【進撃の巨人】エレン「審議所で俺を救う?」ゲスミン「ああ、ただし報酬は」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。巨人化能力が判明したことで審議にかけられることになったエレン。ゲスなアルミンことゲスミンは、エレンを助けると言って高額な報酬を要求してきます。

エレン「審議所で俺を救う?」ゲスミン「ああ、ただし報酬は」

出典: prcm.jp

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:13:46 ID:xIJoJ5mk

ゲスミン「五千万だ!!!」

エレン「」

ミカサ「」

ゲスミン「どうした、聞こえなかったのかい? このゲスミン・古美門がたっっっっっっったの五千万で受けようと言っているんだよ?」

ミカサ「なんか、とてもおかしい価格な気がする」

ゲスミン「何がおかしいと言うんだい!? あの汚い憲兵どもから命を救うんだよ!? 親友だからこそのお手頃価格!」

ミカサ「そんなはずない! だいたい親友に対してふっかけるような額じゃない!」

ゲスミン「いやいやいや! そんなことはないよぉ? いつもの僕なら二億程度なら平気で要求しているところだ。それが古くからの親友のよしみで破格の五千万まで落とした。これを良心的な値段と言わずになんて言うんだい?」

エレン「確かにな」

ミカサ「エレン!?」

2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:18:21 ID:xIJoJ5mk

エレン「命を救ってもらうってのに、こんなところで渋っててもしょうがない。死んだら何もかもおしまいなんだ」

ゲスミン「はっはっはっ、まさにその通りだよエレン・イェーガー! 僕はただ純粋に親友である君を救いたいだけなんだ。ただほんのちょぉぉぉっとだけ対価をもらわないと示しがつかないからねぇ」

ミカサ「そもそもエレンは五千万なんていう大金は持ち合わせていない。それぐらいあなたも知っているはず」

ゲスミン「ふっふっふーん、甘いねぇミカサ! シガンシナ時代、僕は君達の家に訪れた時しっかり調べておいたのさ」

ゲスミン「エレン、君のお父さんは医者というだけあってずいぶんお金を貯めこんでいたねぇ。地下室になんと一億分の鋼貨が!!」

エレン「どうやって地下室入ったのお前」

ゲスミン「なんか鋼貨以外にも世界をひっくり返すような衝撃的な何かがあった気がしたが、お金になりそうにないからなんだったか忘れたよ」

ミカサ「それは思い出してくれなきゃ人類が困る」

3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:22:48 ID:xIJoJ5mk

ゲスミン「とぉぉぉぉにぃぃぃぃかぁぁぁぁくぅぅぅぅ!!! 君の家には一億ぶんの財産があるというわけだ! いずれウォール・マリアを奪還したらその半分を報酬としていただくとしよう」

エレン「で、でも……」

ゲスミン「エレン……君はまさか忘れてしまったのかい?」

ゲスミン「僕らは必ず、故郷を取り戻すと誓っただろう?」キラキラキラ

エレン「!! そ、そうだ! ゲスミンの言うとおりだ」

ミカサ「あの、エレン」

エレン「俺は必ず巨人どもを駆逐し、ウォール・マリアを奪還する!」

ミカサ「それは分かるんだけど、エレン」

エレン「そして俺は父さんの地下室へ行って」

ミカサ「エレン、あの……エレぇン?」

エレン「ゲスミンに五千万を支払うんだ!!!!」

ミカサ「そうじゃないでしょエレン!?」

4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:27:46 ID:xIJoJ5mk

ゲスミン「ふはははははは!! 契約成立だ、エレン!! 後はこの僕に任せたまえ!!!」

ゲスミン「相手は小汚い脇役面した憲兵団師団長様だ!! あんな小物など、この僕がちぎっては投げちぎっては投げ最後には審議所の片隅に掃き捨てられるチリの塊にしてくれるわ!!」シャラァァァン

ミカサ「その七三分けを指でなぞる癖やめて。イラッとくる」

ゲスミン「君にこの僕の七三の美しさが理解できないだけだよ! 恥を知れ!」ビシッ!m9

ミカサ「その人を指差す癖もほんとやめて」

ゲスミン「では明日の兵法会議を楽しみにしてくれ! それじゃあ僕はこれで失礼するよ!」スタスタスタ

バタン

ミカサ「…………エレン、どうしてあんな男に頼んでしまったの」

エレン「何言ってんだ、ゲスミンの頭の良さはお前だって知ってるだろ? それに何より、あいつは俺の親友だ。お前だって同じ幼馴染みだろ」

ミカサ「確かにゲスミンとはシガンシナ時代からの幼馴染み……」

ミカサ「でも私は昔からあの男がまったく好きになれない! あれは金の亡者! エレンもいい加減縁を切るべき!」

エレン「俺の親友を悪く言うのは許さねぇぞミカサ! 確かにちょっとゲスいところはあるけど、なんだかんだで良い奴なんだよ、ゲスミンは!」

5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:32:02 ID:xIJoJ5mk

ミカサ「なら聞こう、ゲスミンのどこが”良い奴”なの?」

エレン「…………」

ミカサ「…………」

エレン「あ、頭がいいだろ? いつも着てるスーツが格好良いだろ? 顔も可愛いだろ?」

ミカサ「その顔もあの七三分けでだいぶ損してる気がする。というかそもそも私はどこが”良い奴”なのかを聞いたのだけど」

エレン「こ、こうして俺を助けようとしてくれている」

ミカサ「法外とも言える大金を要求してだけど」

エレン「…………」

ミカサ「…………」

エレン「明日の審議所、俺頑張るよ」

ミカサ「うん」

6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:37:34 ID:xIJoJ5mk

~翌日・審議所~

ザックレー「えぇ、それでは兵法会議を始める。本件はエレン・イェーガーの生死についてを――」

エレン(い、いよいよ始まった。なんか身動き取れないように縛られたけど、大丈夫だ。ゲスミンがすぐに助けてくれるはず)

