ブレス オブ ファイアII 使命の子(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアII 使命の子』とは『ブレス オブ ファイア』シリーズの第2作目であり1995年にカプコンより発売されたRPGゲームである。前作でも好評であった迫力あるグラフィックをより進化させつつ合体システムや共同体など新しいやり込み要素も盛り込まれている。前作より500年後の世界、なんでも屋であるレンジャー業を営む主人公リュウは相棒のボッシュの無実の罪を晴らすための旅に出る。旅の中で様々な仲間と出会うリュウは使命の子としての邪神を封印するという運命の戦いに巻き込まれていく。

『ブレス オブ ファイアII 使命の子』の概要

『ブレス オブ ファイアII 使命の子』は『ブレス オブ ファイア』シリーズの第2作目であり1995年にカプコンより発売されたRPGゲームである。『ストリートファイター』シリーズなどの格闘ゲームを主流とするカプコンによる美麗なドットグラフィックは前作よりも更に進化している。前作にあった各キャラクターによる釣りや狩りと言った個人アクションは本作でも継承され、より深みのあるミニゲームへと昇華された。前作にはなかった要素としてリュウの行動次第で町が様々な形に発展していき好きな人を住ませる事ができる「共同体」というやり込み要素も追加された。合体システムもリュウを除くほぼすべてのキャラが行う事ができ「シャーマン」という精霊と合体する事によりおこなえるように変更された。究極合体と呼ばれる形態には見た目も大きくかわりパーティーを編成する楽しみが増した。2001年にはゲームボーイアドバンスへの移植もされた。前作の移植と同じくダッシュ機能を追加しアイテム交換を行う事ができるようになった他、各種イベントシーンでは一枚絵が挿入されるなどの演出強化も行われている。2019年にはNintendo Switch Onlineによるスーパーファミコン版の配信もスタートした。

ゲイト村で父と妹と暮らす主人公リュウはある日、迷子の妹を探しに行った帰り道に悪夢を見る。帰路につくと村の人々はリュウの事を忘れ、父も妹もいなくなっていた。身寄りのなくなったリュウは犬族の孤児であったボッシュと共にゲイト村を旅立つ。途中であった謎の魔物バルバロイにより窮地に陥る二人であったがバルバロイはリュウを「使命の子」と呼び逃がす。数年後、成長したリュウとボッシュはモトの町でレンジャー業を営んでいた。ある日、依頼の途中でミスしたボッシュに強盗の罪が被せられてしまう。ボッシュの無実を証明するためにリュウは真犯人を見つける旅にでる。

『ブレス オブ ファイアII 使命の子』のあらすじ・ストーリー

レンジャーリュウ

ボッシュと共にゲイト村を飛び出したリュウ。雨宿りに入った洞窟でバルバロイに出会う。

幼い頃に母親を亡くした主人公リュウは、ゲイト村で神父の父親ガナーと妹のユアと一緒に暮らしていた。ある日、なかなか家に帰ってこないユアを探しに裏山へと向かう。ユアは村の守り神であるドラゴンの所にいた。「ここにいれば母の夢を見る事ができる」と言うユアの言葉を聞いて目を閉じたリュウは謎の目に睨まれる悪夢を見る。日が暮れて村へと戻ったリュウ。しかし村人たちは皆がリュウを忘れて気味悪がる視線を向ける。教会に帰ってもガナーもユアもいなく、かわりにいたのは神父ハルクであった。ハルクは身寄りのないリュウを教会に泊める。その夜、同じく教会に寝泊まりしていた野馳り族(のばせりぞく)の少年ボッシュに出会う。ボッシュはゲイト村を出て旅に出ようとする。父や妹の行方を捜したいリュウはボッシュと共にゲイト村を旅立つ。村を出て間もなく二人は大雨に襲われる。雨宿りとして薄暗い洞窟に入った二人は巨大な魔物バルバロイに出くわす。立ち向かおうとする二人はあっという間にやられてしまう。バルバロイはリュウを見た瞬間に「使命の子」と呼び、リュウ達に止めを刺さずに去っていく。

10年後、成長したリュウとボッシュはモトの町のハンターギルドでなんでも屋であるレンジャー業を営んでいた。ある日舞い込んできた依頼はペットであるスージーを探してほしいというものであった。地味な仕事にやる気のない様子のボッシュであったが依頼主である飛翼族(ひよくぞく)の少女ミイナの姿を見て俄然やる気を出す。ペットを探すため町の近くにあるフタビ山を抜けて廃墟へとやってきたリュウとボッシュ。そこに住む老人ニロは巨大なゴキブリに襲われていた。ニロを助けるとお礼として捕まえた豚を一緒に食べようという。鍋に入れられた豚の首輪にはスージーと書かれており、この豚こそがミイナのペットだと気付き二人は慌てて救出、無事にミイナの元へと届ける。報酬を受け取り、家に帰ろうとするリュウ達、しかしボッシュには新たな依頼人のギルゴアが接触してくる。ギルゴアは町の富豪トラウトに盗まれた財宝を取り返してほしいと依頼する。ボッシュは単身でトラウトの屋敷に忍び込むが、先に忍び込んでいたコウモリ羽の女泥棒によって財宝は全て持ち去られてしまい、泥棒の罪を押し付けられてしまう。リュウはボッシュをゴミ箱に隠し、ニロの住む廃墟に匿う。リュウは真犯人である女を捕まえるために旅に出る。

