衛藤美彩(乃木坂46)の名言・迷言・発言まとめ

衛藤美彩は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。乃木坂46加入前から芸能活動を行っており、出身地である大分県の地元アイドルグループ「CHIMO」のメンバーだった。また2011年には「ミスマガジン2011」に輝いている。2019年3月31日に卒業。同年10月24日、プロ野球埼玉西武ライオンズの源田壮亮との結婚を報告。2022年1月29日には第1子である男児の出産を報告している。本記事ではそんな衛藤美彩のテレビや雑誌のインタビュー等での発言を集めている。

「何事もがむしゃらにやっぱりやっていきたいな」

乃木坂に入ってからこんなにがむしゃらに頑張ることって多分ほかに今までなかったので、周りの人から頑張りすぎはよくないよって声かけてくれたりするけど、逆にこんなに頑張りすぎる事って人生でそうあるのかなって思ったらないのかなって思うので。乃木坂にいる間はできる限り何事もがむしゃらにやっぱりやっていきたいなって思っています。
(2018年3月12日『乃木坂工事中』)

『乃木坂工事中』第146回放送「20thシングル 選抜メンバー発表」の中で発せられた言葉。
発表方法はスタジオにメンバーが集められ、林高也の「天の声」が選ばれたメンバーの名前を発表するというもの。
「何事もがむしゃらにやっぱりやっていきたい」と言えるということは、それだけ心身共に充実している証拠と言えるのではないだろうか。

自分自身について

「人の話を素直に受け入れることも大切」

自分の信念を貫くことも必要ですが、一方で人の話を素直に受け入れることも大切だなと思っています。自分のことばかりになると見えるものも見失っていく、でも人の話を聞くと「自分はそういう風に見られているんだ」って客観的に見ることができます。こだわりは絶対にないとダメだと思いますが、柔軟性や対応力も重要だと思います。
(2015年11月5日『モデルプレス』)

人一倍選抜に拘り続けてきて、人一倍選抜に選ばれないことに葛藤してきた衛藤だからこその発言と思われる。自分しか見つめられなかった苦しい時期を経て、グループの中の自分を客観視できるまでになったことが伺える。

「思っていることを正確に伝えないといけないんだな」

自分の発する言葉の力というか。立ち位置が前に来ると、やっぱり発言も乃木坂46のみんなを背負っての、代表としての言葉になるので、思っていることを正確に伝えないといけないんだなと。そういう意味での責任感ですね。そういうのはすごく勉強にもなっています。
(2015年11月12日『リアルサウンド』)

ちょうど衛藤が選抜の1列目に抜擢された時期の発言。「立ち位置が前に来る」ことにより、より責任という重圧がかかることを身をもって経験したことが伺える。

「自分で決めつけない方がいろんな一面が出るのかな」

いや、ないかもしれないです。今までは逆にそれを意識しすぎていて、明確なキャラクターがほしいなと思ってたんですけど、ほしいと思って手に入れられるものじゃない。周りのメンバーとの普段の関わりだったり、『乃木坂工事中』の番組の中で設楽さんが言ってくださった言葉がファンの方に定着したりとか、周りのみんなが作ってくれるものだなというのを実感したんです。そうやって、自然にしている流れの中で色がついていってくれたらいいなと考えるようになった時に、お酒の企画もあってキャラクターにつながったりしたんですよね。意識していることがあるとすれば、自分はお姉さんメンバーだというのがあるけど、そこをあまり意識しないようにする、というのを意識しています(笑)。私は23歳だからとか、そういうことを意識していると幅が狭まっちゃうかなと思って。グラビア撮影をたくさんさせていただく中でも、自分は大人っぽいからこの衣装は似合わないかもと思っていたものが、意外と着てみたら好評だったりしたんです。自分で決めつけない方がいろんな一面が出るのかなって。
(2015年11月12日『リアルサウンド』)

「ご自身のキャラクターというか、こういう自分を見せたいというのはありますか?」という質問に対する回答。上で語られている「お酒の企画」とは、『乃木坂工事中』第6回放送「みさみさの1人家飲み」という衛藤美彩フューチャー回の事。ここで衛藤は1人でお酒を飲みながらプライベートに近い姿を視聴者に見せる、といった内容だった(上記画像参照)。この時衛藤が飲んだお酒は、シャンディガフ(ビールとジンジャエールのカクテル)、赤ワイン、カシスオレンジ、キティ(赤ワインとジンジャエールのカクテル)、麦焼酎(ロック)、つまみは衛藤手作りオクラとチーズの豚肉巻きよズッキーニとニンニクの炒め物だった。「自分で決めつけない方がいろんな一面が出るのかな」という考え方は「人の話を素直に受け入れることも大切」という考えと通じるものがあり、衛藤の中でブレずに一貫している考えだと思われる。

「歌うことや目立つことが好きなのは母親譲りかも」

歌うことや目立つことが好きなのは母親譲りかも。母はもともと芸能界を目指していたのですが、父親に反対されて諦めたそうなんです。「それがお母さんの人生で唯一の後悔だから、美彩は自分の好きなことをやりなさい」と言われたこともあって。母の夢を託されたわけではないけれど、私も小さいころからずっと「歌手になりたい」という夢がありました。
(2017年10月26日『livedoor NEWS』)

「選抜に入ってからは本当にすごく考え方が180度変わって」の章でも語られている通り、衛藤と彼女の母親との絆の深さは衛藤自身が認めていること。母親自身が芸能界を目指していたこともあり、大いなる後押しになったことは想像に難くない。