ザックレー「では憲兵団より案を聞かせてくれ」

ナイル「我々はエレンの人体を徹底的に調べあげた後、速やかに処分すべきと考えております」

ナイル「彼の存在を肯定することの実害の大きさを考慮した結果、この結論に至りました。中央で実権を握る有力者達は――」

エレン(くそっ、やっぱり憲兵団は俺を殺すつもりなのか……まさに俺の全てが……いや、人類の全てがかかっている会議かもしれない)

ザックレー「ふむ……では次は調査兵団の案を伺おう」

エルヴィン「はい、調査兵団13代団長エルヴィン・スミスより提案させていただきます。我々調査兵団はエレンをm ゲスミン「エレンの無実を主張いたします!!!!!!」

エレン「」

ミカサ「」

エルヴィン「」

ザックレー「」

その他もろもろ「」

7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:41:28 ID:xIJoJ5mk

ザックレー「あー……すまない、君は確かゲスミン……古美門?と言ったかな。エレン・イェーガーの弁護人として出席していると聞いたが、君は、え?なに?エレンの無実?を主張する?え?」

ゲスミン「ええ、その通りですよザックレー総統。この私ゲスミン・古美門はエレン・イェーガーが巨人であるという濡れ衣をこの場で晴らしたいのです!!」

エルヴィン「あの、ゲスミン君、すまないがちょっと黙っててほs」

バン!

ナイル「何を言っているんだ七三小僧!!! エレンが巨人に変身できることは今更過ぎる事実だ! それを否定することなどできるはずがない!!」

レディースエーンジェントルメーンオブザジュリィィィ!

ナイル「!?」

アイリストゥマイケース!!

リーゴハイ!!!!!

エレン(え、何このBGM)

8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:47:41 ID:xIJoJ5mk

パッパラ パッパラ パッパラ

ゲスミン「いいいいですかぁぁぁ? まずあなた達が最初に彼を巨人だと思い込んだ時のことを思い出してください」

ゲスミン「例の巨人は多くの他の巨人を倒した後、力尽きた。すると蒸発する巨人のうなじからエレン・イェーガーが姿を現した」

ナイル「そうだ! それを大勢の者が見たんだ!! 間違いなど無い!!!」

ゲスミン「ほ・ん・と・う・に……そう断言できるんですかねぇ?」

ナイル「はぁ?」

ゲスミン「あんた達はどこからその状況を見た? それはそれは遠く離れた安全地帯からだ! あの距離では望遠鏡を使っても、人間の男がうなじから出たぐらいしか把握できやしない!!」

ナイル「バカバカしい! 近くで見た者だっているではないか!」

ゲスミン「ほう、それは?」

ナイル「しらばっくれるな、名前はあがっている。ライナー・ブラウン、ベルトルト・フーバー、アニ・レオンハート、ジャン・キルシュタイン、ミカサ・アッカーマン……そしてお前だゲスミン・古美門!!」

エレン(前から思ってたけど、あいつの名前ちょっとおかしいな)

9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:52:54 ID:xIJoJ5mk

ゲスミン「…………」

ナイル「どうだ、ぐうの音も出まい! なにせ皮肉なことに、お前自身が親友が巨人であることを証明しているのだからな!!」

ゲスミン「あ、失礼。ちょっと欠伸を我慢していたもので」

ナイル「あぁ!?」イラッ

ゲスミン「つかぬ事をお尋ねしますが……今あげた名前の中で、誰がそれを証言してくれるのですか?」

ナイル「何を言っている、まずお前自身が――」

ゲスミン「え? 私? 私は知りませんよそんなこと?」

ナイル「は?」

ゲスミン「ねぇミカサぁ、君も見てないよね? エレンがうなじから出てくるところなんて」

ミカサ「私見てない、エレンが巨人だなんて知らない全然知らなーい(棒)」バンザーイ

ナイル「おい」

10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 00:57:42 ID:xIJoJ5mk

ゲスミン「いやぁぁぁ残念です! どうやら僕も彼女もそんな事実は覚えがないようですね!!」

ナイル「いやおかしいだろ、何平然と言ってるんだ。て言うかそっちの女、完全に棒だったろ」

ミカサ「私、口下手なんで」

ナイル「あれはそういうのじゃない気がする」

エレン(え、まさかそれで通す気なのお前ら?)

ナイル「エルヴィン、お前もそろそろ何か言ったらどうだ。いくらなんでも無理があるぞ」

エルヴィン「…………」

ナイル「エルヴィン?」

ゲスミン「ゲフンゲフン」

エルヴィン「あ、私も……彼が巨人じゃないような気がしてきたかな」

ナイル「アレッ!?」

11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 01:03:49 ID:xIJoJ5mk

「おいおいマジかよ」
「調査兵団、凄い無茶してきたぞ」
「いくらなんでもそれはないだろ……」
「血迷ったかエルヴィン団長!?」

ナイル「ふ、ふざけている……ふざけている! ザックレー総統! こんな会議は茶番にほかならない!!」

ザックレー「気持ちはわかるけど、とりあえず聞いてみないと」

ナイル「えー……まぁ総統がそう言うなら…………」

エレン(もう少し粘れよお前も)

ゲスミン「間近で現場を目撃した私とミカサはどちらもあなた方の主張するような事実は目撃していない。もう議論することなど何もない!!」ビシッ!m9

ナイル「いやだいぶあるわ。とりあえず他にも目撃者が四人もいる。あとこっち指差すな」

ザックレー「ふむ、ではその四人にこの場で証言してもらったほうがいいだろうか」

ナイル「お願いします。こんな茶番、さっさと終わらせてしまいましょう」

ゲスミン「」ニヤリ

12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 01:09:12 ID:xIJoJ5mk

~しばらく後~

ナイル「…………で」

ライナー「…………」

ナイル「なんで来たのがこいつだけなの?」

ゲスミン「仕方ないでしょう、今すぐ目撃者全員召集するには当然時間が必要です。ライナーはたまたまこの審議所に来ていたのです」

ライナー「はい、たまたま会議を見に来ていました」

ナイル「まぁいい……ではライナー・ブラウン、君に聞こう。君は確かに巨人のうなじから――」

ライナー「ォォォォ俺は巨ォ人じゃァねエエエエエエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァラララララララララララ!!!!!!!!」バン!!!

