ジャンプ』にて2018年に連載を開始。連載初期から人気を博し、『週刊少年ジャンプ』の看板作品へと成長した。作中では主人公の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)を始め、個性豊かなキャラクターが多く登場する。しかし作品が”呪い”というディープなテーマに沿ったバトル中心の作品であるためか、恋愛要素はほぼない。そんな中、読者達の間で恋愛関係にあるのではと囁かれているキャラクター達も多くいる。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の終盤で繰り広げられた、それぞれの時代で“最強”と呼ばれた者たちによる頂上決戦である。 仲間たちの奮闘で封印から解放された“現代最強の術師”五条は、“史上最強の呪霊”両面宿儺が自身の教え子である伏黒恵の体を乗っ取って完全復活を遂げたことを知る。五条は伏黒を救うため、宿儺はかつてのごとく思うまま暴威と殺戮に酔い痴れるため、両者は呪術の奥義を尽くして激突する。

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呪術廻戦の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話まとめ

呪術廻戦の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話まとめ

『呪術廻戦』は集英社の『週刊少年ジャンプ』の人気漫画であり、漫画家・芥見下々が描くダークファンタジーバトル漫画だ。MAPPAによりTVアニメ化され、劇場版も公開される。 呪霊という人の負の感情から生まれた化け物と、それを祓う力を持つ呪術師とのバトルがメインの漫画であるが、ストーリーの各所に伏線が見え隠れする。ファンの間ではこれに関する考察が盛り上がりを見せている。また単行本の空きページや『呪術廻戦 公式ファンブック』では作者の芥見下々が裏話やトリビア、小ネタ、エピソードや逸話などを語っている。

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呪術廻戦の衝撃的な死を遂げたキャラクターまとめ

呪術廻戦の衝撃的な死を遂げたキャラクターまとめ

人を呪う術と、それを用いて戦い人々を描いた『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)には、「人を呪わば穴2つ」という言葉を体現したかのごとく衝撃的な死を遂げるキャラクターが多数登場する。 呪霊に騙され、弄ばれるようにして殺害された吉野順平。主人公虎杖悠仁に後を託し、その目の前で散った七海建人。生きる希望を手に入れた直後に射殺された天内理子。最強最悪の呪霊両面宿儺に挑んで敗死した漏瑚。ここでは、『呪術廻戦』において衝撃的な死を遂げたキャラクターを紹介する。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 伏黒甚爾(禪院甚爾)」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公の師である五条の学生時代が舞台となる『懐玉・玉折編』のメインエピソードである。 高校生にして最強クラスの呪術師である五条は、星漿体と呼ばれる特殊な定めを背負った少女天内理子の護衛を命じられる。一方、呪術師殺しとして名を馳せる甚爾は理子の暗殺を依頼され、その護衛である五条を排除するべく十全に策を練っていく。消耗した五条に、準備万端整えた甚爾が襲い掛かる。

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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「両面宿儺 vs. 八握剣異戒神将魔虚羅」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、歴代の術師の誰もが調伏に失敗した最強の式神魔虚羅が、すさまじい力をぶつけ合う壮絶な内容となった。 渋谷事変と呼ばれる人と呪霊の抗争の中、“最強最悪の呪霊”たる両面宿儺は一時の自由を得る。この時、人間の術師である伏黒恵は追い詰められた末に魔虚羅を召喚。魔虚羅の暴走による相打ちを狙うも、ここに宿儺が駆け付ける。

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呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「両面宿儺 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「両面宿儺 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公虎杖悠仁の内に潜む“最強最悪の呪霊”両面宿儺と、虎杖の師を封じた自然呪霊一味の中心人物である漏瑚の対決で、いわゆる「敵 vs. 敵」の構図となった。 漏瑚たちによる五条の封印と、その奪還を目指す術師たちの抗争である「渋谷事変」の最中、“最強最悪の呪霊”宿儺が覚醒。宿儺が漏瑚に「一撃入れられれば仲間になる」と提案し、漏瑚がこれを受け入れたことで、両者は華々しく激突する。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁 vs. 脹相」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁 vs. 脹相」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、両者の一進一退の激しい攻防と予想だにしない結末で話題となった。 恩師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った虎杖は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界内部に突入。脹相はその虎杖を“弟たちの仇”と付け狙い、仲間とはぐれた彼を襲撃。互いに技と力を尽くした末に、脹相は自分と虎杖の縁に気付いて混乱する。

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呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「伏黒恵・禪院真希・七海建人・禪院直毘人 vs. 陀艮・漏瑚 vs. 伏黒甚爾」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の大きな山場である渋谷事変で描かれたもので、目まぐるしく優劣が引っ繰り返る展開と乱入に次ぐ乱入で手に汗握る内容となった。 師でもある“最強の術師”五条悟が封印されたことを知った伏黒は、彼を救うため仲間たちと共に呪霊が待ち構える渋谷の結界に突入。強大な呪霊である陀艮に苦戦する真希たちを援護するも、予想外の新手が現れる。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 漏瑚・花御・真人・脹相・羂索」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。最強の名をほしいままにする男に、これまで主人公を苦しめてきた強敵たちが団結して挑むというもので、物語中盤の山場である渋谷事変の大きなきっかけとなった。 渋谷駅一帯が結界に覆われ、内部の一般人が脱出できない状況となる。相手側の要求もあり、“最強の術師”五条がこの状況を打破すべく出撃するが、犯人の自然呪霊たちは彼を封じる必勝の策を用意していた。

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呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、日本の漫画家・芥見下々の描くダークファンタジーバトル漫画。2018年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。”呪い”というネガティブでディープなテーマを持ちながら、王道である熱いバトルや個性豊かなキャラクターなどが支持を得て人気を集めている。緻密に練り上げられたストーリーには伏線や謎が散りばめられており、作中で既に回収された伏線もあるが、未だ謎として残っているものも多々ある。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・釘崎野薔薇・東堂葵 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語中盤の山場である「渋谷事変」を彩る、最後にして壮絶な対決となった。 “最強の術師”五条悟の封印を巡り、渋谷駅一帯は人間の術師と呪霊たちの戦場と化していた。呪霊の真人は、挑発を兼ねて虎杖の目の前で彼の尊敬する術師を殺害。さらに仲間を惨殺されたことで、虎杖はついに心折れるも、彼を救うべくさらなる増援が到着する。虎杖と真人の因縁に、決着の時が近づいていた。

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呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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