キングダム第2シリーズのあらすじ・ストーリーまとめ【KINGDOMネタバレ解説】

『キングダム』のアニメ第2シリーズでは主人公の信と同じく若い将が武勲を上げており、次代の大将軍を目指して躍動する。中でも信と同じ時期に臨時千人将に任命された蒙恬、王賁の2人とはライバル関係になり、信は競うようにして武功を重ねていく。

始皇5年、秦国は魏国の地・山陽一帯を領土とすべく、大軍を興して魏国へ侵攻させる。信たちは、秦国総大将・蒙驁(もうごう)率いる本軍に組み込まれ、気合い十分で行進する。
一方王宮では、後宮の権を握る実力者たちが政(せい)の元へと来訪し、これで助力を得られると、大臣たちは大いに盛り上がる。しかし、ある夜、宮女・向(こう)は政の敵であるはずの呂不韋(りょふい)と仲むつまじく歩く太后の姿を目撃してしまう。

出典: riksblog.fool.jp

遣いが来た!
政自ら後宮へ乗り込み、母である太后の助力を乞うたのですが音沙汰なし。
不安にかられる政陣営でしたが、遂に後宮から使いがやって来たと。
遂に後宮が動いた、これで呂不韋に対抗出来る!

やはりというか、これは太后のポーズ。
裏では何と後宮で呂不韋と密会。
後宮に大王以外の男が出入りするのはご法度だけに相当深い仲な様で。
そしてこれを偶然目撃したのが最近政の伽…というより話し相手を務めていた女官・向であると。

昔の太后は清楚で美しい女性であったと。
彼女は呂不韋と恋に落ち、いずれ結婚できるものと疑っていなかった。
…しかし彼女は呂不韋によって先王の元へ連れて行かれて寵姫に。
お前はこれからこの方を愛するのだ。
出世の道具に使われたことで、彼女は変わってしまった。

出典: riksblog.fool.jp

一部始終を見ていた向。
気配を怪しんだ配下がドア越しにブスリ。
悲鳴を上げずに剣の血を拭って誤魔化す向。
国家の大事を知ってしまった向は無事戻れるのか。

第11話 「揃い踏み」

王宮内の勢力争いにおいて、政(せい)に協力したかと思われた太后だったが、実は政の宿敵・呂不韋(りょふい)と裏でつながっていた。二人の密会の現場を目撃してしまった宮女・向(こう)は、気配に気づいた宦官の手により深手を負ってしまう。
そのころ、戦場では、魏国に侵攻中の秦国軍の中にいる信、王賁(おうほん)、蒙恬(もうてん)の若き将が、それぞれ大きな武功を目指し、ついに最初の城・高狼(こうろう)へと到着する。

出典: riksblog.fool.jp

王賁と違ってフレンドリー。
でも握手した手には力が篭っていた。
着の身着のままの飛信隊もアレですが、戦場で鎧も付けずにマイペースな男。
彼こそ特殊三百人隊・楽華隊の隊長・蒙恬。

出典: riksblog.fool.jp

即死こそ免れたものの向は重態。
女官付きの医者ではもう手の施しようがないと。
ここで親友の陽が大胆な手に出る。
本来の伽の相手を縛り上げ、政の前に登場し窮状を訴えると。

そして向から太后と呂不韋の情報がもたらされる。
母は昔から変わっていない。
衝撃は受けたが、あまり動揺はしていない。

出典: riksblog.fool.jp

一方で信は魏国との戦争真っ最中。
眠れない羌瘣が物音に気づいていってみると、月夜に水浴びをする信が居た。
今度不意打ちしたら、切り落とすぞ!
これって不意打ちになるのか、あと切り落とすって何を?

第12話 「高狼城攻略」

宮女・向(こう)の命がけの証言により呂不韋(りょふい)と太后の不義を知った政(せい)陣営は、一気に敵陣営を打ち砕くべくその事実を触れ回る。その効果は即座に現れ、呂不韋陣営を大きく揺るがすこととなる。一方、高狼(こうろう)城を攻める秦国軍は、敵の巧みな防御術の前に苦戦を強いられていた。戦局は動かず、徐々に士気が下がっていく。強固な城壁を前に飛信隊も手が出せずにいた。そんな中、玉鳳隊が単独前へと出る。

超兵器「井蘭車」登場。
高狼城は尋常じゃない城壁の高さに加え、隠しておいた弓隊からの一斉射撃でまさに無敵状態。
城下に居る飛信隊は弓の攻撃こそ食らわないものの、よじ登ろうとすれば熱湯の餌食となる。

動いたのは王賁が先だった。
井蘭車で一気に接近して突破口を開いたのだった。

一方秦国内では呂不韋と太后の不義の噂でもちきり。
正面切って訴えても証人が向ひとりじゃ呂不韋は引きずり降ろせない。
そこで流言として活用する手に出たと。
こちら効果が絶大な反面、正面切って呂不韋や後宮と対立することになった。

第13話 「俺の戦り方」

井闌車(せいらんしゃ)を用い、高狼城の城壁の上へと攻め込んだ王賁(おうほん)。その勢いのまま玉鳳(ぎょくほう)隊は城門を奪うが、城内へと攻め込んだのは蒙恬(もうてん)の楽華(がくか)隊だった。そして電光石火の早業で秦国軍は城を陥落させる。ところが、その奪い取った城では秦国軍兵士による魏国の民への暴力行為が行われ始めていた。あまりに悲惨な状況に信(しん)は激高し、相手が秦兵にも関わらず剣を向ける。

この戦いは結局は侵略、これが現実。
戦いの経緯もさることながら、その後に信は思い知らされることになる。
敵の城を落とした後に待っていたのは…味方による略奪や暴行。
略奪禁止なんて誰も守ってねえ、と確信犯的に蛮行を働く味方。

蒙恬にしろ王賁にしろ苦々しく思っても止めようとはしない。
略奪者を斬れば罰せられる、というジレンマ。
君の大将軍への思いはその程度だったのか。
蒙恬の一言が信を激しく揺さぶる。
流石に自重するだろう…と思ったら斬った!!

やったことは立派でも味方殺しは重罪。
信の大将軍の夢ここで潰えるか。
そう思ったら一日の投獄で済んでしまった。
反対に略奪者達には正規の軍法会議が課せられてしまう。

第14話 「その男、廉頗」

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カイネ(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

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カイネは『キングダム』に登場する、趙国軍総司令・李牧(りぼく)の側近の女剣士である。騎馬術や剣術を得意とし、李牧の護衛も務めている。李牧には全幅の信頼を寄せ尊敬している。秦国との戦の時に、飛信隊軍師・河了貂(かりょうてん)が戦場を見学している際に、カイネと偶然出会い親しくなった。その後、河了貂とは敵同士として闘う事もあったが、以後も気にかけており、たびたび仲間に引き入れようと誘う。カイネと同じく李牧の配下である傳抵(ふてい)に将来の嫁と呼ばれている。

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蒙毅(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙毅(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙毅(もうき)は『キングダム』に登場する秦国の若き軍師である。祖父は秦国大将軍である蒙豪、父は中華最強を自負する秦国将軍の蒙武、兄は物語の主人公・信と共に切磋琢磨して己の実力で将軍となった蒙恬というエリート軍人一家の出身。突出した武の力を誇るもそれに任せた戦法を取ることが多い蒙武を、知略の面で支えたいと考えて軍師を目指し、秦国軍総司令・昌平君の軍師学校の門を叩く。信と生活を共にする少女・河了貂とは軍師学校の同期で、特別軍師認可を受けている彼女と軍略囲碁でまともに戦えるのは蒙毅だけである。

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