【進撃の巨人】ユミル「ベルトルさん」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。みんなから名前でいじられまくるストレスに耐え兼ね、ついにユミルの目の前で泣き出してしまったベルトルト。ベルトルトがみんなに舐められないようユミルも協力しますが…。

ユミル「ベルトルさん」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 02:38:10 ID:yrTsIays

ベルトルト「…ふぐっ」ボロボロ

ユミル「!? 何で急に泣きだしてんだよ!?!?」

ベルトルト「だ、だって…っ」

アーユミルガベルナントカヲナカシテルー
ベルベートダロバカ
ペペロンチーノジャネ???

ベルトルト「…!!!」ブワアアアアッ

ユミル「おいおい…何なんだよコレは」

2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 02:46:26 ID:yrTsIays

ユミル「これじゃ私が泣かしたみたいだろ!泣くのをやめろ!」

ベルトルト「そん、んぐっ、無理だよ…」グスグス

サシャ「あ!ユミルがベランベエを泣かしています!」

ユミル「ほら面倒くさいのが来た!」

ベルトルト「ベラ…うわああああああ!!!」ブワアアブシャアアアアッ

ユミル(汚え)

サシャ「うわぁ…穴という穴から液体が…」

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 02:56:03 ID:yrTsIays

サシャ「ここまで泣くには理由がある筈ですよ!ユミル、白状して下さい!」

ユミル「こいつが勝手に泣いたんだよ!私は名前呼んだだけだ!」

サシャ「どんな風に?」

ユミル「だからベルトルさんって…別に変な呼び方じゃないだろ」

ベルトルト「…」ズビーズビビビビチーン

サシャ「…」アセダラダラ

ユミル「何で汗流してるんだよ芋女」

サシャ「いや、あのー…ユミルはその、ベルトル…さんの名前言えますか?」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 03:01:53 ID:yrTsIays

ユミル「はあ?ベルトルトだろ?姓は…あー…フーバーだっけ?」

ベルトルト「!!!」コクコクコク

サシャ「…」アセダラダラ

ユミル「お前凄い汗だけど…マジでなんなんだ」

サシャ「ベラ…ベ、ベルトルト…あの」チラッ

ベルトルト「…」プイッ

サシャ「!?!? す、すいませんでしたあああああ!!!!!!」

ユミル(ちっとも状況がわかんねえ)

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 03:13:07 ID:yrTsIays

~30分後~

カクカクシカジカ

ベルトルト「…ということなんだ」

ユミル「なるほど、男共の悪ふざけがエスカレートしたってか」

サシャ「…」ショボーン

ユミル「んでお前は普通に覚えてなかったんだな」

サシャ「…すみませぇん」

ユミル「コイツはアホだからいいとして、そっちは明らかに悪意があるじゃないか。いいのかよ」

ベルトルト「そう…だね。気にしないようにしてたけど、結構ダメージ溜まってたみたいだ…なんとかしないと駄目だよね…」

ユミル「…」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 03:19:46 ID:yrTsIays

ベルトルト「でも最近は女子にもそういう扱いされてたから、ユミルに普通に呼ばれて嬉しかったよ」

ユミル「あだ名でだけどな」

サシャ「素直じゃありませんねー」

ユミル「五月蝿いな!それでどうすんだよ?お前悔しくないのか?」

ベルトルト「悔しいさ。でも僕が必死になればなるほど面白がられるから」

ベルトルト「ライナー達も始めは庇ってくれたけど、そうすると今度はライナー達が悪く言われるし」

ベルトルト「それに同室の皆や成績上位の人はあまりそういうこと言わないし…」

ガンッ!!!

ベルトルト「!?」ビクッ

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 03:25:22 ID:yrTsIays

サシャ「ゆ、ユミル…」

ユミル「お前恥ずかしくないのかよ」

ユミル「自分のことを悪く言われてるだけで済んでると思ってるのか?」

ユミル「その名前が誰に付けられたものか忘れてるんじゃねえだろうな」

ベルトルト「!」

ユミル「名前を玩具にされるってことは自分の両親や果てには先祖まで馬鹿にされるようなもんだ」

ユミル「ベルトルト・フーバー…お前は恥ずかしくないのか。両親に、先祖に恥ずかしくないのかよ」

ベルトルト「…!!!」プルプルプルプル

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 03:35:08 ID:yrTsIays

ベルトルト「そんなの…」ギリッ

ベルトルト「そんなの…悔しいに決まってるじゃないか…!!」

サシャ「ベン…ベルトルト…」

ユミル(こいつ今間違えそうになったな)