ナイル「!?」

ゲスミン「すみません、彼は巨人の事になるとなぜかちょっと情緒不安定になるので」

ザックレー「なにそれ怖い」

エルヴィン「ヤバいな」

エレン(超大型が現れる数時間前にも、なぜか発狂してベルトルトに怪我させてたな)

13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 01:13:13 ID:xIJoJ5mk

ナイル「お願いだから質問をさせてくれ。別に君を巨人だと言っているわけじゃないんだ」

ライナー「本当ですか」

ナイル「本当だとも」

ライナー「俺を人間として認めてくれるんですか?」

ナイル「君いじめられてるの?」

ゲスミン「いじめなど我々訓練兵団には存在しません! アンケートを取っても全員ものの見事に否定しました!!」

ナイル「黙殺してる感が半端無いんだが」

エレン(いじめはないけど、たまに周りをドン引きさせるからなライナー。ベルトルト早く来てくれ)

ナイル「改めて聞くぞ。君は確かに巨人のうなじからエレンが出てくるのを目撃したね?」

ライナー「…………」

14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 01:17:13 ID:xIJoJ5mk

ナイル「……ライナーくん、まさか君は仲間のためとはいえこの審議所で嘘をつくのか?」

ライナー「それは……」

ナイル「君はそれでも……兵士なのか?」

ライナー「!!」

エレン(なんだ? ライナーが”兵士”という言葉に反応を示したぞ?)

ライナー「そうだ……俺は兵士としてあるまじき行為をするところだった」

ゲスミン「えっ、ちょっとライナー」

ライナー「答えます、俺は確かにあの時、あの場所で、巨人のうなじからエレンが――」

バタン!

ベルトルト「ライナああああああああああああああああああああああああ!!!!」

15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 01:20:24 ID:xIJoJ5mk

エレン(うおっ、保護者が来た)

ベルトルト「ライナー!! 君はなんだ? 兵士だと? 違う、君は戦士だろ!!」

ライナー「!?」

ベルトルト「僕達の使命を思い出せ! どう答えるのがベストか……ちょっと考えれば分かるはずだ!!」

ライナー「そ、そうだ、そうだとも!!」

ナイル「なんだ、どうしたんだ」

ライナー「俺は巨人のエレンなんて知りません!」キッパリ

ナイル「ええええええええええええええ」

16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 01:26:46 ID:xIJoJ5mk

ナイル「待て、絶対嘘ついたろ今。バレバレだぞ」

ライナー「そんなことはありません、俺は兵士ですから」キリッ

ナイル「今のやりとり見てたら説得力ねぇよ! おいそこのデクの棒! 何を吹き込んだ!!」

ベルトルト「ぼ、僕は彼に喝を入れただけです。本当です」

ベルトルト「あ、それと、僕もエレンが巨人だなんて知りませんから。全然見てませんから」

ゲスミン「あーっはっはっはっ!! さすがはライナーの保護者様だ!!」ケラケラケラ

ナイル「くっ、ろくでもない真似を!!」

エレン(本当にろくでもないな)

17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 01:29:58 ID:xIJoJ5mk

ナイル「だがまだ二人いる……例えばアニ・レオンハートなら」

ベルトルト「あ、彼女なら来ませんよ」

ナイル「え?」

ベルトルト「『あの男の顔を見たくない』って言って部屋にこもりました。ここに来ることはありません」

ナイル「あの男って誰だよ……」

ライナー「おい、まさか俺じゃないだろうな!?」

ベルトルト「十中八九君だよ」

ライナー「」

エレン(あぁ、やっぱアニに嫌われてるのかライナー)

ゲスミン「…………」

21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 20:40:45 ID:xIJoJ5mk

ザックレー「あー……うん、元気だしてね」

ライナー「はい……」

ベルトルト「一応、アニもエレンのことは知らないと証言してくれました。召集しに来た兵士さんがそれを保証してくれます」

ナイル「くそっ、どいつもこいつも見え見えな嘘をつきやがって。なら最後はジャン・キルシュタインだ! 奴はまだ来ないのか!?」

レディースエーンジェントルメーンオブザジュリィィィ!

ナイル「!?」

アイリストゥマイケース!!

エレン(だから誰が歌ってんだよこのBGM)

ライナー「リーゴハイ!!!!!」

エレン「お前かよ」

22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 20:44:39 ID:xIJoJ5mk

ゲスミン「ジャンを待つ必要性などありません! なぜなら私をはじめ、あなた方が目撃した巨人の正体は…………彼なんですから」

ナイル「はぁ!?」

ライナー「パッパラ パッパラ パッパラ」

ゲスミン「皆さんは遠くから目撃したから見分けがつかなかったでしょう……しかぁし!!」

ライナー「パッパラ パッパラ パッパラ」

ゲスミン「あのうなじから出てきたのはエレン・イェーガーではなく、ほかならぬジャン・キルシュタインだったのですッ!!!」

ライナー「パッパラ パッパラ パッパラ」

ナイル「とりあえずそいつ黙らせろ」

23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 20:49:28 ID:xIJoJ5mk

ベルトルト「いいかいライナー、君は戦士だ」

ライナー「ああ、俺は戦士だ」

ベルトルト「戦士はリーゴハイ!!!!!とか言わない」

ライナー「リーゴ」

ベルトルト「ライナー!!!」

ライナー「…………ハイ」

ザックレー「終わった?」

ライナー「ハイ」

エレン(そのハイは絶対終わってないだろ)