無実の罪

ボッシュの濡れ衣をはらすために、コウモリ羽の女を探すために旅に出るリュウ。

モトの町の東、コルセアの闘技場に腕の立つ女戦士が出場していると聞いたリュウは犯人ではないかと思い、接触しようとする。しかし、既にエントリーは締め切っており出場することができなかった。酒場にいる闘技場の運営をおこなうランドから話を聞き話題の女戦士の名前はリンプー、対戦相手は北の森の木こりババデルであると知る。リンプーとなんとしても戦いたいと思うリュウは北の森のババデルに出場権を譲ってくれないか頼みに行く。ババデルの腕試しに勝利したリュウは出場権利を譲り受ける。闘技場にエントリーしたリュウは支配人のアーガスから試合中に毒針を打ち込みリンプーを亡き者にする八百長試合を持ちかけられる。その事をランドに相談するとランドは毒針を無効化する解毒薬をリュウに渡す。アーガスの策略の中リンプーとリュウの戦いが始まる。予定通りに毒針が撃ち込まれる中でリュウは身を挺してリンプーを守る。アーガスの計画を知ったリンプーは助けてくれたリュウに感謝し、共にアーガスを倒そうと仲間になる。アーガスの元に向かうと八百長の事を問い詰めるランドが先にいた。アーガスは3人を見ると怪物化して襲い掛かかってくる。無事に撃退するが、アーガスは神の世界が近づいているという言葉を残す。

リンプーとランドを連れてボッシュのいる廃墟に戻るリュウ。ランドは廃墟を「共同体」という町に復興するためボッシュの手伝いとして残り、リュウとリンプーは犯人捜しを続ける事になる。モトの町にある魔法学校には黒い翼を持つ少女がいると噂されていた。その少女が犯人かもしれないと思ったリュウはモトの町に向かう。魔法学校へやってきたリュウ達は黒い翼の少女がジョーカー団というならず者に言い寄られている所を見る。少女は魔法を使い、あっという間にならず者を追い払う。少女の名前はニーナ。ジョーカー団のボスであるジョーカーはニーナにほれ込み自分のものにしようとしていた。ジョーカーは妹であるミイナを拉致しニーナに強引に自分のものになるようにと強行手段にで始める。ミイナを救う為にジョーカー団のアジトへ向かうリュウ達。自分の妃になればミイナを助けると言うジョーカーであったがニーナはそれを拒否する。怒ったジョーカーはアーガスと同じく怪物の姿に変身する。リュウとリンプーはニーナと共に怪物化したジョーカーを倒す。ミイナを救出したリュウは彼女を故郷であるウインディアへと送り届けようとする。

無事にウィンディアにミイナを送り届けたリュウ。ニーナとミイナの母親であるウィンディア王妃ヒーナはミイナを助けてくれた礼を言いニーナとリュウ達を追い返す。災いの象徴である黒い翼を持って生まれたニーナは幼い頃にウィンディアを追放されていた。国を追い出されたニーナも犯人捜しの旅に同行する事になる。そこに謎の旅芸人のステンが接触してくる。リュウ達の事を気にいったステンは半ば強引に旅に同行してくる。コウモリ羽の少女が海を渡ったと聞いたリュウは船の出ているカペタン村にむかう。だがこの村は井戸が枯れ、そこに向かった村人が行方不明になるという事件が起きていた。井戸の中を調査するリュウ達。そこで同じく村の異変を調査するエバ教団の司祭であるレイと出会う。レイと協力し井戸に巣くう魔物を倒し、魔物によって操られていた村の人々を救い出すリュウ。助けられた大工たちは感謝として共同体の建設に協力する。村人たちの協力もあり共同体は町として大幅に発展していく。レイと別れ再び旅を再開するリュウの元に謎の女性が現れる。彼女は火のシャーマンサナモであった。シャーマンを操る老婆の合体の実験として連れてこられるリュウであったが竜族の血を引くリュウは合体を受け付けずに暴走し老婆の小屋は崩壊してしまう。老婆とサナモは仲間との合体に協力する代わりに共同体に住む事になる。