ユミル「あーまあ、とにかくだ。やられっぱなしってのはいい気分でもないだろ」

ベルトルト「でもどうしたらいいんだろう…僕も色々と手をつくしたんだ」

ベルトルト「特に酷い相手には怒ったこともあるけど、逆効果だったみたいで…」

ユミル「怒り方がぬるかったんじゃねえの?ちょっとやってみなよ」

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 03:40:55 ID:yrTsIays

ベルトルト「ええっ、でも急には…」

ユミル「いいからいいから。丁度ここに名前間違えたバカがいるし」

サシャ「私ですかぁ!?」

ユミル「自覚があって何よりだよバカ女。ほら、ベルトルさんやってみなって」

ベルトルト「うーん…女の子相手だとやりづらいけど…わかったよ」

サシャ「」ビクビク

ベルトルト「…名前を間違えないでくれるかなサシャ。僕は怒っているんだ」

ベルトルト「こ、こんな感じ?」

ユミル「…はぁ~~~?????」

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 03:51:08 ID:yrTsIays

サシャ「クリスタのほうがおっかないくらいですねコレは…正直全然怖くなかったです」

ベルトルト「!?」ガーン

ユミル「あのよぉ…幼児相手に言い聞かせてるのと違うんだからさぁ…」

ベルトルト「これでも精一杯怒ったんだけど…」

サシャ「ベルトルトは優しすぎるんですよ」

ユミル「はっきりしないとも言うけどね」

ベルトルト「そ、そこまで言わなくてもいいじゃないか…!でも、これで駄目ならますます手詰まりだよ」

ユミル「ああ、コレでお前自身がどうにかするのは無理ってことはハッキリした」

ベルトルト「…」グスッ

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 04:08:34 ID:yrTsIays

ベルトルト「地道に頑張るしかないのかな。一人一人話しあえば…」

サシャ「そ、そうですよ!話せばわかる人だって居るはずです!」

ユミル「…」

ユミル(これは勘だが…多分これはただの悪ふざけじゃない)

ユミル(さしずめ成績上位陣を妬んだ奴の私怨半分と、本当にふざけてる奴が半分ってトコか)

ユミル(やっかいなのは私怨のほうだが…後者なら何とかなるかもな)

ユミル(…だが私がそこまでやる義理はない。話を聞いてやっただけでも十分だろ)

ユミル(ベルトルさんとは別に親しいわけでもないしな…)

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 04:12:41 ID:yrTsIays

ユミル「なあ、ベルトルさん―――」

ベルトルト「二人共、話を聞いてくれてありがとう。大分気が楽になったよ」

ベルトルト「でも二人まで悪く言われると辛いから…あとは自分でなんとかする」

サシャ「ベルトルト…」

ユミル「…」

ユミル(…くそっ、クリスタの「良い人」が私に移ったってのか?)

ユミル(大して親しくもない相手に…私はバカか…)

ユミル(…)

ユミル「…解決するまでの間、朝食のパンを渡しな。それで手を打つ」

ベルトルト「え?」

18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 04:21:11 ID:yrTsIays

ユミル「どうするのか早く決めろ」

ベルトルト「え…っと?」

サシャ「この悪ふざけを収めるのに協力すると言ってるんじゃないですかね」ヒソヒソ

ベルトルト「そ、そうなのかな?」ヒソヒソ

サシャ「だから素直じゃないんですよユミルは。あれでも心配してるんです」ヒソヒソ

ユミル「おいさっさと決めろ。いーち!にーぃ!さぁーん!」

ベルトルト「ま、ま、待って待って!打つ!手を打つから!」

ユミル「よーし決定だ。解決まで朝食のパンと私の水汲みをやること、いいな?」

サシャ「あ、じゃあ私はもう水汲みしなくていいんですか?」

ユミル「あーいいぞ。その代わり、お前にも手伝ってもらうけど」

サシャ「フゥー…仕方ありませんねぇ」ドヤガオ

ベルトルト(何かやることが増えてる…)

19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 04:35:16 ID:yrTsIays

ユミル「とりあえず女子側は何とかしてやる。サシャはコニーに話しつけとけ」

ベルトルト「えっと…何でコニー?」

ユミル「コニーは結構交友関係広いからな。それにこういう悪ふざけを嫌う奴だ」

サシャ「エレンもそうですけど、エレンは喧嘩っ早いですからねぇ」

ユミル「女子側は…ミーナが妥当か。ハンナの方が顔が広いが感情的になりやすいし…」

サシャ「ミーナならアニから話してもらうのがいいんじゃないですか?仲いいですし」

ユミル「それもそうだな。じゃあ先にアニに話しておくか」

ベルトルト「な、なんだかどんどん話が進んでいくね…」

サシャ「まあ…私も名前を間違えてた負い目もありますし」

サシャ「それに知らん顔すると明日の朝食が不味くなりそうですから」

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 04:48:12 ID:yrTsIays

ベルトルト「サシャ…」

ユミル「とにかく、女子側は出来るだけ早めに何とかしてやる」

ユミル「女ってのは周りがやらない雰囲気になれば、やらなくなるからな」

ベルトルト「そういうものなの?」

サシャ「まー女子も案外単純なんですよ。私にはトイレについていく感覚は判りませんけど」

ベルトルト「うーん…?よくわからないけど、任せるよ」

ユミル「問題は男のほうだ。コニーに話を通すつもりだが…あいつだけじゃ不安だね」

サシャ「コニーもエレンほどじゃないけど、短気なところありますよね」

ベルトルト「…」

ユミル「ベルトルさん、心当たりはあるか?」

ベルトルト「…えっと、やっぱり…ライ…」

22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 04:56:23 ID:yrTsIays

ライナー『お前らいい加減にしろ!』

ライナー『人の名前をそうやって弄んで、何が楽しいんだ?』

ライナー『俺の親友を馬鹿にしてるつもりなら、俺も容赦しない!』

『何本気にしてんだよライナーwww』
『ベル…なんだっけの名前が長いから覚えにくいんだよ』
『悪気はないから許してくれよー』

ライナー『…痛い目に遭わないとわからないようだな』

ベルトルト『ら、ライナー…頼む、やめてくれ。そんなことしたらライナーが教官に…』

ライナー『お前…悔しくないのか!俺は悔しい!親友が馬鹿にされてるんだぞ!』

『ライナーってベルトルトのことになると必死になるよな』
『デキてるんじゃねーの?wwwウホッwwwいいライナーwwww』
『ライナーwwwホモかよwwwホモダチ乙wwwww』

