7 Days to End with You(7dtewy)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『7 Days to End with You』(7dtewy)とは2022年2月にLizardryからリリースされた言葉を推理して物語を読み解くパズル&ノベルゲームである。App Store / Google Play / Steamで発売されており、PC、iOS / Androidでプレイすることが可能だ。物語は全部で7日からなり、謎の女性と言葉を交わしながら話を進めていく。また、「INDIE Live Expo 2022」では「さっさと続きを遊んでほしいで賞」を受賞している。

『7 Days to End with You』の概要

『7 Days to End with You』(7dtewy)とは2022年にLizardryからリリースされた言葉を推理して物語を読み解くパズル&ノベルゲームである。プレイヤーは物語の観測者となり、記憶と言葉を失った主人公を操作していく。家の中に配置されたオブジェクトを触り言葉を認識、その意味を自由に辞書に登録できるため、物語の解釈もプレイヤーにゆだねられる。また言葉が通じない女性とコミュニケーションを取ることで、その人が何を言っているのか判断し物語を進めることができる。選択肢を選んで進む、いわゆるノベルゲームのため言語の理解度やプレイヤーの解釈次第で結末も変わる。多く存在する言語を1ピースずつ推理し物語を解読することからパズルゲームともなっている。2人の関係性や2人の物語に関する日本語、英語の説明は一切なくこの世界観はプレイヤーの理解によって平凡で短い物語から奇妙で長い物語にまで変化する。そのため、物語の内容に正解はなくプレイヤーの解釈によって完成される。また、世界最大級のインディゲーム情報番組「INDIE Live Expo 2022」におけるインディーゲーム実況アワードでは、「さっさと続きを遊んでほしいで賞」を受賞。

『7 Days to End with You』のあらすじ・ストーリー

『7 Days to End with You』は全部で4つの部屋がありそれを6日間で探索するゲームだ。主人公の思想以外は全て未知の言語なため、プレイヤーの推理力が試される。

寝室

主人公が毎日目を覚ます部屋。この部屋にはカレンダーや本が置いてあり未知の言語の数字を知ることができる。寝室の棚には本が数冊置いてある。それぞれに触れると何色の本が何冊あるかの説明を女性が話す。棚で斜めになっている緑色の本は主人公の日記、ここに単語だけではない文字を入力することができる。また、棚で縦に積んである紙は新聞であり、ここでは見出ししか登録した意味が表示されないがこの世界で何があったのかを画像付きで知ることができる。

リビング

たくさんの容器や飲食物がある部屋。椅子を触ることで彼女を連れていくか置いていくか選べる。奥のキッチンスペースに触れると料理することができる。

リビングでは時計がかかっているため時間に関する単語や料理に関する単語が多く書かれている。また、暖炉もあるため温度、危険など幅広い単語を認識することができる。

廊下

全ての部屋につながっている廊下

ここからすべての部屋に行くことができる。左手前のドアが寝室。右手前のドアが植物室。右奥のドアがトイレだが入ることはできない。奥がリビング。そして階段上が錬金術部屋になっている。左奥に鏡があるが割れており、意図的に主人公の姿を認識できないようにされている。

植物室

様々な植物が植えてあり、部屋に置かれている半透明の容器に触れると植物に水をやることができる。水やりの合否判定を女性が教えてくれる。

錬金術部屋

女性が錬金術をするために使用しているとされる部屋。錬金術に関してのメモや器具が大量に置いてある部屋。メモには死んだ人間に合う方法や、錬金術を行うために必要な材料が書かれている。画像右の棚、2段目にある箱は隠し部屋へ行くための仕掛けとなっており、主人公の名前を入力すると隠し部屋へ通じる穴が出現する。しかし、彼女を連れている状態だと箱に触れることができず、必ず彼女をリビングに置いて来てから触れる必要がある。

隠し部屋

錬金術部屋の箱に主人公の名前を入力することで解放される隠し部屋

拘束器具や人間を殺害するための器具、服、盾が転がっている。隠し部屋を開通した状態で彼女を連れてくると、それぞれの器具の言葉を教えてくれる。

DAY1

1日目。目を覚ますとそばには見知らぬ女性がいた。何やら色々言葉をかけてくれているが、言葉を忘れているため理解ができない。さらに記憶喪失に陥っていることに気が付く。体の節々が痛み、主人公は何かの事故で異国の人に保護されたのだと考えるのだった。リビングにいる彼女に話しかけると、主人公について来てくれるようになり家の中の様々な物の言葉を教えてもらえるようになる。探索しているうちに時間が過ぎていき、日が沈み眠くなる。床に就くと主人公は夢の中で毎晩1つずつ言葉を思い出しては意味を推測していく。DAY1では思い出、という単語を思い出す。

DAY2

2日目。1日中探索することができる。部屋を移動していると外がだんだんと暗くなっていくのが分かり、それに伴い彼女の言葉が変化する。また、キッチンでは料理することができ、植物室では植物の水やりを行うことができる。夢の中の言葉の選択肢はDAY1からDAY5まで共通であり意味があっていた場合主人公は「そう、そうだ。こんな意味だった...」といって眠りにつく。意味が違っていた場合は「...違った気がする」といって眠りにつく。文字の選択肢以外にも背景の絵でも言葉が少し推測できる。DAY2では忘れる、という単語を思い出す。

DAY3

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