【進撃の巨人】リヴァイ「バカ言え。俺は今から30年分の恋をする。」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。今まで恋愛に興味がなく女性と付き合ったことが無いというリヴァイ兵長。そんな兵長に想いを寄せるペトラは…。ニヤニヤしちゃうような甘いSSです。

クリスタ「あの、いいんです。気にしないで下さい!!!

世界を、人類を救うためだったんですよね!!

だって、私とキスしないと…、

リヴァイ兵士長は巨人を一掃する究極魔法を覚えられなかったんですよね!!」

リヴァイ「…?????」

リヴァイ(なんだ?何の話だ?こいつ頭大丈夫か?)

クリスタ「いいんです。分かってますから。
私、人類のために役に立てたのなら本望ですから。」ニコッ

リヴァイ(イヤイヤ。ニコッじゃねぇよ。可愛いけど。)

するとクリスタの周りから声があがった。

「魔法使いばんざーい!」

「かっこいいです!魔法使い!!」

「おれ、魔法使いに憧れるっす!」

そう言いつつも、やつらの顔は半笑いだ。

クリスタ「それでは、失礼します。」

状況が把握できず固まっている俺に、クソガキどもは敬礼をして去って行った。

旧調査兵団本部に帰ったリヴァイだが、またすぐに出かける準備を始めた。

リヴァイ「…ちくしょう。あのクソメガネ。どんな出鱈目を新兵に吹き込んだんだ。」

訓練で汚れた衣服を脱ぎ、洗濯したてのシャツに袖を通していると、ドアをノックする音がした。

リヴァイ「誰だ?」

バーン!!勢いよくドアが開く。

ハンジ「お待たせのハンジだよー。」

同じ勢いでドアを閉め返してやった。

ガスッ!!!

ハンジ「いったーい!!!!眼鏡割れたらどうすんの!?特注品なんだよコレ!」

リヴァイ「許可無く勝手にドアを開けんな。」

ハンジ「はいはい、ごめんね。あっ、着替え中だった?別に恥ずかしがらなくてもいいでしょ。」

リヴァイ「だが、丁度いい時に来たな。」

ハンジ「なーに?そんなに私に着替えてるとこ見せたかった?w」

リヴァイ「お前が新兵にどんなホラ話を吹き込んだかぜひ聞きたくてな。」

ハンジの発言は無視して、淡々とリヴァイは着替えた。

リヴァイ「お前のところに出向くつもりだったんだが、手間が省けた。」

ハンジ「そう思ってわざわざ来てあげたんだから感謝してよね。」

リヴァイ「…で、どんな作り話を仕立て上げたんだ、お前は。」

ハンジ「リヴァイ、目が据わってるよ。親友に向ける眼差しじゃないよ、それ。」

リヴァイ「今日はお前のせいで一日中不快だった。これ以上ストレスが溜まったら、手当たり次第、項を削いで回るぞ。」

ハンジ「怖いねぇ…。いやぁ、仕様が無かったんだよ、昨日は。

クリスタちゃんのところに手紙持って言ったら、なんだか新兵、主に男の子たちが集結しててさ。

今から旧調査兵団本部に討ち入りして、リヴァイ兵士長と刺し違えてでも敵をとるとか息巻いてて。

何とか止めようと説得しはじめたら、どんどん話が変な方向に行っちゃって。ごめん。」

リヴァイ「はぁ…。話の内容は?」

ハンジ「うーんと、こんな感じ。」

~ハンジの回想~

ナナバ「軍内で暴動はダメだ。間違いなく罰せられるぞ。」

新兵A「そういうわけにはいきません。俺たちの天使が穢されたんですよ!!」

新兵B「絶対に許せませんよ!」

クリスタの滞在する兵舎前。

クリスタへの手紙を携えたハンジは人垣ができているのを見つけた。

ハンジ「こんばんは。ナナバ。若者に取り囲まれて何してるの?」

人垣の中に知った顔を見かけて声をかけた。

ナナバに詰め寄っているのは、どうやら今年入団した新兵たちらしい。

ナナバ「この子たち、リヴァイの討伐に行く気でね。さっきから止めてるんだけど全然聞いてくれないんだ。」

ハンジ「リヴァイの討伐…。それって、クリスタって子、関係ある?」

ナナバ「!? …そうか。ハンジも今日の事件知ってるんだ。クリスタは私の班でね。ほらあそこ。そばかすの女子に肩抱かれてる小さい子。」

ナナバが指差す方に視線を移すと、俯いてぎゅっと手を握り締めている少女がいた。

ハンジ「カワイイ子だね。…なるほど。この騒ぎも納得だ。」

ナナバ「クリスタ本人は、早く忘れたいから、騒ぎを大きくしたくないみたい。でも、周りの男の子たちが怒り狂っちゃってて。」

ハンジ「君たちぃ~。そんなにリヴァイが憎いなら、査問委員会に訴えて処分してもらえばいいじゃない。リヴァイなんかのために君たちが罰せられることはないよ。」

ナナバ(ちょっ、ハンジ、リヴァイが処罰されてもいいのか?)