ベルトルト『ち、違う!ライナーはクリスタのことが…』

ベルトルト『ライナーはそんなんじゃない…ライナーは…ライナーは…』

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 05:04:12 ID:yrTsIays

ユミル「ベルトルさん?」

ベルトルト「…あ、いや、何でもない。そうだね…マルコなら頼れるかな」

サシャ「ライナーじゃないんですか?」

ベルトルト「ら、ライナーは…その、ああ見えてライナーも短気だし、それに…」

ユミル「…もういい。わかった、マルコだな。コニーと一緒に話しておくか」

ベルトルト「いや、マルコとコニーには僕から話すよ」

ベルトルト「何でもかんでも君たちに任せるのも悪いから…」

サシャ「そうですか?でもそうすると私のやること無くなっちゃいますね」

ユミル「じゃあお前がミーナに話をしてこい。私は他のことを調べておく」

ユミル(私怨でやってる奴とかな)

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 05:18:13 ID:yrTsIays

ユミル「それじゃ、ここらで解散しよう。明日の夕食後にまた集まるか」

サシャ「はー真面目な話をするとお腹が空きますね!」

ベルトルト「あの…二人共ありがとう」

サシャ「解決したら私にもパンを分けてくださいねベルトルト!夕食分だけでもいいんで!」

ベルトルト「うん、そうするよ」

ユミル「名前間違えた侘びはどうしたんだよ芋女…」

ベルトルト「あはは、まあいいさ。それじゃ僕も部屋に戻るよ」

ユミル「ああ…なあベルトルさん」

ベルトルト「?」

ユミル「私は誰かのために自分を犠牲にするってのが嫌いだ…それもまた自己中心的だからだ」

ユミル「犠牲といえば聞こえがいいが、やられる側はたまったもんじゃない」

ユミル「…傷ついてる友達に関わるなって言われるってのも、結構傷つくもんだよ」

27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 05:28:29 ID:yrTsIays

ベルトルト「…ユミルは優しい人なんだね」

ユミル「はあぁ!?」

ベルトルト「今の言葉、肝に銘じておくよ」

ベルトルト「今はまだ、気持ちが整理できてないけど…ライナーにもちゃんと話すから」

ユミル「…わかってるならそれでいい」プイ

サシャ「おやおやぁ~?ユミル、照れてますかぁ?」ニヤニヤ

ユミル「照れてねーよ芋女ァ!!やっぱり水汲みはお前がやれ!!!」

サシャ「No, thank you.」

ベルトルト「け、喧嘩はしないで…」

ユミル「うるせーこのウドの大木!お前が訳判らねえことを言い出すからだ!!」ドガッ!!!

ベルトルト「エンッッ!!!???」

28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/17(金) 05:43:48 ID:yrTsIays

サシャ「ベルトルトのフーバーを無慈悲に狙う一撃…汚いさすがユミル汚い」

ユミル「お前もやられたいか?」

サシャ「絶対にNO!」

ベルトルト「ボクハコキョウニ…ライナー…アトイッポナンダ…」ビクンビクンッ

ユミル「…ちっ」

ユミル「サシャ、部屋に戻るぞ。なんか今直ぐクリスタを愛でたい気分だ」

サシャ「ベルトルトはあのままでいいんですか?」

ユミル「…」スッ(拳を構える)

サシャ「ビクッ お、男の子ですからきっと平気ですよね!体大きいですし!」ブルブルブル

スタスタスタスタ

ユミル(…)

ユミル(…優しい、か。男に言われたのは初めてかもな)

41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 01:25:06 ID:4fqpF3NQ

~翌朝~

ワイワイガヤガヤ

クリスタ「んんー…まだ筋肉痛が残ってる…」

ハンナ「昨日はクリスタ、頑張ってたもんね。揉んであげようか?」

クリスタ「ううん、大丈夫。ありがとうハンナ…あっ」

ハンナ「どうしたの?…あっ」

ユミル「おいベルトルさんよ、水汲み終わったのか?」

ベルトルト「うん終わったよ。ええと、あとはパン…だよね」

ユミル「はっ、ちゃんと覚えてたか。じゃあさっさと飯に行くぞ」

ベルトルト「お、押さないでユミル…」

ハンナ「なんか珍しい組み合わせ…」

クリスタ「ユミルが…男の子とあんなに仲良く…」キラキラキラ

ハンナ(そしてこっちはキラキラしてる…)

42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 01:37:04 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「はい、約束のパンだよ」

ユミル「ん、確かに。さてどいつに売りつけるかね…」

ベルトルト「えっ、ユミルが食べるんじゃないの?」

ユミル「生憎私は食がそこまで太くない。こいつはサシャみたいな奴とかに有効なんだよ」

ベルトルト「ああ…労働力と対価にってことか」

ユミル「軽蔑するか?」

ベルトルト「らしいなとは思うけど、軽蔑したりはしないさ」

ベルトルト「それにそのパンはもうユミルのものだ。ユミルの好きなようにするのがいい」

ユミル「意外だな。そういうのを咎めるタイプだと…」

ベルトルト「…人のことをとやかく言えるほど善人でもないよ、僕は」

43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 01:53:26 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「…と、それはとにかく。あの後、コニーとマルコに話をしたよ」