24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 20:55:25 ID:xIJoJ5mk

ナイル「とにかく……君の主張は支離滅裂だ。巨人の正体はジャン・キルシュタインだっただと? 嘘を嘘で塗り固めるのもいい加減にしろ!!」

ゲスミン「実に心外ですねぇ、私は嘘などミジンコの鼻クソほどもついてはおりません!!」

ナイル「貴様がそう証言しようと、他の連中はどうだろうな……おい、ミカサ・アッカーマン! お前はどうなんだ?」

ミカサ「…………」

ナイル「まさかだと思うが、家族を助けるためになんの罪もない仲間に濡れ衣を着せるつもりじゃないだろうな?」

ミカサ「私は……」

バタン!

ジャン「今来たぜ」

ジャン「ミカサが俺の助けを必要としているのなら」

ジャン「俺はたとえ地の果てまでも」

ジャン「お前を助けに駆けつける!!!」キリッ

ミカサ「巨人のうなじからジャンが出てくるのを見ました」

ジャン「」

25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 20:59:43 ID:xIJoJ5mk

ジャン「」

ジャン「」

ジャン「」

ベルトルト「……気を確かに、ジャン」

ジャン「」

ザックレー「すごいな、瞬殺じゃないか」

ジャン「」

ミカサ「……ジャン」

ジャン「パッパラ パッパラ パッパラ」

ナイル「おい、また一人発症したぞ」

26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 21:05:10 ID:xIJoJ5mk

~しばらく後~

ミカサ「ジャン、落ち着いた?」

ジャン「ああ、すまねぇ。みっともないとこ見せちまったな」

ミカサ「そんなことない。ありがとう、ジャン」

ジャン「い、いや良いって別に///」

ナイル「おい、そんなことはどうでもいい! このままじゃお前は巨人の濡れ衣を着せられるんだぞ!? いいのか、否定しなくても!?」

ジャン「うっ……それは…………」

ミカサ「巨人のジャン……とても格好良かった」

ジャン「巨人だった気がします」

ナイル「待て、今完全に誘導されただろ。なんかお前の目、焦点がおかしいぞ」

27 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 21:10:23 ID:xIJoJ5mk

ゲスミン「いいえ! 確かに彼は巨人です!! あの場にいた全員がそれを見ているのです!! だよねぇ、みんな?」ニヤニヤ

ミカサ「もちろん。巨人から出てきたジャンはやたらイケメンだった」

ジャン「断然巨人です」

ライナー「そうだな、確かにあれはジャンだったな」

ベルトルト「僕も同じです。あとアニもそう言ってました」

エルヴィン「決まりのようだな……」

ナイル「なんでだよッ!!」

ゲスミン「間近で見た人間が全員そう言っているのです。往生際が悪いですよナイル師団長」

ナイル「こんなのは茶番だ!! ザックレー総統、こんなのはもはや会議ではない!! 即刻終わらせるべきだ!!!」

ザックレー「もうちょっと頑張ろうよ」

ナイル「もうちょっと頑張ります」

エレン(お前は総統に対してもうちょっと頑張れよ)

28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 21:14:44 ID:xIJoJ5mk

ザックレー「まぁそういうわけでね、もう少し会議を続けようか」

エルヴィン「了解した」

ナイル「だがエルヴィン……お前は本当にこれでいいのか?」

エルヴィン「!」

ナイル「こんな方法で勝ち取ることが、本当に人類のためだと言うのか?」

エルヴィン「それは……」

ゲスミン「ゲフンゲフン」

エルヴィン「ジャン・キルシュタインが巨人で間違いないと思います」

ナイル「お前なんか弱み握られてるの?」

29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/01(金) 21:19:01 ID:xIJoJ5mk

ザックレー「ふむ、まさかこれで決定なのかね」

ナイル「そんなことはありません! 我々憲兵団は、駐屯兵団のキッツ・ヴェールマンを召集したいと思います!!」

エレン(……やっぱりな。俺が巨人化したのを駐屯兵団はしっかりと目撃している。憲兵団がそれを見落とすはずがない)

エレン(いくらゲスミンでも、これはピンチなんじゃ……)

ゲスミン「フンフンフーン♪」シュッシュッ

エレン(七三の手入れをしていらっしゃる)

32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:29:28 ID:iyZWjeOo

~しばらく後~

キッツ「はっ! 駐屯兵団隊長キッツ・ヴェールマン! ただ今参りまし――」

ゲスミン「おおおおおおおおおおおおおおう!! キッツくんじゃぁないかああああ!!!」

キッツ「ひっ」ビクッ

ゲスミン「いや~わざわざ審議所に来てくれるなんて! また会えて嬉しいよ子鹿くん!」

キッツ「」ブルブル

ザックレー「ええと、二人はどういうご関係なのかな?」

ゲスミン「なぁに、ちょっと以前彼の浮気現場を発見して……おっと危ない危ない! いやぁ、友達みたいなものですよ、僕と彼は!」ゲスミンスマイル

ザックレー「ほう、隊長とお友達とは実に凄い。言われてみれば、キッツくんも子鹿のような顔でリラックスしているように見える」

エレン(節穴なのこの人?)

