FGOのサーヴァント（英霊）のモデル・元ネタまとめ【Fate/Grand Order】

【神話・伝説】
古代インドのコサラ王国の王「ラーマ」が、「シータ」という女と結婚するも、「シータ」が他国の王に誘拐されてしまう。そこで「ラーマ」は各地を奔走し、ついにシータを救い出す。ただ「シータ」に対して貞潔についての噂が広まってしまい、「シータ」は自身の貞潔を女神に証明するために大地の中へと消え去ってしまう。

【実話】
ギリシアの都市国家スパルタの王「レオニダス一世」は、ペルシア軍に攻め込まれて敗北する。だが、その戦いは300対200万というものでありながら、数日間は互角の戦いを繰り広げていた。そしてその数日が時間稼ぎとなり、ペルシア軍は別の戦いでは敗北した。

【実話】
若くしてマケドニアの王となった「アレキサンダー」がギリシアを統一し、エジプトを征服し、ペルシアを滅亡させ、インド方面まで遠征し、大帝国を築き上げる。だがマケドニアに帰国して、次の遠征を計画している最中に、蜂に刺されて急死。まもなく、帝国は戦争を経て分裂してしまった。
なお、この時にペルシア王だったのが「ダレイオス3世」であり、「アレキサンダー」相手に何度も大敗。最後は逃走中に配下の者によって謀殺されてしまった。
また「ダレイオス」の二人の娘は、「アレキサンダー」とその友の妻となった。

【実話】
古代中国で、「始皇帝」がいまにも中国統一をしそうな時、傍若無人という故事の由来になるほど酒を飲んでいた「荊軻」が、自分が暮らす国の太子（王子）から「始皇帝」を殺してくれと依頼される。そこで「荊軻」は「始皇帝」の暗殺を実行に写すが失敗し、逆に殺されてしまう。

【実話】
史上初めて中国を統一した「始皇帝」が、貨幣や計量単位の統一、中央集権化など政治改革を行い、万里の長城や兵馬俑を作るも、不老不死を求めて水銀を飲んで早死する。そのため「始皇帝」が作った秦という国は、あっという間に「項羽」と劉邦によって滅亡させられた。

【実話】
秦が中国統一して「始皇帝」が死んだ後、「項羽」と劉邦が秦を滅亡に追いやり、「項羽」が覇王と名乗るものの、今度は劉邦の反乱により死亡してしまう。

【実話】
「項羽」の愛人である「虞美人」が、劉邦に敗北した「項羽」をなぐさめ、常に一緒にいた。だが途中で「項羽」の足を引っ張りたくないために自殺したとも言われる。

【実話】
武将である「韓信」が、「項羽」と劉邦の二人に仕えていたが、重用されなかったために逃亡しようとしたところ、「韓信」は国士無双との評価を聞いた劉邦により大将軍に抜擢され、以降は劉邦の中国支配に大きく貢献。

【実話】
元ローマ兵士であり、剣闘士だった「スパルタクス」が、他の剣闘士らと脱走。近隣の奴隷らと共に協力し反乱を起こして、故郷へ帰ろうとする。最終的にはこの目論見は失敗することになるが、全滅するまでに何度もローマ軍を打ち破った。

【実話】
ローマにて、若くして政治家になった「カエサル」が一時はローマを追われるも、着実に地位を得ていき、ガリア戦争で名声を得て、自ら内戦を起こして独裁体制をついに確立。その覇道の途中では古代エジプトのファラオ（王）である「クレオパトラ7世」と結婚もする。だが「カエサル」は翌年に暗殺され、「クレオパトラ7世」も新たな男性と出会うも、最後は敵の捕虜になって自殺する。
ちなみに「カエサル」が若いころに「スパルタクス」の反乱が起きていたが、この時に「カエサル」は活躍していない。

【神話・伝説】
アイルランドの騎士「クーフーリン」が影の国の女王「スカサハ」の下で修行し、ともに「スカサハ」と同じく影の国の女王であるオイフェを相手取って戦う。この戦いの後、「クーフーリン」は「スカサハ」からゲイボルグを貰い受ける。

【神話・伝説】
アイルランドにて、アルスター王国とコノート王国で戦争が起きる。この戦いにアルスター側に「クーフーリン」、コノート側に「フェルグス」が参戦。そしてコノートの女王「メイヴ」は、「クーフーリン」の強さを憎み、死ぬきっかけを作る。

【神話・伝説】
イエス・キリストと親しかった「マルタ」が、キリストの処刑後にフランスのタラスコンへ移り住み、そこで怪物タラスクを祈りと聖水で大人しくさせる。ただ怪物に家族を殺されたりした村人は、怪物を殺してしまった。

【実話？】
パレスチナの領主の娘「サロメ」が、祝宴での舞踏の褒美を貰えることになるが、母にそそのされ、ある預言者の首を盆に乗せて貰いたいと言い、実際にそのとおりになった。
【神話・伝説】
囚われている預言者に「サロメ」が恋をするが拒まれてしまい、必ず預言者に口付けをすると誓う。そして舞踏の褒美で貰った預言者の首に口付けをする。

【実話】
ローマ帝国三代目皇帝「カリギュラ」が領土拡大など帝国の力を強めて、民衆から高い人気を得るも、元老院などと対立。28歳で暗殺される。そのためか後世の評価は低く、自分の妹で「ネロ」の母と近親相姦をしていたなど、狂気的な行いがあったと記されている。ただ、そういった醜聞の真偽は判然としない。
ただ「カリギュラ」は、甥っ子にして後の皇帝である「ネロ」をローマから追放していた。

【実話】
「カリギュラ」の死後に皇帝になったのは「カリギュラ」の伯父であったが、その後をその養子となっていた「ネロ」が継ぎ、ローマ帝国五代目皇帝となった。その政策はおおむね良く、ローマ支配下のブリタニアで女王「ブーティカ」が起こした大規模な反乱も見事に鎮圧し、戦後処理もしっかりしていた。ただ、「ネロ」は親類や元老院議員を暗殺処刑したり、暴君と呼ばれる振る舞いもしていた。そのため支持率が低下してきたところを元老院から国家の敵とされて、「ネロ」は逃亡。ついに自殺する。