ユミル「ああ、ご苦労さん。どうだった?」

ベルトルト「コニーが怒ってちょっと大変だったけど、とりあえず協力してくれるみたいだ」

ベルトルト「マルコが他の部屋のまとめ役と話をして、コニーは友人知人に悪ふざけをやめるように呼びかけるって」

ユミル「ふーん…まあそんなもんかね」

ベルトルト「ユミルの方は?」

ユミル「ああ、こっちはもう解決した。というか、アニに話した時点で終わったというかな…」

ベルトルト「あー…」

ユミル「凄かったぞ…ハンナとミーナから悪ふざけしてたって言う女子を聞き出してさ…」

ベルトルト「いいよ説明しなくて…アニは相変わらずだなぁ…」

44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 02:04:21 ID:4fqpF3NQ

ユミル「仲いいんだな」

ベルトルト「ギクッ え、えと、ここに来たばかりの時によくしてくれたんだよ」

ユミル「ふーん…」

ベルトルト「? ユミル、なんか怒ってる…?」

ユミル「はあ?何で私が怒らなきゃいけないんだ?ばぁっっっっっかじゃねーの」

ベルトルト「ご、ごめん」

ユミル「謝るな鬱陶しい!つーかお前、もっとシャキっとしろよ!」

ベルトルト「そんなこと言われても…簡単には直せないよ」

ユミル「ベルトルさんはエレンの短気か、ジャンの口の悪さをもうちょっと見習え」

ベルトルト「悪いところを見習うのはちょっとな」

ユミル「くはっ、言うじゃないか!もっとそういうところを出せよベルトルさん」ニカッ

ベルトルト「! う、うん」

45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 02:12:52 ID:4fqpF3NQ

クリスタ「…」キラキラキラ

サシャ「ねークリスタ。ユミルを呼ばないんですかぁー?」

クリスタ「ううん、あのまま二人にさせてあげようよ。だってユミルに春が来たんだよ!」

サシャ「まー二人共背が高いですし、見栄えはいいかもしれませんねぇ」

クリスタ「うん!うん!ユミルって背が高いし、あまり男の子に女の子扱いされないじゃない?」

クリスタ「でもベルトルトと並ぶと、なんかこう、女の子なんだなぁって…」

ハンナ「背の高い人って素敵よね。フランツも背が高くて、大きな体で私をいつも…///」キャッ

クリスタ「キャー!は、ハンナったら!///」ドキドキ

サシャ(パンうめえ)

エレン「見ろよアルミン、サシャが死んだ魚のような目でパン食ってるぞ…」

アルミン「何となく気持ちが判る気がするよ」

ミカサ「…さして興味が無い恋バナに巻き込まれる心痛を察する」

46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 02:26:15 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト(ユミルって意識してなかったけど…笑うとなんか…こう…)

ベルトルト(こう…女の子って感じがするんだな…)

ベルトルト「…あ、あのさユミル。良ければ今日、対人格闘とk」

ライナー「隣いいか」

ベルトルト「!」

ユミル「…ライナーか」

ライナー「随分楽しそうだったなベルトルト。…そんなお前、久しぶりに見た気がするぞ」

ベルトルト「そう、かな」

ライナー「…悪ふざけの件は俺も知っている。コニーから聞いた」

ベルトルト(コニー…言わないでって言ったのに…)

ライナー「コニーを責めるなよベルトルト。俺が無理に聞いたんだから」

ライナー「そしてユミル…お前も助けてくれてるんだって?」

ユミル「見返りは求めるけどな」

ライナー「それでもいい。むしろ、その方がこちらも気を遣わずに済んで楽だ」

47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 02:35:18 ID:4fqpF3NQ

ライナー「だがベルトルト。俺はお前の口から言われるまで何もしないつもりだ」

ベルトルト「…」

ライナー「でも判って欲しい。俺とお前の間には色々とありすぎるが…これだけは本当だ」

ライナー「俺はお前を本当に信頼出来る友人だと思っている」

ライナー「…だから早く俺にお前を助けさせてくれよな、ベルトルト」

ベルトルト「ライナー…」

ライナー「話はそれだけだ。話し中、邪魔して悪かった」

ユミル「それだけのためにわざわざ来たのか?暇人だなライナー」

ライナー「そうだな。あとは友人がお前に取られかけたから、ちょっと寂しくなってな」

ユミル「…お前もつまんねー冗談を言うんだな」

ライナー「ああ、何ならもっと言ってやろうか?」

ユミル「いらねーよ持って帰れ。壁にでも言ってろ」

48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 02:43:40 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「…」オロオロ

ユミル「オロオロしてんじゃねーよ!なっさけねえな!」

ベルトルト「!?」ガーン

ユミル「あーなんかイライラするから私はもう戻る。あ、トーマス。クリスタ知らないか?」

トーマス「クリスタならあそこにいるけど」

ユミル「サンキュー。おーいクリスター!次の対人格闘、一緒にやろうぜー!」

ベルトルトハイイノユミル?キラキラキラキラ
ナンデカガヤイテンダクリスタマジテンシ!!
パンウメエ

ベルトルト「…」

ライナー「…なあ、俺はもしかしたら余計なことを言ったか?」

ベルトルト「ライナー、暫くは君に助けを求めないからそのつもりで」

ライナー「ファッ!?!?」

51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 15:58:33 ID:4fqpF3NQ

~訓練中~

ベルトルト「…」ムスッ

ライナー「おいベルトルト…悪かったと言ってるだろ。そんなにユミルと組みたかったのか?」

ベルトルト「そ、そんなんじゃないよ」

ライナー「判ってるだろうが、忘れてないだろうな?」

ベルトルト「…判っているさ」

ライナー「それならいい。今の悪ふざけ、純粋に心配しているのもあるが…」

ライナー「同時にこんなことでお前が潰れてしまっては、本来の目的を達成できなくなる」

ライナー「帰るんだろう?三人で、故郷に」

ベルトルト「…」

ベルトルト(判っている。そのために、必要以上に人と関わらないようにもしている)

ベルトルト(人とこんなに関わるのはこの悪ふざけが収まるまで、それまでのことだ)

ベルトルト(ユミルともそれまでの話だ…)

ライナー(なんか考えこませちまったようだな…)

52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 16:04:48 ID:4fqpF3NQ

ライナー「なあベルトルト―――」

ブンッ!!!!!!