33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:31:17 ID:iyZWjeOo

ナイル「えっと……とりあえず、当時のことを証言してくれるだろうか」

キッツ「ハハハハ、ハイィィィ↑↑↑」ビクビク

エレン(駄目だ、声が既に上ずっている)

キッツ「わ、私達駐屯兵団は壁上から目撃したのです、巨人のうなじから現れたエレン・イェーガーを!!」

ゲスミン「だがしかーし! あの距離ではエレンであるとは断言できないはず!!」

キッツ「そ、それは……」

ナイル「ひるむなぁ!!」

キッツ「ハイィィィ↑↑↑」

エレン(やばい、見ていてスゲー可哀想)

34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:33:15 ID:iyZWjeOo

キッツ「た、確かにあの距離ではエレン・イェーガーだと断定はできない……が、その後我々が彼を取り囲んだ時、目の前でエレン・イェーガーは巨人に変身してみせたのです!!」

エレン(あれは……榴弾から守るために仕方なく…………)

キッツ「私だけではない、大勢の人間が見たんだ! あれは見間違えのしようがない!!」

ナイル「では断言できるんだな? エレン・イェーガーが巨人であると」

キッツ「ええ、もちろんです! エレン・イェーガーの正体は――」

ゲスミン「あ~る~晴れた~昼下がり~♪」

キッツ「!?」

35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:35:14 ID:iyZWjeOo

ゲスミン「市場へ続~く道~♪」

エレン(え、なんだ、どうしたんだゲスミン)

ゲスミン「ドナドナド~ナ~ド~ナ~♪」

ゲスミン「”子鹿”を乗~せ~て~♪」

キッツ「」ビクゥ!!

ゲスミン「ドナドナド~ナ~ド~ナ~♪」

ゲスミン「荷馬車が揺~れ~る~♪」

ザックレー「はて、確か”子鹿”ではなく”子牛”だったような」

ゲスミン「いえ、彼女は子鹿を飼っているので」

ザックレー「彼女?」

キッツ「ま、待ってくれ! 妻には……妻にだけは!!」

ナイル「おい、いい加減にしろ! 早く証言を――」

キッツ「私が見たのは確かにジャン・キルシュタインだった!!!」

ナイル「」

36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:40:27 ID:iyZWjeOo

ザックレー「おや、驚いたね。証言がコロッと変わったようだが」

キッツ「今になって思い返すと、あれはエレン・イェーガーではなかったです、ええ!! あの悪人面は間違いなくジャン・キルシュタインです!!!」

エレン(俺、あんな馬面じゃねぇよ)

ナイル「話が違うじゃねぇか! なんでそうなるんだよ!! 他の駐屯兵はどう言っているんだ!?」

キッツ「私はあの場にいた駐屯兵団の代表です! 私がジャン・キルシュタインだと言ったらジャン・キルシュタインなんだ!! ええい、口答えは許さん!!!」

ナイル「なぜだ……」

ジャン「順調に俺の容疑が固められてる気がする」

ミカサ「素敵よジャン」

ジャン「おう」

37 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:43:07 ID:iyZWjeOo

ナイル「くっ……馬鹿な。多少距離があったとはいえ、少なくとも髪の色はぜんぜん違うはずだ。見間違えるはずがない!」

ゲスミン「そのことですが……実はジャン・キルシュタインはあの時カツラをかぶっていたのですよ。ほら、これがそのカツラです」ヒョイ

エルヴィン「」ガタッ

ザックレー「エルヴィン団長、座りなさい」

エルヴィン「」ガタン

ゲスミン「この黒髪のカツラがあれば、エレンと見間違えられても無理はありません。なにせ彼らは体型が近く、目つきも同じように凶悪……似たような悪人面です」

ゲスミン「実際、本編でもまんまと誰かさんは騙されてくれました」

ナイル「いったい何の話……おい、なぜこっちを見る、やめろ」

38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:45:42 ID:iyZWjeOo

ザックレー「ふむ、しかしそうなると、あの後巨人に変身してウォール・ローゼの穴を塞いだのはエレンではなく彼のほうだということになるね」

ゲスミン「そうなんです! なんと我らが人類の救世主はジャン・キルシュタインだったのです!!」

ジャン「!?」

エレン「えっ」

ゲスミン「そこで柱に括りつけられている男は何かの間違いで捕まってしまっただけに過ぎません! いわば彼は通りすがりの一般人だったのです!!」

エレン「ちょっと待って」

ゲスミン「さぁ、どうか無実の一般人エレン・イェーガーの解放を!」

エレン「ちょっと待ってええええええええええええ!!!」

39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:48:07 ID:iyZWjeOo

ゲスミン「どうしたエレン!? なんか榴弾撃たれる直前より追い詰められた顔してるぞ!!」

エレン「おかしいって! 俺の努力を否定する気か!! どんな思いで必死に岩運んだと思ってんだ!!」

ゲスミン「……ん?」

エレン「違うんですみなさん! ジャンは濡れ衣なんです! あの大岩を運び、見事人類を初勝利へと導いたのは……」

エレン「この俺、救・世・主・エレン・イェーガーなんです!!!」ドヤァ

ゲスミン「そんなキャラだっけ君」

40 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:50:06 ID:iyZWjeOo

ナイル「あ、あぁ、そのとおりだ! 君が巨人なんだよエレン・イェーガー!!」

エレン「はい、そうです! 俺が……俺こそが、巨人なんです……!!」

ゲスミン「自殺願望者なのかい、君」

ジャン「ふざけるなぁ!!」ガタッ

エレン「!」

ジャン「もうお前の時代は終わったんだよ! ……ザックレー総統、違うんです。巨人は……俺のほうなんです!」

エレン「おまっ、待てよ! 巨人は俺だっつってんだろ! この嘘つきホースが!!」

ジャン「俺は水なんて出さねぇよ!!」

エレン「馬のほうに決まってんだろバーカ! この低学歴!!」

ジャン「学歴俺と同じじゃねぇかお前!!!」

ゲスミン「」

ミカサ「」

41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:52:55 ID:iyZWjeOo

ミカサ「どうするの、ゲスミン。まさか審議所まで来ていつも通りの喧嘩に発展するとは思わなかった」

ゲスミン「僕もちょっと予想外だった」

エレン(くそっ、こうなったら思ってること全部言ってやる!)

