Days Gone(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Days Gone』(デイズゴーン)とは、ソニー・インタラクティブエンタテイメントより2019年4月に発売されたPlayStation専用のサバイバル・アクションゲーム。2021年5月にはPC版がダウンロード配信された。謎のウイルスにより世界ではパンデミックが起こり、秩序や文明が崩壊。最愛の妻と別れた「ディーコン」は相棒とバイクにのり妻を探しながら旅を続ける。崩壊した社会で物資は常に不足し、簡単に人が死にゆく世界で、ヒューマンドラマさながらの人間模様を描いた作品だ。

『Days Gone』の概要

『Days Gone』(デイズゴーン)とは、2019年4月26日にソニー・インタラクティブエンタテイメントより発売されたPlayStation4専用ソフトである。2021年5月18日にはsteam、Epic Games StoreでPC版がダウンロード配信された。バイカーの主人公を操作しオープンワールドを生き抜くサバイバル・アクションゲームである。

とある年に発生した謎のウイルスによるパンデミック。感染者は爆発的に増え、人々を波のように襲った。逃げ惑う者、助けを求める者、錯乱し生存者を殺す者、大きな混乱の中、主人公「ディーコン」は、刺されて重傷を負っている妻「サラ」だけをヘリに乗せ、その後再会できぬまま2年が経った。相棒の「ブーザー」と共に、お尋ね者の始末や物資調達などをするバイカーの賞金稼ぎとして生き延びていた。サラの手がかりは未だ何も掴めず、諦め先へ進もうとしていたところ物語が進み始める。「生き延びろ。敵だらけの世界で。」のキャッチコピーのもと、ディーコンは崩壊した社会の中で「キャンプ」と呼ばれるいくつかの集落を渡り歩いていく。また、本作ではキーキャラクターの好感度が設定されており、ディーコンの選択や行動によって各キャンプのリーダーの好感度が変わるため、入手アイテムやストーリーが変わってくる。クリアまでの平均プレイ時間も37時間とボリューム感があり、しっかりと作りこまれた人間関係や豪華な声優陣も相極まり、クリア後にはシリーズものの映画を見終わったような壮大さがある。サブミッションやコレクションといったやりこみ要素も多く、リピーターも多い。

『Days Gone』のあらすじ・ストーリー

1章:パンデミック

ヘリが定員オーバーのためサラだけしか乗ることができず、サラに自分の指輪を託すディーコン

アメリカで広がるとあるパンデミック。謎のウイルスによって「フリーカー」と呼ばれる感染者が爆発し、人々が襲われ、街は崩壊し、国家緊急事態対応機構・通称「NERO」が出動するも世界は地獄と化していた。
主人公ディーコン・セントジョンも、妻のサラ・ウィテカーと相棒のウィリアム・ブーザー・グレイと共に逃げてきた一人だった。しかし道中でサラが子供に腹部を刺され、熱も上がり危険な状態に。なんとか救助ヘリまでたどり着き妻を病院へ連れて行ってくれるよう頼むが、大学生院生のオブライアンから「ヘリに乗れるのは2人まで。それ以上は重量オーバーだ。」と言われてしまう。腹部を刺されているサラを乗せ、足を負傷しているブーザーにも乗るよう説得するディーコンだったが、逆にブーザーに乗るよう諭されてしまう。ヘリに駆け寄り、オブライアンから行先を聞いたディーコンは「一人残したらブーザーは死んじまう。これはあとで返してくれ。」と再会を誓い、サラに自分の所属していたバイカーチーム「モングルス」の印が入った指輪を預け、別れを告げたのだった。

2章:相棒

サラと別れて2年、相棒ブーザーと共に生き延びているディーコン

サラと別れてから2年後、ディーコンとブーザーは荒れ果てた世界で物資調達やお尋ね者の始末などをする賞金稼ぎバイカーとして生き延びていた。その一方でサラの行方を捜していたが、彼女が乗っていたヘリが向かったはずの難民キャンプが壊滅しており、サラを探す手がかりもなくディーコン達は諦めかけていた。ブーザーは諦めて前に進むため北へ向かうことを提案し、ディーコンも「今回の仕事が終わればな」とその提案を受け入れる。その日もベルナップ地方にあるキャンプでリーダーをしているエイダ・タッカーからの仕事でレオンという男をブーザーと追っていた。バイクで追い詰めていたが森の中へ逃げ込まれてしまう。レオンを追い詰め、薬の在処の地図をもらうとレオンを始末し、バイクへと戻った。しかしディーコンのバイクは先ほど受けたレオンからの銃撃で燃料タンクに穴が開いてしまった。草むらにバイクを隠し、2人は部品を調達しに近くにあるバイクショップへと向かうことにした。道中、走れなくなった車で道が塞がれており、車をどかし道を開けようとする2人は隠れていた4人組に突如襲われる。しかし、返り討ちにするディーコンとブーザー。この世界では、フリーカーだけではなく秩序を失った人間さえも襲ってくるのだ。やっとの思いでバイクショップへたどり着く2人だが、フリーカーたちで溢れかえっていた。そこで、ブーザーにバイクでフリーカーをおびき寄せてもらい、その隙にディーコンが部品調達する計画を立てた。部品が手に入った後、ブーザーと合流しようとしたディーコンだが、フリーカーを崇拝しているカルト集団であるリッパー達に襲われているブーザーを発見する。リッパー達によってブーザーは腕をバーナーで焼かれ、大怪我を負ってしまう。なんとかブーザーを救いアジトに戻ってきた2人だが、ブーザーの薬の調達にディーコンは一人で再び出かけたのだった。