ライナー「ぬおおおおおおお!?!?!?!?!?」

ベルトルト「ら、ライナー!?」

エレン「…」チーン

アニ「だらしないね。もう気絶しちまったのかい?威勢だけはよかったのにね」

ベルトルト「あ、アニ…やりすぎだよ…」

アニ「この馬鹿には痛みを学ぶことも必要さ。ベルトルト、アンタはどう思う?」

ベルトルト「え?」

アニ「私は昨日、ユミルから話を聞いて…悪ふざけに乗った女子を脅しつけた」

アニ「ガキみたいなことやってるんじゃないよってね」

アニ「一応暴力まではしていないけど、でもあいつらのあの時の顔…私が怖かったんだろうね」

アニ「アンタはそれを、やりすぎだろ思うかい?」

ベルトルト「ええと…でも僕のためにやってくれたんだろ?」

53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 16:19:47 ID:4fqpF3NQ

アニ「そう、アンタの為にやった。私らが故郷に帰るために、アンタも必要だからね」

アニ「あいつらは分からず屋だった。だから私もそうした」

アニ「言っても聞かない奴…頼んでも嘲笑う奴…理解できない馬鹿にはやりすぎることも必要だ」

ベルトルト「…僕はやっぱり、ぬるいのかな」

アニ「人としてはぬるいね。でも戦士として意志が強いのはアンタが一番だと思ってるよ」

アニ「目的のために人との関わりを必要最低限にしようなんて、簡単にできることじゃない」

ベルトルト「…」

アニ「だからさ、そんなアンタの戦士としてのベルトルト・フーバーをちょっとくらい出せばいい」

アニ「結果としてそれがやり過ぎることに繋がっても、それで解決できることがある」

アニ「だからそういう場合…私はやりすぎることなんて無いと、思っている」

ベルトルト「そっか…なんか、ありがとうアニ」

アニ「どういたしまして」フフッ

ライナー(いい話…だが、エレン投げたことが有耶無耶にされてるぞベルトルト…)

エレン「」チーン

54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 16:29:44 ID:4fqpF3NQ

アニ「それじゃ私はこいつを医務室n」

ミカサ「」ハロー

ベルトルト「」

ライナー「」

エレン「」チーン

アニ「私が賭けたのはここからだから…!」ダッ

ミカサ「逃がさない…!」ダッ

ベルトルト「ああ!野生動物並の反射速度で逃走を図ったアニをミカサが追いかけていく!」

ライナー(今日の理由のある暴力はアニを襲うのか…)

ベルトルト「大丈夫かなアニ…」

ライナー「仕方ない、俺がミカサを止めてくる。ベルトルトは他のやつと組んでこい」

ベルトルト「他の人と…」チラッ

クリスタハカワイイナァー!ハッハッハ!
ユミルジャイアントスウィングハヤメテェー!

ベルトルト「…はぁ」

56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 16:38:21 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「アニが行っちゃったし、僕がエレンを医務室に運ぶのかな…あの、キース教官」

キース「なんだ」

ベルトルト「イェーガー訓練兵が負傷したので医務室に連れて行きます」

キース「許可する」

ベルトルト「ありがとうございます。…ほら、エレン」

エレン「クチク…クチクシテヤル…ウーン」

ベルトルト「少しは意識が戻ってきたみたいだね。まあ一応休ませておこうかな」

57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 16:44:05 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「よっと…エレン結構重いな」

「おっ、ベベベンベンじゃん」
「エレンの世話をするなんて優しいなー」
「だってほらライナーのホモダチだからwwww」

ベルトルト「…」

アニ『言っても聞かない奴…頼んでも嘲笑う奴…理解できない馬鹿にはやりすぎることも必要だ』

ベルトルト「ねえ」

「なんだよwww」

ベルトルト「エレンを医務室に連れて行きたいんだ。…邪魔だからどいて」

「…はあ?」
「デラベッピンwwwなんだよ急にwwww」
「強気なホモwwwファーwww」

ベルトルト「どいてくれないなら…君たちも僕の対人格闘の成績知ってるだろ?」

ベルトルト「だからどいて」

58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 16:53:50 ID:4fqpF3NQ

「…」
「…」
「…」スッ

ベルトルト「ありがとう」

エレン「んー…あ?ここはどこだ?」パチッ

ベルトルト「あ、エレン起きた?アニに投げられて気絶してたんだよ…医務室に連れて行くからね」

エレン「えっ、あっ?いやいらねーよ!俺は訓練に戻…」

ベルトルト「駄目だよ。頭も打ってたんだから」

エレン「いやもう平気だって…つーかおんぶとか恥ずかしい…あっ、くそっ!降りられねえ!?」

ベルトルト「休んでからまた訓練をすればいいよ」

エレン「微妙に揺するんじゃねえよ!安心しちゃうだろ!!」

アルミン「あはは、まるで親子みたいだねエレン」

ミカサ「恥ずかしがるエレンも可愛い…」ゼエゼエハァハァ

アルミン(いつの間に隣に…しかも何で全力疾走したあとみたいになってるんだ…)