エレン「大体あなた方は、巨人を見たことも無いクセに何がそんなに怖いんですか?」

ゲスミン「ちょっ」

エレン「力を持ってる人が戦わなくてどうするんですか。生きる為に戦うのが怖いって言うなら力を貸して下さいよ」

ゲスミン「待て、待つんだ」

エレン「この……腰抜け共め……」

ゲスミン「よすんだエレン!!」

エレン「いいから黙って全部俺に投資しrrrrrrrr」バキィッ!

ゲスミン「だから言ったのに」

ナイル「歯ぁ飛んだぞ」

42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:55:59 ID:iyZWjeOo

エレン(え、なに? 今俺蹴られたの?)

エレン「だ、誰だ……誰だよ俺を蹴ったのは!?」ヒリヒリ

ザックレー「誰だね、神聖な審議所で暴力を振るうのは?」

ザワザワザワザワ

エレン「おい、どこにいる!? 姿を現せ、この卑怯者!!」

\ 俺だ /

エレン「!?」

ミカサ「い、いったいどこに?」

エルヴィン「姿が見えないぞ」

\ (눈_눈) /

エレン「リヴァイ兵長!!」

43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:57:18 ID:iyZWjeOo

\ (눈_눈)ブラウザによっては文字化けするぜ /

44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 21:59:30 ID:iyZWjeOo

エルヴィン「いたのか、リヴァイ」

↓この辺に兵長
\ ああ、ずっとな /

ジャン「全然気が付かなかった……」

\ 悪かったな背が低くて /

ミカサ「リヴァイ兵長……どうしてエレンを蹴ったんですか」

\ あいつが好き放題言い放ったタイミングで蹴り飛ばす予定だったんだ /

\ でもちょっとフライングした /

エレン「せめて最後まで言わせて欲しかったです」

ナイル「というかお前だけ吹き出しの表現おかしくないか」

\ 俺より低いキャラは他にもいるのにこの仕打ち /

ゲスミン「キャラ付けの問題ですねぇ。この僕より背の低いオッサンというのはなんというか……ハハッ」

\ 笑うな /

45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:02:43 ID:iyZWjeOo

ゲスミン「まぁとにかく、これで落ち着いただろエレン?」

エレン「あ、あぁ、なんとかな」

ゲスミン「それじゃあ聞こう。君は巨人?」

エレン「いいえ」

ゲスミン「以上です。もうこれで議論の余地はありません。巨人の正体はカツラをかぶったジャンだったのです」

ジャン「なぁミカサ、もし俺が巨人ということになったら俺はいったいどうなるんだ」

ミカサ「考えてはダメよ、ジャン」

ジャン「わかった」

46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:04:47 ID:iyZWjeOo

ザックレー「ふむ、信じられないことに、そういうことになるらしい……異論はないな、ナイル師団長」

ナイル「…………」

ザックレー「ナイル?」

ナイル「どうやら手段を選べなくなってきたようですね」

エレン(な、なんだ? 師団長の様子がおかしいぞ)

