LIAR GAME(ライアーゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『LIAR GAME』とは2005年より甲斐谷忍が『週刊ヤングジャンプ』で連載していたサスペンス漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ作品。「バカ正直のナオ」と呼ばれる女子大生・神崎直(かんざきなお)が、巨額の金を賭けた騙し合いのゲーム「LIAR GAME(ライアーゲーム)」に巻き込まれ、天才詐欺師・秋山深一(あきやましんいち)とともにライアーゲームを戦い抜く姿を描いている。2007年4月にフジテレビ系列でドラマ化され、2009年11月にシーズン2が放送された。

4回戦本線は広大な島に隠された25個の椅子を巡り、18名の参加者で行う椅子取りゲームである。

ナオを含めた多くのプレイヤーが、一つでも多くの椅子を見つけなければならないと焦りを感じていた。
しかし、アキヤマはこのゲームの仕組みに気付き、チームを組むことの重要性に気付いたのである。

アキヤマと同じくグループの重要性に気付いたヨコヤとカルト教団「泰平天国」のトップであるハリモトをリーダーとしたグループが形成され、三つ巴の状態で椅子取りゲームが始まった。

このゲームでは、4回戦予選の敗退者と本戦の「椅子取りゲーム」に敗れたプレイヤーはガヤとして参加することが可能である。
予選で敗れたフクナガはガヤとしてナオとアキヤマをサポートすることに決めた。

「椅子取りゲーム」では、ガヤを含めたプレイヤーで多数決による投票を行いプレイヤーが1名選ばれる。選ばれたプレイヤーは椅子に書かれた1〜25の番号を1つ選び宣言。ここで宣言された椅子に座ることはできなくなるというルールである。

まずプレイヤーたちは敵チームの椅子を減らすために、多数決でトップを取ろうと動き出した。人数で劣るヨコヤチームは自力でトップを取ることが出来ないためハリモトグループに接触し、部分的に共闘を決めた。
ハリモトグループとヨコヤグループが手を結んだことで、多数決でトップを取ることができなくなったナオたちは、アキヤマの案で投票をボイコットしたのである。

悪手に見えたボイコットだが、アキヤマグループが投票で首位を取る気がないと考えたハリモトは、部分的共闘により自分たちの椅子の番号を把握しているヨコヤグループを攻撃。ハリモトの攻撃により、ハリモトグループとヨコヤグループの部分的共闘は解消された。

アキヤマグループはハリモトグループとヨコヤグループの共闘が解消されたことで、多数決でトップを取れるようになりました。

椅子取りゲームは進行し、ハリモトが1番最初に脱落した。
ハリモトの脱落により、「椅子取りゲーム」はアキヤマグループとヨコヤグループの一騎打ちとなった。

ヨコヤグループは多数決によりアキヤマグループの椅子を消すことに成功。
アキヤマの椅子を消したことにより、あとはヨコヤは椅子に座るだけで勝利が確定する。
ナオたちはヨコヤを勝利させないために、ガヤのメンバーやハリモトグループのアベに協力を仰ぎ、ヨコヤを取り囲むことで物理的に椅子に座らせない作戦をとったのである。
この作戦によりヨコヤは制限時間内に椅子に座ることが出来ず、ライアーゲーム4回戦「椅子取りゲーム」はヨコヤチームのイケザワの勝利で終了した。

しかし、イケザワは自分のメダルをガヤの買収に使用しており、他人のメダルの枚数までコントロールしていたアキヤマグループが実質の勝利チームとなり、「椅子取りゲーム」は幕を閉じた。

敗者復活戦(3回目) 「入札ポーカー」

敗者復活戦の入札ポーカーは、AパートとBパートの2つの会場で開催された。
Aパートにはナオ、アキヤマに加え、ハリモトを含めたハリモトグループ4人が参加。

「入札ポーカー」では、ランダムな組み合わせのトランプをオークション形式で落札し、落札した手札でポーカーの役を作るというゲームである。

ナオは順番にカードを落札していけば最小限のお金で役を作ることができるため、参加者が協力するよう求めたのである。
しかし、ハリモトグループはナオの作戦に協力するふりをして勝手にカードを落札したのである。アキヤマはハリモトのイカサマに乗じて自分もカードの落札を済ませるとともに、ハリモトがイカサマをしている恐れがあるとしてハリモトを監禁することで、トップに躍り出た。

アキヤマ、ハリモトの勝利がほぼ確定したなか、ナオは全員で勝利するための策を提案し実行。しかしハリモトはプレイヤーの行動に難癖をつけ、共闘はできないという姿勢を示したのである。

ハリモトグループとの協力が決裂した状況では、全員を助けるというナオの思いを実現することは難しいと判断したアキヤマはカワイを見捨てる選択をした。

絶体絶命になったカワイがハリモトグループに助けを求めると、プレイヤーの情報と引き換えに助けるという条件が出された。
カワイは毎ターンのプレイヤーの状況をハリモトグループに伝え、ハリモトグループは圧倒的な勝利に向けて着実に駒を進めたのである。

しかし、最終ゲームの開票時にハリモトグループを陰で仕切るキムラは、まんまとアキヤマの仕掛けた罠に掛かっていたことに気付く。
ハリモトグループの4人以外の全てのプレイヤーは、カンザキナオを信じることで団結していたのである。アキヤマはカワイを見捨てたふりをして、まんまとハリモトグループの動きをコントロールすることに成功していたのである。