カペタン村の再開した定期船を使い海を渡るリュウ。道中のシャロンの森で喋る巨大蛙のタペタに出会う。魔女ニムフによって蛙の姿にされたタペタというタペタ。タペタを救う為にニムフの元に乗り込み元に戻す方法を教えてもらう。乙女によるキスが必要という事でニーナがキスをするとタペタは元の姿に戻る。スイマー国王子であるタペタは各地を放浪する旅を終えて国へ戻る途中であった。タペタはリュウ達を連れてスイマー城に帰還するが、城には既に王子が存在しており、タペタは偽物として捕まり牢獄に入れられてしまう。訳が分からない様子で困惑するリュウ達であったが、タペタの妹ペタペは今の王子は偽物であると言い、リュウ達にタペタを救出させようとする。帰りの船を沈められて協力せざるをえなくなったリュウ達はタペタを牢獄から救出する。本物のタペタは料理が得意だと思いだしたペタペは、どちらが本物の王子なのかを証明するために料理勝負を持ち掛ける。リュウ達は料理の食材としてみみずやごきぶり、金蠅を捕まえる。リュウ達の捕らえた食材で料理を作るタペタ。しかし審査をする他の料理人たちは偽の王子に脅迫されており、勝負は偽物の王子の勝ちとなる。勝負の結果に納得いかないペタペは怒ってスイマー城を壊そうと城の地下に眠る自爆装置の元へと向かう。タペタは妹の暴走を止めようと地下へと向かう。リュウ達も追いかけるが、向かった先で偽の王子がタペタを倒し、ペタペを人質にしていた。せっかく乗っ取りをした城が壊されるのは困ると偽王子はリュウ達も始末しようとクワドラという怪物の姿に変身する。リュウ達は偽の王子を倒しタペタの疑惑は無事晴れる。タペタはリュウ達を気に入り旅に同行する。スイマー城の牢獄にはリュウの追い求めていたコウモリ羽の少女もいた。彼女の名前はパティ。パティはごきぶりやみみずだらけのスイマー城から逃がしてくれるならどこでもいいと思い、大人しくリュウに拘束される。

モトの町に戻り、パティを真犯人としてトラウトに差し出す。パティはトラウトから盗まれたものを取り返しただけであり、悪いのはトラウトだという。しかしトラウトの家には盗品はどこにも存在せずパティは捕まってしまう。パティが犯人だとわかり無事にボッシュの疑惑は晴れる。しかし、ギルゴアはトラウトを野放しにはできないと思い、無茶を承知でもう一度忍び込んでほしいと頼んでくる。ボッシュもトラウトをあやしいと思っており、その頼みを受ける。リュウはボッシュと一緒にトラウトの家に侵入する。トラウトの屋敷の隠された地下室にはトラウトによって盗まれた財宝や捕えられた人々がいた。そこにトラウトがやってくる。牢獄を見られたトラウトは怪物に変身して襲い掛かってくる。トラウトを倒し皆を解放するが、旅の中で各地で怪物に変身する人間が続出しており、リュウは何か悪い事が起こる前触れではないかと思う。翌日レンジャーギルドにはゲイト村の森が枯れたという情報が伝わる。手練れのレンジャーたちが調査するものの、謎の怪物に出くわし皆がただならぬ危険を感じ引き返してきていた。この件は危険すぎる仕事だとギルド長は手を引こうとするが、故郷の異変や謎の怪物がバルバロイである事を知ったリュウとボッシュはゲイト村の調査に乗り出す。

枯れた森の調査

ゲイト村の異変を知ったリュウとボッシュは危険を承知で調査に乗り出す。

枯れた森の謎を解き明かすために草の人の助けが必要であった。リュウ達は各地をめぐるために巨大鯨のグランパの力を借りるために、くじら岬へと向かう。眠りつづけるグランパの体内で眠りの原因の夢悪を倒しグランパを目覚めさせる。グランパの力で海を渡る事のできるようになったリュウ達は音楽の国へと向かう。そこにやってきた各地を巡る見世物小屋には草の人のアスパーが見世物になっていた。リュウ達はアスパーを解放してほしいと見世物小屋の団長に頼み込むが、団長は90万ゼニーか珍獣ウパルパを用意しろと言う。要求に従えないという意志を見せるリュウ達に団長は怪物に変身して襲い掛かってくる。団長を倒し、アスパーを解放するリュウ。アスパーは枯れた森について大賢樹ガンダルーフであれば何かを知っているのでないかと言う。ガンダルーフの元に向かうが長老は自分の夢の中に入った謎の存在によって記憶を消滅させられていた。長老の記憶を取り戻すべく夢の中に入ろうとするリュウ。そのためには音楽の国に存在するセラピの枕が必要であった。

音楽の国の人々との会話には名人の笛がいる。それを聞いたリュウ達は名人の笛が存在するというハイランド国に向かう。ハイランド国に到着するが、この国が故郷であるというステンは帰りたくないという意志を見せて途中で待つことになる。リュウ達はステンを残してハイランド国の女王に面会するが、ハイランド国は突如国にやってきた将軍のシュプケーによって支配されていた。ハイランド国を自らのものとして支配しようとしてるシュプケーはリュウ達の来訪をよしとせずリュウ達を捕らえる。リュウ達の帰りが遅いと思ったステンは仕方なくハイランド国の王女に会いに行く。その途中でかつての旧友であり親衛隊のトゥルボーに出会う。トゥルボーはかつて自分の上司であり、親衛隊長であったステンが国を突然出て行った事を怒り、戦いを仕掛けてくる。ステンは親衛隊の重圧に耐えられずに逃げるように国を出た事を謝罪し、今はリュウ達仲間を救いたいと言う。その話を聞いたトゥルボーはステンを許し、ハイランド国の現状を説明。ステンはトゥルボーと協力し、リュウ達を救い出し、シュプケーを打ち倒す。シュプケーが暴走させた兵器により城が半壊するが、ステンが王女やリュウ達を逃がして行方不明になる。名人の笛を手に入れたリュウ達はハイランドを出発するが、国を出たところで生きていたステンと再会する。