ナイル「本当なら内密にしておきたかったが仕方ない……ある人物を証人喚問します」

ゲスミン「はっはっはぁ!! 今更誰を呼ぼうともう遅い! エレンが巨人であることなど誰であろうと証明できないのだよナイルくん!!」ビシッ!m9

ナイル「エレン・イェーガーの父親……グリシャ・イェーガーをお呼びしました」

ゲスミン「」m9

エレン「」

ミカサ「」

47 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:07:15 ID:iyZWjeOo

~しばらく後~

グリシャ「お待たせ」

エレン「お待たせじゃねーよ」

ミカサ「今までどこ行ってたの」

グリシャ「内地へ向かう途中でぶっ倒れてな。憲兵に拾ってもらった後、国王のもとでぬくぬくと暮らしてた」

エレン「ちょっと殴らせろ」

グリシャ「いや、ちゃんとした事情もあるんだよ。お前に打った注射が人類を救う鍵になるかもしれないって――」

ミカサ「ちょっと待って。今……注射を打ったって言った?」

グリシャ「あぁ。巨人に変身できるようになる注射だ」

エレン「」

ミカサ「」

48 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:09:11 ID:iyZWjeOo

ナイル「くくく……ふーっはっはっはっ! その注射の効果はこちらでも実証済みだ! もはや言い逃れはできないぞエレン!!」

ミカサ「おじさん……どうしてとどめを刺したの」

グリシャ「えっ、私なにかマズイこと言ったのか?」

エレン「さてはこの状況について何も聞かされてねぇな」

ゲスミン「…………」

ナイル「どうしたぁ、ゲスミン・古美門? さすがのお前もぐぅの音も出まい!」

ゲスミン「…………」

ゲスミン「ふっ……」

ナイル「!?」

ゲスミン「ぐぅの音も出まい? 愚問だね! この私ならぐぅどころかちょきでもぱーでも出してご覧にいれましょう!」

ライナー「レディースエーンジェントルメーンオブザジュリィィィ!」

ベルトルト「ライナー?」

ライナー「アイリストゥマイケース!!」

ライナー「リーゴハイ!!!!!」

49 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:11:09 ID:iyZWjeOo

ライナー「パッパラ パッパラ パッパラ」

ゲスミン「さて、もう嘘を通すことはできなさそうですねぇ。その通り、巨人の正体はエレンだったのです!」

エレン「あれ!? ゲスミン!?」

ゲスミン「……ところで私、実は昨日独自の調査で104期生の上位十人のアリバイを全員洗い出しました」

ナイル「はぁ? 突然何の話だ?」

ゲスミン「その結果……なんと一人だけアリバイが曖昧な人間が見つかったのです」

ゲスミン「その人物の名前は……ベルトルト・フーバー!」

ベルトルト「えっ」

50 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:13:06 ID:iyZWjeOo

ゲスミン「実に奇妙な話です。ウォール・ローゼの外壁が破られたあの日、超大型巨人が現れる直前までにアリバイがぽっかり抜けているのはベルトルトだけなのです」

ベルトルト「えっ……えっ……?」

ライナー「それはベルトルトの影が薄いからだ! 仕方ないだろ!」

ベルトルト「ライナー、それは庇ってるの?」

ザックレー「しかしそれがどうしたというのかね? 本件とは関係無さそうだが……」

ゲスミン「甘ァァァァァァい!! 超大型巨人には知性がありました! そして大岩を運んだエレン・イェーガーの巨人にもきちんと知性がありました!」

ゲスミン「つまりですよ、超大型巨人は人間が変身したものであると言えるのです!」

エルヴィン「あ、そうだったのか!」

\ 今気づいたのかお前 /

52 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:15:22 ID:iyZWjeOo

ナイル「ははははは! 驚いたな、まさか超大型巨人の正体はそのベルトルトくんだと言いたいのか?」

ベルトルト「ち、血迷ったのかいゲスミン!? 僕がそんな……人類の敵なはずないじゃないか!」

ゲスミン「ほうほう、へー? いったいなぜそんなこと断言できる?」

ベルトルト「無茶苦茶だ! 僕が超大型巨人だと示す痕跡なんて何一つ無い! 完全に言いがかりだ!!」

ゲスミン「痕跡がない……くっくっくっ、そうです……それこそが君が巨人だということを示す痕跡なのです!!!!」

ベルトルト「ど、どういう意味だ!?」

ゲスミン「超大型巨人が現れる数時間前、君は発狂したライナーに怪我をさせられた。ところで……その怪我、いったいいつの間に治ってしまったんだい?」

ベルトルト「!?」

ジャン「そう言えば……そのとおりだ! ベルトルトのことだからすっかり忘れてたが、超大型巨人が出現した後に会った時、怪我がすっかり消えていた!」

53 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:17:07 ID:iyZWjeOo

ゲスミン「エレン・イェーガーは巨人に手足を食いちぎられたにもかかわらず、巨人化することによって見事その手足を回復させました! つまり、巨人に変身すれば怪我は綺麗に消えてしまうのです!」

ゲスミン「わずか数時間で怪我を回復させるなど人間には不可能! となると、ベルトルト・フーバーが巨人に変身したとしか考えられない! そしてあの後出現した知性のある巨人は超大型巨人のみ! よって彼こそが超大型巨人だと断定できるのです!!」

ライナー「やばいな、一瞬で証明されちまったな」ハハハ

ベルトルト「なんで他人事みたいに笑ってるのライナー!?」

ゲスミン「そしてベルトルトが巨人となると、当然その同郷だったと主張するライナーにも巨人疑惑がかかってくる」

ゲスミン「っていうかお前は鎧の巨人と似すぎなんだよ!!!」

ライナー「あ」

ベルトルト「ほら見ろ」

54 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:19:16 ID:iyZWjeOo

ザワザワザワザワ

ジャン「す、すごいことになってきたな……」

ミカサ「まさかあの二人が巨人だったなんて……」

エレン「だがもし本当なら、人類最大の敵を一気に潰すことができるな」

ミカサ「その通り」

ジャン「…………」

エレン「ん、どうしたジャン?」

ジャン「いや……」

ジャン「…………」

ジャン(なんでナチュラルに隣に立ってるのこいつ)

