【日本刀×少女】謎が謎を呼ぶ.「BLOOD-C」の世界

前代未聞の茶番劇アニメと言われたこの作品。筆者も興味を惹かれて見てみたが、いろんな意味で度肝を抜かれた作品だった。「BLOODシリーズ」待望の3作目として注目を集めた本作だが、ラストの展開があまりにも衝撃的すぎてファンの間では賛否両論となっている。

謎の犬

最初は口を開かなかったが途中から人語で喋り始め、
日常に違和感を感じている小夜に対して「気づけ」「思い出せ」などと意味深な言葉を放っている。

また、犬の中身は本物の犬ではなく別作品の〈xxxHOLiC〉に登場する四月一日という人間である。
”茶番劇”の真相を知っている人物だということが判明するが小夜を直接助けることができない理由があるらしい。

物語を通して小夜のことを見守っているような様子が見られるので、敵ではないようだが…。
一体、この犬は何を知っているのだろうか?

小夜は物語の黒幕と過去に会っている?

小夜の記憶のフラッシュバックに出てくるのは「どこかの部屋」の光景と、「姿の見えない男の声」なのだが、
この時にこの物語が全て「誰か」による実験であることが明らかになる。
そしてこれがBLOOD-Cが「茶番劇アニメ」と言われる所以である。

「せっかくの実験なのだから勝者と敗者を決めないと…」
「勝者には褒美を、敗者には罰を」
という男の言葉の意味とは…?
そして男の正体は誰なのか?

衝撃のラスト

すべての記憶を取り戻し、一足先に浮島(物語の舞台の地)を後にする黒幕を追う小夜だったが
彼女を待ち受けていたのはなんとも悲しいラストだった。

そしてBLOOD-Cが茶番劇アニメと言われる理由にもなった衝撃のグロ展開&最終2話のネタばらし。
謎多き浮島の住人たちに、小夜の正体に、違和感ありまくりの世界観に、裏切りの連続に…。
終始謎だらけの本作だが、ちゃんとネタばらしがあるのでご安心を。

まあ、黒幕による「実験」続きは劇場版へ持ち越されるんだけどな…。(´д`)

グロが好きな方にはかなりオススメの作品だが、苦手な方は要注意である。

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©2011 Production I.G, CLAMP/Project BLOOD-C TV

ichimimm0004
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@ichimimm0004

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