岩瀬佑美子（乃木坂46）の名言・迷言・発言まとめ

岩瀬佑美子（いわせゆみこ）の概要

岩瀬佑美子は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
結成当時の最年長メンバーであり、卒業生も含めた乃木坂46全メンバーの中でも最年長である。2011年8月21日に乃木坂46オーディション最終審査の結果が発表されており、この時点で岩瀬は21歳、2012年2月22日のデビュー・シングル『ぐるぐるカーテン』リリース時には22歳になっていた。
中学生の頃からギターを弾いており、乃木坂46の卒業理由も「自分のバンドをつくりたい」というものだった。2012年11月18日卒業。活動辞退メンバーを除くと乃木坂46の中で最も早く卒業していったメンバーである。卒業後は自身のバンド「けつばん」を結成、2019年2月2日には「TSUTAYA O-Crest」において初ライヴ（しかもワンマン）を開催している。

選抜について

「 選抜に名前を呼んでもらってほんとに嬉しいです」

今までアンダーのメンバーと一緒に 次は選ばれるために一杯頑張ろうねってみんなと一緒に すごい頑張ってきて 選抜に名前を呼んでもらってほんとに嬉しいです。
（2012年3月19日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第24回放送「乃木坂46 セカンドシングル 選抜メンバー大発表！」の中で発せられた言葉。
今回の発表方法は、選ばれたメンバーが次の合格者を発表していく、リレー方式が取られた。最初の1人はMCバナナマン設楽より、この時点で暫定キャプテンに選ばれていた桜井玲香が選抜メンバーとして呼ばれた。この桜井玲香が次の選抜メンバーを読みあげる、といった手法だ。
岩瀬は16番目、つまり選抜メンバーの最後の1人として生田絵梨花から名前を呼ばれている。その時の岩瀬に対する紹介メッセージは「いつもなんか……お姉さんみたいにすごい面倒みてくれたり、優しく話しかけてくれたり、支えになってました。最年長としても……いつもありがとう。岩瀬佑美子」というものだった。岩瀬は「最年長」という言葉を聞いた途端に自分のことと分かり号泣。上の発言も号泣しながらのもの。また、岩瀬の母親と電話が繋がっており、母親からの祝福も受けたが、岩瀬は号泣したまま殆ど会話を交わすことが出来なかった。残念ながら岩瀬が選抜に選ばれたのはこれが最初で最後であった。

卒業スピーチ

「必ずギターを持って歌う姿をまたみなさんに見せるので」

皆さん、今日はこんなに集まっていただいてありがとうございます。
乃木坂46最年長、埼玉県出身22歳、ゆみ姉こと岩瀬佑美子です。

この自己紹介をするのももう、あと1度、似顔絵会だけになりました。
皆さん、ご存知かと思いますが、今日は私の口から直接、みなさんに伝えたいです。
私、岩瀬佑美子は3rdシングルの活動をもって、乃木坂46を卒業します。

私には夢があります。
それは、私のバンドを作って、私の好きな音楽を私の好きな人たちに伝えることです。
この夢は中学生の時から思っていて、中学生の時からギターを始めて、それ以来ずっと、ずっとバンドをやりたいなと思っていたことです。

この決断が自分でも正しいものだとは思っていません。
それはみなさんが感じることだと思うので、もちろんいろんな思いがあると思います。それも当然だと思います。

でも私は今までのこと、これからのこと、みなさんのこと、私のこと、メンバーのこと、たくさんたくさん考えて、出した結論です。

なので悲しいお別れじゃないっていうことはわかってほしいです。
やっぱり、悲しむファンのみなさんがいるっていうこともわかってます。
メンバーも寂しがって泣くのがわかっています。
でもメンバーも泣きながら私の背中を押してくれるので、私はこれから一人でも、一人でもがんばっていけると思います。

今日ここに来れないファンのみなさんもいると思うので、私は今日絶対ここで終わらないとみなさんに誓います。

必ずギターを持って歌う姿をまたみなさんに見せるので、必ずまたみなさんに会いに行くので、ぜひその時まで待っていてほしいです。

本当に乃木坂46を通してこんなにたくさんの人たちと出会って本当に奇跡だと思います。
この出会いをずっと大切にして、これからもそれを忘れないで、ずっとこの出会いを大切にしていきたいと思います。

