キングダム(KINGDOM)登場武将の悲しすぎる史実の最期まとめ

『キングダム』は中国の春秋戦国時代を舞台にした漫画で、実在した武将たちが数多く登場している。作品では華々しい活躍を見せている登場人物・キャラクターも、史実では悲惨な最期を遂げていることもある。
ここでは『キングダム』に登場する武将の、史実での悲しすぎる最期をまとめた。

○○君というのは本名ではなく敬称なのです。
つまり、昌文君の本名は分っていないのです。

出典: hajimete-sangokushi.com

謎が多い昌文君ですが紀元前226年に某山に移りそこで死んだとされます。
一見、なんの事はない記述ですが、事実であれば、この某山とは、かつて楚が、黔中(けんちゅう)郡や且蘭(しょらん)郡を設置した場所で後に秦の黔中郡になった土地なのです。

出典: hajimete-sangokushi.com

▼なぜ相国の重職を務めた昌文君が某山で最期を遂げたのか…推察は

昌平君と昌文君は同時期に楚から秦にやってきて、お互いに有能で相国まで出世した人なのではないでしょうか?
秦が楚を攻めるようだと知った昌文君は、心配でたまらず秦王政へ楚への帰還を願ったものの相国の重職を務めた人間である為に許されず、それならばせめて、楚に近い土地への移動を願いそして辿りついた黔中で病死したのではないでしょうか?

出典: hajimete-sangokushi.com

♢昌平君(しょうへいくん)

中国戦国時代の楚の公子。

若くして人質として秦に赴き、秦で頭角を現して相国となった。 嫪毐が背くと昌文君と共に鎮圧した。

出典: ja.wikipedia.org

史実の昌平君は、幼い頃に秦の人質として楚から送り込まれた公子でした。
その楚を秦が滅ぼした時、昌平君は、楚の大将軍、項燕(こうえん)の要請に乗り、秦から逃亡して楚に赴き、自ら即位して楚を復活させます。

出典: hajimete-sangokushi.com

史実では、楚の負芻という王様が捉えられて、楚の国が滅亡すると、その後で項燕将軍が昌平君を楚王として復活を狙います!

出典: nisekoi-love.blog.so-net.ne.jp

昌平君は、その項燕と一緒になって、秦を裏切ることになります。

出典: nisekoi-love.blog.so-net.ne.jp

しかし、王翦(おうせん)・蒙武によって滅ぼされ死んでしまうのです。

出典: hajimete-sangokushi.com

紀元前223年、楚王負芻が秦に捕らえられ、楚が滅亡すると楚の将軍の項燕により淮南で楚王に立てられ、秦に背いたが、王翦・蒙武に敗れて戦死した。

出典: ja.wikipedia.org

♢相国 呂不韋(りょふい)

キングダムでは趙の生まれということですが
彼は 衛(えい) という国の生まれだそうです。

出典: blog.livedoor.jp

紀元前252年。昭王が亡くなります。

そして安国君が 考文王(こうぶんおう) となりますがたった1年で亡くなります。
こうして子楚(しそ)は王位につき呂不韋は丞相(じょうしょう)となります。

そして10万戸という広大な領土を貰い文信侯(ぶんしんこう)という名を貰っています。
彼の権力は右に出るものはいなかったとあります。

出典: blog.livedoor.jp

▼そして、嫪毐の謀反が起こり…

そして、この大罪の責任は呂不韋にも飛び火します。

本来なら処刑というとこですが今までの秦国への貢献から死刑だけは免れます。
相国という地位を無くし、領土も失います…

出典: blog.livedoor.jp

しかし、交友だけは無くなりませんでした。
さまざまな人が呂不韋のもとを訪ねてきたとあります。
そしてこれを知ったエイセイ…
猜疑心の強い彼は、真っ先に呂不韋の謀反を疑います。

出典: blog.livedoor.jp

呂不韋はこの誤解を解くために誠意を持って答えたはずでしょう…。
しかしそれは届かずこちらの言い分も聞かず、流刑にされます。

このままいけば2~3年のうちに自殺するよう命令がくるはず…。
もはやこれまでと悟った呂不韋は服毒自殺をします…。

こうして華々しい人生は一変。
誰にも最期を看取られること無く生涯を終えたのです…。

出典: blog.livedoor.jp

♢李斯(りし)

漫画では、そのまま呂不韋の四柱になっていますが、事実は異なり、呂不韋の推挙で秦王政に仕えています。

出典: hajimete-sangokushi.com

紀元前221年、秦王政は、中華を統一し始皇帝と名乗ります。
李斯は丞相として、遂に長年の宿願を実行に移します。

現在、多くの国が採用している政治システムも、首都に政治の中心を置いて、官吏(公務員)を派遣して統治する中央集権システムなので、李斯の統治システムは基本では、現代の社会でも通用しているのです。

出典: hajimete-sangokushi.com

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