音楽の国で無事に会話ができるようになったリュウ達。セラピの枕を手に入れるために女王の元へ向かうがこの国の女王は体が肥満して動けずにいた。リュウは国を追放された医師ゲドの迎えにいき、女王の様子を見てもらう。女王が肥満化しているのはアーガス達と同じく心を付け込まれ魔物になろうとしている前兆であった。ゲドは体内にいるモンスターが原因だと言い、リュウ達は女王の体内に侵入。体内のモンスターと脂肪を倒す。やせすぎてしばらく動けなくなった女王であったが、命を助けられた事を感謝されリュウ達はセラビの枕を譲り受ける。セラビの枕でガンダルーフの夢に入ったリュウ達。夢の中で記憶を喰いつつあるアルハメルと出会う。アルハメルはかつてゲイト村の人々の記憶を奪ったのは自分であると告げる。リュウはゲイト村の真相を知りつつアルハメルを撃破する。アルハメルは消滅の際に自分の上にいる邪神の存在をほのめかす。目覚めると長老は記憶を取り戻しつつあった。枯れた森の原因は長老でも詳しくはわからなかったが、何か大きな存在がゲイト村の自然の力を吸い取っているのではないかと言う。アルハメルの残した邪神の存在と関係があるのではないかと思ったリュウはその存在を求めて旅を続ける。

エバ教団との戦い

ニーナの力になりたいと思うミイナは姉に代わり大鳥になる事を決める。

長老の木から南に向かうために天の塔の天候を操り、霧をはらしたリュウはランドの故郷であるファマ村に辿り着く。静かな農村であったファマ村は近年ではエバ教団が教会をたてようと村人の畑を奪おうとしていた。この事に怒ったランドの母デイジイはエバの教団を追い返していた。農村を黙って出て行ったランドを怒るデイジイであったが、息子と再会できた事に喜ぶ。デイジイの畑仕事を手伝うリュウ達。畑を耕し終わると豊作を願ってナマンダ寺院へのお願いの使いを頼まれる。お祈りが終わりファマ村に帰ると畑にはエバの使者がいた。デイジイが畑を譲ってくれたと手紙を見せるが、母がそんな事をするとは思えないランドは怒ってエバの使者に襲い掛かる。そこにエバ教団の一員であるレイがやってきて仲裁に入る。大事にはならなかったがデイジイがいなくなった事でエバ教団への疑惑を強くするリュウ達。

エバ教団を暴くために総本山エブライに向かうとするが高地に存在するため移動手段がなく困っていた。共同体で作戦を練るリュウにニーナはウィンディアに伝わる大鳥化の秘法を使えば向かう事ができると言う。大鳥化すれば飛翼族は2度と元に戻れず、知能も鳥と同じになってしまう。それでも仲間のために大鳥化の覚悟を決めたニーナは試練に挑むためウィンディアに向かう。試練を乗り越えたニーナに先祖のニーナが現れる。先祖であるニーナは自分が他の種族の男性と結ばれてしまった事で飛翼族の力が弱体化し、大鳥化すれば元に戻れなくなってしまった事を謝罪する。ニーナは大鳥化をするための決意を固めるが、その夜、大鳥になるための翼の証をミイナが持ち出す。ミイナはニーナの力になりたいと思い、大鳥になる。

大鳥の力でエブライに乗り込んだリュウ達は町の人々が心を抜かれたように様子がおかしくなっている姿を目撃する。さらには町に閉じ込められてしまう。困り果てていると、町に隠れ住むレジスタンスのクラリスが助けてくれる。クラリスは出口に繋がる下水道に案内し、レジスタンスのリーダーであるティガのいるコット砦にむかえという。コット砦に向かったリュウ達はティガに接触する。ティガは協力を承諾するが自分と同じ虎人(フーレン)であるリンプーにほれ込み、自分の仲間にしようとする。これに異を唱えたリュウはティガと決闘する事になる。リュウはティガに敗れリンプーはティガの仲間になってしまう。コット砦近くにはエバ教団の支部があった。リュウ達はそこの神父であるマンソン神父を調査する。マンソン神父はエバの信者を総本山へと送り信者たちの力を邪神の復活へとささげていた。リュウ達を見ると怪物に変身して襲い掛かってくる。マンソン神父を倒したリュウ達は、総本山に行くという支部の教団に成りすまして再び総本山に乗り込む事になる。無事に総本山に入り込めたがエバ教団の教祖であるハバルクにクラリスが捕らえられていた。反逆者としてクラリスを死刑にしようとするハバルクを見たティガはクラリスを救う為に単身で戦いを挑む。しかしハバルクはティガを返り討ちにしてさらにはクラリスも処分する。二人の犠牲とハバルクの力を見たレジスタンスは士気を失ってしまう。ティガの仇を討つためにリンプーはリュウの元に戻ってくる。