入札ポーカーが終了し、ナオの姿に心を打たれたハリモトは、ライアーゲームに参加した目的が金目当てであったことを告白。さらにこれまでのゲームで得た賞金を、アキヤマや他のプレイヤーの借金返済に充てると言い残し、ハリモトグループはライアーゲームから完全に手を引いた。

ハリモトの改心を喜んだのも束の間、ナオはディーラーから別会場のフクナガが大敗したことを聞いた。

決勝戦前哨戦 「人間オークション」

決勝本戦のチーム分けを兼ねた「人間オークション」では、ナオ、アキヤマに加えてヨコヤも参加した。

ライアーゲームの負債を返済したため、ゲームから抜けることもできたナオだったが、敗者復活戦「入札ポーカー」で大敗したフクナガの情報を得るために代理として再度ライアーゲームに足を踏み入れた。

今回のゲームは決勝戦本戦で同じチームになりたいと思ったプレイヤーを落札していき、4人チームを組めなかった参加者が脱落する。
ナオは2億円以上のプラスを持つ3人が脱落者になることで、全員がプラスでゲームを終われる策を示したが、「入札ポーカー」でフクナガと共闘したカネコ以外は聞く耳を持たなかった。

参加者を説得できないままゲームが開始。いつも通りアキヤマと同じチームになれると思っていたナオだが、敵であるはずのヨコヤによって落札されたのである。
最短で4人チームが完成したナオたちは別室に移され、2億円以上のプラスを持つプレイヤーの説得は不可能になった。

ナオの「全員を助ける」という志を折ることで勝利を確信したヨコヤだったが、アキヤマはカネコを含む2億円以上のプラスを持つ3名のプレーヤーを脱落させることで、借金を抱えたままゲームをドロップアウトしてしまうプレイヤーが出ることを防いだのである。これにより、プレイヤー全員がプラスで終われる可能性を残し、ヨコヤに一矢報いたのである。

決勝戦本戦 「四国志」

「魏」「呉」「蜀」「倭」の4チームに分かれて戦う「四国志」では、ナオ、ヨコヤは「魏」、アキヤマは「倭」に所属。決勝戦本戦にしてはじめてナオとアキヤマは敵として戦うことになったのである。
このゲームでは、自分のチーム以外の3チームに対して「攻撃」「防御」「何もしない」のどれかを選ぶ。「攻撃」か「防御」を選択した場合はマイナス1、防御せずに攻撃された場合はマイナス3となり、最後まで100ポイントを守り抜いたチームが勝利となる。

ゲーム開始前、協力した者のみを助けると宣言したヨコヤに対して、ナオは全員を助けると宣言。そして、全員を助けるためにはアキヤマ率いる「倭」を勝たせて欲しいとプレイヤーを説得した。
しかし、ヨコヤの根回しにより「魏」「呉」「蜀」の三国が同盟を結んだことで、「倭」は真っ先に脱落してしまった。

その後、ナオとアキヤマを倒すことが目的のヨコヤは、ナオを勝たせないために自分のチームが負けるように動き、ゲームは「呉」と「蜀」の一騎打ちとなった。

一見、ヨコヤの思い通りにゲームが進行しているように見えたが、アキヤマはこの結果を想定していたのである。
さらに、ゲームのルールを利用して、「呉」と「蜀」の均衡状態を作り出すことにも成功。膠着状態は長いこと続き、ついに日を跨いだのである。

そんな中、ヨコヤが動いた。
ヨコヤはライアーゲーム事務局員をそそのかし、監視ルームの鍵を入手し、保管されているデータを破壊させたのである。
これにより、ライアーゲームの続行は不可能となり、ライアーゲーム事務局の全面敗北が宣言された。ライアーゲームは幕を閉じたのである。

『LIAR GAME』の登場人物・キャラクター

神崎直(かんざきなお)

馬鹿正直のナオと呼ばれる女子大生。ライアーゲームを通して人を信じることの難しさを実感しながらも、成長を重ねる。

秋山深一(あきやましんいち)

巨大マルチグループを壊滅させた天才詐欺師。ライアーゲームに巻き込まれたナオをサポートし、騙し合いのゲームを運営するライアーゲーム事務局の壊滅を目指す。

藤沢和雄(ふじさわかずお)

ナオの中学2年生の時の担任で、ライアーゲームトーナメント1回戦の対戦相手。

谷村光男(たにむらみつお)

弁護士事務所に勤めており、ライアーゲームからの招待に困惑するナオにアドバイスを行う。しかし、彼はライアーゲーム事務局の人間だった。

福永(ふくなが)ユウジ

優れた頭脳と勝利への執着を持っている。最初は敵として現れたが、ナオやアキヤマと行動をともにするうちに信頼が芽生える。

横谷憲彦(よこやのりひこ)

恐怖で人を支配する術に優れており、人を信じることを主張する直とお互いの理念をかけて戦いを繰り広げる。

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【空気を乱した?】戸田恵梨香の「LIAR GAME」降板理由まとめとネット民の声【共演者との不仲説?】

【空気を乱した?】戸田恵梨香の「LIAR GAME」降板理由まとめとネット民の声【共演者との不仲説?】

2007年に放送されたドラマ『LIAR GAME』で主演を務めた戸田恵梨香。本作は2009年のシーズン2の放送を経て映画化もされたほどの人気作で、キャスト陣も変わらずでした。ところが、劇場版の第2弾である『LIAR GAME -再生-』では戸田恵梨香が降板し、多部未華子が主演を務めることに。本シリーズは戸田恵梨香の代表作でもあっただけに、彼女の降板に様々な憶測が流れています。この記事では、その理由とネット民の反応についてまとめました。

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