59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 17:00:31 ID:4fqpF3NQ

~医務室~

医師「うん、ぶっちゃけ頭以外悪く無いから訓練に戻っていいよ」

エレン「えっ、俺頭が悪いのに戻っていいのか?」

ベルトルト「エレン…そういう意味じゃないと思うよ…」

エレン「? よく判らないけど訓練に戻っていいならそうする。行こうぜベルトルト」

ベルトルト「うん」

ガラッ

エレン「アニの奴、もう他の誰かと組んじまったかなー」

ベルトルト「あー…まあそれどころじゃない気もするけど…」

エレン「何の話だよ…おっ」

ミカサ「エレン、待っていた」

エレン「何だよミカサ…お前まで心配して来たのか?お前ら大げさだよ」

ミカサ「…あの女は見失ってしまった。エレンの仇を討てなかったことを申し訳なく思う」

ベルトルト(アニ…逃げ切れたんだね…)

60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 17:06:07 ID:4fqpF3NQ

エレン「何の話をしてるんだよ…それより、お前サボってていいのか?」

ミカサ「教官の許可は貰っている」

エレン「ならいいんだけどよ。アニどっかに行ったなら、また相手探さないとなー」

エレン「そうだベルトルト。俺と組んでくれよ」

ベルトルト「えっ、僕…!?」

ベルトルト(いやいやいや!ミカサ居るならそっちを誘いなよ!!?)

ミカサ「…」ジイイイイイッ

ベルトルト(凄い見てる…ど、どうすれば…)

ユミル「お前ら何やってるんだ?」

ベルトルト「!」

ベルトルト「ゆ、ユミル!僕と対人格闘やろうと!今すぐやろう!!」

ユミル「はあ?何だよ急に…つーかライナーと組んでたんじゃねえのかよ」

ベルトルト「今は君とやりたい気分なんだ!お願い!」

ユミル「…判ったよ」

61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 17:10:49 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「という訳で僕はユミルとやるから!エレンはミカサとやるのがいいんじゃないかな!」

ミカサ「!」

ミカサ(ベルトルト…感謝する…!)

エレン「えー…まあ仕方ないか。ミカサ、じゃあ俺と組もうぜ」

ミカサ「うん!」パアアッ

ベルトルト(あー良かった)

ユミル(…そういう意味かよ。ちょっとびっくりしたじゃないか…)ムスッ

ユミル「上手く行ってよかったなぁベルトルさん?私はもう行くぞ」

ベルトルト「えっ、訓練はいいの?」

ユミル「クリスタが伸びちまったからサボってんだ。それにあの二人が組んだならもういいだろ」

ベルトルト「えっ、いや、あの」

ユミル「なんだ」

ベルトルト「その…僕はユミルとやりたいんだけど…駄目かな?」

62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 17:21:49 ID:4fqpF3NQ

ユミル「…はあ?」

ベルトルト「へ、変な意味じゃないよ!だってユミル…結構いい動きするじゃないか」

ベルトルト「前に一度だけ立体駆動訓練で一緒の班になったけど、覚えてない?」

ユミル「そうだっけ?」

ベルトルト「覚えてないよね…立体駆動の扱いもそうだけど、身のこなしも軽やかだったからさ」

ベルトルト「だからユミルとなら対人格闘も良い訓練になると思うんだけど…駄目かな」

ユミル「…お前も自覚なしにそういうこと言うんだな」

ベルトルト「えっ?」

ユミル「はぁー…勘違いする奴もいるから気をつけろよ。私だからいいけど」

ベルトルト「?? 気をつけるね…?」

ユミル(影薄いおかげでエレンほど女をたらしてないってところだな)

ユミル(素材は悪くねえのに勿体無い奴…)

63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 17:30:02 ID:4fqpF3NQ

ユミル「そういえばお前、さっきはなかなかやるじゃないか」

ベルトルト「さっきの?」

ユミル「お前のことをからかっていた奴らに何か言ったんだろ?」

ユミル「あの顔、見ものだったぜ…くくっ」

ベルトルト「み、見てたんだ…発破かけられたからかな。少しだけ強気に出れたよ」

ユミル「いいじゃん、その調子でいけよ。ベルトルさんはもう少し強く出ればいい」

ユミル「その図体で成績上位なんだ。普通なら一目置かれる立場だろ?」

ベルトルト「それは過大評価だよユミル」

ユミル「そうか?まあそうならなかったから現状こうなってるんだろうがな」

ベルトルト「…」ショボーン

ユミル「だからいちいち落ち込むなっての!コニーとかなら言い返してるところだぞ」

ベルトルト「でも…事実だし」

ユミル「事実とか正論でも言われて腹立つもんは腹立つだろ」

64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 17:37:17 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「…」