リュウ達はハバルクを倒すために総本山の奥まで向かう。その途中でレイが立ちはだかる。レイは自分もリュウと同じ竜族であると告白し、リュウの真の力を解放しようと竜化して襲い掛かってくる。戦いの中でリュウはカイザードラゴンとしての力を解放してレイを撃破する。レイはハバルクやエバ教団は邪神と手を組もうとしていると言い、それを止めてほしいとリュウに頼んで息絶える。先に進むリュウ達はエバ教団に拉致されたデイジイを助け出すが、その瞬間罠が発動。壁が迫りくる。ランドは罠を止めようと仲間を逃がす。しかしランドの危機を見たデイジイは息子を救う為に自分が罠の身代わりになる。目の前で母親の死を見たランドは打倒エバ教団を誓い、リュウ達に追いつく。教団の奥深くにはハバルクの姿はなく謎の起動装置が存在していた。そこには1人の老人がコアとして捕らえられていた。装置はエバ教団が邪神の復活ために使うものであり、老人はリュウ達に自分を殺せと言う。ここに来るまでに沢山の犠牲を払ったリュウと仲間達はもうこれ以上の犠牲は出したくないと思い、老人を救い出す。装置が壊れ無事に老人は解放される。しかし、装置が壊れた影響でエブライは崩壊しようとしていた。老人が唱えた魔法で脱出するリュウ達は共同体にワープする。リュウの願いが仲間達の待つ共同体にワープさせたのだ。無事を喜ぶリュウと仲間達。視力を失っていた老人は、リュウの名前を聞いたとたんに驚く。老人はリュウの父親ガナーであった。ガナーはゲイト村で何があったのかを語る。邪神の手先であるアルハメルにより村人たちの記憶が書き換えられ、ガナーはユアを逃がすために戦い、エバ教団に捕まっていたという。ユアの行方は分からないがリュウはガナーと再会できた事を喜ぶ。

そんなときゲイト村の人々が守り神であるドラゴンを爆弾で破壊しようとするという情報が伝わってくる。竜を守る為にリュウはゲイト村にむかう。森が枯れたのはドラゴンのせいだとおもったゲイトの村人は爆弾を使いドラゴンを攻撃する。しかしその瞬間にドラゴンが守っていた扉が開き、中から大量の魔物が現れる。魔物達はゲイト村や世界各地を襲い始める。ゲイト村の神父ハバルはこのドラゴンに詳しいパティならこの状況を止められると言う。パティを探そうと思うリュウであったが、魔物達に覆いつくされた世界で大鳥が使えなくなってしまった。ガンツにいる技師エイチチの力を借りて共同体の井戸に隠された謎の装置で共同体を浮遊させようとするリュウ。ガナーはリュウ達のためにコアとなり共同体を浮遊させる。空を飛べるようになった共同体を使い、パティを探すリュウ達。パティはドラゴンが傷つけられた事を知るとすぐさまゲイト村にむかう。パティがドラゴンの手当てをしようとした時、ハバルが正体を現す。ハバルの正体はエバの教祖ハバルクであった。邪神の封印をとくためにハバルクは竜族の血を引くパティを生贄にしようとしていたのだ。パティの正体はリュウが幼い頃に生き別れた妹ユアであった。妹を守るためにリュウはハバルクと戦う。妹を守る事ができたものの傷ついたドラゴンの力は弱まり、邪神を完全に封印することはできなくなっていた。リュウは扉の向こうへ赴き、邪神を倒すことを決意する。その言葉を聞いたドラゴンは人間へと姿を変える。現れたのはリュウの母親でバレリーであった。バレリーはリュウを邪神と戦う使命の子だと言う。そして最後に子供達の姿を見る事が出来た事を喜び、消滅する。

