進撃の巨人キャラクター図鑑【ネタバレ有り】

『進撃の巨人』とは諫山創原作のダークファンタジー漫画。魅力的なキャラクターや先の読めないストーリー展開が話題を集め、日本だけでなく海外でも人気を博している。そんな進撃の巨人のキャラクター図鑑を紹介していきたい。

ダリス・ザックレー

出典: www.charapedia.jp

訓練兵団を除く3つの兵団を統括する総統。
巨人化能力を持つエレンの意思を見極め、その処遇を決めるための特別兵法会議を3兵団幹部立会いのもとで開く。
スピンオフ作品『悔い無き選択』では、エルヴィンの考案した長距離索敵陣形の導入を巡る議会との折衝やごろつき時代のリヴァイの登用作戦を許可する姿が描かれており、個人として調査兵団へ期待していることが窺える。また、当時の調査兵団団長であるキースとは個人的に親しかったという描写が存在する。
エルヴィンがディモ・リーブス殺害の嫌疑で捕らえられた際には表立った動きを見せなかったが、(エルヴィンの計略による)巨人襲撃の虚報を受けてウォール・ローゼ放棄を決断した王政に見切りをつけてピクシスと共に反逆に加担。フリッツ王と臣下の身柄を拘束し、王都と各行政機関を制圧した。
エルヴィンの決起以前より王政府の重鎮たちに嫌悪感を抱いて密かにクーデターの準備を進めており、王都制圧後は王政府重鎮たちへの拷問を嬉々として行うが、その姿にピクシスは半ば呆れていた。

調査兵団

出典: prcm.jp

エルヴィン・スミス

調査兵団第13代団長。身長188cm。体重92kg。誕生日は10月14日。
調査兵団団長。冷静かつ聡明な性格をしており一見穏やかな物腰だが、その行動原理は全て人類の前進のためであり、目的のためなら仲間の命や自分の命ですら容赦なく切り捨てる覚悟を持っている。かつて王都のゴロツキとして名高かったリヴァイを調査兵団に参加させ、エレンの能力を知った上で周囲の反対を説得し入団させるなど、状況に応じた柔軟な思考を持つ。また、巨人化能力を持つエレンに可能性を見出し、「エレンなくして人類がこの地上に生息できる将来など永遠に訪れない」と発言する。壁内の人類の生存のために100人の仲間さえ切り捨てることを厭わないといった非情で冷酷な面も持つ人物であるが、それゆえにリヴァイを初め配下達からは深く信頼されている人物である。13巻において、巨人の正体が分かりかかったことに歓喜の表情を浮かべている。
5年前は団長ではなく、壁外調査で第12代団長のキースの指揮に従い戦う姿が描かれている。また幼いエレンとミカサが意気消沈して帰還するエルヴィンを目撃している。

リヴァイ・アッカーマン

出典: fanblogs.jp

調査兵団の兵士長。身長160cm。体重65kg。誕生日は12月25日。
人類最強の兵士として名高く、他兵団からも注目されその実力は1人で一個旅団並みの戦力を持つとも噂される。単身で瞬く間に15m級巨人2体を倒したり、着脱式の刀身を投擲武器として用いて的確に巨人の目を潰すなど、高度な技量を誇る。調査兵団に入る前は王都の地下街で暴れるゴロツキであった。
長らく無法の世界で生きてきた前歴から、その性格は冷徹かつ粗野で無愛想。一貫して現実主義的で口調も辛辣だが、取り決められた規律、序列は遵守する。その一方で法や型、情に囚われぬ感覚も持ち合わせており、盲従に甘んじることはない。局面によっては極端な手段も辞さず、常に的確に現状を把握して行動でき、バランスの取れた思考を持つ。自身の経験から虚無と理想相半ばする人間観を持っており、基本的に相手の意思と決断を尊重する主義である。エレンが作戦に反して仲間を救おうとした時にも命令に従うことを強要はしなかった。一方で王位継承の可能性を持つことが判明したヒストリアに対し、有無を言わせず即位を強要する態度には104期生班員達からの不信を買った。
体に付着した巨人の返り血をたびたびハンカチで拭い、潜伏先では率先して掃除に励む重度の潔癖症だが、志半ばで死んでいく部下の最期を看取る際には、自分の手に部下の血がつくのをためらわず、その手を握って労いながら巨人殲滅を誓うなど、仲間思いな面を持つ。表には決して出さないがかなりの激情家。だが完全に感情を制御し、それを戦闘力や機知に転化させることが出来る強靭な精神力の持ち主でもある。

