仲間由紀恵が〈魔性の女〉を演じるドラマがすごい!

性別問わず人々を魅了する女優・仲間由紀恵。普段は温厚で無害そうな人(性格的に)だが、その演技力で魔性の女を演じるとそれはもうとんでもない事になる。という事で、今回は思わず”仲間由紀恵さんが魔性の女じゃなくて全人類の男は命拾いしたな”と思えるテレビドラマ、「美しい隣人」と「サキ」をご紹介。

~美しい隣人~ 危険なものほど美しい

郊外の住宅地のはずれにポツンと佇む隣家に、ひとりの女性―”マイヤー沙希”―が引っ越してきた。
愛想もよく、気立てもよく、何より美しい隣人だった。
理想的なご近所さんを得た専業主婦の矢野絵里子。
しかし沙季が越してきた直後から、彼女の幸せな日常はほころびを見せ始める…。

『女は、苦しむ女を見るのが好き』。

仲間由紀恵/檀れい主演のテレビドラマは、魅惑のサスペンスタッチ作品

まず檀れいの魅力に心奪われ、仲間由紀恵の魅惑のオーラに引きずり込まれ、
キャストの演技力からは時に狂気を感じるほどで思わず見入ってしまう。
そして物語の根本に関わる”紗季が絵里子を苦しみに追いやる理由”が明かされた時は、
無意識に人を傷つけている事ほど恐ろしいものはないな、と感じざる負えなかった。

ameblo.jp

その他

●主なキャスト
マイヤー 沙希/仲間由紀恵…本作の主人公で、矢野家の隣に越してきた。
矢野 絵里子/檀れい…本作のもうひとりの主人公。主に視聴者目線。
矢野 慎二/渡部篤郎…絵里子の夫。
矢野 慎二/渡部篤郎…矢野夫妻のひとり子。

●話数(全10話)
第1話 苦しむ女、苦しめる女
第2話 幸福を壊す女
第3話 隣の女の正体
第4話 満足できない女
第5話 絶体絶命
第6話 地獄の快気祝い
第7話 夫を誘惑した本当の理由
第8話 反撃の瞬間(とき)
第9話 零(こぼ)れたミルク
最終話 勝つ女

●放送
2011年、フジテレビ系列にて

www.fujitv.co.jp

~サキ~ 魔性の女、再び。

『きっと彼らは覚えていないのだろう。私と会うのが二度目だということを…。』

港南総合病院小児科で、看護師を務める網浜サキは、美人で礼儀正しく優しい性格から、職員や患者に慕われており、彼女に惹かれる男も少なくなかった。
しかし実はサキには復讐しようと狙う5人の男がいた。サキは言葉巧みに5人の男達に近づき、得意の読心術で男たちの複雑な心に入り込み、心のバランスを崩して自殺に追い込んで自らの手は汚さずに復讐を実行していく。

雑誌記者の新田隼人は、顔も知らぬまま生き別れになっている姉について記事にしたところ、自分が姉だと名乗る者が数多く現れた。すべて偽物だったが、ただ一人だけ本物の姉にしかわからない事実を知る女がいた。それが網浜サキだった。
突然現れた美しい姉に隼人は戸惑い、翻弄されるが、次第にサキを本物の姉と信じて慕うようになる。
一方、相次ぐ男達の不審な自殺に違和感を感じた隼人は一連の事件を調べていくが、その過程でとんでもない事実を知ることになる…。

出典: ja.wikipedia.org

「サキ」と「沙希」は同一人物?前作”美しい隣人”との関係は?

本作の「サキ」と、美しい隣人の「マイヤー沙希」は同一人物であり
どちらの作品が前日談か後日談かは不明だが(制作陣によって明確にされていない)、
時系列的には「サキ」→「美しい隣人」であるとの見方が一般的だ。
つまり、この作品は「美しい隣人」のマイヤー沙希の過去を描いた物語な訳で、
復讐から解き放たれたラストシーンのサキは、ようやく掴んだ幸せを噛み締めてこれからの希望に満ちているわけである。
だが、そんな彼女にこれから起こる悲劇を想像すると…
やるせないものがある…(´・ω・`)

その他

●キャスト
網浜 サキ/仲間由紀恵…本作の主人公。
新田 隼人/三浦翔平…サキの実弟
本田 典史 /岡田義徳…3人目のターゲット
須藤 繁之/高嶋政伸…4人目のターゲット…等。

●話数(全11話)
第1話 接近
第2話 タブーの正体
第3話 禁断へ導く女
第4話 ダブーの結末
第5話 姉への疑惑
第6話 弱者の逆襲―追いつめられた悪女
第7話 母へ―明かされる“悪女”の履歴書
第8話 母のための復讐―真夜中の誘惑
第9話 セレブ妻を狂わす疑惑の真珠
第10話 母を殺した最後の男
最終話 悪女の最後

●2013年、フジテレビ系列にて放送

www.fujitv.co.jp

まとめ

サキの復讐原理にはいつも「大切な人を失った悲しみ」「孤独」「不幸な出来事」があった。
しかしそれは誰しもが持つ感情であり、だからこそ復讐を実行できてしまうサキの異常な本性が剥き出しになっていく。
恐ろしいのは、サキの立場になってみると彼女の歪んだ心の全てに納得できてしまう事だろう。

仲間由紀恵が演じる美しくも危険な「サキ」という人物。
その魅力には容姿や演技力以外にも、誰にでもあるような人間臭さが関係しているのかもしれない。

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