使命の子の役割

仲間を失いながらも使命の子として邪神に立ち向かうリュウ。

邪神を倒すためにバレリーの守っていた扉の向こうを進むリュウ。たどり着いたのは竜族の隠れ住む町ドラグニールであった。数百年ぶりの訪問に驚く竜族の民は女神ミリアが残した邪神デスエバンの復活が近づいているという。過去、バレリーは弱まる封印の調査のために地上へと赴いた。そこでガナーと結婚しリュウとユアを生んだという。封印が弱くなった事を知ったバレリーはカイザードラゴンに変身し封印を守る事にした。そして生まれてきたリュウは使命の子であり邪神と戦う事を宿命づけられていた。邪神デスエバンを倒すには究極の力アンフィニが必要であった。アンフィニを得るためには仲間を一人犠牲にしなくてはならない。仲間達は皆それぞれがリュウのためなら命を差し出すと言う。しかし、リュウは今まで連れ添ってきた仲間達を誰一人犠牲にしたくないと思う。リュウの前に現れた幻影は覚悟を決めろと仲間の犠牲を要求するがリュウはそれに従わない。「ならばお前が消えてしまえ」と言う幻影の言葉にリュウは従う。目覚めるとリュウはアンフィニの力を手にしていた。仲間を誰も犠牲にしたくない。その想いこそがアンフィニに必要なものであった。アンフィニの力を手に入れたリュウはデスエバンの元へ向かう。そこに立ちふさがったのはかつて少年のリュウに立ちふさがったバルバロイであった。バルバロイは使命の子として成長したリュウを喜び、リュウと一騎打ちをする。激しい戦い末、リュウはバルバロイを打ち倒す。

バルバロイを倒し、遂に邪神デスエバンの元に辿り着いたリュウ。デスエバンは仲間達を閉じ込めて消滅させていく。世界が自分のものになるのをそこで見ていろと言うデスエバンをリュウは切り捨てる。しかしデスエバンは憎悪を糧に復活する。世界全てを憎み破壊しようとするデスエバンにリュウはアンフィニの力を解放する。その瞬間、デスエバンによって消滅させられた仲間は復活する。復活した仲間達と共にリュウは遂に邪神を打ち倒す。勝利を喜び地上へと帰還するリュウと仲間達。しかしリュウは使命の子としての役割がまだ終わっていない事に気づいていた。デスエバンは消滅したのではなく、眠りについただけであったのだ。仲間達を見送ったリュウは、デスエバンを封印するためカイザードラゴンに変身し母のバレリーと同じく門を封印しようとする。その時、共同体が空からやってくる。ガナーは邪神の封印は自分がおこなうと言い、空飛ぶ共同体で門を塞ぐ。人々の心が正しい方向へ向かえば邪神の復活はおのずと遠ざかる。その為にリュウと仲間達は世界をより良い方向にするために邪神との戦いを語り継いでほしいと願うガナー。父の言葉を胸に秘めてリュウは仲間達の待つ場所に帰還する。

『ブレス オブ ファイアII 使命の子』のゲームシステム

ドラゴンズティア

リュウが持つ母親の形見の宝石。相手の感情に合わせて色を変える不思議な力を持つ。相手がリュウに対してどのような感情を持っているかで9種類の色に変化し、黒色が最も好感度が低く、虹色が最も友好的なものとなっている。会話に表示される事がメインであるが、仲間達のドラゴンズティアはステータス画面でも確認することができる。魔法のうちバルハラー、ドメガ、リフレスト、リバルラの4つは覚えていてもドラゴンズティアが一定の数値なければ使う事ができない。

モンスターメーター

画面上部で眠っているのがモンスタメーター

onigirinosukex3
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@onigirinosukex3

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カプコンが1991年にアーケードゲームとして発売したゲーム、及びその移植作。 ストリートファイターシリーズの2作目であり、シリーズ最大のヒットを飛ばした。 1対1のストリートファイトによる世界大会を舞台に、個性豊かな総勢19人のキャラクターから1名を選び、試合での勝利を目指す。 別のプレイヤーとの「対戦」が好評を博した。

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ストリートファイターZERO(ストZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストリートファイターZERO(ストZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カプコンが1995年にリリースを開始したアーケードゲームシリーズ、及びその移植作。 ストリートファイターシリーズの3作目。 『ストリートファイター』の後、『ストリートファイターII』の前に位置する架空の時間軸を舞台に、CPU戦を勝ち抜いていく。 人気作となり、シリーズ3作品がリリースされ、最終的には総勢39人のキャラクターが登場する大型作品となった。

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Dragon's Dogma: Dark Arisen(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Dragon's Dogma: Dark Arisen(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Dragon's Dogma: Dark Arisen』 とは、 」2013年にカプコンより発売されたオープンワールドのアクションロールプレイングゲームで、2012年に発売された『Dragon´s Dogma』の拡張版である。売上本数はPS3版だけでも46万本を超えている。2017年にはPS4、Xbox OneやMicrosoft WindowsにNintendo Switchでも発売されている。ドラゴンに心臓を奪われてしまった主人公が広大なオープンワールドを冒険する物語となっている。

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鬼武者(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者』は、カプコンが開発し、2001年1月25日に発売したPlayStation 2専用アクションゲーム。 全4作ある『鬼武者』シリーズの第1作目。 同社の『バイオハザード』において開発されたゲームエンジンを使用しており、刀剣を利用した、緊張感と駆け引きのあるアクションが特徴。主人公は、鬼の力を手にし、囚われの姫を救出するべく怪物が巣食う城へと向かう。