ハンジ・ゾエ

調査兵団第四分隊長。身長170cm。体重60kg。誕生日は9月5日。
任務中はゴーグルを、平時では眼鏡をかけている。茶髪ポニーテールの中性的な人物。一見明るく親しみやすい人物だが、優れた洞察力と先見に長け、主に巨人の生体調査と計略方面で活躍する。調査兵団内では「怖いもの知らずの変人」と目されている。
かつては仲間を殺された憎しみを糧に巨人と戦っていたが、ある時、切り落とした3m級の巨人の頭を蹴飛ばした時に見た目に比べ異常に軽かったことに気付き、見えている物と本質は別なのではないかと思い至る。それ以来、今までとは違う視点とやり方で巨人と戦う道を選んだ。このため自分が担当する巨人の生体調査任務については並外れた意欲で臨み、しばしば常軌を逸することがある。変人ではあるが一般的なモラルや調査兵団の誇り高い戦士としての本分はあり、兵団が多くの犠牲を出して究明しようとしていた謎の一端をウォール教が隠していたことを知った時には、その場の誰よりも激怒した。巨人の正体が人間であることを知ったときには深く落ち込み、拷問にかけたサネスから汚れ役の運命を告げられた際には遣る瀬無さに苛立っていた。
巨人に異常なまでの熱意と執着を示し、話を始めると不眠不休で延々と話し続けるため、調査兵団の間では巨人の実験についてハンジに質問しないという暗黙の了解がある。エレンはそれを知らずに夜通し話を聞かされる羽目になった。イルゼが遭遇した巨人については、なにかしらの推測をしている様子。巨人の捕獲は過去に5回行っているが、リヴァイの発言からすると過去に捕獲した巨人はハンジが研究でいじくり回した結果死なせてしまったとのこと。

ミケ・ザカリアス

出典: topicks.jp

調査兵団分隊長。口と顎に髭を蓄えた男性兵士。身長196cm。体重102kg。寡黙で、初対面の人間の匂いを嗅いでは鼻で笑うといった変わった癖を持つ。その嗅覚は並外れて鋭く、巨人の存在も臭いで知ることができる。対巨人での実力は非常に高く、調査兵団内でリヴァイに次ぐ実力者であり団長のエルヴィンからの信頼も厚い。
5年前から生き残っている古参の精鋭であり第57回壁外調査ではエルヴィンと共に行動し女型の巨人のうなじに攻撃を仕掛けた。
ストヘス区の戦いには加わらず、ナナバ・ゲルガーらと兵団内104期兵を軟禁する任務に就く。その際ウォール・ローゼ内なのに巨人の群れを発見した状況に絶望しかけたナナバを「人は戦うことを止めた時初めて敗北する、戦い続ける限りは負けていない」と叱責し、士気を取り戻させた。また、部下想いの性格で104期の面々を非武装の状態で撤退させることを悔やみ「申し訳が立たない」と口にしている。
その撤退時に巨人群の追走を振り切れぬと判断、配下の調査兵団を逃がすため即座に単独で囮となる。周囲にほとんど建物や木などの障害物がない不利な環境であるにもかかわらず、一人で9体の巨人を同時に相手取り5体を討伐、なおも余力を残すほどの戦闘力を発揮した。しかし、獣の巨人によって離脱するために呼び寄せた自身の馬を投げつけられ、辛うじて避けるも、その先に待ち伏せていた小型の巨人に脚部を齧られて骨折、さらに獣の巨人に立体機動装置のワイヤーリールを奪い取られる。絶望的な状況の中でなお自分を奮い立たせ、最期まで勇敢に戦おうとするも、獣の巨人の命令で待機していた3体の巨人に襲われて絶望、壮絶な断末魔の悲鳴を上げながら全身を貪り食われ、戦死した。

モーゼス・ブラウン

出典: lineq.jp

調査兵団所属の兵士。845年の巨人侵攻前の壁外調査に参加していたが戦死。アニメ版では現れた巨人に最初に斬りかかろうとしていた。
調査兵団が帰還した時に彼の母親(声 - 寺瀬今日子)の元には彼の右腕しか返ってこなかった。
なお、原作では「ブラウン」と呼ばれていたが、アニメ版では「モーゼス」という名前に変更されている。
実はブラウンは苗字であり、母親は名前を言わなければならないのに苗字を呼んでしまったという作者のミスであることが、担当者より明かされた[19]。

ディータ・ネス

調査兵団所属の兵士。バンダナと口ひげが特徴の男性。第57回壁外調査の次列四・伝達班(アルミンの所属班)班長。「シャレット」という名前の愛馬がいる。
新兵の教育も担当し、奇行種の巨人を新兵のアルミンに会わせたくないと考え戦闘に臨む、部下思いの性格。立体機動装置の能力が発揮できない平地でも部下のシスと二人掛かりで巨人一体を倒すことが出来る実力を持つ。突如現れた女型の巨人と交戦するが、自身のワイヤーを掴まれてそのまま地面に叩きつけられ戦死する。
アニメ版では、自身の愛馬が人の髪を毟る癖があると説明している。新しく入団した104期メンバーに自己紹介している時に愛馬にバンダナをくわえられた際、頭が禿げていることが判明する。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

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ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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