進撃の巨人キャラクター図鑑【ネタバレ有り】

『進撃の巨人』とは諫山創原作のダークファンタジー漫画。魅力的なキャラクターや先の読めないストーリー展開が話題を集め、日本だけでなく海外でも人気を博している。そんな進撃の巨人のキャラクター図鑑を紹介していきたい。

ヒッチ・ドリス

出典: twitter.com

ストヘス区憲兵団支部に配属された、アニと同期の女子新兵。憲兵団に入団した目的は楽をするためで、軽薄な言動と弛んだ態度から同期からもバカと思われており、訓練兵団の上位10人に入れたのも何らかの不正を行ったためだろうと突っ込まれてもいる。
アニメ版では、上官から暴行を受けるマルロを機を見て庇うなど決して軽薄なだけの人物ではなく、騒ぎを見て集まった住民にも柔軟に対応する機転の利く一面もある。また、漫画版でも、ストヘス区の女型の巨人捕獲作戦後行方不明となったアニの安否を実は気にしており、100人以上の犠牲者が出た事件を起こした調査兵団への怒りを見せるなど、内心の誠実さが明かされた。
マルロと組んで調査兵団を捜索中にリヴァイらの捕虜となるが、マルロの真意を探ろうと命を奪おうとするジャンの芝居を本気と思い込み、隙を窺ってジャンを殴打し、マルロを救おうとした。その後、マルロとともに調査兵団へ協力する。調査兵団によるクーデターの終了後、調査兵団に移籍するマルロを必死に翻意させようとしたが、果たせなかった。調査兵団のメンバーはそこにマルロへの特別な感情を察知したが、当のマルロ(に加えてエレン)には全く通じていない。

ボリス・フォイルナー

出典: twitter.com

ストヘス区憲兵団支部に配属された、アニと同期の男子新兵。アニメ版では髪は銀髪になっている。トロスト区攻防戦の地獄を経験したアニを気遣っている。マルロの目標を聞いて驚いていた。

デニス・アイブリンガー

出典: twitter.com

ストヘス区憲兵団支部の男性兵士。無精髭が特徴でアニ達新兵の上官にあたり、王都に召還されるエレンと調査兵団を護送任務についてを新兵達に伝える。他の憲兵団同様に堕落しきっており、真面目という理由でマルロを護送任務の責任者に押し付けて、飲酒や賭け事に興じている憲兵団の部屋へ戻った。
アニメ最終話ではノンクレジットではあるが登場しており、女型の巨人とエレン巨人体の出現に困惑し、他の兵士らと共に立体機動装置を装備しようとしていたが手間取り、遭遇した二体の巨人から逃げ出すシーンが追加されている。

中央第一憲兵団

ケニー・アッカーマン

出典: mudasure.com

中央第一憲兵団対人制圧部隊隊長。かつて王政によるアッカーマン家への弾圧に対抗するため数多くの殺人に手を染めたことから巷では殺人鬼の「切り裂きケニー」としてその名を知られ、王都ミットラスにて百人以上もの憲兵の喉を切り裂いて殺害した都市伝説として語り継がれている。のちウーリ・レイスの手引きで中央憲兵団に所属するに至った経緯から、現在もウーリには恩義を感じている。登用のいきさつ上、ロッド・レイスとは非公式な主従関係にあるが、かつてのヒストリアの母親殺害は議会からの依頼を受けた中央憲兵の任務として行っており、立場上はレイス家の私兵ではなく、ロッドへの忠誠心もない。
血生臭い人生の中で冷酷に培ってきた能力は卓越しており、対人立体機動装置装備の状態で散弾銃をほぼ正確に二挺撃ちで扱えるほどの技量を持ち、戦術的な駆け引きや立ち回りにおいてもほぼ常にリヴァイの先手を打てるほど。しかしただ単純に暴力に溺れているわけではなく、自分なりに「夢」を叶えるという目標も持った上で現状に至っている。
リヴァイの母の兄、すなわち伯父である。リヴァイとは彼が子供の頃共に暮らし、どん底の暮らしの中で彼に対人格闘術や殺人術などの無頼な処世術を伝授した(ケニー曰く「色々教えてやった」とのこと。また、『悔い無き選択』ではリヴァイが彼と同様の手口で殺人を犯したような描写がある)。後にリヴァイとは長らく断絶状態にあったが(少なくともリヴァイは死亡したものと思っていた)、現在も「俺の誇り」と言うほどにその能力を高く評価している。自らを「クソ野郎」「クズ」と称し、その通りの生き方をしてきた男であるが、身内に対する愛情は確かであり、甥であるリヴァイを見捨てられずに生きる術を与えたが、自分は人の父親にはなれないと一人前の力を得たリヴァイのもとから去っていった。危地に陥った際には部下が駆けつけ、それに対して「来るな」と叫ぶなど、部下との信頼関係は確かだった模様。
リーブス商会の偽りの手引きによってエレンとヒストリアの身柄受け取りに現れるが、すでにリーブス商会の裏切りを察していたためディモと部下2名を殺害し、エレンとヒストリアを確保。さらに彼らの殺害を調査兵団の仕業に仕立て上げる。
葬儀屋に偽装した中央憲兵がエレンとヒストリアを護送する前に調査兵団の尾行を排除するべく、対人立体起動装置装備の部隊を率いて張り込み中のリヴァイ達を急襲して調査兵団員を殺害し、リヴァイを酒場に追い詰める。しかし、リヴァイに酒場にあった護身用の銃で反撃を受けて逃走を許してしまう。その後、エレンとヒストリアをロッド・レイスの元に送る。
かつてウーリ・レイスを暗殺しようとするが、巨人の力を行使するウーリに惨敗、はじめて遭遇する絶対的強者に取り乱して命乞いするも、逆にウーリからアッカーマン家の迫害について切々とした謝罪を受ける。それがきっかけで彼とは友人となり、レイス家の暗部としてその腕を振るっていた。ケニーとの絆を「奇跡」と称し対等な友人として接してくるウーリに対して憎まれ口を叩きながらも強い憧れを抱いており、彼が亡き後、自分のようなクズでも神にも等しいレイス家の巨人の力があれば、ウーリと対等な景色が見れるのでは、彼の気持ちを理解できるのではと考えていた。
エレン奪還作戦において、レイス家の巨人の力を奪うという目的を露わにするも、自分の血ではそれが叶わないと悟ると、エレンに巨人化のチャンスを与え、ヒストリアと争わせようとする。ロッド巨人化にともなう洞窟の崩落ですべての部下を失い、自らも致命傷を負う。ロッドから巨人化の薬を奪っており、巨人化して生き残る選択肢が残されていたが、選ぶことは無かった。リヴァイに看取られ、ずっと知りたいと思っていたウーリの本心の一部に触れ、リヴァイに巨人化薬を託すように押し付けながら、静かに息を引き取った。