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バイオハザード RE:3(Biohazard RE:3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バイオハザード RE:3(Biohazard RE:3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バイオハザード RE:3』とは、2020年4月にCAPCOMから発売されたサバイバルホラーゲーム作品で、1999年に発売された『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイクとなっている。そして2019年に発売された『バイオハザードRE:2』に続く「RE」シリーズ2作目となっている。ラクーンシティで起きた生物災害(バイオハザード)の真相を明らかにすべく、原作ゲーム1作目の主人公ジル・バレンタインが追跡者から逃げながらラクーンシティを脱出するというストーリーだ。

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バイオハザード RE:2(Biohazard RE:2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バイオハザード RE:2(Biohazard RE:2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バイオハザード RE:2』とは、2019年1月にカプコンから発売されたサバイバルホラーゲーム作品で、1998年に発売された『バイオハザード2』のリメイク版である。話の大筋に大きな変更はないが、主人公関係者の物語は大幅に変更された箇所もあった。ゾンビが溢れかえる街から脱出することを目的に、新米警察官のレオン・S・ケネディ目線と、失踪した兄を探しにやってきた女子大生のクレア・レッドフィールド目線、2人の主人公の物語が描かれる。よりリアルなゾンビやサバイバルホラーを体験出来るようになった。

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ロックマンエグゼ6(Rockman.EXE 6​)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ6(Rockman.EXE 6​)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ6』とは、2006年11月23日にカプコンから発売された、ゲームボーイアドバンス用のデータアクションRPGゲームである。グレイガ・ファルザーと2バージョンリリースされていている。バージョンごとに獣化システムやクロスシステムなど使用できるシステムも異なってくる。本作の発売時はゲームボーイアドバンスからニンテンドーDSの移行期であったが、「ゲームボーイアドバンスで発売したソフトであるから、こちらで有終の美を飾りたい」といった発言があり、ゲームボーイアドバンスでリリースされた。

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Devil May Cry(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Devil May Cry(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Devil May Cry』は、カプコンのテレビゲームである『Devil May Cry』シリーズを原作として製作されたテレビアニメ。WOWOWによって2007年の6月から9月まで放送された。 ゲームシリーズの主人公であるダンテが「悪魔も泣き出す男(デビルメイクライ)」に相応しい圧倒的な強さで悪魔を倒す戦闘シーンの迫力は勿論、アニメオリジナルの登場人物とカードゲームに興じるなど、ゲームでは見られないダンテの日常も描かれている。

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ストリートファイターIII(ストIII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストリートファイターIII(ストIII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ストリートファイターIII』とは、カプコンが開発・販売したアーケードゲームシリーズ、及びその移植作であり、ストリートファイターシリーズの4作目。 『ストリートファイターII』の10年後を舞台に、CPU戦を勝ち抜く、あるいは他プレイヤーと対戦するゲーム。 シリーズは全部で3作品がリリースされ、最終作となった『ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-』は長きにわたってプレイされる名作となった。

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デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 2』(デビルメイクライツー、DEVIL MAY CRY 2)は、カプコンが制作したPlayStation 2用のアクションゲームソフトであり2003年発売。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズデビル メイ クライの続編である。キャッチコピーは、「悪魔と踊ろう」。 第6回のCESA GAME AWARDSでは「CESA GAME AWARDS FUTURE 優秀賞」を受賞している。

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デビル メイ クライ(Devil May Cry)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ(Devil May Cry)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ』とは、カプコンが制作したPlayStation 2専用のアクションゲームである。2001年8月23日に発売された。ゲーム続編は第4弾まで出ており、全世界シリーズ累計販売本数は1500万本に達している。ゲームや漫画など、様々なメディアミックスが成された。 ある満月の夜、トリッシュという美女が一人の男のもとを訪れる。その男はダンテといい、悪魔退治専門の便利屋『デビルメイクライ』を営んでいた。ダンテはトリッシュに導かれ、悪魔の救う島へと向かう。

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デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。 後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。

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戦国BASARA(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

戦国BASARA(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。

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モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターハンターライズ』とは、2021年にカプコンからNintendo Switch向けソフトとして世界同時に発売されたハンティングアクションRPG。翌2022年には同じくカプコンから超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売された。新要素として、アクションの幅を広げる「翔蟲アクション」や移動の快適さを実現した新たなオトモ「ガルク」など、今までのシリーズ作品とはまた違った爽快な狩猟アクションを体験できる。

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モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』とは、2018年に発売され、2020年には1610万本を達成した大人気タイトル『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツである。 ワールドのエンディング後から展開される本作のシナリオでは、フィールド・拠点ともに一新。新たなクエストランク「マスターランク」を設け、ハンターは渡りの凍て地と呼ばれる極寒の地で、新たな強敵たちと出会う。

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新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』とは、『鬼武者』シリーズ第三作の続編として2006年1月26日にカプコンより発売された戦国サバイバルアクションゲーム。前作『鬼武者3』にて織田信長が討たれた後、その重臣である豊臣秀吉の治世となった慶長3年を舞台に、新たな主人公、灰燼の蒼鬼と異形の怪物・幻魔の戦いを描く。本作は前3部作から大幅なシステム変更が行われている他、前3部作の主人公の血縁者が登場するなど、過去シリーズとの繋がりが意識されている。

