惑星のさみだれ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『惑星のさみだれ』とは、地球の未来を懸けた超常の戦いに巻き込まれた青年の葛藤と成長を描いた、水上悟志による漫画作品。水上にとっては2本目の長期連載作品であり、そのクオリティの高さから漫画家としての彼の評価を確固たるものとした出世作となった。
大学生の雨宮夕日は、ある日言葉をしゃべるトカゲから「世界を救う騎士」に選ばれたと告げられる。一笑に付す夕日だが、彼が守るべき姫と同じく騎士に選ばれた人々、そして倒すべき敵の存在を知って信じざるを得なくなる。戸惑い、困惑し、夕日は戦いの中で成長していく。

姫と指輪の騎士

雨宮夕日(あまみや ゆうひ)

CV:榎木淳弥/柿原徹也(ドラマCD版)

本編の主人公。ごく普通の大学生だったか、ある日自らをノイ=クレザントと称する謎のトカゲから「指輪の騎士に選ばれた」と告げられる。当初これを自身の幻覚か幻聴と捉え、ノイが本当にしゃべることができると知った後も「自分には関係がない」とのスタンスをなかなか崩さなかった。
祖父から虐待された経験を持ち、合理的かつ周囲に壁を作りがちな性格は自分の心の傷に触れられたくない思いの裏返しである。さみだれとの出会いに大きな影響を受け、彼女のための“騎士”として成長していく。

朝日奈さみだれ (あさひな さみだれ)

CV:大空直美/水樹奈々(ドラマCD版)

高校一年生の少女にして、精霊と契約を交わした騎士たちの守るべき“姫”。同時に、「愛する世界を永遠に自分の物にしたい」との想いがために、世界の破壊を望む“魔王”。
明朗快活で活力に溢れ、小柄ながら呆れるほどの大食漢。幼い頃から病に苦しんでいたが、姫として精霊と契約した際に健康な体を手に入れる。夕日たち騎士からすれば守るべき存在ではあるが、自ら前線に立って泥人形相手に強大な力を振るうなど、戦士としても強力。「いずれ世界を破壊する」ことについては常々公言しており、騎士たちから案じられている。

東雲半月(しののめ はんげつ)

CV:岩瀬周平

犬の姿をした従者ルド=シュバリエと契約している騎士。28歳。姫ですら子供のようにあしらう古武術の達人で、裏社会では「風神」の異名で恐れられる人物。
「正義の味方」を自称し、騎士の中でも最強の存在として仲間たちを牽引する。氷雨に一目惚れし、熱烈なアプローチを繰り返すようになる。

東雲三日月(しののめ みかづき)

CV:佐藤元

カラスの騎士にして半月の弟。夕日とは同年代で、同じ大学に通っている。闘争心旺盛を通り越して戦闘狂の気質があり、どうしても勝てなかった半月を超えることを目標としている。
兄の死は「人間誰だっていつかは死ぬ」とあっさり受け入れるが、その彼が身を挺して守った夕日のことを「半月が命を捨ててお前を守ったということなら、お前の運命が半月を殺したということだ」として、その夕日を倒すことで間接的に半月を超えようと考えている。半月から習い覚えた技で自分を投げ飛ばしたさみだれに一目惚れし、様々な意味で夕日を悩ませる存在となる。

南雲宗一郎(なぐも そういちろう)

CV:稲田徹

馬の騎士。元刑事で身体能力に優れ、特に脚力を活かした立ち回りを得手とする。
騎士の中では最年長で、自分たちに課せられた使命の重さを理解し、強いリーダーシップを発揮して仲間を導いていく。半月のことも知っていたらしく、単独で泥人形を打ち倒すほどの実力者だった彼の脱落を惜しんでいた。

白道八宵(はくどう やよい)

CV:洲崎綾

ヘビの騎士。独特の死生観の持ち主で、半月の死を受け止め切れず恐怖に震える夕日に「今のままでは足手まといにしかならないから戦場に来るな」とはっきり告げている。剣術の心得があり、戦闘では木刀を使用する。
勇気を振り絞って参戦した夕日に助けられて以降、彼に好意を寄せるようになり、健気に距離を詰めていく。

風巻豹(しまき ひょう)

CV:松岡禎丞

黒猫の騎士。スマートな印象の名前に反して大柄かつ肥満気味の人物で、姫に勝るとも劣らぬ大食漢。知的好奇心の権化というべき人物で、最初は願いにアカシックレコードとの接続(=宇宙の全ての英知を我が物とすること)を望んだ。
アニムスから「自分と良く似た性格」だと評価されて仲間に誘われるも、知識は人類の平和のために用いるべきとの信念からこれを固辞している。

星川昴(ほしかわ すばる)

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

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