キングダム(KINGDOM)の舞台!春秋戦国から始皇帝時代の出来事まとめ

『キングダム』は春秋戦国時代の秦の始皇帝が誕生する少し前の戦国時代を描いた漫画である。作中では史実に沿ったエピソードが描かれることもあり、現実で起こった春秋戦国から始皇帝時代の出来事を知っているとより作品を楽しめることだろう。

出典: youngjump.jp

◆秦の人 - 昌文君(しょうぶんくん)
某山に移って死去した。

◆韓の王 - 韓王安(かんおうあん)
韓の旧都・新鄭で韓の元貴族の反乱が起きたが鎮圧され、韓王安も処刑された。

紀元前225年

◆主人公 - 李信(りしん)
◆楚の大将軍 - 項燕(こうえん)

秦王政は、楚を征服したいと思い、対楚戦にどれだけの部隊が必要かを諮問した。
李信は、「20万」が必要だと語った。
一方で王翦は、「60万」が必要だと語った。

秦王は、王翦が耄碌したものと捉え、李信の案を採用して侵攻を命じた。
李信は総兵数20万を二つの部隊に分け、李信は平輿で、蒙恬は寝丘で楚軍に大勝した。さらに、李信と蒙恬は、郢周辺を攻め、再び楚軍を破る。
しかし、城父で李信と蒙恬が合流した所を、三日三晩追跡して来た項燕率いる楚軍に奇襲され、2カ所の塁壁を破られ7人の将校を失う大敗を喫した。

出典: blog.livedoor.jp

◆秦の将軍 - 蒙恬(もうてん)
李信の副将として楚討伐に加わり、寝(河南省)を攻めて大勝した。その後、城父(河南省)で李信と再会したが、楚の項燕(項羽の祖父)が李信の軍を三日三晩追い続けていて大敗した。

◆楚の大将軍 - 項燕(こうえん)
秦の武将李信が20万の大軍を率いて楚に進攻したが、楚の大将軍項燕に破られ、秦軍はほとんど全軍が覆没した。

※画の項翼は、項燕と同一人物かその一族と思われる

◆秦の将軍 - 王賁(おうはん)
魏を攻め、黄河の水を魏都の大梁に引いてこれを包囲し、魏王假を降伏させ、魏を滅ぼした。

紀元前224年

◆秦の将軍 - 王翦(おうせん)
秦王より要請を受け、再び軍の将として、楚を攻めた。河南の陳から南の平輿までの地を占領して、楚王負芻を捕らえる。

◆秦の呂不韋四柱 - 蒙武(もうぶ)
李信と蒙恬を破った楚の項燕が秦に侵攻してきたので、蒙武は王翦の副将となって共にこれを破った。

◆楚の王 - 負芻(ふすう)
秦の老将軍王翦が蘄(き)で楚の大将軍の項燕(項羽の祖父。昌平君を擁立)を討ち取った。
翌年になって王翦は蒙武と共に楚を攻め、都の陳にいた王の負芻は捕虜となった。ここで春秋時代から続いた楚はついに滅亡したのであった。

◆楚の大将軍 - 項燕(こうえん)
秦の武将王翦がまたもや60万の大軍を率いて楚に進攻、王翦は堅守・不出の戦術を悟って採用し、項燕の防備に隙ができるように仕向けた後項燕の軍を奇襲して楚軍を大破、楚王負芻は俘虜となって、項燕は淮水以南で楚の公子昌平君を楚王として擁立して反抗した。

紀元前223年

◆秦の将軍 - 王翦(おうせん)
蒙武を副将とし、楚を攻める。
楚王となった昌平君は戦死し、項燕は自殺した。

◆楚王 - 昌平君(しょうへいくん)
◆楚の大将軍 - 項燕(こうえん)
楚王負芻が秦に捕らえられ楚が滅亡すると
楚の将軍の項燕により淮南で楚王に立てられ、秦に背いたが、王翦・蒙武に敗れて戦死した。

◆秦の将軍 - 王賁(おうはん)
燕の遼東を攻め、燕王喜を捕え、燕を滅ぼした。さらに、代(趙の滅亡後に趙の王族が代に逃れて樹立した政権)を攻め、代王嘉を捕え、代を滅ぼした。

紀元前222年

◆秦の将軍 - 王翦(おうせん)
秦は大いに兵を輿して、王翦と蒙武はついに楚の江南を平定する。
また、東越の王を降して、ここに会稽郡を置いた。

紀元前221年 秦の中国統一

◆主人公 - 李信(りしん)
◆秦の将軍 - 王賁(おうはん)
◆秦の将軍 - 蒙恬(もうてん)
王賁と蒙恬と共に斉を攻め、斉都の臨淄を包囲し、斉王建を降伏させ、斉を滅ぼした。かくして、秦は、天下を統一した。

◆秦の呂不韋四柱 - 李斯(りし)
秦の統一後に始皇帝は丞相の王綰、御史大夫の馮劫ら重臣から、周の制度である封建制を採り入れ、始皇帝の公子達を各地の王として封じるようにとの進言があった。
だが、李斯はそれに猛反対して、周が何故滅んだかの理由を具体的に述べて、なお一層強い郡県制への移行を説いた。また、政治に無用の批判を行う学者達の著書を集めて焚書を行うように進言した。

◆斉 の王 - 王建王(おうけんおう)
秦の政(始皇帝)の攻撃を受けたときに戦わずして降伏し、ここに秦の中国統一は完成した。田建は身柄を共に移されたという。

紀元前219年

◆秦の将軍 - 王賁(おうはん)
通武侯に封じられる。

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蒙毅(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙毅(キングダム)とは【徹底解説・考察まとめ】

蒙毅(もうき)は『キングダム』に登場する秦国の若き軍師である。祖父は秦国大将軍である蒙豪、父は中華最強を自負する秦国将軍の蒙武、兄は物語の主人公・信と共に切磋琢磨して己の実力で将軍となった蒙恬というエリート軍人一家の出身。突出した武の力を誇るもそれに任せた戦法を取ることが多い蒙武を、知略の面で支えたいと考えて軍師を目指し、秦国軍総司令・昌平君の軍師学校の門を叩く。信と生活を共にする少女・河了貂とは軍師学校の同期で、特別軍師認可を受けている彼女と軍略囲碁でまともに戦えるのは蒙毅だけである。

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