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逆転検事(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逆転検事(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逆転検事』とは、2009年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。『逆転裁判』シリーズのテイストを残しつつ、全く違った角度から事件を追っていく、従来の『逆転裁判』では味わえない新感覚を体験できる。

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デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。

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逆転検事2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逆転検事2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逆転検事2』とは、2011年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、前作に引き続き『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。また今回は、御剣怜侍の父親も登場し、御剣怜侍自身の「検事として」事件とどう向き合うのかということを考えながら捜査していくという、また一歩深い話が展開されていく。

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鬼武者2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者2』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの2作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。前作『鬼武者』で描かれた明智左馬介と幻魔の戦いから13年後の時代を舞台に、新たなる鬼武者となった主人公、柳生十兵衛と異形の怪物・幻魔の戦いを描く。多数の新システムの導入により、前作で好評だった斬り合いの爽快感がパワーアップしており、物語が分岐するアドベンチャー要素も追加されている。

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ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の5作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、登場キャラクターが異なる複数のバージョンがリリースされた。 前作で壊滅したはずの犯罪組織「ネビュラ」の手により仲間達が攫われてしまう。主人公の光熱斗はネビュラに立ち向かうため、チームを結成しインターネットの平和を守る。

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バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の2作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、2001年12月に発売された。現実世界と電脳世界を交互に行き来し、電脳世界に蔓延るウイルス達と闘うさまを描いている。犯罪組織WWW(ワールドスリー)の壊滅から3カ月後の世界で次々とネット犯罪が巻き起こる。事件の真相を確かめるため、光熱斗とナビのロックマンは様々な困難を乗り越えていく。

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ファイナルファイト(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファイト(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイナルファイト』は1989年12月14日にカプコンよりアーケードゲームとして発売されたベルトスクロール型アクションゲーム。1990年にはスーパーファミコンに移植され、その他多くの家庭用ゲーム機に移植された人気作品だ。大西洋に面した都市「メトロシティ」を舞台に3人の主人公「ハガー」、「コーディ」、「ガイ」達が、犯罪集団に攫われてしまったハガーの娘「ジェシカ」を救出するため、それぞれの思いを胸に立ち向かうという設定になっている。

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鬼武者3(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者3(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者3』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの3作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。2人の鬼武者、明智左馬介とジャック・ブランが、幻魔王・織田信長を倒すために立ち向かう物語を描く。本作では2人の主人公、左馬介とジャックのストーリーが交互に進行されていくのが特徴となっている。また、『鬼武者』シリーズ3部作の完結編であり、アクションゲームとしてシリーズ集大成と呼べる進化を遂げている。

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鬼武者(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アニメ版『鬼武者』とは、同名のアクションゲームシリーズを原作とする2023年のオリジナルアニメ。世界的に有名な剣豪の宮本武蔵を本作の主人公に据え、さらに国際的に高い評価を受けている黒澤明の侍映画で幾度か主演を務めた三船敏郎をそのモチーフとするなど、欧米の客層を強く意識した作品となっている。 修行の旅を続ける宮本武蔵は、とある僧侶から幻魔を討つために作られた鬼の籠手を預けられる。自身の魂を、あるいは切り捨てた者の魂を鬼の籠手に捧げながら、武蔵は人々を脅かす幻魔との戦いに身を投じていく。

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機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』とは、カプコン開発、バンプレスト販売の『機動戦士ガンダムSEED』を題材とした対戦型アクションゲーム。人気シリーズ『機動戦士ガンダムvs.』の第5作目。基本動作はこれまでのシリーズと同じであり、2対2のチームバトルも可能。プレイヤーの編成が柔軟になったことで敵軍キャラとのチームを組織することも可能となった。2005年7月にアーケード版で稼働開始。

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レッドアリーマー 魔界村外伝(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レッドアリーマー 魔界村外伝(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッドアリーマー 魔界村外伝』とは、『魔界村』シリーズに登場する人気の敵キャラクターであるレッドアリーマーを操作するアクションゲームである。 『魔界村』との最大の違いは主人公が人間ではなく、翼を持った魔物である事に由来する豊富なアクションである。 翼によって飛行する、炎などの攻撃を口から吐く等の独自のアクションを楽しめる。 魔物が主人公である事によるダークな物語も魅力の一つ。 加えて『魔界村』シリーズ譲りの高難易度も持ち合わせている。

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ロックマンエグゼ4(トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ4(トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ4』とは、2003年12月12日にカプコンから発売された、ゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGソフトである。『ロックマンエグゼ』シリーズの第4弾であり、「トーナメント レッドサン」と「トーナメント ブルームーン」の2つのバージョンが同時発売される。物語攻略においてプレイヤーの判断力が問われる「ダークチップ」の登場により戦略の幅が広がっており、WWW(ワールドスリー)との戦いから5ヶ月、6年生となった『光熱斗』と共に地球の存亡をかけて冒険していく。

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