だから、さよならなんて言いません。
またきっといつかどこかで必ず会えるから、それまで待っていてください。
だからこれからもよろしくお願いします。

あと似顔絵会だけですが、今日の握手と似顔絵会、精一杯がんばりたいと思うので、みなさん、今日も楽しんでいってください。

本当にありがとうございました。
（2012年10月27日：パシフィコ横浜）

岩瀬が自身のブログで卒業を発表したのは2012年10月20日。そのブログにも「私には、夢があります。自分のバンドをつくること。そして、自分の好きな音楽をつくること。それは掛け替えのない、私の大切な夢なんです。私はこれから、自分の夢のために自分の音楽のために頑張っていきたいんです」と卒業理由と自身の夢への強い思いが語られていた。彼女の夢はのちに「けつばん」というバンド結成、そしてワンマン・ライブ開催として現実のものとなる。「必ずギターを持って歌う姿をまたみなさんに見せる」という約束を果たしたことになる。
上の発言は、2012年10月27日、パシフィコ横浜で開催された「乃木坂46 3rdシングル『走れ！Bicycle』発売記念個別握手会」でのもの。また中で語られている「似顔絵会」とは、2012年11月18日に開催されたイベント「伝説の『あなたの似顔絵かかせていただきます会』」のことであり、このイベントを以って岩瀬は乃木坂46を卒業した。

「私はずっとみんなのお姉ちゃんだし、今後もずっと仲間だから」

乃木坂46、みんなで活動できて、ホントにいろんなものをもらえて、メンバーからは勿論、ファンのみなさん、スタッフのみなさんからいろんなものをもらえて、ホントに沢山成長できたなと思います。私達はずっと友達だし、私はずっとみんなのお姉ちゃんだし、今後もずっと仲間だから、これからもっと悔しいこととか辛いこととか納得いかないことが沢山あると思うけど、でもそれでもみんな今の気持ちのまま、今のピュアな気持ちのまま、いい意味で大人にならないでそのままの純粋な君たちでいてください。今まで応援して下さったファンのみなさん、私はこれから乃木坂46を卒業して自分のやりたいことをやりたいなと思います。だからさよならじゃなくて、いつかまたどこかできっと会えるからそれまで待っていてください。また会いましょう。ありがとうございます。
（2012年11月26日『乃木坂って、どこ？』）

2012年11月26日に放送された第60回『乃木坂って、どこ？』は「乃木坂46 最年長メンバー 岩瀬佑美子 卒業記念スペシャル」と題された、岩瀬の卒業記念回であった。乃木坂46からの初めての卒業生でもあり、最年長メンバーでもあった岩瀬の卒業をメンバー全員で祝うというもので、今までの番組での岩瀬の活動履歴や、黒ひげ危機一髪、卓球ラリー、大縄跳び（46回のジャンプに成功！）を通じで岩瀬に気持ちよくなってもらうという企画が行われた（上記画像参照）。最後にはメンバー各自から岩瀬へのお別れの言葉、そして上にあるように岩瀬からの卒業のメッセージが放送された。岩瀬は涙を見せることもあったが、最後は素敵な笑顔で卒業していった。

結婚について

「結婚する運びとなりましたことを、ここにご報告致します」

この度、わたくしマジクソゲーマー岩瀬、結婚する運びとなりましたことを、ここにご報告致します。マジクソゲーマーですがこれからも応援よろしくお願い致します。
（2016年4月1日：岩瀬佑美子Twitter）

Twitterに投稿されたいきなりの結婚報告であるが、「4月1日（＝エイプリルフール）」という日付に「そういうことか」と察したファンはかなり多かった模様。

「一生結婚できないかもしれないことを、ここにご報告致します」

この度、わたくしマジクソゲーマー岩瀬、マジクソゲーマーすぎて一生結婚できないかもしれないことを、ここにご報告致します。マジクソゲーマーですがこれからも応援よろしくお願い致します。
（2016年4月2日：岩瀬佑美子Twitter）

上の「結婚する運びとなりましたことを、ここにご報告致します」の翌日にTwitterに投稿されたもの。「やはり」というファンも多かったようだが、「ホっとした」というファンもかなりの数いた模様。岩瀬なりの自虐的なエイプリルフール投稿であった。

バンドについて

「どんな1日になるのかドキドキとそわそわしております」

当日になりました！どんな1日になるのかドキドキとそわそわしております（笑）
くれぐれもお気をつけてお越し下さい！お待ちしております。
（2019年2月2日：岩瀬佑美子Twitter）

岩瀬は自分の夢であり、乃木坂46からの卒業理由でもあったバンドの結成を実現させた。バンド名は「けつばん」。そして2019年2月2日には、初のワンマン・ライヴを「TSUTAYA O-Crest」で開催。「必ずギターを持って歌う姿をまたみなさんに見せるので」という約束を見事に果たしている。
上の映像はそのワンマン・ライヴの模様。但し音源はスタジオ録音されたものを使用。