「握手会がなければ、今の私はいなかったと思います」

ファンの方に「あのコとまた話したい」と思っていただけるように、誰よりも楽しい握手をすることを心がけました。それが、だんだん口コミで広まり、お試しで握手に並んでくださる方が増えていったんです。握手会がなければ、今の私はいなかったと思います。
(2017年10月26日『livedoor NEWS』)

なかなか選抜に選ばれない時期も、握手会という場を大切にし、コツコツと努力を重ねていった結果、彼女が乃木坂46在籍時にリリースされた22枚のシングルのうち、15枚のシングルで選抜入りを果たす(うち10枚は福神入り)という大きな成果を残したことになる。

乃木坂46について

「軸としてちゃんとしなきゃっていう思いは前より強くなりました」

私は今までずっと3列目だったので、前に1列目、2列目のメンバーがいて、そのメンバーの間から抜けて(映って)いたんですよね。逆に今回は1列目の私を軸にして、2列目や3列目のメンバーが間から抜けたりするので、私がちゃんと立ち位置をわかってないといけない。1列目って本当に大変だなと思いますね。カノン(拍をずらして時間差で同じ振付を踊る)だったり細かい動きもあるので、1列目の子が間違うと焦っちゃうんですよね。自分の番号の振付ももちろん覚えてるんですけど、やっぱり動揺しちゃうので。そういうことがないように、軸としてちゃんとしなきゃっていう思いは前より強くなりました。
(2015年11月12日『リアルサウンド』)

このインタビューが掲載されたのは、乃木坂46の13枚目シングル『今、話したい誰かがいる』リリース時であり、衛藤が初の福神入り、しかも初の1列目というタイミングであった。それまで選抜に選ばれていても3列目が多かった衛藤にとって、1列目というのは景色が違うだけでなく、背負う責任もより大きくなるということを自覚した発言である。そして自覚だけでなく自信も伺える発言となっている。

「その不安を私たちのパフォーマンスで、良い方に変えられたら」

『透明な色』は、これぞまさしくTHE乃木坂という雰囲気でした。実際に乃木坂の中でもファンの中でも、“乃木坂とはこういうものだ”というイメージが、一度出来上がっていて。だからこそ、今回は新しい曲調に冒険出来たり、挑戦することが出来たと思います。つまり、一度作り上げたものはそのままに、その上に新しいものが乗っかったと言うか、新しい引き出しが増えた感覚です。従来の乃木坂らしさが好きなファンの方には、どう受け止めてもらえるのか、少し不安もあります。でも、その不安を私たちのパフォーマンスで、良い方に変えられたらと思っています。
(2016年5月23日『TSUTAYA on IDOL』)

『透明な色』とは2015年1月7日にリリースされた乃木坂46初のアルバムのこと。「“乃木坂とはこういうものだ”というイメージが、一度出来上がっていて」という発言からは、乃木坂46を俯瞰して捉えることが出来ている証明であり、「その不安を私たちのパフォーマンスで、良い方に変えられたらと思っています」という発言からは衛藤の過剰ではない自信が伺える。

「自分らしくいるようになって以降、ファンが増えた実感もあって」

乃木坂って、おとなしくて図書館で本を読んでいる女の子というイメージを持たれていることが多いですが、私はそれとは真逆の性格で。地元が田舎だったので、お兄ちゃんとコウモリを追いかけたり、男の子たちとドッジボールしたりして育ったので、自分は乃木坂らしくないと悩んだ時期があったんです。それでその時は、髪を黒くしたり、テレビ番組でもあまり発言をしないようにして、おとなしくするようにしていて。そうやって乃木坂らしさに、悩んだ時がありました。でも秋元先生の「自分らしく歩いた道を見た人が、それを乃木坂らしさと言うんだ」という言葉を聞いて、考え方が180度変わって。そのおかげで「1人家飲み」が生まれたし、自分らしくいるようになって以降、ファンが増えた実感もあって、自分の殻を1つ破れたと感じていて。そういう気持ちもあって、このアルバムタイトルは、とても思い入れの深いものになりました。
(2016年5月23日『TSUTAYA on IDOL』)

ここには乃木坂46と衛藤自身のイメージの齟齬に悩んできた衛藤の姿がある。その悩みを解消してくれた秋元康の言葉、そして衛藤自身が「ターニング・ポイント」だと自認している「1人家飲み」の企画(「自分自身について」の「自分で決めつけない方がいろんな一面が出るのかな」の章を参照のこと)について語られている。「このアルバムタイトル」とは『透明な色』のことであり、自身の成長とアルバムタイトルとをダブらせている。

「これがうちの孫じゃ!」

東京ドームのステージで歌う日が来るなんて想像もしていなかったけど、ライブができることが素直に嬉しいです。グループの活動を通していろいろな経験を積んで自信もついたので、お祭りみたいに楽しめたらいいな。もちろん家族にも晴れ舞台を観に来てほしいです。私のおじいちゃんの熱がすごいんですよ。コンビニに行くと、店員さんに「これがうちの孫じゃ!」って雑誌を見せびらかしているみたいで(笑)。でも、孫の応援が生きがいらしいので、これからも活躍している姿を見せたい。そして、いつか福岡のヤフオクドームでライブをやって、おじいちゃん孝行をしたいです。
(2017年10月26日『livedoor NEWS』)

乃木坂46が初めて東京ドームでライヴを開催したのは2017年11月7日。上のインタビューが掲載されたのはライヴの約2週間前となる。衛藤にとって母親は芸能活動の良き理解者であり、ここで語られているように祖父は熱狂的なファンである。家族の仲の良さが伝わってくる発言であり、家族の絆に守られている幸せな姿を垣間見れる発言でもある。

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