3章:とある少女

パンデミック前からの知り合いに再会できたことを喜ぶリサとタッカー

バイクの置いてある場所に戻るがそこにバイクはなかった。ディーコンが付近にいた怪しい人物を追っていくと、コープランドがリーダーをしているキャンプへと逃げ込んでいく。ディーコンのバイクはそこですでに解体された後だった。コープランドは、バイクを返すのと引き換えに以前レオンに持ってくるよう頼んだ薬を、レオンの代わりにディーコンが持って来いと指示した。レオンの血まみれのキャップを持っていたディーコンは、コープランドにレオンを始末したことの言い訳ができず、コープランドへと薬を渡すしかなくなってしまった。仕事をする代わりにバイクを無事に返してもらったディーコンは、今度はタッカーのキャンプへと向かう。レオンの血まみれになったキャップを渡したが、タッカーはそんなことには目もくれなかった。さらに、ディーコンはこのホットスプリングスキャンプでリッパー達がディーコンとブーザーをなぜか探していることを耳にする。その後、タッカーから生存者を連れてくるよう頼まれたディーコンは、生存者の目撃情報があったというフリーカーの巣が無数にある町でへ向かい、家の一室に隠れている少女を発見する。両親に置いて行かれたリサという少女はこの惨劇を一人で生き抜いてきたらしく、とてもつらい思いをしているようだった。ディーコンはリサをなだめ、タッカーのキャンプへと連れていく。タッカーとリサは昔近所に住んでいたようでタッカーはリサを温かく迎え入れてくれた。しかし、リサがひどく傷ついているため労働はさせない方がいいと忠告するディーコンに対し、タッカーは首を縦に振らずリサにも過酷な労働を強いるのだった。その後、ホットスプリングスキャンプはリッパーに襲撃を受け、リサは拉致されてしまう。ディーコンはタッカーから連絡を受けリサを助けに行ったが、ホットスプリングキャンプに連れ戻せばまた奴隷のように扱われると危惧した。そこで、古くからの友人であるバイカー仲間のリッキーにリサを託し、彼女の暮らすアイアン・マイクのロストレイクキャンプへと連れていくが、リサは狩りに出た先で再びいなくなってしまった。

4章:希望と絶望

敗血症により意識障害を起こし、ディーコンを敵と認識してしまうブーザー

ディーコンは仕事をしている最中、たまたまNEROのヘリを発見。壊滅したと思われていた国の機関がまた在ることに驚いたディーコンはNEROのヘリを追跡していく。するとそこではNEROの職員たちがフリーカーを生きたまま連れ帰ろうとしていたようで、不審に思ったディーコンはNEROの職員の落としていった無線機を持って帰ることにした。その無線機の情報からかつてリサを乗せたヘリに乗っていたオブライアンが生きていることが判明。ディーコンは諦めかけていたリサの手がかりを探そうとオブライアンとの接触を試みる。オブライアンはサラを乗せたことやディーコンのことを覚えており、ディーコンに脅され協力することを約束してくれた。その一方、ブーザーの容態は悪化するばかりでついには敗血症も引き起こしていた。意識が錯乱するブーザーをなんとか連れ出し、ロストレイクキャンプにある薬を盗み、医師のアディーにブーザーを治療するよう頼みこむ。リッキーはキャンプに忍び込み貴重な薬を盗んだディーコンに激怒し、助けてやる義理はないと大反対したが、アディーが病人がいると聞いた途端「誰が何と言おうと病人がいるなら治療する」と引き受けてくれたのだった。このことをアイアンマイクにも報告すると、キャンプで警備を担当している住民のスキッゾは大反対しディーコンに銃を向ける。ディーコンもスキッゾに銃を向け、一触即発の雰囲気に。その状況にも動揺せず、アイアンマイクはブーザーに治療を受けさせることを了承。その後リッキーがブーザーをキャンプまで連れ帰ってくれることとなり、アディーによる治療が始まった。ディーコンはブーザーが治療を受ける間はキャンプに留まり仕事をすることなり、スキッゾから教わった抗生剤を取りに出かける。だがしかし、そこはリッパーの領地内で、抗生剤を奪ったあとはキャンプまでディーコンを追いかけてきたのだった。アイアンマイクとリッパーのリーダーであるカルロスは協定を結んでいたため、リッパーの物に手を出したことを知ったアイアンマイクは激怒。さらには、薬も物資も何もかもが不足しているキャンプでは思うように治療が進まず、ついにはブーザーの容態が悪化し、右腕を切断しなければならなくなってしまった。