ユミル「…あー悪かったよ。ベルトルさんは怒るのが苦手なんだったな」

ベルトルト「いや、いいよ。確かに僕がもっと抵抗すればここまで悪ふざけが深刻にならなかった」

ベルトルト「僕はもっと強くならないと駄目だね…」

ユミル「強くなりすぎてエレンみたいになられても反応に困るけどな」

ベルトルト「そ、そこまではちょっと」

ユミル「ははっ、冗談だよ!それじゃ、行くぞ」

ベルトルト「? どこに?」

ユミル「私と対人格闘やりたいって言ったのはベルトルさんだろ」

ベルトルト「! く、組んでくれるの?」

ユミル「ベルトルさんは背がでかいし、3M級くらいをやるコツを掴めそうだ」

ベルトルト「そ、そっか」

ベルトルト(実際はその20倍くらいなんだけどね…)

65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 17:45:32 ID:4fqpF3NQ

ベルトルサンホントウハ2Mキュキョジンナンジャネ?
ギクッ キョジンナワケナイダロ…ハハ…

クリスタ「…」キラキラキラキラ

医師「レンズ訓練兵、もう訓練に戻っていいぞ何か元気そうだし」

負傷訓練兵A「クリスタが輝きを増す、つまりこれ女神への進化」

負傷訓練兵B「ただ一つ言えることがある。『クリスタは光に染まれ』」

負傷訓練兵C「これ以上クリスタが神格化したら俺達どうなってしまうんです?」

医師「お前らも出て行っていいぞ」

66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 17:57:35 ID:4fqpF3NQ

~一週間後~

モブ訓練兵「おいベルトルト、アニのやつを知らないか?」

ベルトルト「アニならあそこでミーナと話してるよ」

モブ訓練兵「さんきゅー。おーいアニ!そろそろ掃除に行くぞ―!」

ベルトルト「…」フウ

ライナー「前より悪ふざけをする奴が減ってきたな」

ベルトルト「コニーとマルコと…あとジャンとアルミンも協力してくれたんだ。皆のおかげだよ」

ライナー「ジャンが協力してくれたのは意外だったが、思ったより早く解決しそうで何よりだ」

ベルトルト「ジャンは普段の言動で誤解されやすいけど、真っ直ぐなやつだよ」

ライナー「…お前、変わったな」

ベルトルト「そ、そうかな」

ライナー「ああ、以前より…なんというかな。神経が太くなったように見える」

ベルトルト「それって図太くなったってこと?はは、そうなのかもね」

67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 18:08:18 ID:4fqpF3NQ

ライナー「…ベルトルト、お前はまだ戦士だよな?」

ベルトルト「それは…勿論だよ。ちゃんとわかっている」

ライナー「すまん」

ベルトルト「なんで謝るんだよライナー。始めからそうだっただろ?」

ライナー「そうだな…」

コニー「おいライナー!教官に壁の穴のことを気づかれたぞ!」

ライナー「ぐっ、アレがバレたのか?」

コニー「ああ…もう誤魔化しきれねーよ。皆で謝りに行くから行こうぜ」

ライナー「わ、わかった行く。ベルトルト、そういうわけだから」

ベルトルト「大変そうだね…頑張ってね二人とも」

コニー「ああ、頑張るよ。くそーどうやって言い訳するかなー」

ライナー「そう怯えるなコニー。反省の色を見せれば教官もそこまで怒らないさ」

ライナー(…むしろ戦士になり切れてないのは俺の方かもな)

68: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 18:14:55 ID:4fqpF3NQ

ユミル「ようベルトルさん」

サシャ「おはようございますベルトルト」

ベルトルト「あ、おはよう。えっと、水汲みはさっきやったし、朝食はまだ…」

ユミル「そうじゃねえよ。私怨でやってる奴、見つかったぞ」

ベルトルト「!」

サシャ「ふっふーん。私が見つけたんですよ!」

ベルトルト「すごいねサシャ。それで一体誰だったの?」

サシャ「えーと名前は何でしたっけ…成績20位と23位、39位のやつでしたよ」

ユミル「要するにお前にいつも絡んでる三人組だよ」

ベルトルト「あの三人か…何となくそんな気はしてたけど、やっぱりそうだったんだね」

ユミル「サシャがあいつらの会話を聞いたのが決め手になった」

サシャ「そうそう。あの三人、何か仕掛けようとしていますよ」

69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 18:20:24 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「何か、って?」

サシャ「すいません、そこを聞く前に気づかれたんですよね」

サシャ「ただ不穏な雰囲気でしたから碌なことをしないとは思いますけど」

ユミル「リンチとか企てているかもな」

ベルトルト「怖いこと言わないでよ…。でも、暴力で来るなら僕も対抗しやすい」

ユミル「へー言うねえ」

ベルトルト「さすがに自分の身が危ないのに相手を気遣うほどお人好しじゃないよ」

サシャ「でも念のため誰かと居たほうがいいかもしれませんね」

ユミル「そうだな。まあベルトルさんは普段ライナーと一緒だから大丈夫だろ」

ベルトルト「…」

ユミル「…おいおい、まさかまだライナーに頼らないつもりか?」

70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 18:28:35 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「いや…そうじゃないけど」

ベルトルト(タイミング逃してただけだけど、さすがに怪我させることに巻き込むのは…)

ベルトルト(正体バレる方が厄介だし…どうしよう)

ベルトルト(今まで蚊帳の外にしていた分、話せば絶対にやる気になるからなぁ)

ユミル「そろそろ素直に頼っとけよ。ライナーもいい加減スネるぞ」

ベルトルト「そ、そうだね」

ベルトルト(一日目の時点で拗ねてたけどね…)

ライナー「ぶええええくしょい!!!!」ブハアアアアアアアッッ

コニー「ライナー汚え!」

アルミン「うわあああ…」ビショビショ

ジャン「この手の被害は大抵アルミンに行くよな…」

ライナー「す、すまん(誰か噂したのかな…)」

キース教官「…」ベトベト(ちょっとかかった)