ナナバが小声でハンジに問う。

ハンジ(大丈夫。訴えたところで、裁くのは内部の人間。大方、リヴァイ萌えのエルヴィンが握りつぶして終わるでしょ。とりあえず、今はこの子達に頭冷やしてもらわないとね。)

ナナバ(了解。)

ナナバ「新兵諸君の壁外デビューも近い。今、問題を起こしても良いことはないぞ。ここは厳正に団規のもと裁いてもらうのが、君たち自身のためだ。」

ザワザワ ザワザワ

「やっぱりやめとこうか…。」

「処罰されるんだったら、俺たちがでなくても…。」

あちらこちらで消極的意見が出始めた。

ハンジ(よしよし。いい流れだ。)

その時、一人の新兵が手を上げた。

新兵C「しかしです。女性兵士へのセクハラは恥ずべき事として、

公にされることなくどの団でも揉み消されると聞いたことがあります。

しかも、リヴァイ兵士長は上層部からの信頼も厚いとうかがっています。

本当に、裁かれるのでしょうか?」

ハンジ(ぐっ。この金髪おかっぱの坊や、するどいわね。)

ハンジの描くシナリオ通りに進むかに見えたが、

この発言により流れがまた変わってしまった。

ザワザワ ザワザワ

「そうだよな!!!何の制裁もうけずに終わらせるものか!!!」

「やっぱり一発殴らないと気がすまねぇ!!!」

せっかく鎮火しかけた怒りに、また火がついてしまったようだ。

ハンジとナナバは、やれやれという風に顔を見合わせた。

「おーい、ナナバー。そろそろ会議だぞ。」

ナナバ「了解、ゲルガー。今行くよ。」

兵舎のドアから声をかけられたナナバは返事をし、

ハンジに向かって手を合わせた。

ナナバ「そういうことだから、この子たちなんとかしといて。お願い。」

ハンジ「しょうがないなぁ。」

ナナバが去ったあと、ハンジは考えた。

(問題はクリスタ本人でなく、新兵男子。

この子達はリヴァイのことを良く知らないから、

彼に対して畏れの感情しかもってない。

畏怖の念が強ければ強いほど、裏切られたときに激しく嫌厭するようになる。

ここは、リヴァイのイメージを変えてもらうしかないね…。)

ハンジ「まぁまぁ、みんな落ち着いて。君たちが怒るのはもっともなんだけど、どうしてリヴァイがあんなことしたのか気にならない?」

新兵D「どうせ、クリスタが可愛いからって手を出しただけですよ!」

新兵E「俺の女神が弄ばれたんだ!!!許せねぇよ!!」

ハンジ「それが違うんだなー。君たち信じないかもしれないけど、実はリヴァイは魔法使いなんだよ。」

全員「…はっ???」

ハンジ「こんな伝承を聞いたことがないかな?30過ぎても綺麗な身体のままだと魔法使いになるって。」

ザワザワ ザワザワ

ソレシッテル
アァ、キイタコトアルナ
デモ、ソレッテ、ヘイチョウ…

ハンジ「あぁ。君たちの想像通り、リヴァイは彼女いない歴30年以上の童貞野郎だ。」

ププッwww
オイオイマジカヨw
アンナコワイカオシトイテナw

ハンジ「殺伐とした調査兵団生活。

愛するものもおらず、ただ殺戮兵器としての存在しかもたない自分。

孤独感に苛まれたある日、リヴァイは思ったんだ。

俺は特別な存在。巨人を屠るために神から天啓を受けた唯一の人間。

そうだ、俺には特別な力がある。俺は魔法使いだ!!!ってね。」

ナンダソリャ?
イミワカンネー。

ハンジ「だよね。わかんないよね。

でもね、30過ぎて童貞だと、中二病的症状が出る事例がたくさんあるんだ。

正確には、第二次中二病症候群っていうんだけど。

これは、思春期の中二病よりやっかいでね。

患うと完治が難しいんだ。

みんな、一度は自分に何か特別な力があるんじゃないかって思ったことがあるだろう?

リヴァイは今、その症状が悪化してるんだ。

君たちから見れば30過ぎなんてじじぃの分類なんだろうけど、

思考回路は14、15の頃とさして変わらないんだよ。」

ュウニナンダ…
ソレハシカタナイカモ…

ハンジ「リヴァイは今、本気で自分が魔法使いだって信じてて…。

立体起動装置で飛び回ってるのに、マントに風の精霊の力が宿ってるからだとか言い始めちゃって。

でもね、今のリヴァイは、まともだったころのリヴァイよりずっと強いの。

自分が救世主だと信じているから。人間の思い込みってすごいのよ。

だから敢えて私たちはリヴァイの病気を治そうとしてないんだ。

それが、人類の未来のためだから。」

チュウニビョウガセカイヲスクウノカ…
カッコイイナ、ソレ

ハンジ「ただ…、今日の行動は行き過ぎたね。

‘地上に降りた最後の天使とキスしたら究極魔法が覚えられる’

って夢でお告げを受けたって。

究極魔法を使えば、すべての巨人が消えうせるとか、

朝から様子がおかしかったんだ…。」

haou007
haou007
@haou007

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

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ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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