5章:前へ

自ら作ったサラの墓標に花を手向けるディーコン

ディーコンは、ロストレイクキャンプに何か恩を返せないかと、ロストレイクが安全になるよう近くのフリーカーの寝床を潰す計画を持ち掛ける。アイアンマイクはそれを受け、シャーマンズキャンプに残った爆薬の地図を取りにディーコンを連れて行った。アイアンマイクは、自身が以前シャーマンズキャンプの大虐殺に関わり生き残ったことを後悔していること、その経験が自分がこの崩壊した世界でなお平和主義を貫く理由となっていることをディーコンに話してくれた。キャンプに戻ったあと、ブーザーを見舞うディーコン。ブーザーの容態は安定していたが、無理に明るく振舞っているように見えた。その後、ディーコンが以前持ち掛けた洞窟を爆破する計画の途中、仲間が閉じ込められていることが判明し、ディーコンとスキッゾで助けにいくこととなった。結果、仲間は飢え死にしており、スキッゾがフリーカーの餌にはしたくないと鉱山の中で埋葬しているのを見て、ディーコンは自分と同じく越えない一線を持っているスキッゾに対して自分を似たところがあると感じているようだった。キャンプに戻るとブーザーがいなくなったことを知り、慌てて追いかけるディーコン。ブーザーは、酒に酔い自暴自棄になってフェアウェルに帰ると言い張った。前方には大量のフリーカーがいるにもかかわらずブーザーは威勢を張っていたが、ディーコンがお前が死ぬなら俺もここで死ぬといわんばかりの態度を見せつけたため、ブーザーは無謀な行為を思いとどまった。ディーコンのアイデアでブーザーの右腕にはナイフ付きの義手がつけられ、ブーザーも少し元気を取り戻してきたようだった。その後、オブライアンからの連絡でサラはシルバーレイクにある野外病院へ入院、6時間の手術を経て完全に回復したという記録を発見。サラの生存に希望を持ちかけたディーコンだったが、オブライアンはキャンプは壊滅したという。過去に囚われないようにと、ディーコンはそのあとサラと結婚式を挙げた教会を燃やしに行った。

6章:新たなる旅立ち

リッパーに捕まり拷問を受けるディーコン

スキッゾの提案で、再びリッパーの領土にある物資を奪いに行くこととなるが、スキッゾに売られディーコンはリッパー達に捕まってしまう。リッパーのリーダーであるカルロスがディーコンのタトゥーを焼こうと近付いてきた時、ディーコンはカルロスがジェシー・ウィリアムソンだということに気付く。ジェシーはかつてモングルズに所属していたが、仲間を殺すという最大の禁忌を侵したため破門され、更には背中のタトゥーを焼き潰されていた。そのことを恨んでいたジェシーは、カルロスと名乗りリッパーのリーダーになった今なおディーコンとブーザーを探していたのだった。カルロスからの拷問を受け気を失っていたディーコンを助けてくれたのは、なんとリッパーになったリサだった。リッパー達からリサを逃し、自らもなんとか逃げ出したディーコンだったが、ロストレイクキャンプはリッパーにより襲われていた。スキッゾがカルロスと取引し、ブーザーとディーコン2人を売ろうとしていたがカルロスが協定を破りキャンプを襲ってきたのだった。アイアンマイクにより協定は再び守られ、リッパー達は戻っていった。アイアンマイクの制止を振り切り、ディーコン達はリッパーのキャンプの上流にあるダムを爆弾で決壊させ、カルロス達が再び襲ってこないようキャンプを壊滅させた。ブーザーとキャンプへ乗り込み、生き残ったリッパー達とカルロスを始末したディーコン。ロストレイクキャンプに戻ると、アイアンマイクからスキッゾを追放したことを知らされた。ディーコンをリッパーに売ったスキッゾに対しても殺すことはせずあくまで平和主義を貫くアイアンマイク。リッパーのキャンプを壊滅させたディーコン達に対しても、激怒しつつも暴力で解決しようとはしなかった。キャンプに再び平和が訪れ、リッキーはアディーにバイクの乗り方を教える。それを見たディーコンはパンデミックが起こる前サラを研究所に迎えに行ったことを思い出し、オブライアンにサラは研究所内で高い権限を持っていたことを伝える。サラは壊滅したシルバーレイクではなく、南の難民キャンプへ連れていかれていたが、そこは民兵によって襲撃されていたらしかった。南方へ向かうため、ディーコンはリッパーのキャンプを壊滅させた罪としてロストレイクキャンプに二度と戻らない約束を受け入れる代わりにアイアンマイクに地図を書いてもらうのだった。相棒であるブーザーと別れる決意をし、アイアンマイクに見送られディーコンはロストレイクキャンプを後にした。

7章:再会

入隊の誓いをたてるディーコン

ようやく再開を果たしたサラとディーコン

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