71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 18:43:02 ID:4fqpF3NQ

サシャ「でも誰かと一緒に居たほうがいいですよ」

ベルトルト(うーん…まあ黙っておくほうがライナーはもっと拗ねそうだ)

ベルトルト(釘を刺しておけば大丈夫かな)

ベルトルト「判ったよ。朝食の時にでも、ライナーに話しておくから」

ユミル「パンも忘れんなよ」

サシャ「ユミルもパンを忘れないでくださいね!情報料のパァン!!」

ベルトルト「僕のパンはサシャのものになるのか…それなら直接渡すほうが良くない?」

ユミル「報酬の受け渡しなんだから私がサシャに渡さないと意味ないだろ」

ベルトルト「??」

サシャ「形だけとはいえ、そういう行為もまた必要ってことですよ」フゥー

72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 18:55:01 ID:4fqpF3NQ

ユミル「それじゃまた後でな」

サシャ「パンを期待して待ってますからね!」

ベルトルト「うん、また後でね」

ベルトルト(さて、ライナーにどう話を切り出そうかな…)ドカッ

ベルトルト「あっ、ご、ごめ…」

「あ」
「…よう」
「…」

ベルトルト「君たち…」

「…行こうぜ」
「ああ」
「じゃあなベルファーレさんよ」

ベルトルト「…」

ベルトルト(前より余裕が無いようにみえる…ここらが正念場なのかもな…)

73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 20:38:23 ID:4fqpF3NQ

~朝食~

カクカクシカジカ

ベルトルト「というわけでライナー…君に頼りたいんだけど」

ライナー「ああ!俺の出番だな!」メラメラ

ベルトルト「いや燃えられちゃ困るんだよ!今説明したよね!?」

ライナー「しかしなベルトルト!やっと頼られたから嬉しくてな!」メラメラ

ベルトルト「君のそういうところは好きだけど…とにかく怪我をするのは駄目だよ」

ベルトルト「ライナーは僕と一緒にいてくれるだけでいいんだからさ」

ライナー「判っている!だがベルトルト。本当に狙われてるのはお前なんだな?」

ベルトルト「どういうこと?」

ライナー「今まで遠回しだった奴らが直接お前にどうこうというのも不思議でな…」

ベルトルト「…怖いこと言わないでよライナー」

74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/05/18(土) 20:44:38 ID:4fqpF3NQ

ベルトルト「でも、一応協力してくれた皆にも一人でいないようにして貰うのがいいかな」

ライナー「それがいいだろ。万が一ってこともあるしな」

ベルトルト「…もし僕自身じゃなく、彼らが周りの人達を攻撃するというのなら」

ベルトルト「僕はもしかしたら、凄く怒ってしまうかもしれない」

ライナー「…」

ベルトルト「そうなると最悪、戦士としての目的を達成できなくなる。…だからライナー、その時は」

ライナー「判っている。殴ってでも止めてやる」

ライナー「お前は、怒るのが苦手だからな」

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ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

コニー・スプリンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

コニー・スプリンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の兵士。坊主頭が特徴で、小柄な体格を生かした小回りの利く機動を得意としている。バランス感覚にも優れ104期訓練兵団を8番の成績で卒業したが、少々頭の回転が鈍く同期達からはバカ扱いされている。同期のサシャ・ブラウスとはバカ同士気が合うようで、よく訓練中に2人でふざけていた。当初は憲兵団を志望していたが、主人公のエレン・イェーガーに感化され調査兵団に入団を決めた。入団後はムードメーカーとして活躍する。

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テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

テオ・マガト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

テオ・マガトとは『進撃の巨人』の登場人物でマーレ軍エルディア人戦士隊隊長。後にマーレ上層部が全滅すると元帥に就任した。ジーク・イェーガーやライナー・ブラウンら「マーレの戦士」達を選抜し育て上げた人物でもある。性格は厳格で戦士候補生に対する態度も威圧的だが、大多数のマーレ人とは異なりエルディア人に対する差別感情は薄く、部下たちを1人の人間として尊重している。現状認識能力に優れ、始祖奪還作戦を数人の子供に託すマーレ軍上昇部の正気を疑っていた。

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サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウスとは「進撃の巨人」シリーズの登場人物であり、主人公エレン・イェーガーと同じ調査兵団に所属している女性。頭はあまり良くないが、並外れた身体能力と勘の良さは周囲からも認められている。狩猟を生業とする村の出身であるため、食べ物には目がなく食料庫からよく盗みを働いていた。方言で話すことに抵抗があるため他人には敬語で話す。天真爛漫で非常にマイペースな性格の持ち主である。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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ドット・ピクシス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ドット・ピクシス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ドット・ピクシスとは『進撃の巨人』の登場人物で駐屯兵団の司令官。スキンヘッドと口ひげが特徴の年配の男性。巨人との戦いの最前線である南側領土の最高責任者として、果断な指揮を振るい人類を守り抜いてきた。人類の勝利のためなら成功率の低い作戦でも取り入れる柔軟な判断力の持ち主だが、飄々とした言動や戦場でも酒を持ち歩く姿勢から「生来の変人」としても知られている。トロスト区攻防戦では巨人化したエレン・イェーガーによる穴の封鎖作戦を採用し、人類の勝利に貢献。兵団によるクーデターの際も大きな役割を果たした。

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