55 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:21:22 ID:iyZWjeOo

ベルトルト「くそっ、おのれゲスミン・古美門!」

ゲスミン「これで終わると思うなよ裏切り者め。他にも仲間がいるんだろ?」

ベルトルト「!?」

ライナー「ヤバい」

ゲスミン「トロスト区奪還作戦にて、実は104期生上位陣の一人が尊い犠牲になっています……」

ゲスミン「彼の名前はマルコ・ボット……まわりから慕われるリーダー的存在でした」

ゲスミン「ですが彼も実は……人間に化けた巨人によって命を奪われた犠牲者だったのです!!」

ベルトルト「っ……!」

エレン「くそっ、許せねぇ!」

エレン「よくもあのマルコを……!!」

エレン「て言うかマルコ死んでたの?」

ミカサ「うん」

ジャン「まぁな」

56 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:23:23 ID:iyZWjeOo

ゲスミン「調べさせてもらいましたよぉ、104期生全員の立体機動装置を」

ゲスミン「するとなんてことでしょう! なぜかある人物がマルコの装置を持ち込んでいたことが発覚したのです!」

ゲスミン「その人物の名前はアニ・レオンハート! なぜかマルコは不自然な死を遂げ、なぜか彼女はその彼の装置を持っていたのです!」

ゲスミン「いったいこれはどういうことでしょうねぇ?」ゲスミンスマイル

ベルトルト「そ、それだけで彼女が巨人だとは断言できない! たまたま自分の装置が壊れてしまったから代わりに回収したという可能性もあるじゃないか!」

ゲスミン「いいや違うね、マルコはアニに殺されたんだ」

ベルトルト「よくも!」

ゲスミン「じゃあ本人をお呼びしようじゃないか? ねぇ?」ニヤニヤ

ベルトルト「!」

ナイル「なんだ……なんだこの会議は…………いったいどこへ向かっているんだ」

ザックレー「あー……とりあえずアニ・レオンハート呼ぼっか」

57 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:25:12 ID:iyZWjeOo

~しばらく後~

アニ「…………」

ザックレー「いらっしゃい、お嬢ちゃん」

アニ「どうも」

ザックレー「さっき呼んだときは来てくれなかったみたいだが、理由があるのか?」

アニ「あの男の顔を見たくなかっただけだよ」

ライナー「俺か、やはり俺なのか」

アニ「あんたじゃないから安心して」

ライナー「マジで?」

ベルトルト「えっ、そうだったの?」

ライナー「ヤッター!」

58 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:27:03 ID:iyZWjeOo

ジャン「じゃあ誰のことを言ってるんだ」

アニ「私が見たくなかったのはね……」

アニ「あの顔だよ!」ビシッ!m9

ゲスミン「…………」

エレン「え、ゲスミン? なんで?」

ジャン「あー……なるほどな、うん」

ミカサ「エレン、もしかして知らないの?」

エレン「何を?」

ミカサ「アニはゲスミンの元恋人」

エレン「…………」

エレン「パードゥン?」

59 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:29:15 ID:iyZWjeOo

アニ「あぁ、忘れもしないよ……ゲスミン」

ゲスミン「アニ、あれは仕方がなかったんだ」

ゲスミン「何かを捨てなければ、何も変えることはできない」

アニ「…………」

ゲスミン「僕はただ、変えたかったんだ……鳥籠に囚われていた彼らの未来を」

アニ「そんなの……理由にならない!」バッ!

ライナー「アニ、よせ!」ガシッ

アニ「離してライナー! 私はこいつを……こいつを許すことができない!!」ジタバタ

アニ「こいつは大勢の命を奪った!! よくも……よくもぉ!!」

アニ「よくも私のアリさん観察キットをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」ウワーン

ゲスミン「アリの巣にセメントを流し込んだのは本当に申し訳ないと思ってるんだ!!」

60 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:32:30 ID:iyZWjeOo

アニ「嘘つくなああああ!! あの後あんた、『すげーいい標本作れたよ、見て見てー♪』とか言いながらセメントで標本化したアリの巣を笑顔で見せびらかしてたじゃないかああああああ!!!」

ゲスミン「前々から興味があったんで、つい」

アニ「どぼぢでえええええええええええええええ!!!!」ナミダー

エレン(ゲスミン、お前はとんでもないゲス野郎だよ)

ライナー「お、落ち着くんだアニ! ほらベルトルト、お前も何か言ってやれ!」

ベルトルト「アニガ……ゲスミンノ……モトコイビト? エ、ボクキイテナイヨ? エ?」

ライナー「ベルトルト!?」

ベルトルト「パッパラ パッパラ パッパラ」

ライナー「カムバック! ベルトルトぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

エレン(保護者が逆転している)

61 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 22:34:33 ID:iyZWjeOo

ナイル「と、とにかく証言してもらうぞ! アニ・レオンハート、お前はなぜマルコの立体機動装置を持っていた?」

アニ「ヒック……ヒック……グスン……」

ナイル「お、落ち着いてから答えてくれればいいんだぞ?」

ザックレー「おじさん達、ちゃんと待ってるからね、ゆっくりで良いからね」

エルヴィン「いつまでも待っているぞ!」

エレン(優しいなお前ら)

アニ「あ……はい…………ゴホン」

アニ「私がマルコの装置を回収したのは、仲間の遺品だったからです。同じ104期生として、せめて彼の装置だけでも回収してあげたかったんです」

ザックレー「ええ娘や」

ゲスミン「お・や・お・や? それは少々無理がありませんかね? そもそもあの戦いで亡くなったのは彼だけじゃない、ミーナ、トーマス……その他にも何人も犠牲になっている。それなのにわざわざ彼の装置だけを遺品として回収したと?」

アニ「あの状況ですぐ回収できたのはマルコのだけだったんだよ……」

ゲスミン「好きだったんだね、マルコのこと」

アニ「……は?」

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

コニー・スプリンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。坊主頭が特徴で、小柄な体格を生かした小回りの利く機動を得意としている。バランス感覚にも優れ104期訓練兵団を8番の成績で卒業したが、少々頭の回転が鈍く同期達からはバカ扱いされている。同期のサシャ・ブラウスとはバカ同士気が合うようで、よく訓練中に2人でふざけていた。当初は憲兵団を志望していたが、主人公のエレン・イェーガーに感化され調査兵団に入団を決めた。入団後はムードメーカーとして活躍する。

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テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

テオ・マガトとは『進撃の巨人』の登場人物でマーレ軍エルディア人戦士隊隊長。後にマーレ上層部が全滅すると元帥に就任した。ジーク・イェーガーやライナー・ブラウンら「マーレの戦士」達を選抜し育て上げた人物でもある。性格は厳格で戦士候補生に対する態度も威圧的だが、大多数のマーレ人とは異なりエルディア人に対する差別感情は薄く、部下たちを1人の人間として尊重している。現状認識能力に優れ、始祖奪還作戦を数人の子供に託すマーレ軍上昇部の正気を疑っていた。

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サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウスとは「進撃の巨人」シリーズの登場人物であり、主人公エレン・イェーガーと同じ調査兵団に所属している女性。頭はあまり良くないが、並外れた身体能力と勘の良さは周囲からも認められている。狩猟を生業とする村の出身であるため、食べ物には目がなく食料庫からよく盗みを働いていた。方言で話すことに抵抗があるため他人には敬語で話す。天真爛漫で非常にマイペースな性格の持ち主である。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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ドット・ピクシス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ドット・ピクシス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ドット・ピクシスとは『進撃の巨人』の登場人物で駐屯兵団の司令官。スキンヘッドと口ひげが特徴の年配の男性。巨人との戦いの最前線である南側領土の最高責任者として、果断な指揮を振るい人類を守り抜いてきた。人類の勝利のためなら成功率の低い作戦でも取り入れる柔軟な判断力の持ち主だが、飄々とした言動や戦場でも酒を持ち歩く姿勢から「生来の変人」としても知られている。トロスト区攻防戦では巨人化したエレン・イェーガーによる穴の封鎖作戦を採用し、人類の勝利に貢献。兵団によるクーデターの際も大きな役割を果たした。

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