ジェル・サネス

王都の中央第一憲兵団所属の年配兵士。王政の命令により調査兵団の兵舎に匿われていたニックをラルフとともに襲い、彼を拷問した末に殺害する。その際爪をはがすなど数多くの残虐行為で追い込んだが、エレンとヒストリアの居場所は最後まで聞き出すことができなかった。ニックの身柄を確保しつつも拷問と殺害をその場で行ったり、ハンジがニックの身元を偽装していたことを確認していないなど、王政直属の身分と秘匿性の高い職務の性質もあってか、活動の手法はかなり大雑把。
その後、調査兵団と結託したリーブスにより罠にかけられて崖から馬車もろとも落とされ、ラルフとともにリヴァイ達に捕縛された。ハンジに手ひどい拷問を受けるも耐え、王に対する高い忠誠心を示した。その一方で自分が今までやった拷問の凄絶さを身をもって知り、良心の呵責から自分を嬲り殺しにしてくれるよう懇願する。しかしラルフの「演技」に騙されて心が挫けてしまい、レイス家が本当の王家であることを告白した。
彼の回想から、エルヴィンの父親やヒストリアの母親の殺害に関与していたことが描かれている。

家族関係者

グリシャ・イェーガー

エレンの父親。身長182cm。体重78kg。シガンシナ区で医業を営んでいる。かつて区内で謎の疫病が流行した時には抗体を提供して多くの住民を救ったことで尊敬を集め、兵団にも人脈を持つほかさまざまな町に往診に呼ばれるなど優秀な医者として厚い信頼を受けていたが、シガンシナ区陥落後消息不明となった。自宅の地下室に「真実」と称する何かを隠していたり、レイス家の存在と特性を知った上で凶行に及ぶなど、実は巨人化能力者でもある素性や一般人が知りえぬ知見を踏まえた上での行動には謎も多い。しかし、カルラの死には涙を流し、アニメ版ではエレンとミカサの安全も願いながら帰路を急ぐなど、家族に対しては確かな愛情を持っていたことが窺える。
845年のウォール・マリア陥落前にレイス家の領地にある礼拝堂へ向かい、レイス家の持つ「力」を奪おうと自ら巨人化し、ロッドの妻と5人の子供を殺害。継承者であるフリーダを食い殺して「力」と「記憶」を奪うことに成功する。レイス家との関係や対立原因は不明。
シガンシナ区陥落後、避難中のエレンと会った時に謎の薬品を注射し、地下室の鍵を託す。その後「巨人化能力を支配して仲間を守る」「巨人に占領されたシガンシナ区に遺された自宅の地下室にたどり着く」ことを伝えていた。
それ以降は長らく行方知れずのままと認識されていたが、かつてエレンに注射した薬品は「人間を巨人化させる」効果を持つものだった。レイス一家から奪って自身に取り込んだ「初代王」の力を息子のエレンに移し替えるため、自ら巨人化させたエレンに食われて死亡していた。
実写映画版では、巨人化の仕組みを知りたいが為に自分の息子に巨人化用の薬を投与する等、マッドサイエンティスト的な一面が強調されている。特定知識保護法違反によりクバルら憲兵団に逮捕される。
ノベライズ版では、三の壁に住む「貴族」だったが、この世界のシステムに不満を持ち巨人化の薬「狩人(イェーガー)」を二人の息子(ハク、エレン)に投与し、エレンを自身が立ち上げた反政府組織「鷗」のモンゼン支部長のソウダ預けたことがあかされている。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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